テナガに掛かった鈎を外すのに手間取ったという方も多いのではないでしょうか。
小さな鈎がテナガの複雑な構造をした口に掛かるということは、それだけで鈎外しが大変です。
そこでここでは簡単な鈎の外し方を解説します。

鈎を購入したとき、通常はこのように鈎の先端にカエシという加工が施されています。
これは魚に鈎が掛かったときに、口から鈎が抜けないようにする為です。
しかしカエシが付いていることで魚へのダメージも大きくなり、外すのも手間取る場合があります。

特にテナガの口元には中枢神経が走っているので、カエシが付いた状態で鈎を外すと損傷し、そのまま死んでしまうことも多々あります。

こちらはカエシを潰した鈎です。
潰すことをバーブレスにするといいます。

メリットは潰してしまうことで鈎を外すことが容易になり、手返しが良くなります。深く刺さってしまった場合でも外すのに困難しないでしょう。またテナガへのダメージも減り、生存率も上がります。

デメリットは鈎が外れやすいので逃げられる可能性があります。
しかし手返しの良さ、ダメージの軽減を考えると潰してしまったほうが良いと思っています。

最初からカエシがない鉤も売られています。


カエシを潰すのはヤスリでもできますが、専用のツールを使うと容易です。私は画像のもの使用していますが、小さなテナガ鈎1号でも問題なく潰せます。

SPカーブハンドル採用し作業を素早く確実に行う必薦ツール
スノーピーク ダインツール バーブプレス

針を傷付けないフラット加工で「返し」をきれいにつぶし魚のダメージを抑える。
●サイズ:全長/82mm
●材質:本体/特殊ステンレス鋼、グリップ/ABS樹脂
●重量:14g

テナガに鈎が掛かると、ほとんどの場合は画像のように刺さります。
鉤を飲み込まれてしまい、方向が分からない…という場合はまずこの方向に刺さっていると想像して外してみて下さい。
それでも外れない場合は逆方向に刺さっているということです。

カエシを潰していない場合は途中で引っ掛かり、口元が傷付いてしまいテナガが死んでしまうことがあります。
持ち帰り途中、泥抜き中にテナガが死んでしまう場合は、その時は無事でも傷が元で死んでしまうこともあります。
ぜひバーブレスをお試し下さい。

小型であればテナガに鋏まれても痛くありませんが、中型、特に大型になると結構痛いです。出血することも・・・。

私の場合は、人差し指と中指で長い腕を挟み込み、親指で尻尾の付け根辺りを押さえます。あまり強く押さえると腕が取れてしまったり、テナガの体が潰れてしまうこともあるので、そっと持つ感じです。

これが一番重要アイテムです。
テナガの口元は繊細で複雑な構造をしています。
指で鈎を外す場合、この細かい部分も一緒に引っこ抜いてしまうことが多く、結果テナガを死なせてしまいます。口を少しでも損傷したテナガは100%死にます。

そこでピンセットの出番です。
細かい口元をピンセットの先でかき分け、鈎を掴んでスルっと外してみて下さい。
手で外すよりもスムーズに外せるはずです。
私はダイソーの先が曲がっているピンセットを使っています。