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坂物語り~キミといたあの夏


 「坂道の頂上」地点で「たくさんの蛍」が飛び交い、眼下には「海が広がる」――

『十年後、今日この日にまたここで会おう』

 小学生の頃にそう言い残し生き別れたボーイフレンドとの"約束の場所"――

 上のその場所が何処か、すっかり忘れてしまった、今は高二となった主人公"後藤ときな"が、その場所を見つけるために、記憶に残る中で当てにできる全国の"坂道"を色々と調べ上げ、それっぽい所へ実際に赴いたり、その坂道近くで知り合った人物の悩みに付き合ったりしながら、自身の目的とする"坂道"、ひいては"約束のあの場所"を捜し求めていく、というお話。この一冊を読んだ限りでは。

 執筆はご存知(?)、"センチ"執筆の大倉らいた先生です。センチとは同テイストの作品らしいです。う~ん、確かにこれ、やっぱ"センチ"の作品やなぁ、なんて思えるようなところがありましたね。

 また、強引に結び付けてたい訳ではないですが、サイカノ(最終兵器彼女)を何となく思い浮かばせる話でした。"坂道"(=地獄坂)やら、"約束のあの場所"(=旭展望台)やらの箇所が。

 あぁ、二冊目が読みたい。

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