|
「問題行動」を起こす子どもたちは、心からその行動を肯定しているケースは非常に少ないと思います。タバコを吸ったり、バイクに乗ったりしていても、心のどこかで「良いことじゃないんだよなー」って思っているものです。問題行動自体が、注目をひくための行動であるケースも多々あります。
こういうときに、「ダメじゃないか! バイクは禁止されているだろ!」といったところで、あまり効果はありません。大人だって、「まずいなぁ」と思っていることを
指摘されると面白くないですよね。それと同じことです。かといって、生徒の問題行動を見過ごすことはできません。
こんな時のために「魔法の言葉」があります。それは、「本当は〜〜なんだよね」です。勉強をしなければいけないのに、しない生徒に対して、「しっかり勉強しろ!」という言い方よりも、「本当は、勉強をしようと思ったんだよね」という一言で生徒は救われます。「本当はバイクに乗っちゃいけないと分かっているんだよね」「本当はタバコをやめたいと思っているんだよね」などなど、この一言でそれまで言葉としてでてこない生徒の本音が出てくることさえあります。
その時に生徒が「そんなことねーよ」なんて言ったとしたらしめたもの。「ごめんね。俺はそう感じたんだ。でも、違うと思うなら、この話は聞かなかったことにしておいて」というと、しっかりと心のなかに刻み込まれているものです。提案を引っ込められたときには、その提案が心の中に残るものです。
|