ECU電解コンデンサの交換

我が家のモーターホーム、サンレーダーも、早いものでもう13年目となりました。
真剣に20年乗ろうと思ってマメにメンテナンスをしてきているため、不具合もなく、
12年経っているとは思えないほど快調ですが、やはり経年変化(劣化)には勝てません。
今年の車検ではタイミングベルトやテンションプーリー、ウォータポンプなどを交換し
エンジントラブルが起きる可能性は大分低くなったと思いますが、まだ気がかりが・・・

そう、エンジンを制御しているコンピュータのトラブルがあります。
旧車になってくると、エンジン自体のトラブルよりもこっちの故障が割合高くなります。
そして、このコンピュータの故障の大半が電解コンデンサーという電子部品によって引き起こされてます。
実はこの電解コンデンサー、一般に寿命が7〜10年と言われてるんですよ!
だから古くなって壊れるのはまぁ当然の事なんですね。(最近のはもっと高寿命品になっています)
しかし、もしこれがイカレると、エンジンが動かなくなってしまい、
モーターホームとしては致命的な不動状態になってしまします。

そこで、古くなって危険な電解コンデンサーを新しいものに交換しました。
エンジンコントローラを新品に交換すると10万円くらいしますが、電解コンデンサのみ
交換なら千円ぐらいで済みます。
たった千円で、最悪のキャンピングカーの出先での不動故障の不安が減るなら安いものでしょう。(笑)

用意した電解コンデンサは最新の105℃品(実際は85℃品が付いていた)で、自動車用高信頼・高寿命品の
物を取り寄せました。元のものよりも良いものです。



これがエンジンコントローラ(ECUorECMと呼ばれる)です。
助手席足元にあり、簡単に外せますが、必ずバッテリーを外して行いましょう。(常識ですね)



ECUの基板です。2枚組になっているので取扱い注意です。



赤枠の円筒形のモノが電解コンデンサです。このECUでは7個使われています。



電解コンデンサを撤去した後です。外す前に必ず部品番号を控えておく事。
ホントは1個ずつ交換した方が間違い無いですが、作業性が悪かったのでまとめて取りました。



電解コンデンサのリード幅と基板のピッチが違う(元から付いているものも違う)ので
足(リード)をピンセットで加工します。無理矢理広げて基板に付けると電解液漏れします。



新しい電解コンデンサが付いた所。これで安心して長く乗れます。(^^)d



ついでに高倍率の拡大鏡で半田クラックが無いか目視チェックしました。異常無し。



12年間がんばってくれた電解コンデンサ。外観上は異常無し。



新品と取り外した電解コンデンサをLCRメータで計ってみました。


仕様 新品 交換品
定格容量[uF] 定格電圧[V] C[uF] ESR[Ω] C[uF] ESR[Ω]
100 10 98.6 0.45 96.2 1.46
100 10 101.2 0.72 95.0 1.28
15 50 14.8 5.90 13.9 5.84
15 50 14.8 6.03 13.9 6.12
33 35 34.8 1.3 31.2 1.86
220 10 229.2 0.36 222.4 0.62
47 50 47.6 0.67 42.5 1.35

数値的には特に目立った劣化も無さそうですね。ただ、二乗カーブで劣化が進むので
安心はできません。やはり交換は必要でしょう。



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