京都府 京都市 永楽屋細辻伊兵衛商店本店 「すげえや児雷也」
3歳の息子がね、「おしっこ!」と叫んだのですよ。そしたら近くのお店の店員さんが「2階にあるからどうぞ」って言ってくれたんです。そしたらそこが永楽屋さんの本店だったんです。入ったらギャラリーもぶらつくし、手拭いも手に取るし、「手捺染ってどうなんですか?」なんていう話もするでしょう?随分と都合よく永楽屋の前にいたんだね、という指摘は無視。
それはともかく、永楽屋さんと言えば、京都を代表する手拭い屋さんであり、るるぶ系の雑誌でも紹介されており、本店2階にはアンティーク手拭いなどが展示されているギャラリーもあるんだから、立派な観光名所なのだ。そこで売っている手拭いは、すなわち土産手拭いであると、もういっそのこと宣言する。

ということで買っちゃった、1,500円もする「おしゃれ手拭い」を・・・。息子は「骸骨が良い」としきりに主張するのだが、定番を買ってはいけないと思い、京都漫画フェスタとのコラボレーション手拭いを選んだ。フェスタに行ったわけじゃないんだけど、少しお土産っぽいでしょ?

手捺染=プリント、という悪いイメージを持っていたが、どうやら非常に手間をかけた染色らしい。やたらときれいに染め上がるので、「これは手仕事じゃないに違いない」と決め付けていたのよね。ごめん。永楽屋さんではアンティークの復刻版を染める時などは「インクジェット方式」も使うそうで、実はこれもまたべらぼうに手間がかかるとか。値段も高い。しかしさすがに「インクジェット」と言われると好きになれる気がしない。
すげえや児雷也の手拭いは、とっても分かりやすい1本。新たな能力に目覚めたシーンとのことだが、まず、なぜ石を投げたのか?などという小さな疑問を持ってしまうあたりが、少年のこころを失いつつあるおっさんの哀しみか。「☆☆☆☆☆」(2009/5/25、1,500円) |