・季節のたより 1999.11号
・99.11.1 東京都町田市
朝から降り続いた雨が午後に止み、強い日差しが差し込んできた。私は見なかったが、虹も出たという。んー、見たかった。
・99.11.2 東京都町田市山崎町
通勤途中、山崎高校のそばでなにやらパタパタと飛ぶカラス大の鳥を発見。「カラスか」、とはじめはバカにしていたが、「ややや、あのパタパタは・・・」と思っているうちにそいつはじわじわと近づいてくる。「おおお、尾が長い!」。そうです。そいつはオオタカだったのであります。大きさからいってメスだろう。しかし、走っている車の中からこれだけ観察するのはチョー危険。昨日から自動車運転中の携帯電話使用が禁止されたそうだが、運転中のバードウオッチングも禁止した方が良さそうだ。
・99.11.3 東京都町田市
前から楽しみにしていた実験に挑戦。その実験とは、「スズメバチの巣に風船を近づけた時、怒ったスズメバチは毒針で風船を割ることができるか。」である。あまりにスズメバチを刺激してその後、家に入れない状態になると困るので今日まで個体数が減るのを待っていた。
で、いよいよ実験。息子が棒の先につけた風船を巣の30p前に出してプルプル振った。が、完全無視!シカト!。巣の中からは攻撃を仕掛けてこないし、外から戻ったハチも「俺には関係ないよー」という感じで巣に入ってしまうではないか。慎重さを期すために寒くなるのを待っていたが、ちょっと活性が低くなりすぎてしまったのかもしれない。やっぱり刺激的なことは危険と紙一重状態でないと得られないのだった。(これってアブナイ結論・・・)。
野鳥では、シジュウカラ・コゲラ・メジロが混群を作り騒がしく飛び回っている。チョウゲンボウが上空を通過しても一瞬静かになっただけですぐにおしゃべりを始める始末。アオジも「チッ、チッ」と鳴いているが、まだ姿を見せてはいない。
田んぼではオタマジャクシに後ろ足が生えていた。んー、これから大人になろうとはなかなかよい根性をしている。
また、モンシロチョウがサツマイモの葉で休んでいたり、クロマルエンマコガネ(?)が、死んだまねをしていたりした。
神奈川県相模原市相模原貯水池
カモたちはそろそろ来ているのかなあ、などとのんきに思って行ってみたら、ほとんど勢揃いしているではないか。びっくり。冬は本当に間近まで来ているのであった。
[観察した野鳥]カワウ・アオサギ・マガモ・カルガモ・コガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・オオバン・イソシギ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・モズ・スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス
・99.11.6 東京都町田市
朝、アオジの姿を見る。また、ツグミが鳴く声を聞く。ツグミ初認。昨晩は良く晴れていたから一気に渡りが進んだのだろうか。
横浜市青葉区
暖かい日差しの中、桜台公園でのんびりした。町中の整備された公園ではあるが、もともとの雑木林を残したと思われるゾーンもあり、なかなか良い雰囲気である。
その雑木林ゾーンではコナラやクヌギのどんぐりがたくさん落ちていて気持ちがよい。しばらくいるといろいろな野鳥が観察できた。キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラスなどが次々とやってきて私を楽しませてくれた。ヤマガラがいるのには驚いた。ある程度の緑があるだけでヤマガラは来るのだ。そして、ベンチに座る私の後方から池に向かって青いものが閃光のように飛び去った。カワセミだ。こんな場所でカワセミを見るとは思わなかった。近くの遊水池を行き来しながら生活しているのだろうか。
午後には恩田小学校のそばで腹の膨らんだメスのハラビロカマキリを見つけた。樹上生活者なのにアスファルトの上を歩いていた。
・99.11.7 東京都町田市
コナラの朽ち木にイヌセンボンタケがたくさん生えていた。一つの大きさが1pくらいで、やたらかわいらしい。
地面をカワゲラの一種?のような昆虫が歩いていた。
午後、町内を散歩。今年は秋が暖かかったせいか、サクラ・ウツギなどが狂い咲きをしていた。ヤブヘビイチゴも花をつけたり実をつけたりしている。
林縁部では、ゴマダラカミキリ(?)がいた。また、濃い紫色の鞘がとても美しいノササゲの実。熟すと2つに割れ、中からさらに濃い紫色の実が顔を出していた。その他ナナホシテントウも陽気に誘われて歩き回っていた。
野鳥では、ジョウビタキがあちらこちらで見られ、アオジもずいぶん増えてきた。林ではシジュウカラ・コゲラの混群。シメが飛び立ち、ウグイスが「チャッ、チャッ」と鳴くのを見聞きしながらの散歩は楽しかった。
・99.11.13 東京都皇居のお堀
中央線の車内からお堀を見ると、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ハシビロガモ、ユリカモメがいた。都心へ電車通勤している人は大変だろうが、こうやってバードウオッチングをしていれば、少しは気持ちが休まるかも。
・99.11.13〜14 新潟県魚野川(六日町〜越後堀之内)
紅葉した山々を眺めながらのカヌーツーリング。
カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、トビ、イソシギ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワなどを見る。すでにマガモがたくさん飛来していて、カヌーに驚いて飛び立つことが多かった。これからの時期はカヌーは、遠い北国からはるばるやって来るカモたちを驚かさないようにしなければならないと思う。
その他、ニホンアマガエル、ニホンアカガエルなど。夜は気温が3度まで下がったが、まだ彼らは活動できるようだ。
・99.11.17 東京都町田市
今朝は冷え込みが厳しかった。車のフロントウインドウのワイパーを動かすとなんと夜露が凍っていた。初霜。
夜、しし座流星群を見に行く予定だったが、8時過ぎには空は雲で覆われ、観測を断念する。去年見ておいて良かった。
・99.11.19 横浜市青葉区
最近、月をよく見る。ロマンチックにいろいろと想いながらボーっと月を見るのが何とも言えずよい。でも今日は、ふと思い立って車の中にいつも積んであるバードウオッチング用望遠鏡を取り出し、月面を見てみた。微妙な起伏を見ていると飽きない。新月から11日目。
・99.11.21 東京都町田市
とうの昔に息絶えていたと思っていたキイロスズメバチが一匹、家の壁に張り付いていた。かなり弱っていて、ふーっと息を吹きかけると少し足を動かした。ウグイスが「チャッ、チャッ」と鳴いている。
神奈川県藤野町
菅井農業小学校に行って来た。とても暖かい日で、ルリタテハなどのタテハチョウや、その他のチョウがよく飛んでいた。また、オオカマキリやコカマキリなどの昆虫もなんとか生き残っていた。ふと足元を見るときれいな金属光沢の羽を持つハッカハムシがいた。腹や足はきれいな藍色だった。リンドウがまだ咲いていた。
・99.11.22 横浜市青葉区
サツマイモ畑にベニシジミがいた。いつ頃まで成虫で活動するのだろうか。
・99.11.23 神奈川県相模湖町石老山
紅葉の美しい低山を歩いた。特にコナラの葉が黄色く色づいているのが見事だった。歩いているとシジュウカラ・コゲラ・ヤマガラ、そしてヒガラの混群がにぎやかに通り過ぎていった。また、山頂ではウソ(メス)が、「フィッ、フィッ」と鳴きながら白い腰を見せて飛んでいった。アザミの赤紫色も美しい。
・99.11.25 横浜市青葉区
朝、ダイコン畑で冷たい朝露に濡れる青虫を見つけた。ダイコンはアブラナ科だからモンシロチョウの幼虫だろうか。まだ、蛹にならなくて大丈夫なのだろうか、と心配になる。夕方には窓の枠で○×シロチョウのものと思われる蛹を見つけた。西日の当たる暖かい場所であり、良いところを見つけたものだと感心した。
・99.11.26 東京都町田市
久々に鶴見川沿いを自転車通勤。マガモ・カルガモ・コガモ・オナガガモといったお馴染みのカモたちがくつろいでいた。また、カワセミの「チーチー」という鳴き声も聞いた。
・99.11.27 東京都町田市
午後、鶴見川源流のトンボ池に行く。カワセミ、モズ、ツグミ、ウグイス、アオジなどを見る。アザミの紫色が枯葉色の草原で目立っていた。
そして、午後6時ジャスト。「ホ、ホ、ゴロスケホッホ」の声。フクロウだ。しかも近い。すぐに玄関から外に飛び出す。その間にもう一声。しばらく裏の山を見ていると音もなく羽ばたきながらフクロウが飛んだ。そして滑空。イヤー、久々にラッキーなものを見てしまった。まだまだうちの周りも捨てたもんじゃない。
午後9時20分過ぎにも盛んに鳴く声を聞いた。



[目次] [季節のたより] [ヒタジェンヌ] [カヌー]
[自転車] [バードウオッチング] [クロカン・テレマーク] [リンク]