2002年最近のトピックス


長野県中部(牛伏寺断層付近)の地震活動

2002年10月4日記

 10月2日23時頃から長野県中部、松本市付近で地震が頻発しています。10月4日13時5分には松本市丸の内で震度3、松本市沢村で震度2の揺れがありました。


 この付近は牛伏寺(ごふくじ)断層が走っている所です。


 牛伏寺断層というのは、糸魚川―静岡構造線活断層系の1つをなすもので、松本市付近ほぼ南北に通っています。地震調査研究推進本部による長期評価結果では、過去841年にM6.5以上の地震があり、この断層付近の平均活動間隔は約千年、規模はM8程度とされています。また、30年以内の地震発生確率が14%と評価されており、牛伏寺断層付近は、日本でも有数の地震の発生する可能性が高い地域となっています。


今回の地震活動がどの程度になるのか、現在の技術水準では地震予知は困難ですが、注意深く監視していく必要があります。

 



気象庁のインターネットHPで最新観測値、過去の観測値もみることができます。

2002年9月1日記

 少しトピックスとしては遅すぎました。

8月8日に気象庁のインターネットHPがリニューアルされました。

リニューアルされたHPでは、警報、注意報の発表状況を始め、最新の気象レーダー、気象衛星ひまわりの画像、アメダスの観測値を知ることができます。

また、気象官署、アメダス観測所の10年間の気象資料を見ることができます。これまでは、気象台への訪問以外は無料で観測値を知ることができませんでしたが、10年間分の観測値に限ってはインターネットで知ることができるようになりました。

大いに利用していただきたいです。

http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/index.html

 



第36回藤原咲平先生をしのぶ会(長野県諏訪市)

2002年7月13日記

「藤原咲平」という方をご存知ですか?

明治17年(1884年)長野県上諏訪町(現諏訪市)に生まれ、「雲を掴む話」の一般向けから、「渦動の向対称の原理」など藤原の理論といわれるような気象、地象の専門研究まで数多くの研究を世に発表しました。二つの台風が存在するときの台風の干渉を理論的に明らかにしたいわゆる「藤原の効果」も先生の研究です。昭和16年に第5代中央気象台長(現気象庁長官)に就任しました。これ以前、昭和7年に自ら会長となり諏訪湖から程近い霧が峰に霧が峰グライダー研究会を設立しました。

これらの功績から、お天気博士の愛称で国民に親しまれ、また日本のグライダーの父として知られています。

先生の功績をたたえて、昭和36年に霧が峰グライダー滑空場に先生の記念碑が建立され、昭和41年より毎年7月に記念碑前で「藤原咲平先生をしのぶ会」が行われています。現在会長は諏訪市長がなっています。

今年のしのぶ会は、今日7月13日に行われました。藤原先生の親族、市長をはじめ諏訪市の関係者、グライダー関係者、気象庁OB等50人近くが参加して行われました。グライダーが舞いニッコウキスゲの咲き乱れる中でのしのぶ会はとても印象的でした。

 ニッコウキスゲの咲く霧が峰           記念碑に献花



桜、あんず、桃、花花花の信州

2002年4月10日記

4月1日に岐阜から長野に転勤して来ました。

岐阜に比べて、予想通り一段と寒い長野です。

でも、長野に来て2回目のお花見を楽しんでいます。長野のお花見は桜だけではなく、あんずも満開、桃の花も開き始め、花花花の長野の春です。

寒冷地の春は、一挙に来ます。それだけに花も一挙に咲きます。

しかし、季節が遅れているため、花粉症も2回目の症状がでています。

花を楽しんでいますが、おいしい話しばかりではありません。



黄砂にかすむ金華山

2002年3月23日記

私の職場の窓から岐阜市のシンボルの金華山、その山頂の岐阜城が良く見えます。約4kmほど離れています。金華山の四季折々の変化が目を楽しませてくれます。ところが先週末(16日)頃から茶色っぽくかすんで見えるようになりました。、昨日22日もうっしらと見える程度まで視程(8km)が落ちました。

中国大陸から飛んできた黄砂による現象です。

中国の北京市では、ところによって視程が100mとなり1990年代以降でもっともひどい状況だそうです。さらに韓国でも黄砂のため学校の臨時休校が行われています。

黄砂は中国北部を中心とする砂漠地帯の土や砂が強い西風によって飛ばされてくるものです。冬は大地が凍っているため、夏は草が生えるため土や砂が飛ばされにくく、大地が融けて、草が生えるまでの冬と夏の間、春の代名詞のような現象です。

中国中央気象台は、昨年の強い日照りのため草原の砂漠化現象が目立ち、それが今回の激しい黄砂の一因となっていると指摘しています。

杉、ひのきの花粉でまいっているところに、黄砂の追い討ち、目、鼻、喉が悲鳴をあげています。



杉の花粉 早くも飛んでいる!

2002年2月2日記

憂鬱な季節になりました。

今は国民的な病といわれている、杉の花粉症。2月31日、早くもくしゃみが出始めました。私の場合、2月10日前後が多いのですが、今年は10日も早いです。

1月中旬からの暖かな天候が効いているのかもしれません。

1月28日日本気象協会は、2002年の杉などの花粉の飛散量が、北海道、東海西部、近畿沿岸部で例年を下回るものの、他地域は例年と同レベルか例年を上回る可能性が高いとの予測を発表しました。

一方、西日本や北陸を中心に例年の2倍以上の飛散となった昨年との比較では、宮城、千葉、鹿児島県など一部の地域で飛散量が前年を上回るものの、愛知県や大阪府など全国8割以上の府県で前年の飛散量を下回るとのことです。

最近は対処療法としての注射や薬等、昔に比べて格段に進歩しました。しかし、花粉症を引き起こす原因物質として、杉の花粉とともにジーゼルエンジンから出る粒子が言われていますが、元を断つ対策は全く不十分です。早急に原因を元から絶つ対策をとって欲しいもんです。

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