季節のたより 1999.1号




・99.1.1    東京都町田市小山田緑地公園
     
小山田緑地公園内の池の岸に、何かの生き物のペレット(未消化物)らしきものを見つけた。内容は主にザリガニであり、足がバラバラになっているものもあれば、全く消化されておらずそのまま吐き出されているものもあった。出したてホヤホヤ状態の極上新品に満足したのであった。
 野鳥では、アカゲラ・シロハラの紅白に出会え、これまたおめでたい。
 また、道路脇の日当たりの良い斜面で、ツクシを見つけた。新春とはいうけれどあまりにも早い。頭の部分を指でたたくと胞子まで出てきた。

・99.1.2     神奈川県相模原市相模原貯水池
 快晴で気持ちのよい青空が広がっていたので、新春バードウオッチングに行った。他にも数人バードウオッチャーがおり、好きな人はいるもんだ、と自分のことは棚に上げ感心してしまった。
 さて、お目当ての鳥たちであったが、カワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、セグロカモメ、キジバト、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラスを観察。
 植物では、ホトケノザが咲き出しているのを見つけた。

・99.1.3     東京都町田市
 ウグイスがチャッ、チャッと鳴いている。ジョウビタキはメスばかり見る。この冬はオスをまだ見ていない。

・99.1.7     東京都多摩市
 多摩川の支流である乞田川沿いをポタリング(自転車でお散歩)。三面護岸にフェンス付きという味気ない川だが、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミ、エナガ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラスなどがいた。おもしろかったのは、カルガモが20羽ほど一斉に羽つぐろいをしているところをみたことだ。お手入れタイムのようなものがあって、みんなで一斉にしているのだろうか。でも、一度にそうやる意味ってないように思うが・・・。

・99.1.9     東京都町田市
 裏山でガサゴソ音がするなと思ってよく見ると、コジュケイ2羽が足で落ち葉を蹴っ飛ばしながら、隠れている虫たちを探していた。豪快な足の動きはニワトリとまるで同じ。やはりキジ科ならでは。

・99.1.11    東京都町田市
 朝6時40分。出勤するときの気温がマイナス4度。めちゃめちゃ寒い。
 走り出した車の前をホオジロ2羽が逃げる。違う方向へ行けばいいものを、進行方向に逃げるものだから、何度も追っ払うような形になってしまった。

・99.1.15    栃木県北部
   
  
 うろこ付きテレマークスキーとスノーシューを使ってアニマルトラッキングを探して歩いた。
 足跡が一番多かったのはノウサギ。糞も発見。その次に多かったのがテン。シャクトリ虫のように体を縮めたり伸ばしたりしてジャンプしながら歩く足跡が特徴的だった。冬季閉鎖されているキャンプ場の洗い場には、テンらしき糞が残されていた。堅そうな木の実が砕かれて入っていた。他にもネズミの足跡などを見つけることができた。
 また、雪の上には、通称「雪虫」といわれる黒い虫がたくさん這っていた。雪の上にあるエサを食べていると聞いたがことがある。
 その後少し歩くと、翼の幅の広い大きな鳥がゆっくりと羽ばたきながら沢沿いを飛び、私から30メートルほどしか離れていない木の枝に止まった。ク・マ・タ・カだ・・・。バードウオッチングを始めて19年目にして初めてお目にかかる猛禽である。オレンジ色の虹彩が冷たく光る。のどには縦の線が入っている。トレードマークの冠羽がかっこいい。でかい。すんごい。しばらくの後、ばさばさと羽根を枝にうちつけながら飛び立っていったが、長い間その姿が脳裏に焼き付いて離れなかった。

・99.1.16     東京都町田市
 ちょっと早いかな、と思いつつ近くを歩いてみた。何が目的かというと、マンサクの花、ウメの花、アカガエルの卵である。もちろんのことながらすべてまだだった。ちょっとどころか、かなり早かったようだ。ロウバイはもうあちこちで咲いているんだけど・・・。

・99.1.17     東京都町田市
 庭にいたら、カラスが、「カー、カー」とけたたましく鳴いた。何かと思って上空を見上げるとオオタカの若鳥がカラスに追い回されていた。すぐにカラスは追いかけるのをやめた。オオタカはしばらく上空を旋回して消えた。
 マンサクのつぼみの先がほころびはじめ、中が赤く見えてきた。数日のうちに開花することだろう。
 アオジが「チッ、チッ」と鳴きながらえさを探している。

・99.1.21     横浜市都筑区
 久しぶりに職場付近を散策する。午前中を中心にこの冬一番の強い風が吹いていたが、午後にはかぜも和らぎ、気持ちの良い空気を吸うことができた。
 樹木の葉の落ちた跡(葉痕)を「○○に似てる」と言いながら数人で楽しく自然観察。アジサイは、葉痕も大きく観察しやすかった。
 ボケの赤い花が目立っていた。

・99.1.22     横浜市都筑区
 川和台の梅の木公園で紅梅が開花しているのを発見。鶴見川(谷本川)では、オナガガモ、コガモをひとつがいずつ見る。イソシギもいた。

・99.1.24     長野県菅平牧場
 クロカンを履いて、かるーくお散歩。ウサギの足跡や、スパッと切られた低木の枝先を見ながら歩く。しばらく行くと、リスのかわいい足跡を発見。その跡をしばらく追ってみると、彼は、松の木を転々としていることがわかった。でも松ぼっくりを食べた跡は見つからなかった。

・99.1.25     横浜市都筑区
 川和富士公園の松の木で、幹を登る黒いアリマキを見つける。寒い冬に出てくるとは知らず、びっくりした。また、石をひっくり返したら、ハサミムシ2匹とムカデ1匹が静かにしていた。昆虫は冬は冬眠で見られないと思っていたが、気合い次第で、結構見つかるようだ。 

・99.1.28     東京都町田市
 しまった。ちょっと見ないうちに、マンサクの花が咲いてしまっていた。いつの間に咲いたのだろう。

・98.1.31     東京都多摩川関戸橋付近
 小学校の先生を対象にした自然観察会を開催した。参加者は、スタッフも入れて8名と、なかなかのにぎわい(?)だった。
 さて、今日は特に野鳥を中心に観察をした。カモ類は、夏の大増水で流れが大きく変わったせいか、種類・数ともに少なかったが、大いに楽しめた。
[観察したトリ]カイツブリ・コサギ・アオサギ・カルガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ミコアイサ(♀が1羽。かわいい)・オオタカ(大栗川合流点)・ノスリ・イソシギ・ヒメアマツバメ(数羽で群れてビュンビュン飛ぶ)・カワセミ(ホバーリングからダイビングして、小魚をゲット)・ヒバリ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・タヒバリ・ヒヨドリ・モズ・ツグミ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・アオジ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス(木に止まっているノスリに近寄りちょっかいを出す)


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