| (31)『アリオダンテ』ヘンデル | 2001.4 パリ・オペラガルニエ |
| (32) 『トスカ』プッチーニ | 2001.4 ウィーン国立歌劇場 |
| (33)「リゴレット」ヴェルディ | 2001.4 〃 |
| (34)「トリスタンとイゾルデ」ワーグナー | 2001.4 〃 |
| (35)「サムソンとデリラ」サン・サーンス | 2001.6 東京.NHKホール NY/MET公演 |
| (36)「蝶々夫人」プッチーニ | 2001.6 東京新国立劇場 |
| (37)『ノルマ』ベッリーニ |
2001.8 伊 マチェラータ・スフェリステリオ野外劇場 |
| (38)『アイーダ』ヴェルディ | 2001.8 〃 |
| (39)『トスカ』プッチーニ | 2001.8 〃 |
| (40)『フィガロの結婚』モーツアルト | 2001.10 東京・文化会館 バイエルン歌劇場公演 |
| その他プーランク『カルメル会修道女の対話』 | 2001.1 札幌/教育文化会館ホール 北海道二期会 |
オッターの凛々しいアリオダンテに痺れる |
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(31)『アリオダンテ』ヘンデル★★★
指揮:マルク・ミンコフスキ 演出:ジョルジュ・ラヴッリ スコットランド王:クリスチン・シュミッドソン ジェネヴラ:ラウラ・クライコン アリオダンテ:フォン・オッター ポリネッソ:シルヴィア・トロ・サンタフェ ダリンダ:パトリシア・プティボン 2001/4 フランス パリ・オペラガルニエ ♪〜パリ、南仏を一人旅、ウィーンでオペラ仲間と一緒になるという究極の選択?イイとこどりの楽しい旅でした。パリではファルスタッフ、キルヒシュラーガーのリサイタル。そして最も期待度の高かったのはミンコフスキ指揮のこの公演でした。素晴らしい録音の歌手たちとはオッター以外はほとんど変わっていたので、演出のせいもあってやや期待外れでした。それで、ミンコフスキとオッターコンビは最高ながら、総合点はちょっと辛くなりました。プログラムの表紙(写真)はカルパッチョの「騎士の肖像」(マドリードのテッセン・ボルネミネッサ美術館)大好きな絵画なのでこのプログラムを手にしただけで興奮。(笑)オッターはこの絵の騎士のような黒い武具衣装で凛々しく、素敵でした。歌唱も見事でしたから、この数日後?不調だったと聞いてびっくり! ![]() ![]() ウィリアム・テルが変更・・・そ、そんなぁ(32) 『トスカ』プッチーニ ★★ 指揮:ステファノ.ランザーニ 演出:マルガレス.ウオールマン トスカ:ハズミック.パピアン カラヴァドッシ:ジャネ.ロ−トリック スカルピア:ベルント.ヴァイケル 2001/4 ウィーン国立歌劇場 ♪〜パリからウィーンに到着した日の夕方、歌劇場に行ってみると、なんと!公演予定の『ウィリアム・テル』が演目変更になっていました。しかも開演時間も早くなっていて、すでにベルが鳴っています。驚いている暇もありません。観なくてもお金は返って来ないのですから・・・。本当は平土間の席だったのに、カーテンが開いてしまったので、正面のバルコンに案内されました。ここは案外出入りもしやすく落ち着ける席だったのでこのまま座っていました。『トスカ』なんか観たく無い、予習もしてきた『テル』が観たいとブツブツ・・・不機嫌な思いで観ていたので、当然あまり楽しめませんでした。ロートリックはパリのホフマンより出来が悪かったのですが、パピアンはまあまあ。ヴァイクルはさすがベテラン、拍手でした。しかし、初体験のウィーン歌劇場のオーケストラのわき上がるような響き、やっぱり違うなぁと感激でした。 2001.4 |
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可憐な新星ソプラノのジルダ |
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(33)「リゴレット」ヴェルディ★★★
指揮:準メルクル 演出:サンドロ.セッキ リゴレット:フランツ.グリュンベーガー マントヴァ公:マルチェッロ.アルバレツ ジルダ:ルビカ.ヴァルギコーヴァ スパラフチーレ:ゴラン・シミック マッダレーナ:スベトラーナ・セルダー ストーリーの悲惨さもあって、あまり好みではないオペラです。この公演はメルクルの指揮、アルバレツの高音の冴えもあって優れた舞台だったと思います。ジルダは当初のロストから新人ソプラノの東欧出身ヴァルギコーヴァにキャスト変更。ロストは一度パリのホフマンで聴いただけですが、あまり良く無かったので、注目の新人に期待しました。可憐な容姿と歌もジルダにぴったりで満足でした。テノールのマルチェロ・アルバレツはこの時が2度目。前回(オランジュの野外劇場でのアルフレード)に比べると格段に素晴らしい歌声。演技も上手く、見直しました。ポスト3大テノールと言われ始めたのもうなずけました。 2001/4 ウィーン国立歌劇場 ![]() ワグナー初体験!(34)「トリスタンとイゾルデ」ワーグナー★★★★ 指揮:セミヨン.ビシェコフ 演出:エヴァーディング トリスタン:ゴス.ウィンベルク イゾルデ:ワルトラウト.マイヤー ブランゲーネ:藤村実穂子 マルケ王:マッティ.サルミネン ♪〜前列2列目ほぼ中央という席でした。まだ着慣れない和服姿に、持病の気管支炎で咳き込んだりで、あいにくのコンディションでした。(周りの方に御迷惑をかけました) さて、ワーグナーは初めての体験、なにしろ長い演奏時間です。予習はフルトヴェングラーのCDでしてきたものの3幕ではいつも居眠り・・・不安でした。 しかしこの公演は今まで聴いてきたウィーン歌劇場のオーケストラのなかでも最高のメンバーを揃えただけあって、鬼気迫る演奏でした。歌手陣はトリスタンのウィンベルグがやや物足りなく、クルヴェナールも予習CDのフィッシャーデースカウに比べると苦しすぎました。 前面に紗の幕を張ったオーソドックスで美しい舞台、マイヤーと藤村、サルミネンは完璧!!でしたから、初ワーグナー体験としては幸運であったと思います。3幕初めのトリスタンとクリヴェールの主従ふたりの場面の40分はやはり長く感じました。今まで観たオペラのなかでは最長・・・これで怖いものはなくなりました。(^^;) 2001/4 ウィーン国立劇場 |
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ボロディナのデリラが聴きたくて |
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(35)「サムソンとデリラ」サン・サーンス★★★
指揮:ジェームス・レヴァイン 演出:エライジャ・モシンスキー サムソン:プラシド・ドミンゴ デリラ:オリガ・ボロディナ ダゴンの大司祭:セルゲイ・レイフェルクス 老ヘブライ人:ロバート・ロイド ♪〜旧約聖書をモチーフにしたフランスの19世紀末のグランド・オペラということと、ドミンゴとボロディナの魅力の組み合わせに、高額のチケット代もものともせず?に上京しました。 昔のハリウッド映画を想像していた訳では無いのですが、舞台は簡素でした。ドミンゴはちょっと苦しい場面もありましたがまあまあ。ボロディナは4年前のザルツ以来でしたが、随分貫禄がついたウエストまわりにびっくりしたものの、独特の艶のある歌は健在でした。しかし、聞かせどころの第2幕「あなたの声に心は開く」のアリアは彼女のCDに比べると、さらりと歌われ、あれれ?肩透かしでした。 絵葉書はルーベンスの「サムソンとデリラ」(ロンドン・ナショナルギャラリー) 2001/6 東京.NHKホール NYメトロポリタン歌劇場引越公演 ![]() 母娘で涙の蝶々さん(36)「蝶々夫人」プッチーニ★★★ 指揮:アントン・グアダーニョ 演出:栗山昌良 蝶々夫人:ヴェロニカ・ヴィッラロエル ピンカートン:マリオ・マラーニ シャ−プレス:ダヴィデ・ダミアーニ スズキ:永井和子 ゴロー:松浦健 ヤマドリ:三浦克次 ♪〜この日は初日、次女と一緒でした。オープン以来盛況?の新国立は初めてでした。前日のNHKホールに較べると格段に良い席、チケットもMETの引越し公演の3分の1です。ドミンゴ夫妻も来席。いっそう華やかな雰囲気でした。演出は日本的な細やかさで、タイトルロールの衣装や化粧、仕種も美しい舞台でした。オペラ教室で観た映像(フレー二の)と違って安心して観ていられました。ピンカートンを待って、障子に穴を開けて待つ姿・・・ハミングが流れる叙情的なシーンです。その時、次女が堪らなかったのでしょう。遠いアフリカにいる恋人を想って、すすり泣き。私も涙でした。 2001/6 東京.新国立劇場 |
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マチェラータで野外オペラ |
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(37)『ノルマ』ベッリーニ★★
指揮:ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ 演出:ダニエル・アバド ポリオーネ:ファリンコ・ファリーナ オロヴェルゾ:アンドラ・パピ ノルマ:シルヴィ・ヴァーレル アダルジーザ:マリアーナ・ペントチェーヴァ ♪〜トスカーナとウンブリア地方のひとり旅の後、ボローニャから海水浴客で超満員の列車に乗り、アンコーナまで行きました。同じ列車でミラノから合流するはずだった友人達とははぐれてしまったので、マチェラータまでタクシー。途中、前を走っているタクシーに友人達が乗っているのを見つけ、ホッ。(^^;) この夜から早速、オペラ観劇でした。昼間の40度近かった猛暑も去って、とても気持ちの良い宵でした。夕闇が迫るころの群青色の空の綺麗なこと! さて肝心の『ノルマ』です。球技場として造られたこの会場は奥行きはあまりないのですが、間口が左右に拡がり、なかなかダイナミックな見せ場を観ることができます。 ヴァーレルは映像の『アイーダ』で観たことがあり、美人で歌も素晴らしかったので、期待は大きかったのですが・・・予習で聴いたカラスのアリアが耳に残っていて、ヴァーレルには不満足。昼間の移動で疲れていたこともあり、ボーッと観ていたのでしょう。あまり記憶に残っていないのです。残念。 2001/8 伊/ マチェラータ・スフェリステリオ野外劇場 ![]() 華やかなアイーダ(38)『アイーダ』ヴェルディ★★★
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夏のマチェラータ最後の夜 |
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(39)『トスカ』プッチーニ ★★
指揮:レナート・パレンボ 演出:ジルベルト・デフロ トスカ:エリザベート・マトス カラヴァドッシ:マルチェロ・ジョルダーニ スカルピア:ルッジュエロ・ライモンディ ♪〜マチェラータ滞在の最終公演は昼間のクリヴェッリ巡りの疲れと安堵もあり、またもやボーッとしていました。マトスはなかなか頑張って歌っていましたが、肝心のアリア「歌に生き〜」は失敗。その反対にジョルダーノは前半はひやひやものだったのに、処刑される前のアリア「星は光りぬ〜」は素晴らしい出来で、アンコール。ライモンディの1幕目は存在感のある歌と演技でテ・デイムのシーンはぞくぞくするほどでした。しかし、2幕はちょっとパワーが落ちた感じで残念。舞台が広くて疲れちゃったのかしら?カーテンコールにも現れませんでした。 野外なので途中、オートバイの音が聴こえたりするのが気になりました。ヴェローナやオランジュも経験しましたが、音響はやはり良く無いのと、演奏が天候に左右されるということもあり、まあ一度、夏の祝祭的な雰囲気を味わったから、再訪はもうないかも知れません。(今のところ) 2001/8 伊/マチェラータ・スフェリステリオ野外劇場 ![]() 秋の京都と東京を旅する(40)『フィガロの結婚』モーツアルト★★★ 指揮:ズービン・メータ 演出:ディーター・ドルン アルマヴィーア伯爵:ロマン・トレケル 伯爵夫人:アマンダ・ルークロフト ケルビーノ:ソフィー・コッホ フィガロ:ブリン・ターフェル スザンナ:エリザベス・フトラル バルトロ:ヤン=ヘンドリック・ロータリング マルチェリーナ:藤村実穂子 ♪〜秋は久しぶりの京都への旅をはさんで、東京と横浜でオペラとグルメをたっぷり愉しみました。 舞台は白い凾のような簡素な部屋が背景でしたが、衣装などはオーソドックスな18世紀風、すっきりした舞台美術は好みでした。お茶目な演技も可愛い?ターフェルにすっかり魅せられ、ファンになりました。テノールよりバリトンが好みです。ターフェルが好きなくらいですから、顔もどうでも良いです。(^^;)メータはモーツアルトはあまり得意ではないのかもしれませんが、どこがどうとは言えません。藤村もウィーンで聴いたばかりでしたが、パワーがあり、巧い!!何も言うことはありません。日本人の誇りです。このときのケルビーノ、ソフィー・コッホが歌っていたのですね。あまり、印象がないのです。 2001/10 東京・文化会館 バイエルン歌劇場引越公演 |
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