イ)天気


 天気とその変化に関する用語

天気  気温、湿度、風、雲量、視程、雨、雪、雷などの気象に関係する要素を総合した大気の状態。
ぐずついた天気 曇りや雨(雪)が2〜3日以上続くの天気。
変わりやすい天気 対象とする予報期間の中で、晴れが続かず、すぐに曇ったり雨(雪)が降ったりする天気。
荒れた天気  雨または雪を伴い、注意報基準を超える風が予想される天気。
大荒れ 暴風警報級の強い風が吹き、一般には雨または雪などを伴った状態。
天気が下り坂 晴れから曇り、または曇りから雨(雪)に変わる天気の傾向。
天気が崩れる 雨または雪などの降水を伴う天気になること。
天気が周期的に変わる 天気が3〜4日の周期で変わると予想されること。
快晴 雲量が1以下の状態。
晴れ  雲量が2以上8以下の状態。
晴れ間が広がる 雲の多い状態で、雲の透き間が多くなってくること。
日が射す 雲量が9以上で青空が見える状態。
曇り 雲量が9以上であって、中・下層の雲が上層の雲より多く、降水現象がない状態。
薄曇り 雲量が9以上であって、上層の雲が中・下層の雲より多く、降水現象がない状態。
薄雲が広がる 上層雲が広がってくる状態。密度の薄い中層雲を含んでいても良い。
乾燥した 湿度がおよそ50%未満の状態をいう。


 ウ)風

風向に関する用語 風の強さに関する用語 いろいろな風に関する用語

   


 
風向に関する用語

風向  風の吹いてくる方向。
観測では16または36方位を用いているが、予報では8方位を用いる。
(南)の風 予報期間内および予報区内の平均風向が(南)を中心に45 度の範囲にあるとき。
(南)よりの風 風向が(南)を中心に(南東)から(南西)の範囲でばらついている風。

 風の強さに関する用語

風速    10分間平均風速を指し、毎秒×.×m、または×.× m/sと表す。
最大風速 10分間平均風速の最大値。
最大瞬間風速 瞬間風速の最大値。
風力 

気象庁風力階級表による風速の尺度。

気 象 庁 風 力 階 級 表
風力 相当風速(m/s) 相当風速(ノット) 説明 備      考
0.0 から 0.3未満 1未満 煙がまっすぐ昇る
0.3 以上 1.6未満 1以上 4未満 風向きは煙がたなびくので分かる
1.6 以上 3.4未満 4以上 7未満 顔に風を感じる
3.4 以上 5.5未満 7以上 11未満 木の葉や細い小枝が絶えず動く
5.5 以上 8.0未満 11以上 17未満 砂ぼこりが立ち、紙片が舞い上がる
8.0 以上 10.8未満 17以上 22未満 葉のあるかん木が揺れ始める
10.8 以上 13.9未満 22以上 28未満 大枝が動く、傘はさしにくい
13.9 以上 17.2未満 28以上 34未満 風に向かって歩きにくい 海上風警報に相当
17.2 以上 20.8未満 34以上 41未満 小枝が折れる。風に向かっては歩けない 海上強風警報に相当
20.8 以上 24.5未満 41以上 48未満 煙突が倒れ、瓦がはがれる 海上強風警報に相当
10 24.5 以上 28.5未満 48以上 56未満 人家に大損害が起こる 海上暴風警報に相当
11 28.5 以上 32.7未満 56以上 64未満 滅多に起こらない、広い範囲の破壊を伴う 海上暴風警報に相当
12 32.7 以上 64以上 海上暴風警報または海上台風警報に相当

静穏  風力0(風速0.3m/s未満)。
やや強い風 風速が10m/s以上15m/s未満
強い風 風速が15m/以上20m/s未満
暴風  風速が20m/以上30m/s未満
非常に強い風  「暴風」に同じ。
猛烈な風 風速が30m/s以上

 いろいろな風に関する用語

突風 急に吹く強い風で継続時間の短いもの。
風の息 瞬間の風速の変動幅。
季節風 季節によって特有な風向を持つ風で、一般には大循環規模など空間スケールの大きなものをいう。
卓越風向 ある地点で月ごと、または年間を通して一番吹きやすい風向。
海陸風  海陸の温度差により日中は海から陸に、夜間は陸から海に向かって吹く風。
朝(夕)なぎ 海陸風の弱まる朝夕に沿岸でほとんど風が吹かなくなること。
局地風

a) 予報用語としては「局地的な風」を用いる。

b) 地域によって「××おろし」、「××だし」などの名称が付く強風がある。

離岸風 岸から離れる方向に向かって吹く風。海岸付近では比較的波が穏やかでも、沖合では波が高くなっいることが多い。
おろし 山から吹きおろす冷たい強風。
だし 陸から海に向かって吹き、船出に便利な風であることからきた風の名。
春一番 冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風。
木枯らし  晩秋から初冬にかけて吹く、北よりの(やや)強い風。
北東気流 大気の下層に流れ込む、寒冷な東よりの気流で曇りや雨になることが多い。主として、関東地方を中心に用いられる。
やませ 春から夏に吹く冷たく湿った東よりの風。東北地方は凶作風といわれる。主として、東北地方の太平洋側を中心に用いられる。
風圧 風にさらされた物体が、風から受ける力。物体の形状によってかなり異なる。風向に垂直に向けた平板では風速の2乗に比例する。
乱気流 大気中の乱流。通常、飛行中の航空機に揺れを与えるような気流の乱れをいう。山岳波や積乱雲などの影響で起こることが多く、ジェット気流の近傍の高度の高いところでは、晴天乱気流(CAT)が起こることもある。
竜巻 激しい空気の渦巻で、大きな積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、陸上では巻き上がる砂塵、海上では水柱を伴う。
ダウンバースト 積乱雲の底から爆発的に吹き下ろす気流およびこれが地表に衝突して吹き出す破壊的な気流をいう。通常,積乱雲の下で発生するが,雄大積雲や塔状積雲の下で発生することもある。予報用語としては「突風」として扱う。

 エ)波


 波に関する用語

しけ 強風のため海上が荒れること。
うねり 遠くの台風などにより作られた波が伝わってきたもので、滑らかな波面を持ち、波長の長い規則的な波。
波長  波の頂上(谷)から次の波の頂上(谷)までの長さ。
波高 波の頂上から谷までの高さ。
有義波高 ある地点を連続して通過する波のうち、高いほうから順に1/3の個数までの波について平均した波高。これは目視観測による 最大波高ある地点を連続して通過する波のうち最大のもの。
最大波高 ある地点を連続して通過する波のうち最大のもの。 統計的には、通過する波のうち「1000に1」の割合で有義波高の2倍近い波が出現すると言われている。 │
高波 波浪注意報・警報の対象になる程度の高い波。
潮位 潮位基準面から計った海水面の高さで、波浪や港湾の固有振動の影響を除いたもの。
高潮 潮位が平常より著しく高くなる現象。台風や発達した低気圧の来襲などによって起こり、ときには海水が陸地に侵入することもある。
異常潮(位)  台風などによる高潮や地震による津波以外の潮位の異常で、比較的長期間継続して海水面が昇降するものと、港内や海など固有の周期をもって振動するもの(副振動)がある。
異常潮 台風などによる高潮や津波以外の潮位の異常で、異常潮位、副振動がある。
異常潮位 異常潮のうち、数日から10数日程度の期間継続する海水面の昇降で、原因が多岐に及ぶなど予測が困難なもの。
副振動 異常潮のうち、湾・海峡などで発生する海面の振動現象。数分から10分程度の周期を持つものが多い。

  オ)気温、湿度に進む

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