シャルトル大聖堂 Chartres |
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パリから列車で訪れたこの日は、旅の終わりに近く、疲れがでて、朝寝坊してしまった。
午前の適当な時間の列車を逃して、結局はモンパルナス駅構内のカフェで少し早めのランチを済ませ、シャルトルへ。到着したのは1時半ころ、駅舎を出ると大聖堂の塔の先端が見えた。それを目指して歩く。 途中バス停があり、待っていた若い娘さんが、「このバスはどこそこに行くのか?」と尋ねる。 「私ツーリストなのよ。」パリの町中でも道を聞かれることが多いけれど、田舎では珍しい。どこからみても普通の日本人のおばさんが頼りなげ?にきょろきょろ歩いていると思うのだが・・・。 さて、シャルトル大聖堂が見えてきた。ロマネスクは一部残るだけの堂々たるゴシックの聖堂だが、勿論私の興味は極わずかなロマネスク様式の部分。 ステンドグラス以外はほとんど、西の王の扉口に時間を費やす。 この時の旅はブルゴーニュが主な目的だったので、シャルトルの資料まで用意してなかった。 まず、さーっと内部を回ったあと、ブックショップで王の扉口の細かい解説のあるガイド本(日本語版)を購入。 中央タンパンの均整のとれた「荘厳のキリスト」、そして自由学芸の彫刻、例えば音楽(絵葉書参照)に見られる知的な表現は、どことなく人の苦悩を、今迄観てきたロマネスクから一歩進んだ深さを、感じ取ることができる。 一番面白かったのは、この扉口の柱頭彫刻、キリストの生涯がエピソードごとに38場面に彫られている。 結構な高さがあるので、首が痛くなった。 左後方に隣接するシャルトル美術館の見学後、カフェでお茶。 焼き立てのアップルパイにテ・オ・レでひと休み。そろそろ夕方、最後はステンドグラスの鑑賞。 西日が薔薇窓を透して床に色があふれる。「なんて綺麗なの!!」思わず叫びそうになった。 復活祭が過ぎたばかり、菜の花畑の広がる平野を車窓に眺めながらパリに戻った。 2000.4 |
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FRANCE
PARIS & IL DE FRANCE ROMANE
| パリとイル・ド・フランス地方 | (1)シャルトル大聖堂 Chartres |
(2)サンジェルマン・デ・プレ教会 Paris |
| (3)サン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会 Paris | ||
サン・ジェルマン・デ・プレ教会 Paris
サン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会 Paris
ノートルダム大聖堂の前は見学者の長い行列。この辺はセーヌを行き交う観光船も含め、夏の観光客であふれていた。橋を渡ると左岸、あまり整備されていない公園があり、なかを進むとサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会の後陣が木立の向こうに見えてきた。
教会後背部近くのベンチにアヤシゲな人たちがたむろしているので要注意!
正面に回り内部へ。意外なことに現在はギリシア正教の教会として使われているようだ。内陣との境にイコン衝立が置かれている。女面鳥の柱頭彫刻、青銅レリーフの3つの神の手が珍しい。この近辺もパリの古く狭い路地が緩いカーブを描き、中世の巡礼の歩くさまを想像させる。
2006.6
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