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2009/7/1(水)

2009/7/31(金)
BackNunber

 7月31日(金) 晴れ 時々曇り 

瞬く間に月末になってしまう。
ホント、すぐです。
子供の頃、夏休みに入って、7月の一週間ほどの月末が長くて、8月に入るとささっと日が過ぎたような記憶があった。
長い休みという習慣がなくてそう思ったのか、長い休みの計画や体制が整わないままの日々だったのか。
まさか、学校に行けない悶々とした日々だったとは思えないけど、あとの8月の1ヶ月以上に、長かった印象があるんだけど。

調子のいい目に力を得て、あれもこれもと企てたのが、あわただしさになったのかもしれない。
目と健康診断の思いがけないよい結果を得た7月。
張り切った分、多分毎月より睡眠時間も短かったと思う。
深夜勤務から帰った息子に「まだ、起きてる!」と何度か怒鳴られた。
睡眠を取るか、楽しい時間を続けるかと言われれば、そりゃ、寝るのはもったいない。

炎天下の午後の訪問者は、お隣の新築工事の営業マン。○○ハウスの人。
生んだ覚えが無いのに、「おかぁさん おかぁさん」と調子いい。
実はで切り出されたのは。

「棟上の日、大きなクレーン車が入るので、お宅の庭をちょっと使わせてもらう」という最初の話だった。
従って、お宅の車の駐車場は近くに確保しますからで、話が付いていたのだが、
「現場の者と詰めました結果」。で、どうした?

「もう少し、奥にクレーン車を着けないと、アームが届きません。」奥とは花畑。
「ココに鉄板を置いて、クレーン車の脚がきます。」
すでに、頭の中で算段していた。お盆まで保たせたかった仏花。花の過ぎたカラーや芍薬、カスミソウは根を張らせたいし、去年収穫できなかったじゅずだまは 一番のっぽで葉をざわつかせている。

「雨の日を見て、移動させられるものは移動します。根っこだけのものは、土をたっぷりかぶせておきます。」と了解しかけたのだが。
ちょいまち、
宅地の測量図も、クレーン車の図体も頭に入っての工事計画のはずで。
今頃詰めて変更というのはプロの仕事じゃありますまい。

営業マンはひたすら頭を下げるだけだが、実際工事担当者にどう伝わるのか。
毎日顔を合わすのはわたしだし、解体工事のいじめ防止に飛び出るほどのオバサンだから、まぁ、鬱陶しい日になる。

狭い日本、街場の工事にはつきものの条件なんだろうし、お互いさまの話だけど。
この一件だけで、どんくさい仕事の印象は否めない。
しかし、うちは、みなさんあざやかだったなぁ。
冗談ばっかりの監理会議だったけど、抑えと詰めと実行に手を抜かなかった人たちの力をあらためて思い出す。


出来事

各党のTV討論が盛ん。「わが党は わが党は」で。
昔なら、画面を見なくても、意見だけで、何党と解かったけど。
似たり寄ったりの最後の(ゴメン、だって、国会に帰れるかどうかわからないんだもの)議員さんたち。
TV出演の時は、党ごとにネクタイの色を決めたら、よく解かるのに。

7/31
  • 鶏ささみ梅肉和え、おおば
  • 焼き飯
  • 豚キムチ
  • トマト、きゅうり、ゆでたまごサラダ
  • なす、きゅうり糠漬け

きゅうりは昼前に頂いたもの。話より先に漬けさせてと、ほら、夕方にはいい漬かり加減。


 7月30日(木) 晴れ  

お隣は見事に更地になった。いよいよ、新築工事で大きな車が入るので、いったんうちとの垣根もとっぱらわれた。
うちとお隣りと前の二軒を合わせて昔、軍人さんの大きなお屋敷だったのだそうだ。
お茶室があり、築山で近所の子供たちが遊んだことや、毎朝黒塗りのハイヤーのお迎えがあったことなど。

なんで、こういうことが解かるかというと、なんせ古い街、馴染みの家の解体となると、近所のこれも歳も居住も古い住人が見物にこられて、そこで、懐旧の話が咲く。
水遣りを始めると犬の散歩のひとりが来て、やがて人間の散歩組。どこのたれべいさんか解からない人もあって。
暑い昼をどうなさっていたのだろう。湧いてくる。

家のついでに、賢こかっただとか、早死にしただとか、嫁さんはどこの出だとか、まぁ、かなりの広範囲に及んで。
せめて、よそもんでよかったとさえ思う。
建つまで、こういう騒害も覚悟ですわ。

アブナイなぁと思いながら、月末のパソコンさわり。宿題の日記リストが、2年分整理できた。あとの方が多い。
さて、どうUPに持ってゆくかだ。そうこうしているうちに、またこんがらがるのは必死。
思いの丈を打ち込む日刊は、寝る前のたのしみ事なんだけど、どうもこの整理、管理がくそ面白くも無い厄介仕事。

ケアマネさん来所。8月のディサービス予定。

「いざというときのための対処の方法」について。
もう1ヶ所ショウトスティ先を決めて、契約をしておく。いわゆるつばをつけておく。
2ヶ所あれば、なんとかどちらかに入れてもらえるだろうからという理由。
もうひとつは最低30分の訪問介護を受けておく。
急に頼んでも、母や家事の説明に時間を割いていては、結局「いざ」の時に間に合わない。

ここまでだんどりしておいて、しかし、万事上手くゆくとはかぎらない。
若くても生き難いけど、歳とってももっと生き難い。
健康なら、まぁわたしくらいの世代が、さしたる責任もなくどてっと横着に生きられるわけか。
これだって、いつぶっ倒れたって、おかしくない歳だけど。

悟りを開かない人間は、いつだって、ドキドキして暮らすわけですか。

ディサービスで送ってくださった若い職員さんに、母の家での様子を尋ねられる。
何ぞ不始末をしでかしたかと思いきや、「せいぜい家庭での暮らしに沿ったサービスをしたい」からというのが理由だった。
食事の時、箸かスプーンか、食べこぼしはどうか、家事で何かしていることなどなど。

ご苦労をねぎらったら、「やっぱりぼくらの先輩として、教えられることも多いから」と優等生的回答。
「ボク、この仕事好きですから。月給分だけの笑顔で居たくない。」 またまた!


出来事

マニフェスト マニフェストってアレは、政党間の攻撃材料ですか。
国民に提示して「ガンバリまっせー」ではなかったらしい。

勿論、「わが党はがんばります」の国民への約束なんだけど、
約束が守られてない経験を何度もすると、やっぱ国民の方も、妙に納得して、
どうぞご勝手にとなるから、政党間でどうぞあげあしとりやっておくれやす。

昔はもっと政治のことまじめに考えられたのに、茶化してしまっては、オシマイだよ。

7/30
  • じゃがいも、セロリ、ベーコンのコンソメ
  • 鶏ささみ蓑虫揚げ(じゃがいも、人参)
  • セロリとじゃこのレモンかけ(昨日みんなご機嫌だった)
  • なす糠漬け

昨日のセロリ1本頑張って。寝る前にとうもろこし。頂いた。歯のこと忘れて、かぶりつく。好き 好き。


 7月29日(水) 晴れ 深夜雨  

「申し分ないです」って言われると、
さらに「これなら、遠く以外はめがね無しでいけますねー」なんて言われると、
涙がほろほろ出て、つい「生きなおします!」と張り切って答えてしまう。
白内障、術後の定期健診。めでたし。

思い立って、手術をしてくださった病院の先生に、お礼と経過報告のハガキを書く。
患者の悪い時は診ても、よくなった時は、もう街医者に返っているんだから。
考えたら張りの無い話でと勝手に想像して。
私自身はレシートでも貰いたくないタイプだから、ひょっとしたら余計な事かもしれないけどと思いながら、
うれしいとついつい。

夜、AYAKOさん。
出来立ての「古布に魅せられた暮らし」を届けてくださる。
AYAKOさんの人形がプロの写真で光を放つ。
全国の作家さんたちの作品の羅列。まだお若い頃の作品で馴染みの方も、だんだん洗練された作品に変わって。
そんな中で、AYAKOさん一貫してAYAKOさんの匂い。そこがイイのよ。

薄墨で丁寧に書かれた挨拶状がまたうれしい。
AYAKOさんの暮らしぶりも人形に吹き込まれて、ここにも丸ごとステキな人。

エプロンスカート

先日写真で上げたエプロンスカート、なんだか人気。
布準備の問い合わせに答えて。
要尺 105cm幅の布なら、着丈の倍プラス10cm。ダブル幅なら、着丈分プラス10cm。
着丈は、首の後ろぐりぐりから、裾丈まで。
布の質 目の積んだ一定重みのある方が、スカートがとろんと下りてきれいなように思います。
化繊が少し入った方が、洗濯がラクです。色も鮮やかで、染料によりますがはげにくいような気がします。
接着芯、襟ぐりと袖ぐりの見返し分。布にあわせた厚さ。
襟ぐりと袖ぐりで、しかもココはななめの布で、ビッグな本体を支えるワケですから。着崩れ、伸びを防ぐ為です。


出来事

西友の食料品売り場がこのところのお気に入り。
いかにも新鮮な野菜。

芹を見つけた。クレソンも。似た様なものだけど、みどりの少ない時期にうれしい。
芹は明日の味噌汁に。クレソンは軸はいっしょに炒めて、あとはトッピング。
季節の野菜に勝るものはないと思いながら、天然モノでなくてもやっぱり欲しくて。

7/29
  • ぶり塩焼き
  • じゃがいも、ベーコン炒め、クレソン
  • セロリとじゃこのレモンかけ
  • ゴマ豆腐
  • なす糠漬け

お店を変えると、いつもと違った食材を買う気になるから不思議。


 7月28日(火) 雨時々曇り  

ガラクタが撤去されて、更地になるのを待つばかりのお隣に、家主のおじさんが杖をついてやってくる。
近くのアパートで仮の暮らし。
自分の建てた家がなくなり、息子が新しく建て替えるのは、めでたいし息子さんの羽振りも結構なことだしと思いながら、おじさんの心に去来する寂寥を背中に見る。
おめでたい挨拶をするのは簡単だが。

母は元気に帰ってきた。
色紙の朝顔を貼り付けたうちわ。
そういえば、今年の夏は我が家にうちわが無い。
涼風を呼ぶことも、焼き魚の炭火をパタパタあおることも無いけれど、毎年なら、商店街で貰ったうちわの1枚や2枚はあるものねー。
はがれそうになった朝顔を貼りなおして、母の枕元に。

やるせない気持ちを、また大さんの書き込みが救ってくれた。
大さんのHP、「ずくなし生活」でも、バックアップしてくださってる。

昔、お役所勤めをしていた時、年度末に異動希望を聞かれるのだが、決まって「福祉関係」と答えていた。
同期が福祉の現場でバリバリ仕事をしているのを憧れていたし、お役所のお役所たる物事の進め方に壁々していたし、畜産課ではとうとう、お肉は一生食べないと決めてしまったし、衛生研究所ではコレラだ風疹だで、細菌の世界の不気味さを見た。

「尊い仕事 人に優しくなれる仕事」として福祉の仕事に憧れていた。
「そんな生易しい仕事じゃないよ」と同期はぴしゃりと言った。
「ようこんだけ、次から次に不幸が押し寄せるわ」と思う毎日だと言った。

母がディサービスを受けることのわたしの気持ちのひっかかりは、単に福祉の仕事に憧れていたあの頃の甘い自分にあった。
家では出来ない母の介護と機能を退化させないためのチャンスと母の世界を広げるということにあったはずだ。
不十分ながら国の介護施策の利用は当然だし、ケアマネさんは、自宅介護者の疲労を失くすことも、今大切なことだとも言われた。
姉に母を託さないことも、姉が介護の学習や手続きを何にもしないことに腹をたてていた。

母の為のいい介護の骨子はちゃんとあったはずなのに。
うまく行かないと、或いは血のつながりゆえの、母の気持ちがわかりすぎると、この方針が揺らぐ。
「ディサービスを受けて、まだまだあった、母のあたらしい世界」の筈が、介護者の都合で、「施設に預けている、預かってもらっている」になってしまう。
理性を失って、単に甘ちゃんだけの気持ちはある意味ラクだし、自分の気持ちに心地いい。
肝心なのは、母の今と今後の問題で、いかにも母の気持ちを考えているようなそぶりで、自分が優しさぶって、混乱を起こしている。
安直に自分さえ気持ちをすんなり落とせばというのは、母に対する傲慢でもある。
ココに母の人格を認めていない自分が居る。

母の介護のおかげで私自身がたくさんの知識を得た。
得た知識が揺らいで、落ち込む。
もう、エエ歳して、悩むなよ。
介護する力も時間も余裕もひとりでは充分にないのに、まだ、優しい人にみせたいというくだらない色気で墓穴を掘った。

家だけだったら、うちわの一枚も母に作るチャンスを与えられていなかった。
食事とちょっとのお散歩と、行動に気をつけるだけの介護は、単に介護者の自己満足だけで、母の世界を広げることにはならない。
母は、97歳でもまだまだ立派だし、家で出来ることと出来ないから施設に頼むこととを両立させれば、
そのことこそが、母の「命」を守り母の「人格」を認めることだ。

おかぁちゃん、ゴメン。
頼りにされているのに、揺らいだ顔、おかぁちゃん気づいていたでしょう。


出来事

Lesson(80)
服作りなど、約束事の多いLessonの日は、生徒さん一人にしてもらう。
和服からスカート完成。先に出来たベストと合わせて、早々の冬支度。
この教室に来てから、「アイロンをこまめに使うようになった」と生徒さん。
そう、助けてもらうのよ、アイロンひとつでどんだけ手早く出来て、すっきり仕上がるか。
フレアーのあるスカートの裏裾の始末伝授。これはわたしの得意のところ。

7/1
  • 長崎皿うどん
  • 枝豆、とまと
  • ひじき
  • なす糠漬け

しいたけとたけのこがあるとうれしくて、皿うどん。


 7月27日(月) 雨 断続的。ときどき晴れ 

「雨やし、止めとこか」。
思わず、出かける準備の手を止めた。うん?
畑仕事に出かける母が麦わら帽子のひさしを上げて空を見てつぶやくそんな昔のおかぁちゃんの言い方だった。

母はディケアに行く準備を完了し、わたしはお稽古に行く準備にバタバタしていた時だった。
「雨やし、、」はディケアを休みたいということだったのか。
4日続けてのディケアはちゃんと説明をして、納得してもらっていた。
やっぱり、行ってよかったよと閉め切った部屋のクーラーはよくないとも話し合った。
隣の家ががらんどうになって、重機も撤退して、あとはトラックで瓦礫を運ぶだけにはなっている。
しかも涼しいし。
そんないきさつを母が解かって言ったのか、単に雨だから、昔の暮らしを思い出したのか。

「そんなん言ったら、わたしお稽古行かれへん」と言いそうになって、いやいや、不満を母にわかるように説明するのがしんどくなって、黙って飲み込む。
わたしの楽しみの為に、母にディケアに行ってもらっている構図は、時々わたしを苦しめる。
お休みしたことは無いけれど、今日は多分、家に居たい気分なんだろうなと思える日もある。

やがて表にお迎えの車、窓から外を眺めていた母はすぐに見つけて、腰を上げた。
何事もなかったように「今日もまた一日よろしくお願いします。」と母は調子いい挨拶。
わたしには、わがままを通してと思うのか、お世話になる職員さんには、昔かたぎの礼儀として挨拶をするのか、ワカラン。

わたしだって、計画も狂うし、約束も出来ないしとときどき、「おばぁちゃんのせいで」とまで思ってしまうことがある。
いくら、赤ちゃんといっしょなんだからと思い、赤ちゃんだと思えば腹を立てることもないと思っていても。

自分の計画に邪魔が入ったり、思うように行かない時に起こる不快は、
だけど、これは母の状況から見れば、贅沢な発想である。
母のささやかなディケアお休みの欲望すら、ご和算になってしまって、ついでに周りが腹を立てるなんて、
すごい冷たい対応ではないか。
所謂、支配者然として、母の動向を、自分の都合で決める。

「雨やし、休もうか」とつぶやいて、わたしの方がお稽古を休んでしまった。
母の気持ちをくみ上げることをせずに、自分は自分の都合をつける。

「雨やし、、」を言ったのは母。
ときどき吹き込むほどの激しい雨に、こころの置きどころをなくして一日。
整えた母のベットが広すぎて、

雨の日も嵐の日もある。
人間だものと思いながら、その人間、自分が許せない日もある。
ホンマのところが、聞きたい。
わたしは、いい介護者なのか。一貫して本当の優しさを貫いている人は絶対居るはず。
わたし、出来そうに無い。


出来事

こういうことをするのが正しいのかどうか。
お世話になっている、ディケア施設や、ケアマネさんに、夏のご挨拶に回る。
昔、学校の先生にいわゆる付け届けはごく普通にやられていた。
子供心に、その付け届けの金額の多寡を計算していたような気がして、 やっぱり、あんまり正しいことでは無いと思うのだが、
自分にはできない仕事をやっていてくださるんだものと。

7/1
  • 鯵開き
  • 海鮮餃子
  • 蒸しきのこ、ポン酢
  • こいもとこんにゃくちくわの煮物
  • なす糠漬け

冷蔵庫が変。牛乳の紙パックに細かい水滴。しらんよぅ、夏の盛りに。まぁ、詰めすぎの感あり。


 7月26日(日) 晴れ ときどき激しい雨 

別荘へ。
息子がおバァちゃんを誘ってくれた。「ぼくが付いてるから、大丈夫だから。」
車を降りてからの階段が心配だし、家にひとりも心配だし。
母は息子の言うことはよく聞く。

母の最後の遠出かなと、黙って考えて。
今日は「親子の日」。何する日かわからんけど、三代揃えば、よろしいじゃろ。

AYAKOさんと大さんとクロス屋正ちゃん

なんとも豪華なメンバー勢ぞろい。
豪華とは、生き様の豪華さ。自分の仕事を充分にこなし、そのあとの奥の深い暮らし、見つめるもののはるかな高さを言う。

AYAKOさんの人形が華やかに陽の目を見た。
学研「古布に魅せられた暮らし」(掲示板参照)にAYAKOさんが登場する。
若いときのたくさんのお稽古事のあとに、たどり着かれた人形制作。
コツコツと自分流を崩さず、決して洗練しない姿を維持して、一昔前、どこかで見たような少年の面影。これがAYAKOさんの人形。
本になって、一区切りがつき、読者の感想が上乗せされて、AYAKOさん、ますますやる気を起こされるだろう。
やる気の中に、だけど、自分の人形を変えないだろうというAYAKOさんの気概も伺えて、私はそれを期待する。
同い年、とてもキレイ。そして手広い家業の事務方を引き受ける現役の人。

昨夜の携帯メールで泣かせた人、大さん。
「11月頃に黒さんに会いに行こう」と奥さんの花ちゃんと決められたらしい。
だから、会いに行くから、そのために「10月に受けるケアマネ試験の勉強頑張ろう」と書かれたあたり、泣かされた。
大さんは、元は花ちゃんからのネッ友さん。いつの間にこんな近い人になったんだろう。
お家をリフォームして、いつかみんなをと考えていながら、母のことや目のこともあって、踏み切れなかった。
大さんたちと、もっと広めて一気に計画に進もう。
いろいろ介護のことで世話になって、いわば母の介護の進め方の骨子を作ってくれた人。
こんなキタナイオバサンに会ってどうするんだよぅと泣きながら笑って。
憧れの信州の澄み切った空気の中で、思ってくれるひとの居ること、うれしくて泣いてもいいやろ。

向田邦子さん贔屓の街の夫婦だけで営む小さな魚屋さん。向田さんは常は食材を調達するだけだったが、ある日閉店後の魚屋さんを訪問された時のエッセイが在る。
蝿取り紙のぶら下がった昔風の店先からは想像できない夫婦の暮らしぶりが書かれている。
二階には、子達のための御所人形が飾られ、お茶の道具が置かれ、本棚には魚をさばいたご主人の趣味の天文学の蔵書が並んでいた。確かこんなくだりで、この家族の奥の深さに驚かれている。

クロス屋正ちゃんの家族の初めての訪問を受けた日5月17.18日号私はこの家族に、向田さんの魚屋を思い出した。
仕事のあとの奥さんと望花ちゃんとの暮らしぶりが、向田さんのエッセイに直結した。留守を守り、絵本を作り、消しゴムハンコを作る奥さんも魅力。

深夜のパソコンメールはその正ちゃんから。
ご無沙汰を詫び、目の手術を、「ホント 嬉しいッス」とまだ若いひとらしい表現で。

詫びること無いよ。
あの日以来、私はステキな家族を思い浮かべるだけでこころが和んだ。
また行きます とある。
お盆が済んで落ち着いたら、待ってる。わたしは望花チャンランチを作ろう。
メールの返事がまどろっこしくって、電話をしたら、「毎日日刊読んでると、毎日話をしているような気がして」と正ちゃん。
わたしだって、ずっとずっと昔からの友人のような気がして。って言っても、息子よりも若い友人。

家でじっとしていても、押し寄せるこの豪華な熱いもの。
こんなシアワセでいいのかなぁと思う。
こんな嬉しいことばっかり日刊に書いていてもいいのかなぁと思う。

いつだったか、設計士さんに、「嬉しがってるみたいでしょ、わたしのHP」と言ったことがある。
「嬉しいこと、がんがん書いたらいい」が答えだった。
嬉しいからもっと喜んで生きようと、それが励みになるんだから。そんな意味に受け取った。


出来事

→ 豆藤のお弁当は美味しいと聞いていた。
店屋物嫌いもあって敬遠していた。

最初の頃、おじさんが昆布巻きや煮豆を小さい車に積んで売り歩いていた。
いつも行列が出来ていた。
京都の友人が「伊勢丹に豆藤さんが入る」と喜んでいたので、不思議だったけど、やがて大丸にも入って、繁盛の噂。
たべて、なるほどの美味しさ。この味とこの値段を考えると、敬遠していたのが惜しい。
まぁ、お弁当買うって言ったって、うちは見事三人三様。

7/26
  • 豆藤のお弁当(から揚げ弁、鮭弁、ちらし弁)
  • 豆腐とえのきのおすまし
  • ひじき
  • なす糠漬け

息子の提案で別荘帰りに豆藤でお弁当を買う。母が無事で、ほっとしてとたんに疲れて。だから、こんな日もあっていいだろ。


 7月25日(土) 曇り時々雨  

狭い我が家でも、さすがに昨日は働きすぎた。足の裏がぺったんこで、くるぶしの辺りが痛い。
生徒さんがお帰りになって、そのあと、何十枚かの皿小鉢を洗い、常使いで無いものは納屋の箱に収めた。
週末にバタバタするのはイヤだから、すっくり掃除も洗濯も済ませた。
時々、よう身体が動くなぁと、スイスイが楽しくもあって、ま、いつに無くやりすぎ。
バタバタしたくない理由に、洋裁をどっぷりしたくて。

沢村貞子さんのエッセイ「私の台所」にチンタラデーを決め込む日がある。
掃除洗濯料理に励みながら、「こんなことしていていいんかなぁ」と疑問を持って、別に埃で死ぬわけじゃなしと家事を徹底的に放棄する日。
明治41年の生まれにしては、まだまだ向学心と確たる思想を持ち続けた人だから、 裏に「勉強しなくちゃ」の思いが溢れていて。で、なにもかもに目をつぶって、好きな本を読んで過ごされた。

思いは私だって同じで、
掃除をしたって感動してくれる家族があるわけじゃなし、珍しいものを一皿と心がけたところで、目を見張る家族があるわけじゃなし、
だったら、自分の為に生きようと思うわけで、勉強には結びつかないけど、ま、週末はアトリエにこもる算段があった。
好きなことを好きなだけする日が私のチンタラデーである。イメージ以上に勝ち取る根性も必要だ。
そのために、前日すべてを片づけておくというのは、小心者の悲しいさがで。
そやから、足をさする年寄り臭い所作になる。

沢村さんは、じっきにそわそわと落ち着かなくなり、店屋物で済ませる夕食に我慢ならなくなり。
私の場合は、調子の悪いロックミシンに手を焼いて、ついつい「あっそうそう」で立ち上がる破目になった。
「あっそうそう」で、雨上がりの草むしり。「あっそうそう」で母のディケア用の夏服に名前書き。
「あっそうそう」いっぺん大豆を水に漬けてひじきと煮る準備に。

入浴治療にも関わらず足が痛い。
満足なチンタラデーでもなく、さりとて何をやったという形もなく。

コレをぐずぐず打っていたときに、携帯メール。
目が覚めた。
一日の最後に、まるでフットライトを浴びたように、晴れがましい思いになって、続いて涙が出てきた。
背中に時々ついてくださる神様に代わって今日は人間。
温かい体温が伝わってきて、今日だって、いい日だったじゃないの。
惜しいから内緒
惜しいから返事も一晩噛みしめてから。


出来事

7/25
  • 炒りたまごのえのきあんかけ(新作)
  • 船凍するめいかのお刺身
  • 三度豆の胡麻和え
  • じゃこおろし
  • なす糠漬け、奈良漬け

買い物に行かなかったから、メーンはたまご。


 7月24日(金) 晴れ  

薬もなんにも飲まないのに、母快復。自分で治す力がある。
なんちゅうすごい生命力だ。
きっちり食べてくれることだけが、頼みの綱。これだけはわたしの仕事として、美味しいものガンガン作ろう。

ミー子さんの復帰。要するにわがまま病だった。ネコ缶だけではアカンらしい。
コレもわたしの仕事として、美味しいものガンガン作ろう。

なんちゅう孝行な娘だ。
なんちゅう愛に満ちた、オカァタンだ。

Lesson (79)

生徒さんが笑う。「いつもと違って、お部屋がきれいやなぁ」。
「目がそんだけ、ようなったということや」と笑う。

久しぶりに来た生徒さんは、そのままになっていたバッグをふたつ完成。
似たような素材で、何人もの生徒さんが自分流に仕上げて下さるのがうれしい。
Iさんは、古いバッグの持ち手を付けられた。まるで初めから決めていたように、びたっと似合う。
センセは中縫いだとか、芯だとか、強度だとか、使い勝手のよさをちょこちょこと押さえるだけで、ラクなもんです。

先日のエプロンスカートをマネキンに掛けて置いたら、わたしもわたしもで、えらい人気のスカートが出来る。
型紙の補正が3人。手持ちの布も気に入ってもらった。
お気に入りを集めておいた布の値札をつけておいたのは、今日の為にあるみたい。
しばらく、エプロンドレスの競演になります。

すでに作った人は、「明日、コレを着て、京都の母親大会に行きます」とメールがあって、
センセって、なかなかうれしいもんよ。


本日の定食屋メニュー
  • 生鮭のピカタ、キャベツ、トマト、パセリ
  • 牛時雨煮
  • 冬瓜の葛煮、しいたけ、えび
  • なす、こんにゃく、はんぺんの田楽
  • 大根、油揚げ、みょうがのサラダ

冬瓜の命は美味しい出汁のみ。今日はキッチリ取れて上等。
生徒さんの畑で冬瓜が育っているので、採れたら大鍋でいっしょに作ろうということに。 近所なので遠い生徒さんが羨ましがること。
次の定食付きLessonは5人分。しかも朝から教室。
どうしたらセンセ涼しい顔して二役できるかだ。メニュー作りが楽しみ。

7/24
  • 牛時雨煮
  • 冷やし茶碗蒸し
  • 三度豆の生姜醤油
  • なす、大根糠漬け

とれとれの三度豆を頂いたので、コレはもう、ゆがいて生姜醤油。しっかり豆が入っているのに軟らかい。
スーパーで売っている三度豆はどうしてあんなに細いんだろ。


 7月23日(木) 晴れ  

毎日毎日お隣の解体工事のことを書くのは少々気がひける。

図書館や友人宅に逃げ込む予定が、目が離されへんと張り切るところなんぞ、
我ながら呆れを通り越して、だから、勝手に忙しがってるのよと、馬鹿馬鹿しい。
去年我が家で充分懲りた筈なのに、
我ながら馬鹿を通り越して、早死にするぜと腹立たしい。
まぁ、早死にの年齢のうちはもうとっくに過ぎたから、
我ながら、早死にを通り越して、やっぱり馬鹿に戻る。

結局、急な頼みで、母のショウトスティは叶わなかった。
ケアマネさんがディケアに頼み込んでくださって、母は連続4日、ディケア通い。

このところあんまり調子よくないなぁと思っていた。
普通の毎日が続いていても、ある日突然、がくんと調子が落ちる。
昨日まで出来たことが、今日は出来なくて、いつもはわたしから奮い取るようにして 袖たたみする着替えたものを、今日は放りっぱなし。
行動がぞんざいになった。なげやりな行動が気になる。
自分でも感じたらしく、今日はお風呂は止めたいと言ったと。

昨日、往診に来てもらって血圧が少し高かった。
母に効き目のある薬はもはやあんまりない。

締め切った部屋でクーラーの暮らしはよくないのかもと気になる。
ディケア施設では、クーラーは26度に設定。広いから、実際の体感は28度くらいらしい。
埃が静まったので、窓を開けて、水分をたっぷりとで、今夜はしのぐ。

ミー子さんは相変わらず食欲なし。
口の変わるものをと、生鮭を焼き、チーズを与えたら、あらまぁ、皿をなめるように食べた。

調子の悪い二人かかえて、かなわんなぁ。
しかし、ファイトが湧くという馬鹿さ加減を、上手に使うよ。


出来事

そろそろ、お盆のお客様やご挨拶に行った時の手土産つくり。
レースの洋服地でで作務衣を作ると、どんな感じなるか。
冒険も楽しみのひとつ。

7/23
  • 焼き肉(ピーマン、じゃがいも、ウインナー、キャベツ、焼き豆腐)
  • きゅうりの塩昆布もみ
  • 冷たいおかゆ
  • なす糠漬け

息子が早かったので焼肉。母は冷たいお粥。朝炊いて冷蔵庫に冷やしておいた。で、わたしは最下段。


 7月22日(水) 曇り夜雨 

ガンジス川のほとりで、黒くなった太陽を呼び戻す為に、祈る人たち。
日食に関するわたしの気持ちに一番近い。

常日頃、太陽を見つめるという行為は無い。
飛行機雲の向こうに輝いていたり、いいお天気に青空を見上げて、ホント吸い込まれそうな高い空と思っても、太陽そのもので心打つことが無い。
中心でありながら、周りを照らす、周りを輝かせる、そんな役どころの方が多い。
或いは、個々に語るほどのちっぽけな存在で無いことが、鷹揚な役どころになるのかもしれない。

お月様はそんな太陽に、しばしの休息と、太陽のありがたさを、この地球に知らしめるお仕事をなさった。
宇宙の不思議の解明のチャンスとばかりの科学者たちの興奮ぶりの外で、不思議は不思議のままでと。

あたりに急に冷たい風を感じて、木立の中から鳥がざわめいて飛び立って、やがて、だんだん暗い幕が下りる。
皆既日食ではなかったが、かなりの部分日食を見たのは、高校生のとき。
そのときの経験を話していたら、「古くから生きていらっしゃるから」と息子は笑って出て行った。

知らん振りのできないこのあたりが、自分のいやなところなんだけど、いよいよ激しくなった隣の解体。
解体よりも気になるのが、相変わらずの怒声。
こもって居たけど、時々外に出て、工事現場を見る行動に出た。他人が居れば、そうそうひどいことも出来ないだろうし。
「冷たいお茶、あるわよ」と話しかけて、裸のにぃちゃんたちが意外と快活であることが解かったんだけど、快活のままで一日終れんかいと。
どうしたら、逃れられるかと思いながら、ますます深入りしている。

写真がUPできなくて、2日悩んで。解決したものの、どうして解決できたのかが解からないから、進歩に繋がらない。
また今日も調子悪くて悩んで。
ミシンでも編み機でもそうだけど、「機械は人を見る。」
隣の解体にこころココにあらずの上の空、機械に諭されて。


出来事

「知る楽」緒形拳さん、最終回。今日は舞台俳優としての緒形さん。
もう一度、教育TVで再放送もあるからと、自分を慰めているが。
昨日は「はじめてのおつかい」も見たし。

あっ、目のせいだわ。近づかなくていいし、はっきり見えるし、あとの針仕事の為に、目、残しておこうと思わなくていいし。
けっこうなことですが、さて、新しい地デジTV、いつ買うのがいいんだろ。
このTV、もう10年になるんだけど、ビクともして無いし。

7/22
  • 鮭ピカタ、三度豆とじゃがいも炒め
  • かぼちゃ
  • 蒸しきのこ、レモン醤油
  • 干し鱈、ねぎおすまし
  • なす、大根糠漬け、奈良漬

ピカタはLessonの定食屋の練習。どうしたら油っぽくならないで焼けるか。「ためしてがってん」の低温蒸しを安い(ホンマに安い)きのこいろいろで。


 7月21日(火) 雨時折激しく、午後時々曇り  

よく降りますこと。
お医者さんから帰ったミー子さんと、縁側に座って、雨を見ています。
今日もお隣、雨の中の解体作業。昨日とおんなじに怒声が聞えます。
時折叱声と同時に悲鳴も聞えます。

言葉のやり取りから、腕をねじ伏せられているな、スリッパでたたかれているなと感じます。
他のメンバーも、助けに入るわけでなく、追い打つ言葉や、笑いが聞えます。
イヤだなぁと思い、暴力は絶対いけないと思い、これで人は育つのかと思いながら、毎日こういう場面の中に居ると、男の世界って、こういうものなのかなぁと思い、 自分の長いお勤めを省みて、女だから、ラクに過ごさせてもらったのかしらと、変に肯定してしまいそうな自分が居ます。
親の暴力に育てられた子供は、やがて親になった時、子供に暴力をふるい、虐待に繋がると聞いたことがあります。

普通の光景と思ってしまいそうな自分がイヤで、せいぜい大きな音で戸を開けたてし、大きな声でミー子さんに語りかけて抵抗してみるのですが、
振り切っても振り切っても、逃れられないのです。
たまたま目の当たりにした光景。
世の中、隠れた部分で、ひょっとしたらこんなのことはいっぱいあるのかなと、悲しい人たちの存在が気になります。

既製品から型紙を取って、エプロンドレスが出来ました。
NO.1は薄い布で。スパッツの上に羽織れば、風で揺らぎます。
NO.2はしっかりしたちりめんプリントで。
外に逃げる肩の部分を少し内側にくりました。
ちりめんプリントの方が正解で、嵩の高いスカート部分がストンと落ちてくれます。
新発見は、こういう織りにふくれのあるものは、ニット用の糸で縫ったほうが、アイロンがキレイに納まること。
やってみて損をすることは何も無いなぁと、楽しめました。

昨日から、写真が出なくて、朝から、パソコンと格闘中。なんでじゃ。

出来事

衆院解散。感動はなし。
色鉛筆画を書くための週刊朝日。表紙は麻生さん。まぁ、一度くらいは描いてもいいんだけど、
顔の真ん中に「解散」の太い活字。支持率を象徴するように、目を瞑った麻生さんでは。
瞑ったと打って、瞑想ではないなぁ、悲劇の目だなぁと皮肉りたくもなります。
まぁ、俗っぽく言えば、「悪いことばっかして、なにいいことやってくれたんよ」という感じです。
で、今週はお絵かきお休み。

7/21
  • 肉じゃが
  • 素揚げナスの大根おろし
  • はるさめ、炒りたまご、きゅうり酢の物
  • なす糠漬け

雨が激しくて買い物に行かない。


 7月20日(月)時々小雨、曇り 

お隣、解体スタート。
騒音とほこりは経験済みだから、どうってことは無い。
お隣から一番はなれた場所で、刺繍をしながら、ドキドキなってきた。
だんだん怒声が激しい。
暑い盛りの、しんどく汚い作業だしと気持ちは解かる。

3,4人のチームでの仕事だから、中に熟練者もいれば、まだこの仕事について日の浅い人も居る。
指導する立場の人も当然必要だし、引っ張り揚げて早く一人前の仕事をという愛情もわかる。
そうしてみんな大きくなった。

ドキドキの理由は、否応なく飛び込んでくる半端じゃない罵倒。暴力的な言葉。
今どきでも、こういう世界があるんだ。

もしも、うちの居ながらの工事でこれをやられていたら、まずこれで参っていただろうなぁ。

終始、穏やかに進められた工事が懐かしい。
荒い仕事が終ったあとで、すっくりお掃除して、ミー子さんの出入り口まで確保してお帰りになった。
怒声でぴしっと行ったのかどうか、お帰りになった隣。
飲み干したペットボトルが散乱していて、あらためて自分の工事の記憶に胸をなでおろす。

「となりの芝生」に憧れるのはよそう。

ミー子さん調子崩して、食欲なし。どうもいつもと違う隣が気になるらしい。
お休み明けまで、頑張ろうね。

今を嘆くより、いつもの周期より長かった健康の方を誉めてやろう。


7/20
  • いわしフライ
  • たまご、トマト、ほうれん草のサラダ
  • こいもとこんにゃくの煮物
  • なす糠漬け

せっかくの冷凍いわしの三枚おろし。ほーっと焼いてミー子さんの食事ばっかりで、早くフライにしないと。


 7月19日(日) 曇り 夕方から激しい雨、夜あかる 深夜また雨 

太郎クンと草太クンにハガキを書く。4年生の太郎君と1年生の草太君。どちらも、ママが「野球ばっかりやってます」とこぼしている。
お盆の招待状。
料理屋のおじいちゃんに鍛えてもらった舌の持ち主、太郎君には、「おバァちゃんの、新作メニュー、味見して欲しいの」。
やんちゃなくせに、プールが唯一の苦手の草太君には「学校のプールで泳げるようになったかな。おバァちゃん、ちょっと心配」。

学年にふさわしい漢字と、概ねひらがなのハガキは、なかなか難しい。しかもついつい行書体になってしまうし。
お盆にきっと、通信簿をうちのおじいちゃんの仏様に供えてくれるだろ。
数学の得意なおじいちゃんだったのよ。
「岩窟王」のお話もしてもらえたのにねー。暗記していて迫力満点のお話が聞けたのに。

降るのか降らんのか、ハッキリせい!
花に水をやるか、洗濯物を外に干すか、何よりむします。朝から、お天とさまに怒鳴っていたら、午後になってやっと降った。
10分もかからないスーパーにあかり目を見て買い物に行ったら、買い物している間にまた降ってきた。
透明傘を買うのもしゃくだから、えぃ、濡れて行こう。
部活の高校生の集団が、雨に濡れてきゃっきゃと通り過ぎて行く。なかなか気持ちいい光景だけど、
年寄りの濡れそぼる格好は、ただただわびしい。
お天と様に悪態ついたせいは、こうなりますか。
ちがうやろ。ヒマなくせにもうちょっともうちょっとと縫い物して、さっさと買い物を済ませなかっただんどりの悪さですわ。
まぁ、今のうちに思いっきり降ってくだされ。
皆既日食の日に降ったら、どんだけの人が恨むことか。

アトリエにこもって。エプロンスカートが2枚出来た。
ちょっとづつ型紙を取り直して。写真はあした。


出来事

お隣。荷物を全部運び出されて、空っぽ。おじさんたちも今日から近くのアパート暮らし。
あかりが消えたお隣り、決まって朝方咳き込むおじさんの声に起こされるのもしばらくおあずけ。

急だったけど、ケアマネさん、母のショウトスティ先を探してくださった。
頼んでおいた、近くの新しいところ。多分、今後お世話になるところだし、新しい契約を休み明けに結ぶことになる。
時間をとられるので、火曜日のLessonの生徒さん、一週間繰り延べしてもらう。
お隣の工事の状況を見て、近くの生徒さんは、ちょこちょこと来てもらって、進めよう。

7/19
  • えび、おおば、かぼちゃの天麩羅
  • たけのことワカメの煮物
  • なすとみょうがの味噌汁
  • なす糠漬け、奈良漬(到来モノ)

しいたけもたくさん買ったけど、たけのこもたくさん買った。業務用の店で。日持ちもするし、好きだから。
とにかく安かった。だから、上手に買って、何人かで分ければ利口。
しかし、1とう缶(とうが出ない、一升の10倍のとう)のミートソースや卵汁、ファミレスの厨房、こんなのでやってるわけだ。


 7月18日(土) 晴れ  

お隣。建て替えの為の引越しがあわただしい。
お坊さんのお経の声。仏壇のお正念抜き。
鉢植えはうちに預かって、水遣りだけ引き受けた。
巷では「若夫婦と同居ですか」と懸念とも羨望ともおせっかいとも取れるうわさ。
ま、何か始めるときは、こういう話題は付き物らしいけど、踏み切ったときが好日なのだから。

解体業者の挨拶で、大体の予定を伺う。
一番激しいのは、来週、再来週で、やっぱり母をショウトスティに疎開させようか。
雨戸を閉め切って、暑い中働いていらっしゃるのに、クーラーの熱風をいかにもこれ見よがしに吹き付けるのは悪いし。
わたしは図書館でも逃げられるし、刺繍を持って、友人宅にも逃げられる。
Lessonはどうするかだ。

検診がめでたく済んで、終日アトリエ。
既製品を参考にして、エプロンドレス完成だけど、どうも肩が外に逃げて。首ぐり、袖ぐりがいずれも大きすぎて、 身体にまといつく安定感が無い。布も軽いものでしたが、トロンと下に落ちる感じの少し重みがある目の詰まったものの方が落ち着く。
かしこくなった分で、もう一枚作る。

考えたら、自由でいながら、ちっとも好きなことゆったりやれていないなぁと、自分では思っているのだが、
好きなことだから、ついつい満足の形を求めてしまうし、満点を数値で表せないものだから、地団駄踏むことになる。
魔物の世界だとおびえることも在る。

いっつも認知症になる前に確実な形をと、基準をそこにおいている自分が可笑しい。
優雅なんて、ほど遠い。


7/18
  • アスパラのベーコン巻き
  • ほうれん草とベーコンのオムレツ
  • わかめとみょうがの酢の物
  • あれこれきざんで乙な味

一度上手く漬からなかった茄子は、やっぱダメで、第一色が悪い。漬物代わりに みょうが、おおば、らっきょと激しい匂いのものをちょっとづつきざんで、じゃこを混ぜる。ぽちっとお醤油を落として。
漬物代わりどころか、充分すぎる肴。ご満悦。


 7月17日(金) 曇り時々雨ぱらつく  

祇園祭。
かんかん照りに鉾の先が青空に突っ込むようなイメージの祇園祭も、今日は薄曇りの中。まぁ、雨でなかってよかったこと。
涼しい。それが証拠に、糠漬けのなす。夕食にはまだ漬かりが若い。

祇園祭と糠漬けがいっしょに頭の中に登場するあたり、なかなか楽しい庶民暮らし。
祇園祭だって、今風に言えば、まち起し、景気回復からはじまった庶民のエネルギーだから、それでいいのよ。
気持ちが弾むのには、ワケがある。

でも、まだまだ。
先に今日の知識。
昨日「通知」と書いた。いわゆる「通信簿」のこと。
夏休みに入るTVニュースで、子供たちに「通知」と映った。
確かに。
勝手な解釈だが、全体像を表すものとして「」を用い、1枚ものとして「」があると考えていいか。
通知票だって、個人の全体像を幅広く掲げているものだけど、(そうでも無いか、書き換え言葉への皮肉)
常日頃、そんなに吟味して文字を使っているわけでは無いが、頭の中にちょっと引っかかっていると、他からの情報をキャッチできるチャンスになる。
だとすると、少しでもたくさん抱え込んでいた方がいいわけだ。

もうひとつ、蚕の繭は「頭」と数えるんだそうだ。
琵琶湖北部の琴糸を撚る仕事、湯気の中の暑い仕事。煮えたぎる湯の中で何万頭の繭が踊る風景を見たことがある。
着物の本の中から、見つけた知識。

とてもよい結果です。主治医の印がぽんと押されて。
なんということでしょう。
朝から、超音波診察と検診結果を聞きに、医者へ。
輝くようなわたしの診断結果。
血液OK。癌検OK。レントゲンOK。これが、気持ちの弾むわけ。半年間の健康を保障された。
勝手な粗食と、睡眠時間の短さと不規則と、運動しないことと、まぁ悪い条件の中でわたしの身体。立派なもんだよ。
コレでこころおきなく、介護が出来る。
汗みどろになって、母の入浴もなんのその。夜中のトイレの注意もなんのその。

帰りに先生「いい人生送ってくださいね。」「これから半年、遊びます」のご挨拶の答え。
因縁話は好きでは無いが、家の工事に踏み切ったことが、運を開いたような気になっている。

輝く診断結果票もうれしいけど、今後悲しく辛いことが起こっても、充分つっかえ棒になることを思う。
耐える力のお守り。

あとは、歯ですよ。
もしも、大きな手術をしなければならない結果ならと、それを理由に延ばしていた。
もう、歯医者に行かない理由はありませんぜ。
また、なんぞ考えそうで。だって、ナスの糠漬けもいかげそも噛み切れるんだものと、かなり真剣な理由探し。


出来事

お隣の建て替えで、積水ハウスの説明。
境界の石塀をとらないと大きなクレーンが入らないからといったん壊す断りと、その間の車置き場を準備する話。
息子に相談してからと、即答は止めようと思っていたけど、お安い御用。承諾書に判を押す。
一番気になるのは、3ヶ月のおじさんとおばさんの慣れないアパート暮らし。
植木鉢は預かって、水遣りは出来る。
おじさん毎日見に来て、うちでお茶飲みにいらっしゃいよ。

7/17
  • 焼きうどん、ソース味
  • 干したらとねぎの吸い物
  • いわしへしこ
  • トマト、アスパラ、きゅうり
  • 古漬け かくや

焼きうどん、しょうゆ味が大半で、なかなか息子好みのソース味が無かった。やっと見つけて。


 7月16日(木) 薄曇り、夜小雨  

「夫婦喧嘩を外に晒しているみたいじゃないですか?」
党内のぐじぐじもめごとを、同じ党内の議員が語っていた。
左様、解かっていらっしゃる とモップの手を止めた。
選挙に勝つための方策を、このアタリからはじめんならん政党も、かわいそうなもんだ。
「選挙に勝つ」と言うのも考えたらけったいな話で、自分たちの政策を国民に審査してもらうという原点さえ、しっかり抑えられていればのこと。
しかし、現実は、勝つための金、地盤、世襲など、ここでも肝心なところから、離れてしまっている。

不親切=他人に干渉しない。
無責任=とらわれない。
意見が言えない=ひかえめ。
暗い=おとなしい。
怒りっぽい=感受性豊か。
落ち着きが無い=好奇心旺盛。
無口 ぼーっとした=落ち着いた、穏やか。などなど。

無責任に愉快 愉快。こりゃ快哉もんだよ。

学校の先生が通知表の所見欄に書く場合は、書きづらい言葉は、こんなふうに言い換えた方がという文例。

もうすぐ夏休み。子供たちは通知表を貰って帰る。
成績は、段階評価や相対評価で学校によってそれぞれらしいけど、
いわゆる、「行動の記録」の言葉。
うちの親はこの「行動の記録」重視型だったから、というか、成績は自分のDNAの責任も辛いものがあったからか、
元気で明るく学校生活を送ってくれればという願いもあったのだろう。
「元気で明るい」と書かれていたのは、この書き換え言葉に寄ると元の本当の姿は=騒がしい、ふまじめ、落ち着きがないが書き換えられていたとも勘ぐれないことも無い。

親は或いは今時のモンスターペアレンツは、先生の筆一本で、喜ばせてもらったことになる。
先生が親を慮って、或いはおもねって、実像をゆがめる一仕事をしていたとしたら、
はたして、肝心の子供の未来にいい影響になるのだろうか。

不親切は不親切、直さなきゃ。
暗いは暗い、明るく行こうよ。
じっくり、現実を見据えることからすべてははじまる。

さしずめ、わたしなんぞ、この歳でしょっちゅうぶりぶり怒って、落ち着きが無いから、言い換えると「感受性豊か、好奇心旺盛のオバサン」となる。

半分、可笑しくて、半分教育の世界にうごめくけったいな世界に驚いて、あとの大部分はせつない。
100%受け入れてこそ、毎日がスムーズに喜怒哀楽を楽しめるのに、ここにも、100%受け入れてはいけない世界がある。
こんなことやってるから、先生の値打ちが下がるんだよ。
「先生は絶対」の思想が正しいとは決して思えないけど。先生、胸を張れ。
それとも、受け持った子供をしっかり見て、健やかな成長を促す仕事をやってない、自信の無さか。
先生、胸を張れ。張り直せ。


出来事

床掃除に、生協のレンタルモップを使うことにした。
仇のようにぞうきん掛けは毎日はしんどいし、掃除機ガーガーで 不規則勤務の息子に遠慮もある。
気分としては、頼りないけど、当面はこれで行って。
半年に一度くらいは、ワックスをかけたいのだけれど。

7/16
  • 豚肉しょうが焼き、炒めもやし
  • なすと三度豆の煮物
  • トマト、きゅうり
  • なす糠漬け、

先日のくろわしなすの残りを煮る。このナスは絶対ステーキ風がいい。油でガーンと焼いてこそ値打ち。く


 7月15日(水) 晴れ 風強い 

母が帽子をかぶってソファーに座っている。
「変なの」と思いながら、家事をしていて、気がついた。
朝、ほんの少しの庭遊びに出る準備をしていたわけだ。
調子のいい日は、歩いて庭に、悪い日は車椅子で、わたしの草むしりの間だけでも外はうれしいらしい。

「おばぁちゃん、今日はお外は無理だわ。暑いから」。で、わたしも草むしり取り止め。
おばぁちゃんとばぁさんの二人、熱中症になるとイヤだもんね。
風が吹き込んで母は「今日は涼しい」と言い張る。
風も相当強いから、おばぁちゃんとばぁさんの二人、よろけてこけてもイヤだもんね。

帽子をかぶってちょこんと座っている母、切ない光景。
「つるつるってよう言うたもんや。つるつるつるつる入って美味しいて」。お昼のおそうめん。
食欲が落ちないのが唯一の安心。

国会は事実上閉会で、選挙モード一色。
やれ責任とるとか、麻生おろしだとか、静かに考えたいだとか、内輪の話がわーっと出てきて、
コレが唯一のニュース種とは、情けない。恥ずかしさを感じないのかしら。
「お粥すすっていても、裃つけたら」の美徳はとっくに消えた。

マスコミだって。
「頓死」「最」「どん底」「惨敗」と最上級の言葉で煽る。
それがいかにも、国民の味方のような書きかたで、実は、面白がって益々エスカレートするマスコミの体質が気になる。
政治に振り回され、マスコミに思想統制をされるようで、
多分この世界、品性がないと思うのは、こういうマスコミのバカ陽気が鼻に付くからだろう。
政治のシナリオだって、マスコミ作とも思える。
宮崎県知事で、あんだけ騒いで遊んでしまったマスコミ。
はて、真の情報、どこで探せばいいんだろ。

深夜、芥川賞、直木賞決定。
若い頃のようなときめきがない。
一昔前なら、馴染みのない新人作家でも、とりあえず、ハード本が出る前にトップに載る文芸春秋で読んでおこうと張り切れたのに。
多分、コレは本を読む生活してないからで。欠けて行くものはたくさんある。


出来事

→ 冷凍にしておいた冬瓜、しいたけが潤沢にあるのがうれしくて、 おいしいおだしをとり、冷たいスープにと、塩昆布を煮ながら、お昼作って冷やしておいた。
冷やしたら、片栗粉のとろみが無くなった。吉野葛でやったときは、こんなこと無かったのに。1袋100円の片栗粉ではダメなんかな。
出汁昆布を切って、あんまり硬いので、ぬめりが出ない程度に、水でぬらして。これは鍋に入れるのも都合がいい。

暑いのにか、暑いからか、台所で遊ぶ。

7/15
  • 冬瓜、小エビ、しいたけの冷たいスープ
  • いわしへしこ
  • 枝豆、ひやっやこ、しいたけ昆布(大量、自家製)
  • なす糠漬け

おととい、京都でへしこを買う。鯖も美味しいらしいけど。糠を落とし過ぎないようにが母の希望だけど、わたしはキッチリふき取り。


 7月14日(火) 晴れ 暑さ厳しい

土台の木の板に布で作った2cm幅のテープをピンで留めて、縦横に織る。
バッグの前後本体にして、マチと提げ手をつけたら、がっちりとしたバックになった。
織った補強も兼ねて、ウッドビーズを止めつけ。
生徒さんの作品。この手法二人目で、ビーズをどんな風に置くかは、みんなが参加。
センセは、コレでマットを製作中。土台は、ベニヤ板一枚。
大きな作業がラクになった。向こうの端までキッチリ見える。

Lesson(78)

誰かのブログに暮らしの形は、欠陥だらけだけど、不幸とは思ったことがないとあった。
たくさんのいい人に恵まれたから。

昨日の停滞を、今日生徒さんがちゃんと打ち破ってくれた。
たいがい暑い針仕事。それぞれが寡黙で、センセは暑い日にLessonだもの、収穫があるようにと追廻し。
そして、いつのまにかみんなが元気になっている。
いいな、こういう教室。
布切れが素材でも、細かすぎる指示であっても、最後はちゃんと人間のかかわりが気持ちを押し上げてくれる。

刺繍がしんどいと、どうしたら刺すところが少なくて、簡単な刺し方で豪華に見えるかと考えている時がある。
所詮、そういうことはありえないことで、こころの伺えないものに対して、横着に見下げているあるいは一方的に支配している証拠。

人との中では、お互い意識がかなりの重要な要素になるから、そして、それは決して、お追従や遠慮では長続きしないから、
脳みそが必死になって、いわば戦いに挑むような緊張感を伴う。
手を抜いたり、緊張感の欠如は、やっぱ、面白くない。
精一杯、自分の持てるものを使いきる清涼感。
家族の中では、そうはいかない分、時々のLessonが呼び覚ましてくれる。
ありがたいなというのが、センセ側の感想なんだけど。

今日は脳みそ、皺と突起が明白になりました。元気快復はここから来ます。


出来事

頂き 物の「くろわしなす」。20cm。
切って驚いた、びっしり細かく詰まった肉、ごま油で焼いても歯ざわりがしっかり。 甘い。くだものみたい。

本日の昼食は、回転寿司。
で、母にテイクアウト。

7/14
  • 焼き豚、白菜、たけのこ、しいたけの炒め物
  • くろわしなすステーキ、和風おろしソース
  • はるさめ、きゅうり、しいたけ酢の物
  • なす糠漬け、きゅうちゃん漬け

しいたけ500g入りを買った。生徒さんと半分こして。
夏を乗り切る塩昆布、しいたけたっぷりの贅沢で煮よう。


 7月13日(月) 晴れ 夕方雷音、雨は少し 

自分はよく見えるようになったと有頂天になっているが、実際近視の人は多い。
久しぶりに出会った友人がつくづく言う。
「めがねを初めてかけたときねー、あぁ、世間の人は、こんなふうに見えていたんだ」と感動したと。
世界が輝いたように思った感想はよく解かる。
その分、近視でしんどい思いをしたことも同じ。
あらためて、大事にしようと。

今日から、お稽古再開で、暑い京都へ。
3ヶ月の空白を取り戻すべく、頑張るつもりなんだけど。
根仕事の遅れは痛い。

ついでに四条までと思っていたが、繁華街の暑さを思うと、用事は出直し。
祇園祭の鉾の建った街の喧騒を思うと、勇気が無い。
むーっと線路から暑気の湧き上がるホーム、今日も電車の遅れ。
人身事故を伝える放送。
望んで死ぬ人は無かろうに。

暑さを引きずって、のたのたしながら日刊を打つ。乗らない。
打ち込む指がおっつかないほど、あふれる思いの日もあれば、こんな日もある。
暑さでのっぺりと触覚をなくしてしまった脳みそ、モノを感じ取り、喜怒哀楽の自前の感情に変える作業をどうやら放棄してしまったようで。
思い切ってこんな日は、なまじっか書かない方がいいような気もして。
抜きたくないのは、今夏初めてのはも。
この程度が大事な日なんて、イヤだね。

ミー子さんも食欲がない。
きょとんとした目で訴えているのか「オカァサン 暑いですねー。」


出来事

東京都議選、与野党逆転。
びっくりもしないし、期待もしないし。

選挙に負けたから、責任者進退伺いなどと、いかにももっともらしい渋面を見ると、 政治の世界というものは、どこか旧態依然としていて。
それより、反省して、きちっとどういう働きをするかを明確にした方が。
この期におよんで、地方と国政は違うからと暢気な発言も。緊張感の無い。
どっちに転んだところで、面白くないなぁ。

7/13
  • はも、梅肉
  • 生野菜盛り合わせ
  • なす、はんぺん田楽
  • きゅうちゃん漬け(生徒さんのお手製)

今年初めてのはもは、京都のデパ地下で。あんまり好きでないけど、まぁ、旬のものは。


 7月12日(日) 晴れ 湿度高く蒸し暑い  

歯がぐにゅーっと痛くなりそうな気配は、お医者さんに行かなかった自分の罪で、
だから、それを理由にぐずぐずしていたって面白くも無い。
潔く罪を認めて、怠惰のばんかい。

いよいよ明日から、お稽古再開。これが引っ張り上げてくれる。
秋のタペストリー2枚。
やっと御所車の骨格が出来て、あとは菊と葉っぱを4,50枚てなもんよ。
キーッとなりそうな仕事。
秋の七草の方は、萩、おみなえし完了。あとは輪郭をとって、どんな刺し方で表すか、ま、楽しみ仕事。

白内障の手術は刺繍にも顕著に現れて、術前菊と術後菊のびっしり刺した黄色のきれいさが違う。
ほら、こんないい条件になったのに、さっさとしましょうよ。

既製品のエプロンスカートから型紙を取る。
パターンを起こす線引きは、好きな仕事。自分が線を引いたものが、どんな雰囲気の形になるかが面白い。
ところが既製品に驚いた。ちょっとコレは、今までとったことの無いパターン。
袖ぐりが大きすぎて、袖下がウエストに来てしまう。
こういうデザインなのか、それとも、どれだけ多くサイズ適応者が見込めるかの商売上の戦略かというところ。
まぁ、試作として、自分の許せる範囲に近い袖ぐりで線を引く。

なかなかのお働き。
歯痛も暑さも、忘れていたわよ。そんなもんよ、その気になるということは。

しかし、何度も経験しているコレを忘れて、とっかかりがつかめなかったのはイカン。単なる怠惰。
しかし、コレにおぼれて、医者に行かずに済むと考えるのもイカン。単なるバカですがな。


出来事

相変わらず、お隣は引越しでばたばた。
捨てる派のおじさんと捨てない派の奥さんのやり取り。
こういうことは、ひとりで、こっそりさっさとやってしまった方が、と経験者は密かに思い、
ひとりでやっても失敗したなぁとも思い。

癇癪を起こしたおじさんに息子さんが、「文句は言わない!」とピシリ。
はらはらしていたのが、すっとした。

7/12
  • えびとアスパラのえびマヨソース
  • ほうれん草のおひたし、かまぼこ
  • こいも、油揚げ、ねぎの味噌汁
  • なす糠漬け

えびマヨソースは単に売っていたので。マヨネーズとチリソースの合体。
わたしは、チリソースだけの方が好き。せっかくのえびもアスパラも重くなった。


 7月11日(土) 晴れ  

雨が続いた庭。
植えた覚えの無い芽が出てきて。
ひとつは多分、去年の工事のけんずいに出したすいか。かたまって生えているから、そうに違いない。
ひとつは神社の樹。神社のお掃除のとき貰ってきた枯葉の堆肥が、息を吹き返したらしい。畝のとおりに生えて来た。
このままでは、うちの庭、神社の森になってしまうわ。

土の中で、いつかは地上にと命をはぐくんでいたのだろう。
植物の気の遠くなりそうな営み。

歯の痛み止めの薬は昨夜の一錠で意外と効いた。
医者に行くこともないとたかをくくっていたら、じんわり、徐々に。
そりゃまぁ、原因の究明と治療が施されたわけでは無いから、突然の一過性の出来事だと期待する方があまい。
結論を出さにゃ。「歯医者に行くこと」だけが結論で、それがなかなか。

したがって、今日は静か日。
からだは静か日でいいんだけど、気持ちは静かで居られない。あせることいっぱいで。

お中元のお礼状書いたり、母の会計簿整理したり、机の上は片付いても、気持ちはスカッとしないまま一日。
つまんないと思いながら、スカッとすることやってないからだよと、もうひとりの自分。
歯医者に行くことです。踏み出すことがスカッとすることです。


出来事

おとなり、お引越しの荷物運び。
アパートで3ヶ月。建て替えだから、住みながらというワケにも行かず、暑い季節の慣れないアパートくらし三月、それもたいへんだろうなぁ。

おおごとの前は、希望だけでは進まない。
時々争う声が聞えて。捨てる、捨てない。そしておじさんの結論は、「誰がなんと言おうと車の運転は止めない」。

7/11
  • うなぎどんぶり
  • 生ワカメとしめじの炒め煮
  • かまぼこ、みつばすまし汁
  • なす糠漬け、白菜塩漬け(生協)

一足お先に、土用のうなぎ。どうせ、わたしは食べられないんだったら、喜んでくれるものがいい。


 7月10日(金)曇り時々雨 

明暗に関わらず「降って湧いたような日」というものは、あるものだ。
多分、降って湧くとは、意外な驚きを伴って、明るい内容を指す場合に使われるのが正しいと思うのだが、
まぁ、降って湧いて2件。

生徒さんが汗を吸う湯上り着を作るので、布を買いに行きたいで、手芸屋さんに行くことにした。
時間に約束の待ち合わせ場所に行くと、あの家から、この家からお出かけのご様子の近所の友人。
「あら、お出かけ?」と手を上げたら、口を揃えて「あなたのお目付け役をおおせつかって」だって。
わたしを手芸屋さんに放とうものなら、危ないと危惧した生徒さんの采配。
で、熟女4名。新しく出来た手芸屋さんにお出まし。

買い物のあと設定されていたのはTEA TIME。
うれしい計画をしていてくださった。
家のことから解放されて、リフレッシュさせて頂いた。
鮮やかなお手並みの中で、うれしい時間。こういう時間渇望していたんだ。

ご機嫌で帰ると、ご飯の用意だって弾む。どこかに「動かないで」と指示された母のひとりの時間に申し訳ないような気もあるし。
鬱陶しくて日暮れが早いから、早目のご飯の用意をしているうちに。
降って湧きました。

どこか、気持ち悪いなぁと思っていた奥歯の辺りが、ずんずん痛くなってきた。
こりゃアカン。今夜七転八倒して、やりたいことが出来ないようでは。
うわっというほど痛い。

薬屋さんに。
「歯が痛いんですか、歯茎が痛いんですか?」 そんなの解かりません。あたり一面ですぅ。
「痛みさえ止まれば。」ついでに「出来たら眠くならないので」と悪あがきも必要事項。遊ばれへん。

痛み止めには、単にとんぷく系と、消炎して鎮痛の2種類があった。
うそでも何でもいいから、「今夜さえ痛くなかったら、あすお医者さんに行きますから。」
「痛みが止まるともうそれで、お医者さんに行かなくなるんですよ。行かれるんだったら、どうせ炎症が治まらないと治療は出来ないから」と 医者に行くことを念を押されて、消炎剤の方を勧められた。

空腹でこういう薬を飲むと確実に胃をやられる。
なんぞ、お腹に詰めねば。熱い葛あんでは悲鳴だし。だからナスの糠漬けでご飯かき込んで。
歯の痛いときにナスのぷりっとした皮、楽しめるかねー。しかし漬かり加減が今なのよ。天秤にかけてナスにいどむ。

降って湧いた話ではないことは、百も承知。放っておいたバツ。

生きてりゃいろいろ起こります。
うれしい時は、涙し、痛さで腹が立つときも、涙し。
これでいいのよ、人生はーぁ♪
ちょっとだけ反省もまたこれは、明るい話題に違いない。しかし、歯医者行きに結びつくか、エヘッ!


出来事

30分ほどで、痛みはだんだんなくなってくる。
やりたかった刺繍をするには気がひける。

TV「県庁の星」面白かった。
県庁に勤めていた頃のうんざりして、正当な神経つぶされそうとまで思ったお役人的いやらしい単語が、バンバン出てきて。

7/10
  • 赤魚の野菜あん(たまねぎ、ピーマン、たけのこ、人参)
  • アサリの酒蒸し
  • だいこん とんぶり 油揚げのサラダ
  • なす糠漬け

赤魚は病院の夕食のメニューだった。今まではたまねぎだけのあんだったけど、病院をまねて、細切り野菜いろいろ。


 7月9日(木) 晴れ 今日も水遣りはなし  

ちょっと身体のサイクルが変わった感じ。眠くて眠くて。
喜んだり、心配したりのドキドキの連続は疲れるもんだわ。

お習字は興味のひとつ。
書けないから人様の字を面白いなぁと思い、興味の対象も、コレ刺繍にしてみたいと思う程度の興味で。

新しい生徒さん、お習字の先生。しかもわたしの好きな「毎日書道」の流派で、たまたま今年の毎日書道展の入賞者が決まったところなので、 話が弾んだ。
「毎日書道」がなんで好きかという理由は、字が読める。所謂、前衛が少ない。
わたしに言わせたら、「読めん字書いてどうする」である。門外漢の大胆さで、こういう批評しか出来ない。
お習字の先生曰く、あながちこの感想は間違いで無いと。前衛こそ主流という流派は今多いそうで。

ふるさとが人間国宝 運平筆の本場で、だから、おつかいものにも、熨斗袋書きにも人間国宝の運平さんの筆という幸運に居ながら、
筆はさすがにと誉めても、肝心の字が誉められん。

いきなり紅茶の話になるが、
紅茶専門店、GMTに新茶が入ると試飲して、その紅茶のキャッチフレーズを考えた。
マスターは専門の立場から、わたしは飲んだら美味いという立場から、銘柄の特徴を明確にするのだが、
さわやか、ほんのりと甘い、すっきり感などと月並みな言葉以上が出てこなくて、終いには、「許せる味」だとか「許せない味」だとかに落ちた。

毎日書道展の入賞者の作品批評が、なんとなぁなのである。
ひとつの作品の感想にこんだけの感想が出てくるもんかと、あらためて自分のボキャ貧を知った。
「奔放に向かわんとする意欲」「嫌味がなく清風を感じる」「造形の安定と奇抜さの融合」「終筆をあえて軽妙にした才」「響く書線が心地よい」などなど。
門外漢はまたココで、「どこがじゃい」とあらためて探しても、アテなし。

字で語れないから、筆を語り、批評文を語る。
それでも、毎年夏週刊誌に載せられる作品目当てにサンデー毎日、3回分買うことになるだろう。

いいものはいい。理由が正しくなくても惚れるものはある。


出来事

近頃お隣があわただしい。
車の出入りがあって、声高に話し声がして。
世間のうわさでは、家を建て直して、息子さん夫婦と同居なさるらしい。

詳しいことが解かったら、母を何とかしよう。母の部屋はお隣と一番近い部屋だから。

7/1
  • 鶏照り焼き
  • キャベツ、トマト、きゅうり
  • きんぴらごぼう
  • なす、大根糠漬け

暑くて、作るのも、食べるのも大儀。


 7月8日(水) 小雨のち晴れ  

「生まれ変わりましたねー」と老先生。
本日から、術後のケアのため、町の目医者さんに。
「おかげさまで快適です」とご挨拶したら。
眼球の写真を見て、先生の方が喜んでくださった。

「誰でもがこんなにきれいに行くとは限りません。 白内障の治療と視力の矯正の両方が上手くいったケース」だと。
「瞳孔がきれいだったこと」が、成功に結びついたらしい。
しかも、少し近視を残した状態で矯正されたことは今後のためを考えての施術であった。
自分で感じていた調子の良さがやっと証明された感じで、うれしい。

神様がついてると思うことは時々あった。
たとえ時々であっても、時々の反芻で長持ちさせて生きてきた。

目にもまさしく神様がついていたと思う。
自分が横着して失敗したり、周到な準備の不足で思う成果を見られない場合は、仕方が無いことで、それでも反省や学習の機会にしてくれた。
今回の目の手術や治療だけは、自分の力で左右できないこと。
おまかせするしかないことで、それが上手くいったことは、わたしの力の及ばないところで、たくさんのひとの技や心を得たことになる。
ありがたい気持ちを、どこに伝えればいいのか、やっぱり、背中の神様を思い、やがて、また、大事な経験にして、謙虚にいたいと自分に還る。

多くの人生は、そんなにありがたいことばっかりでは無いのは、経験もし、新聞の不幸なニュースでも、まわりから手を差し伸べられるチャンスがあったならと思う。
わたし、今度の神様で、これから充分明るく生きられるから。
だから、この年寄りへのご慈悲より、もっと辛い人にまわってあげてよ。

そんな感謝の仕方で、雨上がりの街。
弾んだついでに図書館にも寄って。
ごぼうと新じゃがとお刺身と枝豆とネコ缶と、そして、10冊の本と。
持ち重りにも、へこたれない、今日はいい日。

術後、3ヶ月間月2回、炎症の防止のため目医者がよい。
このコースを楽しむ。


出来事

母定期往診。まぁ異常なし。
「まぁ」の意味は、年相応の心雑音などはあるが、悪化の引き金になる風邪などで、どう弱って行くか不明という意味らしい。
責任重いなぁ。

先生、今日の往診、大正生まれ4人だって。
しかし、やっぱり明治に近い大正はと、あと言葉を濁された。

7/8
  • かんぱち、サーモン、たこお刺身
  • 枝豆(徳島)
  • 牛時雨煮
  • なすとちくわの胡麻和え
  • なす糠漬け

医者の帰りの西友。この店好きだわ。新鮮な感じだったからお刺身、 しかも小さめパックがあるのがいい。


 7月7日(火) 雨のち晴れ 蒸し暑い  
Lesson (77) リメイク

フード付き大人もの綿ジャージーから、赤ちゃんパンツ。
これは、紙おむつをはずし、おしっこの練習パンツにする。
子供物は長いことやっていないから、見本のパンツから採寸。
出来上がると可愛くて、生徒さん、急におばぁちゃん顔に。
両袖から一枚、フードから一枚、身頃から一枚取れる勘定。

タイ土産のバッグ、どうも手提げ部分が硬くて、使い勝手が悪い。
初めての生徒さん。
手を付ける前にやることを、わたしのやってきた方法で伝授。
どういう改善方法があるか、じっくり見ること。
この素材で何が出来るか、さらにじっくり見ること。
和服のからのリメイクでもそうだが、ほどいてバラバラにする前に、まず見ることがリメイク方法を考え膨らせるための肝心要で、
そこから、その和服の歴史や着ていた人まで見えてくることがある。
そうなりゃしめたもので、わが手中に素材が転がり込んでくる。

しかし、だけどである。
「餅は餅屋」の畏敬の念を忘れないこと。
商品として出回ったものは、パタンナーや縫製屋さんの必死の努力があるはずで、奇想天外なリメイクはあんまり感心したことでも無いと思い知ること。
結局、手を本体にしっかり取り付けなおして、バイヤスの布で包むことにした。

本日は、センセ張り切りすぎ。
早く形を作り上げさせたい。
新しい生徒さんには、面白がって欲しい。
そんなわけで、センセ業も定食屋業も写真を撮る余裕が無かった。
写真は前回の生徒さんのジーンズのリメイク。ジーンズの裾まで使ってある。
ジーンズのリメイクもかなりの種類に及んだ。いっぺん、おしゃれ工房の月刊賞に応募しようか。
生徒さんの励みになる。


出来事

朝早く、町内の宮当番の人が持ってきた寄付。
どこかの大きな神社の改修の為にに、地元の神社に寄付を分担されている。
分担額もかなりの金額で、後日集めに来ると。

「来て頂いても、、」と丁重に断ったが、お金を出す出さないの問題でなく、町内の仕事として取り組んでいいのか、 そのあたりが解からなかった。
神様や仏様の成り立ちは、強制寄付でしたか。

7/1
  • スパゲティ ミートボール
  • もずく
  • 炒め木綿豆腐となめこのおろしあえ
  • なす、大根の皮糠漬け

ハンバーグの種で、ミートボールを作っておいた。ケチャップソースで煮て、庭のバジルをトッピング


 7月6日(月) 雨のち晴れ、午後雷雨 

晴れたかと思うと、黒い雲が急に広がって、雷雨。
「天気は不安定で」の予報を聞きながら、「不安定」の実感をする。
見極めたつもりでも、やっぱり買い物の帰りに降られて、重い冬瓜を買ったことが、忌々しい。
およそ、年に一度くらいしか買わないけれど、明日のLesson、一品は熱々の汁物が欲しかったので。

笹を貰ったので、母のベットに七夕の笹飾り。
母がディケアで作った折り紙をぶら下げたら、満艦飾になった。

笹の葉っぱが枯れてしまった。
退職して18年でしょ、在職中の話だからまた遡って、図書館児童室に飾る笹飾りの笹の葉っぱの枯れない方法を、児童室の担当者から尋ねられて、
たしか、「おしゃれ工房」の前身「婦人百科」に載っていたのを思い出して、また遡って記事をみつけだしたことがあった。
こういう古い経過は覚えているのに、肝心の、葉っぱを枯らさない方法の方を忘れているんだから。

あんまり、顕著な効果が無かったような記憶もある。
それより記憶にあるのは、小学生の頃。毎年竹一本ごとの大きな笹飾りを作って、物干し竿の支柱に結わえた。
竹を藪から切り出してきた祖父は「今年の竹ではアカン」と言っていた。
春にたけのこから出来立ての笹では、あのまだ軟らかい葉っぱではそりゃ枯れるのだろう。
色紙に七夕の笹飾りの刺繍をして、葉っぱは黒々としたみどりの刺繍糸の方がと直感した記憶もある。

しかし、あの頃、何をお祈りしたくて、短冊に何を書いたのだろう。夢を素直に託せたあの頃。

今年の七夕は、何年ぶりかの満月だと知った。
ただの七夕では無いと、お喜びの輩の言葉があったが、
年に一度の逢瀬なら、明るすぎるのはちと気の毒で。
「月夜蟹」の不味さを聞いたことがある。
闇の海底を徘徊して、ナンパする蟹の方が、身が引き締まって美味いというわけだ。
「月夜柿」の渋さも祖母から聞いた。
月とのかかわりで、暮らしの知恵を見ていた人々の時代。

星や月に祈りを託すことも無い。
祈りは、自分で切り開いて行くもの、身体を張って勝ち取るもの。
と書いて、祈りも勝ち取るものもいったいと腕を組む。
母だって、キレイでも楽しいでもなく、口癖の「はよう、お迎えに」で、天の川を渡る祈りだったら、 それは悲しいね。
笹飾り、なんとなく義務感で余計な事をしたような気にもなっている。
明日、晴れたら、満月の外に出そう。


出来事

7/6
  • ハンバーグ
  • ほうれん草と焼きしいたけのおひたし
  • 冬瓜のホタテあん
  • なす糠漬け

ハンバーグも冬瓜も明日のLessonの定食の練習。家人に味を見てもらってから。


 7月5日(日) 晴れ 薄曇り  

悲鳴を上げたのは昼前。
調子に乗ってきたミシンも、昼前になるとご飯の用意で焦り気味。
キリがつくまでやりたい気分だが、あいにく今日は日曜日、皆さん、お腹のスタンバイ。

ミー子さんがアトリエやってきた。銜えているものが、羽をバタつかせ、宙を掻く細い足と爪、雀。
悲鳴続きに、ミー子さんを叱る。
雀を放そうともしない。

箒持って追いかけてですな、やっと裏庭で、雀を落とした。
「かわいそうでしょ」と墓つくり。土に埋めた。
じっと睨んですきあらば、掘り返しそうないきおい。
石をケルンのように積んで。

ミー子さんをひどく叱った。
毎年、この季節ならよくあることで、むしろ雀つかみを華麗なる跳躍と誉めていたのだが。
叱ったのは、目。目のせい。
今までなら、「何か銜えているな」程度の見方だったが、こうリアルに見えてしまうとである。

そう考えると、今まで随分見落としてきたものがあったはずで、或いは大体の輪郭で判断していた場合も少なからずで、 なんかすごく恥ずかしい失敗をやらかしていたような過去が気になる。
自分のおぼろげな観察判断で、きっと周りの人を驚かしたこともあるに違い無い。

結果、ミー子さんを初めての厳しさで叱ることになった。
以来、本日ミー子さん、ミー缶も食べず、ふてくされ。
しかし、やっぱりミー子さんは獣だ。虎の本家だけある。
雀を銜えた得意げな顔は、コレも初めて見た精悍さ。

視力の鬱陶しい時に、思いついたのがコレ。
古い毛布に古い毛糸をぐいぐい刺して、100cm×120cmのマットになる。
茶色をベースに思いつくままに枠を刺して、枠の中は、コレが楽しみのいろんなステッチで埋め込むつもりだが、デザインは確定でない。 あくまで思いつくまま、気の向くままで。
縁飾りも、房にして。こういうのをひとつ持っていると、きちんとしたものの間の息抜きや、手慰みになる。

母のベットの脇でコツコツすると、母が懐かしがって喜ぶ。それもそのはず、母と姑がせっせと手編みのセーターをほどいて、湯通ししてくれた毛糸。
小学校の時に母に編んでもらったセーターもあるし、娘や息子の為に姑が編んでくれたのもある。
お膝に広げて、暑い仕事。まぁ、今は急き仕事があるから、それでも鈴虫の鳴く頃に完成させよう。
「上がり口に敷くのね」母がポツリと言う。
「上がり口」なんてと思いながら、「玄関マット」よりずっと暖かい感じがして。


出来事

パソコンをごちゃごちゃさわって、失敗したのは、ついおとといの話。
今日はごちゃごちゃさわって、あら、メールが出来るようになったわ。

日曜劇場 城山三郎原作「男たちの夏」。
好きな俳優さんの勢ぞろいで、今日から楽しみ。
いっぺん、骨っぽい男たちの群像を見たかった。今日日のドラマ、男がみんな優しすぎて。

7/5
  • いわしのフライ、キャベツ、トマト
  • とろろいも
  • 小松菜の胡麻和え
  • なす糠漬け

キレイに3枚におろした冷凍のいわし。(生協)。コレは安いのに、丸干しイワシ、品薄で高くて。丸干し好き家族も、丸干し好きミー子さんも、なかなかお口に入らない。


 7月4日(土) 晴れ  

ちょっと涼しいのがありがたい。
エアコンを入れると、モーターのかすかな音でも気になって。
ひょっとしたら、この遠慮しいしいのかすかな音だから、かえって気になるのかもと思う。
ギーギー、ガーガーの脳天に響く音なら覚悟も出来るが、地虫の鳴くような音が延々続くのは、あんまりよくない。

日中の電灯もわずらわしい。
自然、或いは自然に近い空気に、身体を置くことが、やっぱり、一番ラクだな。
だから、今日は快適。窓から風。

通りにお中元配達とわかる車が行き来して、配達のおにぃさんが、馴染みのデパートの包装紙の箱を抱えて走る。
うちは、いつもの所の手配は済ませたが、懸案事項は家の工事のお世話になった方たち。
いつもの所は、とりたてて「夏のご挨拶」でもなく、まぁ、今までどおりの気持ちだけで続いている。
贈る方も贈られる方もさして感動も無い風習だけだし、コレはあんまり正しくない。
毎年、夏冬そう思いながら、止められない。
そこに行くと、工事の方たちには、こころを込めて、おかげで快適に暮らしていますのご挨拶にと思うのだが、ピッとしたもので、 わざわざお礼していただく手間を考えると、躊躇もする。

はっきり割り切れるタイプだと思っているのに、すかっと止める止めないが決められないのは、家を背負ってるからかなぁとも思い、
あの人の分背負ってるからかなぁと思い、いやいや、何かにつけて主の居ない家はお世話になるだろうし、縁は切りたくなしと
ちょっと打算も混じって、すっきりしない。
いつか、ホントにうれしいお付き合いの方に、季節や風習に関わり無く、うれしさをそのまま形にした贈り物だけに切り替えたいと思う。
いつかはいつじゃい。
次の冬も次の夏も、悩むだろうし。改革は難しい。

白内障手術の実演。
長いこと、点眼だけで白内障治療をやってこられた近所の奥さんが、「めがね無しのアナタが羨ましい」と。
ついでに「お若く見えます」。
ココが肝心で、だから、実演の破目になった。
お医者さんの説明どおりに講義して、ソファに寝転んで。広告の紙に片目分穴を開けて、なかなかリアルにが可笑しい。

一週間違いで手術した右と左。右目の方は瞼を押さえてもどうってことも無い。左目の方は、押さえれば少しひびく感じ。
充血気味だった白目も治った。順調に快復してるみたい。
快復する細胞が、この身体に生きて頑張っていると思うと、ちょっとうれしくて愛しい。


出来事

6チャンネルは石原プロに乗っ取られたのかと思うほど、裕次郎さんデー。
亡くなって23年。頑丈そうに見える体格の割には、病気や怪我で悩まれたらしい。

ファンでもないけど、見てしまうんだな。「富士山頂」。
「北の国から」でない、田中邦衛さんも出演。若い時代も光る。

7/1
  • 野菜天麩羅(なす、かぼちゃ、おおば)
  • さんま、(生協、ぱくぱくさんま と書いてある)
  • 三度豆の生姜醤油
  • とびっこ(生協、軍艦巻きにしようかと買った)
  • ミニきゅうり、麦味噌
  • なす糠漬け


 7月3日(金) 晴れ  

「赤井さぁーん どうしてそんなに大きくなっちゃったんですか?」
「なんでかなぁ」
「まじめにやってきたからですよ。」 赤井さんテレ笑い。
携帯メールの一行の可笑しさにに吹き出して、運送会社のコマーシャルを思いだした。

「どうして、そんなに元気なんですかぁー」。ただ今宿題にふぅふぅなってますと生徒さんから。

たしかにこのところ元気だ。歳を考えたら、かなり元気だ。
だからと言って、「どうして?」と問われると、「なんでかなぁ」と考える。
もち、「まじめにやってきたから」という答えは無い。

どうして、ねぇー?
ひとつだけビビッと来たのは、欲張り。
「元気じゃないとイヤなのよ」という、強烈な欲望は確かに在る。
肉体の部品は、貧相で自慢できるものは無いが、この貧相な皺だらけの身体の胸の辺りに、こころのハートマークを書いたとすれば、
多分ハートの赤い曲線が身体を覆ってしまうくらいに、元気欲の気持ちは大きい。
今まで人並みにピンチに襲われたとは思う。
そのピンチさえ、元気欲があったおかげで、ココで何ぞ面白がれることは無いかと、発想の転換の力になってくれた。
今は落ち込んでいても、あしたの自分の元気を見る楽しみがあった。
住みながらの家の工事で、「なんちゅう強い人や」とのちに近所の奥さんに言われたことがある。
決して強くは無い。母なんぞ、「気のアカンひと」と決め付けていたし、確かに小心者ではある。

落ち込んでいる自分を、もうひとりの自分が見ているなと気づくことがある。
と書いて、あぁそうなんや、あの人の役目もちゃんとできるようになってるんだわ。

ピンチは絶対マイナスにならないことも、経験で解かってきた。
マイナスがあるから、プラスを渇望する。
アッタリマエダヨ、プラスばっかりなら、破裂しますわ。
痛手の大きさはまた快哉の大きさに等しいか、或いは乗り越えた分ひとまわり大きいと考えたい。

本日はエライ快調に進んでおります。
それもそのはず、ちょいと我ながら快挙。
医者嫌いが、急いで医者に行く。元気欲のなせる業。

はじまったばかりの市の特定検診に。例年なら、終わりがけの11月ぎりぎりにとび込んでいた。
この特定検診、近年市の予算減でせこくなって、まぁ、小学校時代の脊柱正(字はワカラン)栄養甲の身体検査程度なんだけど、 オプションでこの際出来る検査はすべてという積極性。
白内障は成功した。手術前の2ヶ月悩んだことが、元気欲に繋がった。

悩んだら悩みっぱなしなんて、わたしにはもうぐずぐず時間が無い。

「元気じゃないとイヤなのよ。」が「どうして?」の答え。
しかも、くそまじめのしんどさを持たないところがいいんだよ。

小さく。
しかし急かれる歯は痛手には違い無いが、快哉のためには、通院の不快感とお金のリスクで、ひとまわり大きな快哉まで行くかと勝手な思考。
ははん、要するに、気の向くこと、好きなことだけやってる毎日だからというわけだ。
「どうして?」の答えは、この気ままにありましたか。コレですがな、アンタ。

別に上で大口たたいたあと、反省してるわけでも無いけど。
この横着さも、また「どうして?」の答えでもありますわ。コレもですがな、アンタ。


出来事

保険の入院費請求。
入院時に頼んだ証明がやっと来た。

病院の診断書や証明、所謂文書料は高いなぁ。

ハンゲショウを定植して、雨で土の軟らかい間に、蔓日日草の畝を作る。

7/3
  • 夏おでん
  • 生干しにしんつけやき
  • トマト、ミニきゅうり
  • なす糠漬け

夏おでんと書くとカッコイイが、実は生協の購入依頼間違いのような気がする。
おでんを買うことも無いし、ましてや夏。で、済ました顔していただいた。


 7月2日(木) 朝方、雨残る のち晴れ  

もう大丈夫だと思うのだけれど、目に石鹸水でも入ったらと、顔が洗えなかった。
思いついてパックをする。
当たり前の話だろうけど、めがねが無いということは、こんなラクだったのか。
今では、はて、めがねをかけていた頃、どうしてやっていたんだろうと思うくらい。
気持ちは、なんとなぁと驚いていても、手は何かにつけて、まだめがねをはずす行動を勝手にやっている。


Lesson (76)

Lesson再開。よく見える目でみつけられて「ダメだし」が多くなりそう、と生徒さん。
帰りがけに、カーテンレールにひょいと、編みネコちゃんを置いていった。
Lessonを楽しむ。生徒さんがアトリエに馴染んできたのがうれしい。

今日の定食。朝からコロッケを作って、添えはたまご、トマト、ほうれん草のサラダ。
たたき山芋にとんぶり、酢の物、なめこの赤だし。
お漬物は、お中元の頂き物。
センセ、定食屋で頑張れるのがうれしい。

整理中途半端のHP。ちょっとづつ日刊のリストを作る。行方不明になった過去の2000ページを拾う作業。

完成の形をアタマに描く。つまり何をしたいかを明確にする。
そのための工程を箇条書きにする。

結論として、わたしの力量では、手書きの方が早いとなった。
コレは変。
パソコンの問題はパソコンの画面で処理できる筈で。

そういえば、昔、パソコンの達人が、文章を打ち込むとき、わざわざ、原稿を先に鉛筆書きしていた。
文章の推敲はパソコンの一番便利点とまずそこにパソコンに惚れたわたしは、あの時、笑ったんだけど。
地味ぃーな作業、取り掛かってしまったのが、ちと、怖い。


出来事

水俣病。公害という言葉を初めて知った出来事。
水俣病に苦しむ人たちを知ったことは、わたしにとって、社会の矛盾を考えるようになった教科書だった。
やがて、姑のふるさと熊本に行き来するようになって、姑にせがんで水俣の海に連れて行ってもらった。 当時はまだ、闘う人が半分、「会社に補償をもらう、贅沢病」という人が半分。そんな状態だった。
原因が解明されてゆくにつれて、世間にも理解されるようになって行ったし、政府も救済に乗り出した。 今日また新しい症例にも救済。
しかし、遅すぎる。命への対応が遅すぎる。

7/2
  • コロッケ
  • いか、わかめ、きゅうり酢の物
  • じゃこおろし
  • なす糠漬け

お昼のコロッケ。つい先、鮭缶でコロッケを作ったけど、あっさりしすぎて、やっぱ牛肉の方が、美味しいらしい。


 7月1日(水) 晴れ 曇り 午後雨  

なんてこった。6月の終わりの昨日の一日を、宝物のように過ごしたいと考えていた。
この半年、激しすぎた。新しい経験をどんだけしたか。
まぁ、一番の出来事が目の快復で、終わりよしの快感も頂いた。
草むしり時々刺繍、また草むしり時々パソコン。
宝物のような暮らしって言ったって、こんなものだけど、自由があったし、雨上がりの草むしりは徹底的に引っこ抜けた。

「あとの半年は寝て暮らす」などとは決して無くて、静かだけど充実できたらと、欲を出していた。
あと半年の区切りはなかなかいいチャンス。
もうそうそう新しいことも無いだろうけど、最低でも暮らしの基本を丁寧に見つめなおせば、過去の懐かしさを増幅させ、小さな変化を楽しむことが出来る。
この歳で生きるということは、そういうことだ。或いはこの程度で充分楽しく生きられる歳だ。

充実のひとつにHPを何とかの思いがあった。一番丁寧に暮らしを見つめられる場所だ。反省も希望も、ココから生まれる率は高い。
長年やって、一番怖いのは手馴れた感じ。経験のありすぎは、えてして、スイスイとしのげる場合が多い。
「手抜きでもいいか」と許してしまうご飯ごしらえ同様では、続けている意味が無い。
昨日、つくづく、ギャラリーにUPする刺繍の作品を見ながら、「ようこんなのできたなぁ」であり「今、もうできないなぁ」であった。

つまり、わたしのHPは暮らしそのものだから、暮らしをキチンとしないかぎり惰性の日刊になってしまう。
そのために、キレイなスタートを切りたいと、いじくりまわしていた。
ギャラリーの復活で作品に陽の目を見せてやりたいし、リストの充実で、あの年のあの日を引っ張り出したい。
ココはまたスタートの切れる場所にもなっていた。

で、好きなことだから、深みにはまって、抜け出せないどころか、あっちが変こっちが変の続出で、夜が更けた。

7月のカレンダーを見ながら、しょっぱなから降参するか、と今夜もカッコつかないまま夜更かし。
まぁ、体調のいい証拠。
ボケ具合は別にして母も調子いい、食欲もたいしたもの。ミー子さんも調子いい。食べて食べて。
あと半年、みんな元気に暮らせるよなぁ。

年寄り家族は、小さなスパンで、積み重ねるのさ。


出来事

週刊朝日の表紙は、マイケルジャクソン。
個性のある顔は、描きやすいし、せっかく、7月から次の発売までに先のを描いておきたいと意気込んでいたのに。
顔に降りかかる髪が浮き出た血管みたいで、ちょっと気味悪い、で、ジャクソンさんはパス。
やっぱ、長い時間かけて描き上げるためには、なじみが少なくても、好感が持てないとと結論。

7/1
  • 蟹玉、母は蟹玉で中華風丼
  • なす、三度豆、厚揚げの煮物
  • しめじ、糸こん、たけのこ佃煮風
  • トマト
  • なす、大根糠漬け

近頃安いもの、きのこ、みつば。好物が安いとうれしい。


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