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tetoの実験室
 
成功編  リカバリの実際
 

CDドライブの無いモバイルノートでリカバリが出来るか?

これまで、失敗を重ねましたが、これから説明する方法でうまく出来ました。
作業した日2003.9.13
 
※ ここでは、モバイルノートからハードディスクを取り出しましたが、こういう事をすると、メーカーのサポートが受けられなくなりますので、ご自身で、同じ事をされる場合は、注意して下さい。
 
CDドライブさえあれば・・・(この実験の目的-おさらい)

今、発売されている、ほとんどのモバイルパソコンでは、ハードディスクリカバリが出来るようです。
この機能を使うと、別売りのCDドライブを買わなくても、リカバリが出来ます。

ちょっと前までは、そんな機能はありませんでした。
でも、デスクトップPCさえあれば、ノート用のCDドライブをわざわざ買わなくても、LANでつないで、CDからのソフトのインストールが出来ます。

ネックは、リカバリだけです。

リカバリは、純正のCDドライブでないと、動作保証されていません。
モバイルを買い換える度に、4万近くするCDドライブも買い換えるのは、不経済です。

ということで、CDドライブを買いませんでしたが、モバイルノートの調子が悪くなったので、リカバリをすることになりました。

モバイルノートについてきた、リカバリCDを使って、リカバリをするのは、前のページで実験しましたが、失敗!
他のサイトで紹介している方法は、躊躇。
LANでのリカバリは、保留。
でも、モバイルノートを分解すること以外は、安全確実な方法を見つけました。
 

この方法は、CDドライブが壊れたA4ノートPCでも、使えるかもしれません。
A4ノートPCの中には、マニュアルに、ハードディスクの取換方を載せているものもあります。
そういう機種なら取り外しが簡単なので、ここで紹介する方法が、気軽に試せます。
 
この作業に使ったもの

リカバリをしたい、モバイルノート(CDドライブ無、FDドライブ無)
TOSHIBA Libretto L1/060TNMM


デスクトップPC
SOTEC PC STATION G380AV

他に用意したもの・・・2.5インチハードディスク用マウントキット 800円

たまたまあって、助かったもの・・・MICROTECH製PORTABLE DRIVE(PCカードモデル)

単体で入れられるOSのCD
WinXPをもっていないので、しかたなくこちら↓
Win95オペーレーティングシステムのCD
Win98 SECOND EDITION アップグレード版CD

(もともとモバイルノートには、WinMeが入っていましたが、メーカー製のパソコンであるために、OSのインストール用CDがありませんでした)
 
手順

モバイルノートのハードディスクを取り出して、マウントキットを使って、デスクトップPCに接続します。←こちらを参照
ハードディスクのパーティションを最低でも2つ以上に分けてから、フォーマット※1します。
基本パーティション(Cドライブ)に、Win95をインストール※2し、DドライブにWin98のCDの中身を丸ごとコピーしてから、モバイルノートに戻します。
モバイルノートを起動し、DドライブのWin98のセットアップアイコンをクリックして、CドライブにWin98を上書きインストールする方法。

この方法の詳しい手順と注意点を以下にまとめました。

※1モバイルノートのハードディスクをフォーマットする訳はこちら
※2Win95をインストールする訳はこちら
より詳しい手順

1)モバイルノートのハードディスク(2.5インチ)を取り出します。←1)〜4)はこちらを参照
2)それをマウントキットに接続。
3)デスクトップPCのカバーを開けて、5インチハードディスクについているケーブルと電源を外します。
4)外したケーブルと電源を、マウントキットを使って、モバイルノートのハードディスクに接続します。

5)FDドライブに、Win95の起動ディスクを入れて再起動。

Windows95セットアップメニューが現れ、以下のメッセージが出ます。

***************************
1.新規インストール
ハードディスクを初期化してから、Windows95をインストールします。
2.区画の設定
3.終了
***************************

6)ここで、必ず、「2.区画の設定」を選択します。
これは「FDISK」の設定と同じ作業です。
 

「2.区画の設定を選択する訳」
すでに、パーティションが2つ以上に分けられていても、必ず「2.区画の設定」をして、ここでパーティションを分けます。
この作業をはぶいて、「1.新規インストール」を選択しても、Win95はインストール出来ますが、Dドライブは認識されません。
 

7)「1.新規インストール」選択して、Win95をインストールします。
初期化は自動で実行されました。また、この後、Dドライブの初期化も自動で実行されました。
作業は、「A:¥>」が出たところで終わりますが、ここで再起動してはいけません。

8)この後、DドライブにWin98のCDの中身をコピーしたいところですが、デスクトップでは、Win95をインストール後、再起動出来ないので、ここで、デスクトップから、モバイルノートのハードディスクを取り外します。

おっと、ここで、ハードディスクを取り外す前にやることがありました。
あとで、モバイルノートとデスクトップを繋ぐために必要な機器のドライバのファイルのコピーを忘れてはいけません。
  

私はこれをしなかったために、もう1回、やり直すハメになりました(T_T)
それは、Win98では、外付けHDDを認識してくれなかったからです。
LANカードもドライバが必要なので、八方塞がり。その先何も出来ず、やり直しとなりました。
Meでは、自動認識でも、Win98では、ドライバをインストールしないといけませんでした。
外付けの機器にもよりますが、念には念をいれて〜が、こういった作業の鉄則かもしれません。
 

9)デスクトップのハードディスクに、もともとのケーブルを差し起動させます。

ここで、モバイルノートのハードディスクのDドライブにWin98のCDの中身をコピーするには、デスクトップPCに、なんらかの形で、モバイルのを接続しないといけませんが・・・

このデスクトップには、もう一台ハードディスクを取り付けるコネクタがありません。
(コネクタと電源をそれぞれを分けるケーブル?を買ってきて取り付ければ出来ます)
こういう増設が大変なPCは、今後は買いません。

でも、便利なものを持っていたのでそれを使いました。(下写真参照)
 
ポータブルドライブ ←MICROTECH製PORTABLE DRIVE
2.5インチハードディスク用
(PCカードモデル)

昔使っていたノートパソコンのハードディスクを再利用するために買ったものでした。


写真は、カバーを取って、ハードディスクを取り付けたところ
←デスクトップのカードスロットに取り付けたところ
モバイルノートでの設定
←モバイルノートで、Win95を立ち上げて、マイコンピュータを開いてみました。

不思議なことに、DドライブがCDのアイコンになっています。

(Dドライブには、Win98のCDと各種ドライバのコピーが入っているだけです)
ここで、Dドライブをダブルクリックしたら、Win98のインストール画面が立ち上がりました。

これで、指示どおりに進めて、Win98へのアップグレードは完了。

でも、ハードディスクは、10GBあるのですが、8GBしか使えません。
これは、Win98の制限上、8GBしか認識されないからです。

その後、メーカーのサイトから、ダウンロードしなければいけないドライバを探して入れました。
1つは、液晶画面のドライバです。

このモバイルノートの場合は、メーカーのサイトには、アップデートされたドライバしかありませんでした。
この中に、液晶画面のドライバがあったからよかったのですが・・・

その他、BIOSのアップデートもありました。
でも、これは、USB接続のフロッピーディスクがないと、アップデート出来ないそうです。
なので、断念しました。

以上の作業の後、デバイスマネージャをみると、PCI Multimedia Audio Deviceだけにハテナがついていました。
でも、これは問題なさそうです。

というのは・・・OSをアップグレードした場合など、多少の不具合が出るらしいからです。(東芝のパソコンの場合)
他社のパソコンについては、わかりません。
これについては、修正モジュールが、メーカーのサイトで配布されています。
でも、困ったことに、これはアップダウン?(アップグレードの反対の意味)になりますので、これに対応した修正モジュールはありません。
やはり、最初に入っていたOSまたは、上位のOSを入れた方がいいようです。


この後、ネットへの接続作業、Windows Updateや、システムのバックアップなどなど作業は続きますが、実験室のネタとしてはこれで完了です。
 

感想

まず、ノートパソコンを分解して、人に驚かれたことが新鮮でした(笑)
そして、失敗した後、先輩にアドバイスを頂いたり、考えたとおりに行くかどうかやってみるのが、とても楽しかったです。

あとは、先入観を持つのも良し悪しということです。
「パーティションを切っていても、リカバリCDでリカバリすると、それがチャラになって、購入時の状態にもどる」というのが、私の中での常識になっていたので、自由に考えることの妨げになりました。

また、DドライブにCDをコピーして、そこからCドライブのOSを上書きインストール出来るなんて、思ってもいなかったのに、今回成功してよかったです。他の事にも応用できそうです。
 

まとめ

この実験で、ノートPCにCDドライブがなくても、もう一台、パソコン(CDドライブ付)があれば、リカバリ出来ることがわかりました。(LANでの接続は必須)
作業の前には、ノートPCのパーティションを2つ以上に切っておきましょう。
その際には、Partation Magicを使うと便利です(下記参照)

そうしてから、LAN経由で、DドライブにOSのCDの中身と、ドライバをコピーします。
それで、Dドライブを開くと、上書きインストールが出来ることがわかりました。
私はこの方法で、XPへのバージョンアップも試してみるつもりです。

但し、Win98が出来たからといって、WinXPも成功するという保証はありません。
同じことを試す場合には、これもまた、各自の責任において、作業してください。


でも、パソコンの調子が、とっても悪いときには、上書きインストールでは、ダメかもしれません。

CドライブをフォーマットしてからOSをインストールするためには・・・
ハードディスクを取り出して、他のPCで作業する方法
CDドライブとFDドライブの両方を買って作業する方法
外部に委託する方法があります。

起動ディスクを使ってのフォーマット作業には、FDドライブが必要ですが、最近は、FDドライブの代わりになるものもあるそうで、(USB接続のメモリスティックとか?調査中)その方が安価だと聞いています。
  
 
Partation Magic について

NetJapan
社のPartation Magicというソフトを使うと、データが入っている状態でも、データはそのままに、パーティションを切ることが出来ます。(でも念のため、作業前のデータのバックアップは必須です)

このソフトのことをよく知らないので、本当は切れていないのに、切ったように見えているだけかと思っていました。
でも、このソフトを使って、パーティションを切ったあとに、ハードディスクをFDISKコマンドの「領域情報を表示」で見ると、ちゃんと切れていました。

こういう機能がある、他社のソフトも使ったことがありますが、そのソフトをインストールすると、Windowsを起動させる度に、どのパーティションから起動させるか聞いてくるので、うるさくて使わなくなりました。
Partation Magicは、おとなしいし(笑)、操作もわかりやすいので、お勧めです。
 

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LastUpdate2003.9.27
執筆2003.9.23