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最終回 皆様からのご質問に答えます!


 インテリアを考えるとき、皆さん一度は「これってなんとかならない?」と悩んだことがあるのではないでしょうか? 連載中もたくさん皆様から質問をいただきました。 最終回にあたり、その中からいくつかをピックアップしてお答えしようと思います。 また引越の多い転勤族は、住まいについて見直す機会も多いと思います。 インテリアについて、ご質問がありましたら、HPの代表メールまでお気軽にお寄せください。可能なかぎりお答えいたします。


 ウッドカーペットを使い和室を洋室風にしたのですが、注意する点は?

 最近は畳の上に敷きこめるウッドカーペットや、コルクカーペットと呼ばれる床材がたくさん出ていますね。 基本的には、木やコルクの裏側に防虫、防カビのフェルトが張ってあり、畳の上に直接敷けるようになっています。 しかし、どんな部屋でも大丈夫というわけではありません。 特に新築でまだ建物自体が乾燥しきっていない様な場合や、湿気の上がりやすい北側の低層階などでは、 やはりカビやダニが発生してしまうこともあります。お部屋の状況に応じて判断していく必要があるでしょう。

 カーペットを敷く際に湿気や虫の害を防ぐ為に、できれば畳の上に防虫、吸湿シートを敷くことをお勧めします。 クラフト紙を一枚はさむだけでも吸湿の点では効果があると思います。 カーペットの厚みは6mm前後ですから、その厚み分は段差ができることも覚えておくといいでしょう。 段差が気にならなければ大丈夫ですが、段差を埋めるには、工事が必要となってしまうので、 簡易型のカーペットにはお勧めできません。
 ダニやカビに配慮して畳を上げて敷くという手もありますが、こちらも標準の畳の厚みは5.5cmの為、 かなりの段差ができます。最近は薄い畳もありますので、自宅の畳を確認してみるといいでしょう。

 またカーペットを購入する際には、部屋の寸法をきっちり測りましょう。畳の大きさには関東間(850mmx1760mm)、 中京間(910mmx1820mm)、京間(955mmx1910mm)などがあります。 京間の一畳分は関東間の1.22倍もあります。6畳用といってもどのタイプかによって大きさが全く異なりますので注意して下さい。
 またフローリングタイプの床材の場合は、注文時に柱部分の出っ張り寸法なども業者に伝えカットしてもらいましょう。

SOHOワーカーです。書類整理やPC周りの整理の仕方で悩んでいます。

 自宅のスペースは限られている上に、仕事の資料はどんどん増えますね。 急な来客のときにも困ってしまうし、なりより仕事がはかどりません。 しかし、毎日こまめに整理するなんて、なかなか出来ませんよね。
 そこで、未整理用、来客用、の書類入れを2つ用意することをお勧めします。 最近はクラフト紙やプラスチックを使った箱やフォルダーにもおしゃれで、 安価なものがたくさん出ていますのでこれらを利用するといいでしょう。

 未整理用の方は取りあえず目を通さなくてはいけない書類を一時的に保管する場所として使います。

ただし書類入れを増やさず、一杯になったら必ず整理するようにしましょう。 整理後、保管の際もあまり細かく分けようとすると、かえって煩雑になってしまいますので、 フォルダーや箱を使い、簡単に出し入れできるようにしておきます。 本棚では見せたくないものはフォルダーや箱に入れ、目線が来る部分に並べます。 これだけでも見た目がずいぶん違いますよ。

 来客用の方は日頃は何も入れずに置いておき、いざというときには、 その中に全部いったん押し込んでしまいます。これで取りあえず机の上はすっきりします。 いかがでしょうか? 毎日仕事が終わったら箱にしまうのも一案ですよ。


 PCの配線コード整理は、常に悩みの種です。設置場所によっては、コンセントから遠かったり、 蛸足になったり、ただでさえコードが多いのにごちゃごちゃして嫌になりますよね。 最近はPC配線コードを整理し、結束するさまざまなグッズもでていますので、利用するのも一案です。 私はラップの芯を使ってコードをまとめています。机の下に芯を貼り付けコードを通しただけですが、 意外とすっきりした感じになっていますよ。

壁を上手に演出したいのですが?

 インテリア雑誌などで、壁に何枚ものフレームが掛けられているのをご覧になったことがあると思います。 種類も大きさも違うのに、上手くまとまっていて素敵ですね。 大きな絵や写真を何枚も飾る場合は、天井の高さとのバランスが大切です。 私達が見習う時には柱の梁の部分やニッチなどまず小さいスペースから始めるとまとまり易いですよ。 掛けるフレーム全部を一枚の絵とみなして考え、それぞれの間隔を決めていきます。



 フレームの種類が違う場合は、色のトーンか、材質のどちらかを統一することをお勧めします。 同じ大きさのフレームを何枚も並べてもきれいです。このときは同じ色、材質のものがいいでしょう。
 掛ける位置は目線を目安にします。座って壁を見ることが多いリビングでは、座った位置から、 廊下などでは立った位置からの目線にフレームをかけます。

リビングでは床に何枚かフレームを置いてもいいですね(写真F)。 大きなフレームの場合は少し低めの位置に掛けるとバランスが取れます。

 壁の演出=高価な絵を掛けるということではありません。 写真、タペストリー、子供の描いた絵、お皿なども壁を素敵に演出してくれます。 写真や絵はお気に入りのフレームに入れて、お皿は専用の金具を取り付けて(東急ハンズなどで販売されています)、 楽しみましょう。

 写真は特にモノクロのものがお勧めです(写真G)。部屋のカラーに影響されませんし、 フレームを変えることでクールな印象からクラッシックな印象まで自在に演出できます。
 壁を上手く演出することで、個性的な空間が生まれてきます。貴方の感性を生かして素敵なお部屋を創ってみましょう。

写真F 写真G


 いかがでしたか?これまで3回に渡ってお届けしてきました’そこが知りたいインテリア‘ですが、 今回で最終回となりました。いつも皆様から感想やご意見を頂いたことが、大変参考になり、連載中の励みになりました。 改めてお礼申し上げます。毎回読んで頂きましてありがとうございました。

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文:集田 友紀子(あつめだゆきこ)
プロフィール:
二級建築士。照明士。インテリアコーディネーター。
照明メーカーにて店舗、施設等の照明設計を約10年間担当。
97年より、夫の転勤で、ベトナム、東京、香港在住。03年4月より再び東京へ。
現在、照明やインテリアのキャリアを活かしながら、 フリーランスとしての働き方を模索中。

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