土産手拭いギャラリー home手拭い一覧(関東)>東京都 切画染め 助六由縁江戸桜
 
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やっぱり助六は格好良い!
切画染め 「助六由縁江戸桜」 〜風祭竜二氏作

東京で活躍されている切画師の風祭竜二さんから、作品の手拭いを頂いてしまいました。信じられないです。興奮しています。本当に、ありがとうございます!

併せて頂いた切画染めの図録から、手拭いの染め方について語ろうか。請け売りだけど(笑)。切画染めは「注染」という技法で染められます。染料の入った甕に浸すのではなく、糊を置いて防染した生地に、職人が「ヤカン」に入れた染料を注ぎかけて染めるもの。風祭さんの作品は色が多いので、一度では完成しない。染めた生地を水に叩きつけて糊を落とし、天日干し、糊付け、染めと、この工程を何度も繰り返して完成する。ほとんど全ての工程が技術者の手によるもの。スキャンすると分からないけど、鮮やかな色。足袋や鉢巻きのグラデーションも、輝いているように美しい。

風祭さんがローマ教皇に献納された「版画 長谷寺」が、パリの国立ギメ美術館に収蔵されているそうです。江戸開府400年を祝して、神田祭で知られる神田明神へ「神田明神大神輿之図」を奉納されたのが昨年のこと。新聞などで記事を見た人もいるのでは?そんな風祭さんが精魂込めて作られた切画染めの手拭いを「頭に巻いた方は多分、てぬくまさんだけだと思います」とマネージャさんから言われた。怒られているんだろうか?でも、どんどん使いたい。美術作品を頭に巻き、汗を拭く贅沢!

デザインの秀逸さは私が言うのも僭越甚だしい。歌舞伎18番のなかでも、江戸の華と言われる助六の粋が、一条の手拭いに大胆に描かれている。頭に巻くと、傘の頭が河童の皿のようになって少し間抜けなんだけど、緑色の結び目が後頭部からはみ出る感じが新鮮!ボロボロに使い込んだ助六手拭いを巻いて、いつか風祭さんのアトリエに行こう。本気で怒られるかな?「☆☆☆☆☆☆」(2003/5/17、風祭さんからの頂きモノ)