| Q&A 皆様のメールでの質問に仲田哲也がまじめに答えるページです。 TEN−ONでのライブによく来ていただいている男性からの質問です。 質問(08/10/06) TEN−ONさんでは毎回楽しませていただいてます。 ユニークで素晴らしいミュージシャンを呼ばれてるので、いつも驚いています。 どういうご縁で 、こういった人たちとお知り合いになるのでしょうか? 答え TEN−ONをオープンしたのが、1993年で、その頃シタールの田中峰彦さんと知り合いでした。 田中さんが京都のギタリスト・岡本博文さんとバンドをやっていたので、田中さんと岡本さんを呼んで、ライブをやりました。 その後、岡本さんが自分のバンドでライブをやりたいという話になり、そこにいたのがヤヒロトモヒロさん(perc)でした。 岡本さんもヤヒロさんも、いろんなユニットをやっているのですが、大阪公演はTEN−ONでやっていただくことが多く、いろんなミュージシャンを連れて来ていただき、またその人が別の共演者を連れてくる・・といったかんじになってます。 ありがたいご縁です。ミュージシャン数珠つなぎですね。 |
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ギター入門希望のS君です。 質問(08/02/15) 18歳です。大阪に来て1ケ月くらいでまだ慣れてません。 ブルースギターが好きで、エリック・クラプトンのコピー譜を練習しています。 なかなか周囲にブルースをやっている人がいなくて、自分の好きな音楽をやるバンドができませんでした。 大阪に来て、まずギターを習おうと思い、あちこちの教室に行ってみました。 ブルースの話とかをしてみても、「あっそう。でもまずこっちからね。」とか言われて、教室のテキストを渡されることが多く、迷っていました。 TEN−ONさんでは、ブルースを教えてもらえるでしょうか?そのうち、ブルースセッションやバンドなどもやりたいと思っています。 答え そうですね。最近の10代でブルースをやってる人は珍しいかもしれません。 ブルースに限らず、教室に来ているバイク好きの若い女性が参加しているバイクサークルの会員は、おっちゃんばっかりや〜と言ってました。 いったい最近の若者はどんな趣味を持ってるんでしょう? 特にエレクトリック・ブルースはアドリブの奥が深い世界です。 なかなかひとりで練習するだけでは限界があると思います。 TEN−ONには、ブルース好きっていうか、ブルースしかやらないおっちゃん達がたくさんいますので、一緒にやりましょう。 君のような、世代を超えたコアな感性は歓迎です。おっちゃんの世界へようこそってかんじです。 ギターをやってるHさんからです。 質問(08/01/20) ご存知の通り、私は自分の歌の伴奏のためにギターを習っており、歌の先生にもついています。 その先生はクラシック専門の方で、特に発声について指導をうけています。 今私がやってみたい曲があり、いろんな人が取り上げている中で、ロック風に歌っている人の歌い方が特に好きで、そのように歌いたいと思っているのですが、歌の先生にレッスン時に聴いてもらったところ、「そんな歌い方はダメ!」とおもいっきり否定されてしまいました。 まあ、予想通りではあったので、歌の先生のところでは歌わず、ギターのレッスンの時、おもいっきり歌わせていただきますので、すいませんがよろしくお願いしますね。 答え はい、わかりました。お腹がすくぐらい存分に歌ってください。 女性エレクトリックギタリスト・Rさんからです。 質問(07/01/11) ギターの1弦がわりとすぐに切れるんですが、これって、どっかが痛んでるって事なんですかね〜、 リペアショップにもっていったほうがいいと思いますか、、? 答え 弦が切れる原因はいろいろありますが、まず弾き方。無駄に力がはいると切れる可能性があります。しなやかに力強くが基本です。 それから、弦の巻き方。ヘッドのピンに巻く回数が少ないと切れやすく、チューニングも狂いやすくなります。 楽器に問題があるかどうかは、弦がいつも切れる場所が一定かどうかを見極めてください。めったに無いことですが、フレットに傷が入っているとそこに接触する部分が切れやすくなります。 ブリッジあたりでよく切れるんなら、サドル(弦が直接乗っかるところ)の溝をサンドペーパーで磨いてみたらいいかもしれないですね。 女子中学生(14歳)からの質問です。 質問(06/12/01) 私のクラスでは、今こっくりさんが流行しています。放課後みんなでしています。 友達が、その子が好きな男の子の名前をこっくりさんに聞いたら(秘密にしていました)あたったので大騒ぎしました。もうびっくり!です。 家でひとりになったとき、こっくりさんをやってみたくなるのですが、ちょっと怖いです。ひとりでやってもいいのですか? 答え こっくりさん。なつかしいですね。 私が中学高校時代を過ごした70年代には爆発的な流行をしていて、もちろん私もよくやったものです。 一番印象的なのは・・・私の前世を聞いたのですが。。こっくりさんの答えは・・・ちょっと話すのが恥ずかしいのですが・・・・、あの、、、ハエ、、、だったらしいです。。 けっこう人生観に影響を受けました。 友達とわいわいやりながら、友達にバレても恥ずかしく無い程度の質問をするのが楽しいと思います。 ギターをやりたい高校生Nさんです。 質問(05/2/10) 家にフォークギターがあるので、練習しようと思っています。でも本当はエレキギターでバンドをやりたいのですが、親に、まずフォークギターをマスターしてからの方が良いのでは?と言われています。そうなのですか? 答え あなたはきっとエレキギターが弾きたい!っていう気持ちがショックウエーブの様に脳みそをかきまわしているものと想像します。こんなかんじで親を説得してみたらいかがでしょう? 「アンプ使わなかったらエレキの方が音が小さい。」 「薄いから置き場所も狭くてすむ。」 「電気の勉強になる。」 「立って弾くから足腰が鍛えられる。チョーキングするから握力がつく。ジミヘンの様に弾けば歯が丈夫になる。」 すいません。ネタ風になると止まりません。 やりたいことがあれば、できる範囲で即行動するべきだと思います。 歌とギターをやっているSさんからです。 質問(05/2/3) 私の好きな歌手がとってもハスキーなんです。どうやったらあんな声になれますか? 答え 煙草を吸うとか酒を飲むとか風邪ひくとか大声出すとかで声を枯らす作戦もあるとは思います。 誰しも自分の声を録音して聞くと「変な声」と思うらしいです。私も自分のライブ録音のMC部分がいやんなってとばして聞くことがよくあります。「ええ声〜」の人がうらやましいです。 何度も自分の声を録音して聞いて慣れるか、人に無理やりほめてもらうしか無いようにも思います。 ところで、最近Sさんとは一緒にコーラスの練習よくやってて、私は、はずしまくりなんで恥ずかしいです。 がんばって練習するので、見捨てないでくださいね。 システム・エンジニア・Mさんからのメールです。質問ではありませんが、掲載させていただきました。 おたより(05/1/31) TEN−ONさんには、ほんとうにたま〜にライブに伺わさせていただいています。 私はサラリーマンの技術者として、毎日あくせく仕事をしています。 プロミュージシャンの演奏する姿を目のあたりにして、なんだか私の仕事とは違いすぎて、世の中にはいろいろな職業があるもんだと、いつも感心してしまいます。 彼らの経済的なこととかもちょっと気になったりはしますが(笑)、才能と努力で自らの信じる道を進んでいる方たちに触れることにより、私自身も勇気をもらっているのは確かです。これからも、ハイレベルなライブを期待しています。でも、行けなかったらすいません(笑)。 ではまた江坂でお会いしましょう。 返事 私の交友関係の都合上、コンピューター関係のエンジニアの方とご意見を交わさせていただいたり、お酒の席で醜態をさらし合ったりということが、よくあります。 ミュージシャンとシステム・エンジニアの仕事は一見全く違うように見えますが、実は似ている部分がかなりあります。 例えばCDの製作過程を取り上げて比較検証してみましょう。 音楽CDを作る場合、 まず、あたりまえですが内容を決定し、スケジュール、予算、スタッフやスタジオの手配等の企画をします。 それから、実際の録音作業にはいります。ジャケットのデザインも必要です。世の中にかつて無いユニークなものを作るという目標を持った工程となります。 それから、CDのプレス、ジャケット印刷、パッケージ作業を工場でやります。この工程では、創造性は必要ありません。早く正確にということになります。 最後は販売。がんばりどころです。 この流れは、パッケージのコンピューターソフトを作るのと似ています。 但し、企業の中でソフトウエアを作るのと音楽ソフトを作るのでは環境や心構えの点で異質な部分はあります。 それは、 ・企業では組織的に仕事が進み、細かく役割分担される。そのため、個人のひらめきや感性が反映されにくい。 ・コンピューターソフトでは、不具合が許されない。そのため、冒険心を抑え、より確実な製品を作る傾向となる。 ・音楽では技術より感性が優先されることも多く、ミスをも効果的に扱うことさえある。 企業の一員として技術系の仕事を続ける場合、クリエイティブな感性を発揮させる機会はそうめぐってくるものでは無いとは思われます。 但し、システム・エンジニアを長く続けている場合、必ず「神が舞い降りた」が如くの「極限のひらめき」が必要な場面に遭遇します。絶対です。 「今ひらめかなければいけない場面か?」を的確に判断する能力、「宇宙を背負うほど」の集中力、「預言者の如く」の先見性、これらを噴出させる瞬間を待ち、一機に解き放つ。そんな時に備え、準備怠り無いように生活していただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。 高校生男子からです。 質問(04/12/20) 友達とバンドを始めました。僕はドラムをやっています。 それで、問題があって、ギターが3人いるんですが、ベースがいないのです。ベースがいなくても、バンドはできますか? 答え ギタリスト3人でじゃんけんをして、負けた人がベースをやるのが伝統的方法です。 ひさびさのピーさんからです。 質問(04/12/20) ご無沙汰しています。ご存知のとおり、私も30代中盤にさしかかり、システム・エンジニアの仕事に毎日を忙殺されています。 以前よりずっと思っている何か楽器をはじめたいという計画も、全然実現しません。 大きな問題は、私の時間の使い方のまずさにもあるとは思うのですが、人員が限られる中、次から次へとやってくるプロ ジェクトの納期に追われ、残業を重ねる毎日です。 社内の意思疎通もうまくいっているとは思われず、 仕事における悩みを発散するすべもありません。 来年からは、しっかりと趣味を充実させたいと思ってはいるのですが、さて、実現できるでしょうか? ではまた江坂でお会いしましょう。 答え 残業に追われる毎日に疲れ、なんとかして余暇を増やしたいと考える人は少なくないと思います。 エンジニアがゆとりある生活を手に入れるにはどうすれば良いのでしょう? 30代ともなると、立場的にも責任が増し、労働時間が長くなる傾向は致し方無いかもしれません。キャリアを犠牲にせずに、労働時間を減らすのは難しいとも言えます。 また、先の見えない現代、毎日あくせく働いても、長期的な見通しが立たず、それが不安の根源にもなり得ます。 普段の生活で、なんとなく面白そうとかハッピーになれそうな感覚があれば、とにかくそれに向かって 一歩前に出てみることが大切だと思います。 音楽にいくらかでも興味を持っているあなたは大丈夫。 おもいきって、ボーナス全部使って頭金にして、プロミュージシャンもうらやむ楽器を買ってしまいましょう。即買いましょう。 19歳の女性からです。 質問(04/12/1) 高校を出て以来、アルバイトをやっているのですが、やはり就職した方が有利かなと思い、資格を取りたいと思っています。履歴書の資格欄が空白ではかっこ悪いですよね(笑)。英検に挑戦しようと思ってます。 それで、仕事は音楽関係の仕事をしたいと思ってます。演奏したり、歌ったりしたいです。 楽器は、やったことが無いのですが、ドラムかギターがいいかなと思っています。そのときは、よろしくお願いしますね。 答え まず、英検がんばりましょう。 Kさんからの質問です。 質問(04/11/11) 長年ギターを続けていますが、まとまった練習時間がとれず、なかなか上達出来ずご迷惑をおかけしています。 それは良いのですが、バレーコードを押さえ続けていると、指が疲れ、演奏中とてもつらくなります。 単調な運指のトレーニングをしていても、歳のせいか肩から腕にかけての疲れで、途中止めになり、回復するのに時間がかかります。 左指のパワーアップに効果的な練習方法や、疲れない演奏方法はありますか? 答え 同じフォームでコードを押さえ続ける時、特に左指が疲れると思います。 ギター独奏の場合はコードとメロディーを同時に弾くため、けっこう指は忙しく動きますし、疲れてきたときは、独断で弾き方を変えても誰の迷惑にもならないので、対処の仕方があります。 ずっと昔ヴォーカルの伴奏をやっていたときの体験ですが、特にコードを押さえっぱなしでゆっくりだらだらと弾くバラード曲なんかはつらい。2番、3番と進むにつれて、左手の親指つけねが痛くなり 、痙攣直前の極限状態になります。でも隣で歌ってるヴォーカリストとの共同作業中なので、己のプライドにかけても止めるわけにはいきません。真っ青な顔して続けるわけです。 そのときの弾き方は4拍子であれば「ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン」と左手を押さえっぱなしでがんばって弾いてます。 さて、これを「ジャーンッ、 ジャーンッ、ジャーンッ、 ジャーンッ」(ッの部分は左手の力を緩め、 ミュート状態にする)という弾き方にしてみると、一瞬の休息時間が生まれ、そのわずかな時間に筋肉 の疲れを回復させることになります。 この考え方を進めて、バラードであろうと、なるべくコードはスタッカートに弾く、音の出ていない時間の割合を増やす・・・と、勿論疲れません。それと、ヴォーカルとギターのリズムの絡み合いが生まれてきます。コードを弾く時間が減った分、主旋律に対してのオブリガードを弾く余裕も生まれると思います。 タック・アンドレスのバラード伴奏などを部分的に参考にしたら良いと思います。(全部参考にして完全コピーする場合、それに生涯を賭けることなるやもしれませんので、ご注意を) メールでは無いのですが、必ず出る基本的な質問なので載せてみました。 質問(04/10/20) @弦を替えるタイミング Aチューニング方法 B譜読み 答え @弦の種類、太さ、保管状態、使用頻度により変わります。 一般的にはスチール弦の細いものほど、すぐ錆びます。 特に梅雨時など、湿度が高いときは要注意です。 私も以前は、6月頃は特にライブが無くても、3日に一度くらいは替えてたことがあります。 その後、除湿機を入れたところ、保管環境は劇的に変わりましたね。ほとんど錆びなくなりました。 それと、手が脂ぎってる人、ねちゃねちゃしてる人は要注意。 昔来てた生徒さんで、楽器持って来ないときは貸してた人がいるんですが、すごかった。その人が弾くと、新品の弦がみるみるうちに黒ずんでくるのです。1時間弾くと錆び錆び状態。こういう人もいるん だと驚きました。 当たり前ですが、弾く前は手を洗う、弾いた後はちゃんと弦を拭きましょう。 ナイロン弦の場合は弦替え後チューニングが安定しないので困るのですが、スチール弦は、やはり新品状態がベストです。ライブ前は気合を込めて、弦替えを! A私の場合は軽くチューナーで開放弦で合わせた後、ピアノにあわせて微調整します。どこのピアノも A=443khzくらいが多いように思います。TEN−ONのもそのあたりで調律してます。高い方が音程がわかりやすい気がするのでE音をもらって、まず1弦を合わせることが多いです。 あと、たまに12フレットをチューナーで計り、エレクトリックギターの場合は弦長の調整をしますが 、アコギは出来ないのがつらいところです。特にナイロン弦のギターは不安定なことが多いようです。 曲によって、開放弦で合わせるとか、5フレットあたりとかそれこそ12フレットあたりとかでチューニングし直すこともあります。 ネックのそり、弦の状態、弦高等も影響するので、定期的なメンテは必要ですね。 それと弦を押さえるとき、がんばりすぎて軽いチョーキング気味になってしまってる人を見かけることがあります。当然音程が変わってしまうので、左手のフォームを鏡に映してみることもおすすめです。 B譜面が読めないんですけどギター始められますかという方がよくいらっしゃいます。 簡単な譜面を渡して、(人によってはドの場所を説明して)ドレミを書き込んでくださいと言うと、出来ない方はいません。 ということは、譜面が読めないんじゃなくて、初見が出来ないということになります。 初見が出来なくても、演奏の出来、不出来には関係無いですが、なるべく読める方が便利ではありますね。 地道な努力が必要ですが、いきなり坂の上から自転車に乗れない人を無理やり乗せて突き落とすやり方が効果的なことは自分で立証しました。 学生時代、譜面が苦手な私にやってきた、ホステスちゃんとおっちゃんが集うお店で初見でリクエスト曲を弾く仕事では、音楽性の良し悪しは別にして、譜読みの練習になりました。最初は全く出来ず、 真っ青棒立ち状態でしたが。 主婦ギタリストさんからのおたよりです。 質問(04/06/09) 「・・・道場」という生徒さんのライブが楽しそうですね。私もギターを練習中で、レッスンをうけているのですが、 遠いのでTEN−ONさんには行けないのが残念です。 いろんな方がレッスンにいらっしゃってると思いますが、 私の行っている教室にもユニークな方がたくさんでとてもおもしろいです。 レッスンでの楽しいエピソードなどがあればご披露ください。 答え 楽しいエピソードは山盛りありますが、こんなのはどうでしょう。 カナダの方がいらっしゃったことがあります(Sさんとしましょう)。 以前何回かライブに来てくれてたのですが、「ギターをうまくなりたい、自分としてはイーグルスが好きだ」ということで、始めていただきました。 Sさんは英語教師として日本にいらっしゃってる方で、日本語は全くできません。 始めるにあたり、「私はお金がまるで無い。私が英語を教えるから、ギターを教えてもらえないだろうか?」 という話がありました。 私自身も、まあ良いチャンスだし、やってみようかという軽いかんじで話に乗ったのでした。 さてレッスン初日、はりきってギターを持ってやってきたSさん、 開口一番「あなたは何で英語をやってみたいと思ったのか?」 ?????? 「あんたがやれと言ったんやんけ!」 なかなか驚かされました。 「じゃ、ギターは簡単なとこから始めましょう。英語はどういうやり方で教えてもらえるのか?テキスト等はあるのか?」 「英語は実践が大事である。あなたは私に英語でギターを教えなさい。それに対して 私が英語で質問する。それが一番良い方法である。」 ?????? それってもしかして私だけががんばらなきゃいけないような気がするんだけど??? そんなこんなで、今は帰国してしまったSさん。 私としてもなかなか有意義な一時期を過ごしたと言っておきましょう。 40代男性(ご近所さん)からこんな趣旨のお話がありましたので、QAとして載せてみました。 質問(03/07/22) 高校生の息子がいます。 実は私は学生時代、バンドでギターを弾いておりました。やはりその当時のことですから、ブリティッシュハードロックやフュージョンバンドなどをやっておりまして、私なりにけっこうのめりこんでやっておりました。 その当時の楽器は残しておりましたので、息子がギターを弾きたいと 言ったときは喜んで渡しました。ところが、たいして練習するでもなく、バンドもやったりやらなかったりだったので、これはあんまり興味が無いのかなと思っておりました。 それが、つい最近「僕はギターが好きなので専門の学校へ行って勉強したい」と言い出したのです。もうどう見ても私がバンドに熱中してた時期と比べて、差がありすぎるのです。 最近のこどもたちってみんなそんなかんじなのでしょうか? 答え みんなそんなかんじですね。 若い子見てて、なんでもっと練習しないんだろう、熱中しないんだろうと思うことがしょっちゅうです。 我々がこどもの頃、野球やるなら毎日素振り100回やるんだ!と勝手に決めてアホみたいに練習しましたよね。 同じ世代として、この温度差はなんだと思いますよね。 最近のこどもって、ドラエモンののび太君みたいに見えます。 「ねえねえドラエモーン、もっとギターの早弾きしたいんだけどなんか出してよー」 「のび太君ったらしょうがないなあ。はい、<マルチエフェク茶−!> ライブのときお客さんにこれを飲んでもらえば、時間感覚が長く感じられるんだ。だから、 のび太君が普通に弾いたのが、まるでパット・マルティーノか足立兄弟のように早く感じられるというわけさ。もっとすごいドリンク系の<ギター・シンセサイダー!>ってのもあるよ。」 「わーい、うれしいなー。もっとすごいの無い?」 「ギタリストがいなくても勝手に弾いてくれる<留守ポール!>っていうギブ損ギターや、 ペンタトニック・スケールならお手のものの<ドとレとミとソとラと・キャスター>っていう 変ダーギターもあるよ。」 「ありがとー!じゃ、早速しずかちゃんに聞かせてあげよーっと。」 ・・・・ ってなかんじの感覚だと思います。 お互い困りましたね。。。。 高校生ギタリストからの質問です。 質問(03/07/10) ロックバンドでギターを弾いてます。最近ライブハウスに出演する機会もあり、 オリジナル曲とかも作り始めてます。 ところで、僕の知り合いのおじさんから(この人は生ギターを弾きながら、自分で作った歌を 歌ってます。うまいと思います)オリジナリティを出さなきゃだめだと言われます。 言われていることはわかるのですが、具体的にどうしたら良いのかわかりません。 たしかに 僕の作る曲は誰かの曲に必ず似てるし、ギターも普通に弾いてるだけです。ちなみに そのおじさんは、とってもオリジナリティがあると僕は思います。 答え うん、君たちのバンドのライブを一度見たことがあるけど、たしかにそんなに特徴的なとこは無いと思います。 で、そのおじさんも誰かは大体想像がつきます。(F・・・・っていうバンドやってる人だよね) 50歳になっても頑固に自分の世界をつき進んでる人は確かにオリジナリティがあります。音楽がって いうより、もうその人の存在自体が個性となってるもんね。(変わってるという言い方もある・・) まず、自分の好きな音楽、ミュージシャン、君の場合はギタリストを見つける。それから徹底的に真似を する。でも、どうしてもそっくりにならない部分が出てくる、っていうことを積み重ねていくうちに、歳をとって オリジナリティあふれる味のあるおっさんになっていくもんです。もう保証します。 今のうちから人と違うことをやらなきゃってあせる必要は全然ないと思いますよ。 ギタリストの方から質問をいただきました。 質問(03/07/01) 会社員をやりながらジャズギターを弾いています。バンドでたまにライブに出演したり、セッションに参加したりと、まあ呑気にやってます。 最近何かアドリブソロのフレーズがパターン化していってるようで気になります。どの曲を弾いても同じことをやってる気がするのです。これでは別の曲を弾く意味がありませんよね。この現状を打破するための効果的な方法はないでしょうか? 答え ベース、ドラム等をバックに、コード進行を基にしてソロを弾く、一般的なジャズギタリストの演奏方ですが、 ある程度こなしていくと必ずソロワンパターン化現象におちいります。みんなそうです。 発想を変えて、パターン化したフレーズでも良いじゃないかと考えるという方法もあると思います。 1980年代、エリック・ゲイルというギタリストがいて大活躍してました。彼はスタジオ・ミュージシャンなので インスト、歌ものに関わらず、ありとあらゆるアルバムに参加していた超売れっ子ギタリストでした。 彼の特徴あるトーンとフレーズは街で流れるBGMでもすぐにわかりました。とにかくどんな曲でも同じフレーズを弾いているのです。 まあ、彼のような卓越したリズム感と独特の曲のとらえ方があればこそでしょうが、無理矢理にでも自分のフレーズを楽曲にねじこむ、それが結果的に その楽曲を際立ったものにし、演奏者自身の個性としても受け入れられ、またまた演奏依頼がまいこむという「天使のサイクル」ができあがった希な例だと思います。 是非あなた自身のセンスあふれるフレーズを開発し、「おっ、このフレーズはあいつやんけ!」といわれるくらいゴリ押ししてみてください。 それと、私自身はパターン化フレーズを避けるために「ゆっくり弾く」「休符をたっぷりとる」というのをこころがけてるつもりです。 これ以前のQ&Aです。こちらもどうぞ。 バックナンバー01 |