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| 兵庫県 神戸市 「有馬温泉」 有馬温泉へ行った。歩いて(笑)。 会社の同僚と酔った勢いで、『六甲縦走やろうか』という話になったのが昨年の暮れ。山素人5人集って早速挑戦、最大の難関『天狗道』の手前で1人脱落、『天狗道』を4人で登り、ロープウェイで下山、三ノ宮で5人で宴会・・・、まぁ端的に言えば撃沈したのでした(泣)。 毎年11月に、1000人以上が参加する六甲全山縦走というイベントがあるが、渋滞した山道を歩くのは御免と、独自に決行。50数キロの道のりだが、まぁ12時間もあれば行けるだろうとたかをくくっていたが、甘かったなぁ。街中だって、そんなに歩くことは無いのに、山道を何時間も歩けるか、っちゅうの。 でも、それじゃ引き下がれないんだよね。それぞれ登山靴や、ステッキを買って、リベンジ目指して特訓。今回は、にわか登山部の3度目の練習会。神戸の白銀?芦屋市から山に入り、六甲最高峰を越え、有馬温泉へ、約12kmのコース。六甲全山縦走マップで、『ゴールデンコースNo.1』と命名されているコース。他にも『歌ごえと甘いムードの谷歩き』『奥再度の旅愁』など、そそられるコース名称があるんだけど、誰が命名しているんだろう?コース名称は必要なのか(笑)? 芦屋にはイノシシが出る。ここら辺では常識らしい。東京の人は知っているんだろうか?田園調布や麻布には、絶対にイノシシは出ない。芦屋は同じくらいハイソな地区だが、時に住宅地まで、イノシシが来るらしい。芦屋の住宅街を抜けて、ロックガーデンと呼ばれる岩場を抜けた辺りで、会った。イノシシ。厳密には芦屋市ではなく、神戸市東灘区だが。我々の通るべき登山道に、鼻で穴を掘り、ドッスン!と、寝転んだ。え〜っ!? 俺は東京育ちだ。野生のイノシシに、行く手を阻まれることなんて想像していないんだ。突進してきたら、木に登れと言われていたけど、木登りなんてもう出来ないのだ。 でも、その場にいた他の登山者は、そこに座りこんで荷物整理をしがてら、一服していた。ここではどうやら、野良イノシシは野良猫と大差無いようだ。インドの街中には牛がいるし、メキシコのホテルの庭には巨大トカゲがいる。そういうものか。しばらくするとイノシシはのそのそと森の中へ消えていった。 芦屋から有馬温泉まで、徒歩5時間。嘘か本当か、蒋介石も入ったという『金の湯』に入った。有馬は高いと聞いていたが、まぁ650円なら良しとするか。真赤に濁った湯。鉄分が豊富なんだろう。風呂上りのビールが美味いこと!三ノ宮から普通電車で1時間。温泉の有難味を噛締めたければ、芦屋から徒歩5時間。東の草津は、東京日帰りは大変だけど、西の有馬は近かった!また行こう。 温泉地は手拭の宝庫。だが、その大半が『長寿』モノで、有馬温泉らしさは、やや少ない。その中できらりと光るこの土産手拭。天橋立モノと酷似した豆絞りが涼しげ。温泉に入るときもやっぱり手拭だよね。「☆☆☆☆」(2003/8/24、?円) |