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平年との温度差100年間で最大 |
1998年12月29日 |
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気象庁では、世界約1400か所の月平均気温をもとに世界の年間平均気温を算出し、平年差を計算しました。この結果世界全体では、統計資料がある1880年以降、1995年の+0.60℃が高温方向の格差の記録でしたが、今年は11月までにこの記録を大きく上回っており(+0.82℃)、最終的な集計でも観測史上もっとも平年差が大きくなるのは確実になりました。 また、根室、水戸、石垣島など比較的都市化の影響が少ないと見られる全国15か所のデータをもとに計算した日本の平均気温の平年差も、11月時点で最大で、その後12月も東、西日本では高めに経過していることから、1898年の統計以降最も平年差が大きくなりそうです。 この高温の原因として、 1)97年春から98年夏にかけて発生したエルニーニョ現象で東太平洋で海面水温が上昇、海から大気へ大量の熱が放出され、対流圏全体で気温が高くなったこと 2)地上気温の平年差には数10年周期変動が見られ、1990年代は高温期に当たること 3)温暖化ガスの増加など人為的な影響が地球全体に現れていること 4)日本のデータでは、都市化の影響が少ない15地点を選んでいるが、若干の都市化の影響も含まれていること 等が考えられるとしています。 世界各地で熱波や干ばつ等の異常気象が頻発した今年、少なくとも人為的な影響で温暖化が加速しないよう、今すぐ、地球全体で、一人一人が考えていかねばならない時に来ていると思うのですが! |
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相次ぐ台風上陸 日本全国広い範囲で甚大な被害 |
1998年9月25日 |
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台風第5号は9月16日4時半頃御前崎付近に上陸し大雨、強風により関東、東北、北海道に死者を含む大きな被害を出しました。被害の収拾がまだつかない、21日には第8号が和歌山県田辺市付近に上陸(16時頃)、翌日22日13時過ぎに第7号が和歌山県御坊市付近に上陸して、強風、大雨のため死者、行方不明者を出し、りんご、梨等農産物などに甚大な被害を出しました。 2日連続して台風が上陸するのは、1988年以来10年振りのことです。
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| オゾンホール 過去最大に発達 |
1998年9月11日 10月4日追記 |
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平成10年9月10日気象庁の発表によると、南極昭和基地等における観測結果によると、南極上空は9月始めにはすでにオゾンホール*1で覆われており、今年のオゾンホールは、最大規模であった過去6年間と同じ程度もしくはそれらを上回る規模になると見られています。 これは、オゾンを破壊する、フロンガスによる下部成層圏の塩素ガス等が引き続き高濃度であること及び南極上空の極渦*2が安定し、それに伴って極成層圏雲*3が出現しやすい低温状態が継続していることが原因であると考えられています。 その後、10月1日気象庁の発表によると9月10日の予想通り、南極上空のオゾンホールの規模は過去最大で“南極大陸の面積の約2倍”になったとのことです。 *1)オゾンホール 1970年代終わり頃から、9月から11月にかけて南極上空のオゾン全量が著しく少なくなる現象が現れるようになった。このオゾンが著しく少なくなる現象をオゾンホールと言う。オゾンホールは、1985年までは次第に規模が大きくなり、それ以降は隔年で大規模なものが現れるようになった。1989年以降は毎年大規模なものが出現している。通常は10月初旬に最盛期を迎える。 オゾン層が1%破壊されると地上に到達する有害紫外線が2%程度増え、皮膚癌が4%程度増加すると言われている。免疫機能の低下や皮膚の遺伝子を傷つけること、動植物への影響も指摘されている。 *2)極渦 南極上空の成層圏においては、太陽光が射さない冬季(極夜)の間に、南極点を中心として非常に気温の低い大気の渦が発生する。これを極渦という。 *3)極成層圏雲 極渦の内部の成層圏の気温が、−78℃以下に低下すると硝酸や水蒸気からなる極成層圏雲が出現する。通常、下部成層圏ではフロンから解離した塩素の大部分はオゾン層を破壊する作用のない塩化水素や硝酸塩素の形で存在しているが、極渦内部に極成層圏雲が発生するとその雲粒子の表面で特殊な化学反応が起こり、これらの物質から変化した塩素ガスが大気に多量に放出される。塩素ガスもオゾンを破壊する作用はないが、光によって壊れやすく、初春になって太陽光線が射すと解離し、活性な塩素原子が放出される。この活性な塩素によって、オゾンの破壊が急激に進行すると考えられている。
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| 東日本から北日本を中心とする大雨について | 1998年9月4日 |
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8月26日から31日にかけて降った大雨は収束しました。 この大雨は、日本付近に停滞した前線に太平洋高気圧の縁を回る風、さらに日本の南海上の台風第4号の影響が加わり、南海上から非常に湿った暖かい空気が流れ込んだために起こったものです。 山崩れ、崖崩れが発生する前兆として、次のようなものがあると言われています。
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| 東北・北陸地方「梅雨明け」発表無し | 1998年8月15日 |
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8月14日気象庁は、ぐずついた天候が続く東北・北陸地方について、「現在にいたるまで、これらの地方の梅雨明けは特定できず、梅雨明けの発表は行わない」と発表しました。
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| 台風の発生が少ない | 1998年8月15日 |
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今年の台風の発生は遅く、第1号が発生したのが7月9日、第2号は8月3日と気象庁で台風の統計を取り出した1951年以来もっとも遅い記録になりました。そして8月15日現在、第3号までの発生です。例年ですとこの時期までに第13号くらいになっているのですが、何故か少ない記録を更新中です。
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