・季節のたより 1999.9号

・99.9.2     東京都町田市
 セミは、ミンミンゼミとツクツクボウシが中心となってきた。アブラゼミは終盤。夜になると、アオマツムシがリーリーリーリーと、激しく鳴くようになった。池では、ツチガエルが鳴いている。川崎市麻生区のコンビニ「サークルK」では、早くも中華饅の販売が開始された。中華饅はもう少し寒くなってから販売を始めて欲しい。私の季節感とちょっと食い違う。

・99.9.3     横浜市青葉区
 大型のバッタを見つけた。前足にとげがあまり生えていないところを見ると草食のように思える。クダマキモドキか?。

・99.9.4     東京都町田市
 遅くまいたアサガオは、9月になっても元気にたくさんの花を咲かせている。今朝も青色の花がいくつも咲いた。昼前から雨になり、夕方見てみると、なんとアサガオの色が変化している。ほとんどのものが赤紫色(手前)に。雨があまり当たらないところに咲いているのは紫色(奥)に。アサガオの花は酸性雨に敏感だと聞いてはいたがこれほど明らかに変化することに驚くと共に、酸性雨が身近に降っていることを改めて認識した。

・99.9.5     東京都町田市
   
 コンポストの周りに、ハエに混じってアブのような虫が良く集まってくる。ミソハギの蜜を吸いに、ダイミョウセセリが盛んにやってくる。伸びたい放題伸びているクズの花。よく見ると紫色の中に鮮やかな黄色があり、意外に美しいことがわかる。オオカマキリの成虫をやっと確認。これからはカマキリの季節になるだろう。

・99.9.9     横浜市青葉区
 秋になり、毛虫大発生の時期になってきた。渡り鳥達にとって毛虫は南へ帰る途中の貴重な栄養源となるのであるが、私は見るだけでちょっと・・・という気になってしまう。この画像の毛虫はカリンの木に大発生していた。毛虫=刺す虫というイメージがあるようで、すぐに薬剤を使われたり焼かれたりしてしまう。決して刺すことはないのだが、そういうイメージが人間に染みついてしまっているようだ。

・99.9.11    東京都町田市
 
 ホウセンカの茎に大きなガの幼虫がいた。ガの幼虫のお尻の先にはよくとがった針状のものがあるが、なんの役目をしているのだろうか。
 昆虫では、他にオオシオカラトンボ(メス)、ナツアカネ、ウスバキトンボ、オオカマキリなどを見る。セミはミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクホウシが健在。が、ミンミンゼミは弱ってきていて、今までの「ミーン、ミーン」が、「ミーーーン、ミーーーン」と、スローペースになってきている。
 庭の片隅に伸びていたナガイモについていた、むかごを収穫。さっそくご飯と一緒に炊き込み、「むかごご飯」として秋の味覚を楽しんだ。我が家の秋の定番である。

・99.9.12    神奈川県 仏果山・経ヶ岳
    
 
  
 近くの低山ハイクに出かけた。アザミの仲間、ヤマホトトギスが花を咲かせていた。ミョウガに似た葉の植物があり、調べたらヤブミョウガということがわかった。食べられるかは不明。また、ナカバノコウヤボウキ・タマアジサイの花を見た。他には、小さくてかわいらしいヌスビトハギの花と実、トキリマメの実など。
 昆虫では、おなじみダイミョウセセリ、オオセンチコガネ(?)、オニヤンマ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、ハンミョウなど。
 けものの糞らしきものも切り株の上で見つけた。

・99.9.13    横浜市青葉区
 ツバメが1羽残暑が厳しい秋の空を飛んでいた。そろそろツバメも見なくなる頃である。夕方には、恩田小学校の校庭をコウモリが飛んでいた。

・99.9.15    東京都町田市
 
 近くの小山田緑地に行った。ある場所に、カブトムシ・ノコギリクワガタ・コクワガタ・その他の甲虫類の死体がバラバラになってたくさん落ちていた。多分、アオバズクなどのフクロウ類の仕業だろう。この上で食事をしていたんだ、とイメージを膨らませながらそばのコナラの木を見上げた。
 今年は暑いせいか、ダニが多い。家の中で時々見かける。体長3ミリほどもあり、肉眼でもはっきり見えるほどの大きなダニ。体は超扁平で、爪でつぶすのも大変なくらいである。

・99.9.17    横浜市青葉区
 午前10時30分頃、恩田小学校の上空付近を霧雨の中、オオタカが通過していった。青葉区にもオオタカがいるんだ、と嬉しくなった。そろそろタカの渡りの時期である。

・99.9.18    横浜市青葉区
 ツバメが数羽飛んでいた。渡りの途中なのだろう。

・99.9.20    東京都町田市
  

 ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミが健在。ニホンアマガエル、ツチガエルも鳴いている。残暑が厳しい。カナヘビがシソの葉の間から顔を出していた。縦に止まっていて、何とも不思議な光景だ。また、セセリチョウが元気に飛び回っている。
 キイロスズメバチの巣は巨大化し、長さ50pくらいになっている。パソコンを打っている部屋の1メートル横に巣はあるのだが、恐くて網戸を開けることができない。そろそろ彼らがキレやすくなる季節になってきた。我が家の住人は刺されずにこの秋を無事に乗り切れることができるだろうか。

・99.9.23     東京都町田市
   
  
 朝方は雨模様で肌寒かったが、10時前から晴れてきて気温もぐんぐん上がってきた。すると、ミンミンゼミ、ツクツクボウシが元気に鳴き始めた。セミというのは気温の低下に弱いようだ。ごみ収集所では、ウラギンシジミが吸水に訪れていた。    お彼岸ということでヒガンバナを探しに行くと、ちゃんと咲いていました。うちのヒガンバナはまだ芽を出したばかりなのに。でも面白いのは、地面から芽を出したばかりなのに既につぼみは赤く膨らみ始めているということだ。他には、、カラスウリの赤い実、藍色と赤のコンビネーションが素敵なクサギの実。
 たくさん飛んでいるシオカラトンボだが羽根がだいぶ傷んできている。また、穂が大きく垂れた稲に、イナゴが集まってきている。
 残暑が厳しい昼下がり、雑草の葉の下で大きなシュレーゲルアオガエルを見つけた。背中から見ると腰回りがおばさんに、
横から見ると目つきと脇腹の肉付きがおじさんに見えて、思わずひとり笑いしてしまう。

・99.9.25     東京都町田市
 セミのサバイバルレースも終盤。ミンミン、ツクツク、アブラのうち、ツクツクが一歩リードしている感がある。

・99.9.26     神奈川県酒匂川河口
 ずっと前から一度行こうと思っていた酒匂川河口にシギ・チドリを見に行ってみた。が、ガガガーン・・・、1羽もいない。いるのは大量のウミネコ・シラサギ類に混じってユリカモメが2羽いただけ。シギ・チドリの名所といわれていたはずなのに、いったいどうしたことだろう。
             神奈川県三川(相模川・小鮎川・中津川)合流域
   
 仕方がないので、酒匂川からすぐにUターンして相模川で遊ぶことにした。2ヶ月ぶりの小鮎川は水量が少なく、チャラ瀬となっていた。川岸の植物の根元に網を入れてみると川エビ、アブラハヤ、ヨシノボリ、ドジョウなどを捕まえることができた。夏来たときにはたくさんいたトビケラ、カゲロウの仲間はほとんどいなかった。上空には、渡りの途中のツバメが8羽飛んでいた。
             東京都町田市
 ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミ共に健在。スズメバチの巣の近くで耳を澄ますと、「ガサガサガサガサ・・・」音がする。スズメバチが巣の中や表面を歩き回っている音だ。かなり不気味である。

・99.9.29     横浜市青葉区
 

 赤く色づいたコブシの実を食べに、ハシブトガラスがやってくる。上手に枝を折って持っていく。また、熟し始めた柿もねらいに来る。落ちた柿にはハチが吸汁しに集まってくる。
 また、ヤマトシジミが食草であるカタバミに止まっていた。また、ツツジの植え込みの中に帰化植物であるセンナリホオズキがあるのに気づいた。「千成(せんなり)」の名にふさわしく、たくさん実をつけているが、熟しても緑色で赤く色づくことはない。

・99.9.30      横浜市青葉区
 
 花壇の植え込みの中にまるまる太ったキノコがたくさん出ているのを見つけた。そろそろキノコのシーズン。今週末に出かけるキノコ狩りが楽しみ。
 クモ(手前)がアリ(奥)を捕まえている場面に遭遇。近くには、別のアリの死体もあった。同じクモの餌食になったのかもしれない。

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