FRANCE
参考資料
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| Zodiaque Normandie Romane1 |
Zodiaque Promenades en Normandie |
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パリから列車でカンへ。列車が走りだして1時間もすると、緑豊かな野にノルマンディの典型的な木組みの農家が見えてくる。アルザスの木組みの家より素朴で力強い感じがする。眺めていると、パリを離れて田舎に来た喜びがふつふつ沸いてきた。 |
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ルーアン美術館の「Les Enerves de Jumiegesジュメージュの弱者たち」は札幌の展覧会(1993)にもきていた。帰国後、もしやと本棚を探して、カタログを発見。ルーアン美術館のスタッフの解説を翻訳したものがあり、「ジュメージュに流れ着く廃足者たち」というタイトルになっている。Enervesエネルヴェは「神経質な」とか、「腱を焼き切られた」という意味もあるそうです。(アクサンを略してます)
画家リュミネのこの絵画は歴史家オーギュスト・ティエリーの著作「メロヴィング王朝史話」を典拠に描かれた。クロヴィス2世(在位634〜57)の二人の息子は父に対して謀反を計画したため、王妃バチルドの命により、廃足の刑(腱を焼き切られた)に処され、筏に横たえられセーヌに流された。伝説ではこの後、ルーアン下流のこのジュメージュ修道院の修道士に助けられたことになっている。
ルーアン美術館で購入した小冊子(2007.3発刊)では、何故このような伝説ができたのかという視点で書かれたもの。どうやら廃足者二人の並んだお墓が元ではないかと推定している。しかし、このお墓は13世紀のものであり、くだんの二人の王子という可能性はないとのこと。
廃墟の修道院と二人の王子が流されていく悲劇の場面がオーバーラップして、なおさらにドラマティックなロマネスク体験になった。2007.6