2.予報、観測、予測資料に関する用語

(1)予報の名称に関する用語 (2)気象衛星、レーダー、アメダスに関する用語 (3)気象災害に関する用語
(4)予報の評価に関する用語 (5)予報の基礎資料に関する用語

    


 (1)予報の名称に関する用語

天気予報 予報発表時から明後日までの風、天気、気温、降水確率などの予報。
週間天気予報 翌日から7日間の気圧系、前線の動向、天気、気温、降水量などの概括的な予報。 略称は「週間予報」。
季節予報 1か月、3か月および暖候期、寒候期の気温、降水量などの概括的な予報。
季節予報における確率表現 季節予報における確率予報では「低い(少ない)」、「平年並」、「高い(多い)」の3つの階級について、それぞれの予想される確率を表現している。 気候値予報では、各階級の確率はそれぞれ30%、40%、30%であり、これを「気候的出現率」という。
気候予報 季節予報を含み、更にそれより長い1年ないしそれ以上の予報。
短時間予報 予報を行う時点から数時間以内の予報。予報業務の許可などに関する審査基準では、予報を行う時点から3時間以内の予報。
現在は、レ−ダ−・アメダス解析雨量をもとにして、3時間先までの降水短時間予想図を出力し、これにコメントを付けて天気予報の一部として降水短時間予報を発表している。
短期予報 「天気予報」と同じ意味としても用いる。予報業務の許可などに関する審査基準では、予報を行う時点から3時間先を超え、 48時間先以内の予報。
中期予報 予報業務の許可などに関する審査基準では、予報を行う時点から48時間先を超え、7日間以内の予報。
長期予報 予報業務の許可などに関する審査基準では、予報を行う時点から8 日間先以降も含む予報。
府県天気予報 府県予報区を担当する気象官署が発表する天気予報。
府県天気概況 天気に影響する低気圧や前線などの現況と今後の推移および天気の現況と今後の推移を簡潔に示したもの。
地域時系列予報 府県予報区の一次細分区域内の代表的な地域または地点の天気、気温を3時間単位で24時間先まで予報するもの。
天気は、予報対象地点を含む分布予報の1格子内の天気を晴、曇、雨、雪のいずれかで示す。気温は、予報対象地点の3時間ごとの気温を1℃単位で示す。
略称は「時系列予報」。
地方天気分布予報 地方予報区内の天気、降水量、気温、最高・最低気温、降雪量を約20km格子単位で24時間先まで予報するもの。
天気は、格子内の3時間毎の代表的な天気を晴、曇、雨、雪のいずれかで示す。降水量は、格子内平均の3時間平均降水量とし、降水なし、1〜4mm、5〜9mm、10mm以上の4階級で示す。気温は、格子内の3時間毎の平均的な気温を1℃単位で示す。最高気温は9−18時の、最低気温は0−9時の格子内の平均的な最高または最低気温を1℃単位で示す。降雪量は、格子内の6時間平均降雪量とし、降雪量なし、2cm以下、3〜5cm、6cm以上の4階級で示す。
略称は「分布予報」。
量的予報 気象要素を定量的に表現する予報。最高・最低気温予報、時系列予報および分布予報などがある。
カテゴリー予報 いくつかの事象のうちどれが起こるかを示す予報。
季節予報では、3つの階級のうち予想される確率値の最も大きな階級を示す。
地方海上予報 地方海上予報区を対象とする船舶の運航に必要な海上の気象 (風、天気、視程)、波浪などの予報。
全般海上予報 全般海上予報区を対象とする海上予報で、全般海上警報の概況報に含めて行う。
波浪予報

地方予報区、府県予報区を担当する気象官署(分担官署を含む)が、担当海域(海岸線からおおむね20海里以内)を対象に行う当日から3日以内における風浪、うねりなどの波の高さの予報。

a) 各担当気象官署から天気予報に含めて発表し、「波浪予報」単独では発表しない。 b) 沿岸の海域およびその外の海域の波浪の予報は「地方海上予報」に含めて行う。
c) 波の高さの予報には有義波高の最大値を用い、予報文では0.5、1 、1.5 、2 、2.5 、3 、4 、5 ・・・・ mの数値を用いる。
d) うねりが顕著な場合はこれを明示するが、通常はうねりを含め単に波として予報する。

e) 天気概況、情報および警報などにおいては、次の表を用いることもある。

用   語 波   高 (m)
おだやか 0   から  1/10まで
おだやかなほう 1/10  をこえ 1/2まで
多少波がある 1/2  をこえ 1+1/4まで
波がやや高い 1+1/4 をこえ 2+1/2まで
波が高い 2+1/2 をこえ 4まで
しける 4   をこえ 6まで
大しけ 6   をこえ 9まで
猛烈にしける 9   をこえる
天気予報のテロップ番号 「晴れ」「雨」などの基本的な天気予報に、100、300などの数値を対応させたもの。
降水確率 a) 予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値で、0、10、20、…、100%で表現する(この間は四捨五入する)。
b) 降水確率30%とは、30%という予報が 100回発表されたとき、その内のおよそ30回は1mm以上の降水があるという意味であり、降水量を予報するものではない。
降水確率予報

降水確率の予報。

対象時間は、短期予報は6時間、週間予報では24時間とする。

降水確率0% 降水確率が5%未満のこと。
降水短時間予報 向こう3時間先までの降水量の分布を、1時間毎に5km格子で示した予報。
 

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