◎ 武尊高原のんびりネイチャースキー(99.3.28)


 今回の計画は、武尊牧場スキー場から、夏道に沿って武尊避難小屋まで行き、帰りは、往路を戻るというものだ。メンバーは、私と小学校5年生の息子の2人。用具は、私が、ステップ付きのテレマークスキーにシールを付ける。息子はクロカンのライトツーリング。
 まずは、武尊牧場スキー場から、リフト2本乗り継いで、スキー場最上部へ。そこから、ゆっくりと北西に進む。すぐに、シラカバの林になる。斜面は緩やかで、クロカンでも全く問題ない。シラカバの白い樹皮が、何枚も風に舞っている。
 しばらく行くと、ブナ林になる。ブナの巨木が何本もあり、生命の豊かな森を感じさせてくれる。クマが木を登った爪の跡らしきものもあった。ブナの幹からつららが下がっている。それは、樹液がつららになったものらしく、琥珀色をしている。それを手で折って口に含んでみると、何とも言えない木の香りがした。
 このあたりから少し勾配が増し、息子のクロカンが後ろにずれるようになる。そこで、クロカンを私が背負い、息子はツボ足で進むことにする。緩やかな斜面を登っていくと、12:13、小ピーク(1535)に。ここでは、スノーシューの一団が昼食をとっていた。そのため、もう少し進み、静かな場所で我々も昼食をとることにした。
 次の小ピーク(1570)で、昼食タイム。知る人ぞ知る「マルタイの棒ラーメン」。2人分で900ミリリットルの水が必要なのであるが、鍋が小さかったので、600ミリリットルの湯を沸かし、2人分のラーメンを作ることにした。。ゆでたときに麺から小麦粉が溶け出すのだが、水が少ないために、溶けだした小麦粉で、スープがドロッとしたものになってしまい、あんかけラーメンができあがってしまった。これは失敗。もう少し大きな鍋にするか、2回に分けて作れば良かった。まいった、まいった。
 そこから先は、さらに斜面の勾配が増す。といってもゲレンデの初心者コース程度だが。一部急な斜面も20メートルほど有るが、斜登行で登る。すると今までのブナの林から針葉樹の林へとがらりと樹相を変える。斜面も再び緩やかになる。そして、目的地の武尊避難小屋(1758)に到着。
 いよいよ下りである。雪は、表面が凍っている。かわいそうなのは、クロカンの息子。エッジがないためコケまくる。時折後ろを振り返ると、木の根元の穴に息子が落ちて、足だけが空中でもがいている。しかし、エッジがある私も雪のせいか、技術のせいか、転倒の連続。テレマークの連続ターンはこの日1回もできなかった。そんな具合ながらもなんとか帰着。ゴールのちょっと前のシラカバの疎林の緩斜面は最高で、気持ちよく滑ることができた。
 このコースは、地図さえ読めれば比較的安全なコースであり、初心者向きである。歩いて数十分のブナ林の中をプラプラ遊ぶのにももってこい。フォールディングチェアーを持ち込んでブナの林で読書するというのもなかなかお洒落だと思う。(イスを担いでリフトに乗れるかは未確認)


[行動経過]

11:17  スキー場上部(1463)発
12:13  小ピーク(1535)着
12:44  小ピーク(1570)着・昼食
13:21  同ピーク発
14:18  武尊避難小屋(1758)着
14:27  同小屋発
15:45  スキー場上部着 


[参考図書]
ネイチャースキー(山海堂) 橋谷 晃・著






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