2003年11月の日記

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11月1日(土)曇り後晴れ

 目を覚ますと気分爽快とは言えないが、体調は悪くない。良い酒は残らないと言う風説が真実に思えた。朝食を取り、テニスウエアに着替え、自宅を出る。友人から忘れ物を受け取り、昨夜の支払いを済ましてから北の街に向かった。幹線道路が工事中で、思ったよりも時間が掛かる。到着すると既に練習が始まっていた。

 いつものように練習とゲームを終えてから、近くのレストランで昼食にする。田舎町の冴えない外観のレストランだが、ハヤシライスが美味かった。手作りのデミグラスソースが良い味を出している。満腹すると帰途に着いた。帰り道で少し遠回りして、知人の家に使い古したスタッドレスタイヤを置いてくる。

 自宅に戻ると、自転車に乗り換えて近くのテニスクラブに向かった。壁打ちをたっぷりとして汗を流してから、ゲームでしばらく遊ぶ。日が暮れて帰宅すると、相棒が戻っていた。

 作っておいたクリームシチューとパンで晩飯にする。ゆっくりと食事を楽しんだ後、車を走らせて少し離れたスーパー銭湯に入りに行った。広い浴槽とサウナは、やはり気持ちが良い。たっぷり一時間以上かけてお湯を楽しんだ。自宅に戻るとすぐさま布団に潜り込み、眠りにつく。

 

11月2日(日)晴れ後曇り

 朝目覚めると、気持ちの良い秋晴れだった。気温も平年より高く暖かい。テニスウエアに着替えてラケットバッグを背負うと、うに色のクルマで再び北の街に向かった。少し遅めに練習を始め、午後までの数時間を費やして、ボレー&ストローク、サービス&リターンという、いつもの練習を終わらせる。

 1時間程の帰り道を、幌を降ろしたうに色のクルマで、紅葉の里山を眺めながら走った。ちょっとしたツーリング気分になる。道中の半ばを過ぎると町中に入り、殺風景になるが、バイパス道路の両脇にすすきが穂を風に揺らして埋め尽くしている箇所が、目を和ませた。自宅に戻ると冷たいビールを飲み、しばし午睡を楽しむ。

 夕方からテニス仲間に誘われて練習に参加した。転勤で遠い街に移動した仲間が久しぶりに戻って来ていて、懐かしい笑顔が集まる。しばらく見ていないうちに、皆、更に上達していて驚いた。体は疲れていたが面白い練習になる。3時間半経つと、くたくたになった。

 帰る途中で中国料理屋に寄り、ラーメンを食べる。日本のラーメンとは違う味で予想とは違う食べ物だが、これはこれで美味かった。風呂に入って疲れを癒し、アミノ酸とクエン酸を飲んで眠る。

 

11月3日(月)曇り後雨

 朝目覚めると比較的意識はすっきりしていた。週末はたっぷり遊んだが、遊び疲れよりも気分のリフレッシュ効果の方が上を行ったらしい。軽い朝食を取り、熱いミルクティーを飲み、TVのニュースを眺めた。いつもよりゆっくりした朝を過ごしてから相棒と共に家を出る。駅で相棒と別れると仕事場に向かった。

 仕事から解放されて自宅に戻る。作り置きのシチューを温めて晩飯にした。溜まった洗濯物を片付け、風呂に入り、軽いトレーニングを済ませると、もう何もする気が起きない。後は暖かい布団に潜り込むだけだった。瞬く間に眠りの国への扉が開かれる。

 

11月4日(火)曇り後晴れ

 朝、自宅を出て仕事場に辿り着く。ミニバンに乗って東に一時間弱走った所にあるサーキット場に向かった。とはいえ、サーキットとはまるで関係ない。サーキットホテルの会議室を使って泊まり掛けの会議をするだけだった。人気が出ないこのサーキット施設の経営赤字を穴埋めする為なのか、このホテルの会議室を使うのは、ほとんどが親会社で、内部で金が動いているだけに思える。

 ロビーにあるレストランはチャイニーズ系が美味なのだが、初日のランチはあろうことか、うどんセットなるものだった。うどんと豆御飯と言う炭水化物の食い合わせメニューは、味はさほど悪くないが、他に選択できれば絶対に選ばないと断言できる。なぜ評判の中華メニューにしないのか、理解出来なかった。晩飯にはとんかつが出てくる。揚げ物は好みではないが、選ぶ所はなく、仕方なく食べた。

 仕事を終え、部屋にチェックインする。外国人が泊まることを想定して、広めのツインルームになっていた。同行者達が飲み会をやると言っていたが、シャワーを浴びてビールを1L飲み、ちょっとベッドに横たわると、もう心地良い眠りが、楽園への扉を開いて手招きする。誘われるままに眠りに落ちた。

 

11月5日(水)晴れ後雨

 朝食は、レストランのバイキングだった。洋食よりも和食の方が充実している。野菜サラダとお粥をメインにした。田舎の野菜はフレッシュで美味い。ミルクとトマトジュースを飲みながら、お盆に盛った料理を平らげた。最後はゆっくりとティーバッグの紅茶を飲む。久しぶりの、ゆっくりとした朝食になった。

 ランチはイタリアンのコースだと言うが、大したことはない。新鮮な野菜サラダは美味いが、メインはチキンを塩胡椒で焼いただけのものだった。何故、中華料理系のメニューを出さないのか、不思議で仕方ない。客の少なさにシェフが出ていってしまったのかも知れなかった。夕方になって、ホテルを出る。

 夜はいつものテニススクールでレッスンを受けた。左利きのレッスン生が新しく入ったので、良い練習になる。サウスポーから繰り出されるサーブのリターンは難しかった。フォアで打つと右方向にサイドアウトしてしまう。食い込まれているのだと判っていても上手く処理できなかった。慣れるしかない。

 自宅に戻り、茹でたスパゲティに作り置きのクリームシチューをからめた。赤ワインのコルクを抜いて飲みながら食べる。実に美味かった。更に麦焼酎も飲んで眠る。

 

11月6日(木)雨後晴れ

 昨夜、テニススクールが終わる頃から降り始めた雨は朝になっても、まだ続いていた。灰色の車に乗り込んで仕事場に向かう単調な道を走っていく。空から落ちてくる雨はフロントガラスで潰れて景色を滲ませた。

 仕事を切り上げて外に出ると星がいくつか見えている。雲はだいぶ晴れたようだった。駐車場に置かれた灰色の車に近付くと、屋根からボンネットからガラスに到るまでびっしりと水滴に覆われている。雨ではなく、夜露だった。前後のワイパーとデフロスターを使って窓の水滴を取り除き、視界を確保する。暗い夜道を走っていった。

 自宅に戻ると、大鍋に水を張って火に掛ける。フライパンにオリーブオイルを敷いて、多めのニンニクのスライスを炒めて油に香りを移した。その油で、茄子と椎茸を炒める。そこに残り物のクリームシチューを加えた。茄子の旨味がたっぷりと加わった野菜入りのホワイトソースが出来る。大鍋で茹でたスパゲティをからめると晩飯が出来上がった。赤ワインの残りと共に平らげる。先日買って来た米焼酎を開けてロックで飲んでみる。日本酒のような米の香りがして意外に美味かった。布団に潜るとたちまち眠りの楽園に引き込まれていく。

 

11月7日(金)晴れ

 定時を少し過ぎた頃に、逃げ出すように仕事場を出る。うに色のクルマで黄昏時の田舎道を飛ばした。自宅に戻り、自転車で出ようとしたが、ヘッドライトが無くなっているのに気付き、諦める。うに色のクルマでテニスクラブに向かった。

 ナイター照明の下に7名のレッスン生が集まる。コーチの球出しでボレーとスマッシュとストロークをたっぷり練習した。球出しの練習ではコーチの「ミスに慣れるな」という声が飛ぶ。サービスを2カゴ打ち放した後、最後はサービスからダブルス形式の練習をした。サービスとリターン、そしてファーストボレーまでは、きっちりと成功させたい。凡ミスが多く、まだまだ満足がいく出来には程遠かった。

 練習が終わると帰る途中でスーパーに寄って野菜や豆腐など生鮮食料品を買い込む。オリーブオイルでニンニクを炒めて香りを出してから、椎茸とエリンギと小松菜を加えて更に炒め、醤油で味を整えたものに茹でたてのパスタをからめて和風スパゲッティにした。冷たいビールと共に食べる。飲み物をビールから白ワインに変えて、鯛の刺身を食べた。腹も満ちて良い気分になる。週末の夜として悪くなかった。満足して布団に横たわり眠りに落ちる。

 

11月8日(土)晴れ後曇り後霧雨

 早朝に目を覚ますと手早く朝食を取り、一泊分の荷物を持って家を出た。うに色のクルマに乗り込むと、行き先をNAVIにセットする。60km弱の道のりを北に向かった。

 広大な公園の一角にあるテニスコートの駐車場にクルマを停めると、既に多くの仲間が集まって来ている。 30分弱でアップを済ませるとゲームが始まった。シングルス、ダブルスを取り混ぜて7面のコートが全て埋まる。即席の男ダブで強豪の女ダブに挑んだ。まだ相手のテンションが低くミスも出たが、それを上回る凡ミスを連発して、リードしたサービスゲームを追い付かれてダウンし、相手のサービスゲームはリードすら奪えず、なす術なく敗れる。アドバイスをもらい、しばらく今日の相棒と話し合った。

 弁当の昼食を取り、午後もゲームを続ける。途中でペアを入れ替えたり、シングルスにもトライしたりして、夕暮れでボールが見えなくなるまでテニスを楽しむ。

 車で少し離れた今夜の宿まで移動して、先ずは温泉に浸かって汗と疲れを洗い流した。晩飯はBBQが用意されている。火を起こしてしまえば後は焼くだけだ。ビールも肉も実に美味い。晩飯後も飲み会は続き、愉快な合宿の夜は更けていった。

 

11月9日(日)雨後曇り

 朝目覚めると無情の雨が紅葉が美しい山を濡らしていた。テニスは諦めざるを得ない。ロッジを片付けると昨夜は真っ暗で全く見ることが出来なかった見事な紅葉の景色を眺めながら、曲がりくねる山道を、うに色のクルマで降りていった。

 帰り道でホームセンターに寄って、エンジンオイルなどを買い込む。自宅に帰るとインスタントラーメンとたっぷりのキャベツと小松菜を一緒に茹でたものに、納豆と生卵と海苔をトッピングして昼食にした。再び地下駐車場に戻り、うに色のクルマをジャッキアップしてエンジンの下に潜り込む。オイル漏れの箇所を確かめて修理し、減った分のオイルを継ぎ足した。その他に気になっていた所を修正したり、汚れを落としたりと、久しぶりに手を入れる。

 夕方に近くなった。雨は止んでいる。灰色の車で壁打コートに向かった。ボールが見えなくなるまでの1時間弱で、壁を相手にスマッシュとストロークを繰り返す。

 自宅に戻ると、土鍋に水を張り、出し昆布を切って入れた。鍋に入れるのは豆腐、小松菜、白菜、エリンギ、椎茸だけにする。米焼酎をロックで飲みながら、ポン酢で食べた。後味はスッキリしている。満腹になると布団に潜り込んだ。

 

11月10日(月)曇り後雨

 目覚ましの音で何とか意識を取り戻す。気分は悪くないが、ここにきて平日目を覚ますと天候に関わらず、外がまだ暗い事に気付いた。夜明けが遅くなっている。冬に向かい、気分さえも弾まなくなった。寝床を出るとTVをつけて朝のニュースと天気予報をチェックする。ヨーグルトと熱い紅茶の朝食をとった。雨になるとの予報を受けて灰色の車で仕事に向かう。

 夜闇の中を走ると時間が判らなくなった。まだ夏に未練を残す頭は、深夜を連想するが、そうでもない。しかし、日付けが変わるまでには後3時間を切っていた。細かい雨が降り続く田舎道を走って自宅に向かう。部屋に入ると寒さを感じるようになった。間もなく石油ファンヒーターの出番になるだろう。 

キャベツとモヤシと袋から取り出したインスタントラーメンを鍋で煮込んだ。上には納豆と卵と海苔をトッピングする。熱々のラーメンを食べると体の中から温まった。さらに、お湯を沸かして熱いミルクティーを入れる。選挙の結果をTVで見ると胸くそ悪くなった。だが、最も軽視されている層は、全く気にしていないらしい。週明けの夜が静かに更けていった。

 

11月11日(火)雨後曇り

 鬱陶しい天気が続いていた。気持ちまで滅入りそうな暗い空が広がっている。昔住んでいた東北の冬を思い出した。既に春が、否、夏が待ち遠しい。冬眠したいぐらいの気分だった。何とか身支度を終えて家を出る。灰色の車で小雨の中を走っていった。

 今夜も帰りは遅くなる。街灯もまばらな田舎道を頼り無い黄色っぽいライトの灯りの中で走っていった。自宅に戻ると晩飯の支度を始める。一人分の晩飯にしては、かなり大き目の土鍋を出した。出し昆布を入れて水を張る。強火のコンロに掛けた。中に入れるものは、白菜と豆腐と豚肉にする。味噌味にするか少し迷ったが、あっさりのポン酢で食べる事に決めた。火を停めてもぐらぐらと煮え続ける土鍋をテーブルに出す。鍋から具材を取り出し、ポン酢を入れた小鉢に潜らせてから口に運んだ。爽やかな酸味が美味い。日本酒の一升瓶の封を切り、常温のままグラスに注ぎ、口に運んだ。好みの酒とは少し違ったが、これはこれで飲める。熱い鍋を突きながら冷や酒を楽しんだ。また秋の一夜が過ぎていく。

 

11月12日(水)晴れ後雨

 日、月、火と雨模様の天気が続いた関東地方だが、やっと雲が晴れて、太陽が顔を出した。朝、東に向かって走ると、早朝の太陽が柔らかくも眩しい。昨夜までの雨が造った水たまりを踏みながら仕事場に向かった。

 定時で仕事を放り出すと壁打コートに向かう。つるべ落としに暮れていく秋の太陽を追い掛けるように、ボールが見えるまで壁を相手に打ち続けた。特にスマッシュとストロークを練習する。30分程練習したところでボールが見えなくなった。諦めて壁打コートを後にする。

 コンビニで立ち読みしてから車の中で仮眠を取った。目を覚ますと雨が落ち始めている。天気予報では今夜夜半から雨になると告げていたが、それが早まってしまった。念の為にテニスクラブに向かうが、無情の雨は強さを増してくる。中止の声を聞き、自宅に向かった。

 フライパンにオリーブオイルを敷いてニンニクと鷹の爪を炒めて香りを出す。玉ねぎとキャベツとモヤシを加えて炒め、塩胡椒で味を整えた。大鍋で茹で上げたスパゲッティを加えて最後に卵を一つ落としてからめる。熱々のパスタを日本酒を冷やで飲みながら頬張った。大分部屋の中も寒くなって来たが布団に潜り込めば関係ない。

 

11月13日(木)曇り後晴れ

 今日も一日が終わる。ロッカールームでベージュのチノパンと芥子色の綿ジャケットに着替えてオリーブ色の帽子を被った。ブルーにイエローのアクセントカラーが入ったドライビングシューズに履き替えると外に出る。駐車場まで歩く間に携帯の電源を入れてメールをチェックした。灰色の車に乗り込む前に前後左右のウィンドウをしとどに濡らした夜露をタオルで拭う。もう一ヶ月も経つと、この夜露が氷になるかと思うとうんざりした。エンジンに火を入れて走り出す。宵闇の田舎道は車も少なく走り易かった。

 自宅に戻り、部屋に入ると寒さを感じる。朝晩はかなり冷え込むようになってきていた。冬本番が近い。大鍋に水を入れて火に掛けた。ニンニクをスライスしてから、唐辛子を2本小口に刻む。玉ねぎをみじん切りにし、茄子とピーマンを小さめに切った。ニンニクと唐辛子と玉ねぎをオリーブオイルで丹念に炒める。ホールトマトを一缶開け、茄子とピーマンも加えて煮込み、塩で味付けた。黒胡椒をたっぷりと挽き入れる。僅かに芯を残す程度に茹で上げたスパゲティに茄子のトマトソースをたっぷり掛けた。冷やの純米酒で口中を洗いながら熱いパスタを食べる至福を満喫する。

 

11月14日(金)晴れ

 仕事を途中で放り出して帰途につく。まだ明るさが残る空を見上げながらうに色の車で田舎道を走った。遠く西の空に日が沈んでいく。自宅に付く頃には辺りが暗くなり始めた。テニスウエアに着替えてテニスクラブに向かう。

 いつものコーチが休みで別のコーチに変わった。少し違うパターンの練習は新鮮に感じる。レッスン生は4名なので休む時間が少なくて寒い時期のナイターにはちょうど良かった。球出しの球を多く練習して、最後にゲーム形式で練習する。4名で回ると対戦相手が固定されるのが良くなかった。1時間半のレッスンが終わると一週間の疲れと相まって、気持ちよい疲労感が体をけだるくさせる。自宅に帰る途中でスーパーに寄って野菜や肉などの生鮮食料品を買い込んだ。閉店が近く、パンが50%オフになるので、少し多めにトレイに取る。

 晩飯は久しぶりに肉を取る事にした。カルビ肉と玉ねぎとピーマンとキャベツをニンニクと塩胡椒で炒める。山盛りひと皿をビールを飲みながら平らげると、半分残しておいたカルビ肉とモヤシを炒めてもう一皿作った。今度は純米酒を飲みながら食べ尽くす。腹がくちると眠気が襲って来た。耐える理由もない。直ぐに眠った。

 

11月15日(土)晴れ後曇り

 朝起きて、昨夜買った惣菜パンを焼いて食べる。その場で作って焼いているパン屋でもあり、かなり美味かった。テニスウエアに身を包み、自宅を出るとテニスコートに向かう。今日は1面しかないが、人が13名も集まって来た。3時間を練習で終える。テンションを高めるというテーマはそこそこ達成出来た。

 ランチは近くのタイ料理にする。汁麺とカレーのセットにした。どちらも日本のラーメンやカレーと違う味で、名前から想像するものとは異なるが、美味い。唐辛子をたっぷりと入れてぱくつくと、汗が吹き出てきた。唇も熱くなるが、この唐辛子の熱さはすぐに退く事を知っているので気にしない。

 自宅に戻ると、自転車を引っぱり出して、近くのテニスクラブに向かった。良い天気でコートは埋まっている。しばらく壁打ちをして体を温めていると他の会員から声が掛かり、空いたコートで乱打を始めた。そのうち二人やって来て、ダブルスのゲームを始める。終わってから更にシングルス形式の乱打を続けた。さらに別の二人がやって来てダブルスを始める。終わる頃には日が暮れて暗くなって来た。自転車で自宅に戻り、鶏肉と豆腐と白菜と小松菜の鍋をつつくと一日が終わる。

 

11月16日(日)晴れ

 バターを塗ったべーグルパンとホットミルクティーの朝食をとると、身支度を整え、ラケットバッグを背負って家を出た。灰色の車で少し離れたテニスコートに向かう。所属するサークルが主催するテニスのトーナメント大会が開催される事になっていた。心配された天気は予報に反して非常に良い。

 テントの設営などを終える頃に参加者が集まって来た。仲間と軽くアップする。大会が始まった。出番は2回戦からなので待ち時間がある。最初のゲームの相手は対戦は始めてだが見覚えがあった。その日の第一試合はいつも緊張する。相手は2回戦なので、やや落ち着いているようだった。1ー2とリードされるが、そこからは何とかペースを取り戻し、ゲームをリードすることが出来た。5ゲームを連取して6ー2と快勝する。

 3回戦は3時間程先になるので、再びシューズをサンダルに履き替えてリラックスすることにした。今日は運営に専門の担当が付いたので、楽が出来る。のんびり弁当を食べ、ぽかぽか陽気の芝生で1時間ばかり昼寝をした。午後2時過ぎになり、やっと試合が始まる。見覚えのない相手だが、片方は苦手な左利きだった。嫌な感じがする。相手のサービスから始まった。

 案の定、バックに切れていくスライスサーブで、たちまち30ー0とリードされる。そこから相手のダブルフォールトに助けられ、40ー40からのノーアドの1ポイントを取り、ブレークした。次のサービスを相棒が素晴らしいサービスでキープして流れに乗ると一気に4ー0とリードする。また左利きのサービスだ。今度は40ー40から良いサービスでキープされる。4ー1でコートチェンジした。テンションを下げないように注意し、5ー1とリードを固める。5ー2ともう一つ返されたが、サービスキープして6ー2で勝利する。3回戦突破でベスト16に入った。今日はこれで終わる。続きは再来週の予定になっていた。

 会場を片付けて家に戻る。シャワーを浴びて着替え、電車で街に出た。今日闘った仲間達と集まって打ち上げ会を始める。生ビールの乾杯から始まった。ホッケ開きの塩焼きや、冷や奴、刺身、焼き鳥などの定番の肴を喰らいながら生ビールと酎ハイのジョッキを次々と飲み干していく。愉快な宴は4時間程続いた。終電で自宅に戻る。再びシャワーを浴びると布団に潜り込んだ。充実した一日の終わりに、心地良い疲れと酔いが全身を柔らかく、暖かく包んでいる。

 

11月17日(月)晴れ

 寒い朝だった。暖かく居心地の良い布団から出るのは難しい。しばらく逡巡した後に、やっと起き上がる決心が付いた。ストーブの電源を入れる。ヨーグルトとホットミルクティーの朝食をとった。芥子色のジャケットを羽織って家を出る。灰色の車で走り出した。

 仕事を切り上げて自宅に戻る。先週作って半分残してあった茄子とピーマンのトマトソースをフライパンにあけて温め、もう一口のコンロに掛けた大鍋でスパゲッティを茹でた。ソースがふつふつと煮えた頃、ピーマンを刻んで追加する。鮮やかな青が赤いソースに映える。茹で上がったパスタをフライパンに加え、ソースをからませた。粒胡椒を挽いて香りをつける。火を止めてから卵を一個割り入れて、全体をかき混ぜた。卵のコクが加わって、ひと味違う一皿になる。粉末のパルメザンチーズとタバスコを少々振ってアクセントをつけると、好みの味になった。熱々のスパゲティを頬張ると、これは美味い。食事を終えると、疲れを取る為に早めに布団に入った。引き込まれるように深い暗闇に吸い込まれていく。

 

11月18日(火)晴れ

 昨日に増して寒い朝になった。熱いミルクティーを飲んで体を温める。部屋の外に出ると息が白く凍った。駐車場に降りていくと、停められた車のウインドウが白く光っている。夜露とも見えるが、少し違和感があった。近付くと、ある予感が走る。確認する為にそっと手で触れてみた。液体ではなく、固体に違いない。ついに凍てつく冬がやって来た。ドアポケットに入れてあるスノースクレイパーを持って車の周りを一周しながら氷を落としていく。視界を確保してから車に乗り込み走り出した。

 自宅に戻ると土鍋を出して、水を張り、出し昆布を入れて火に掛ける。鍋に入れる中身は豆腐と白菜と小松菜だ。帰る途中で閉店間際のスーパーに寄って定価の1/3で買って来た刺身盛り合わせをつまみながら赤ワインを飲む。鍋が煮えたところで火から降ろし、ポン酢をつけて食べた。飲み物を焼酎のロックに替えて、口の中を冷ながら次々に平らげていく。食べ終わると眠くなったので、風呂に入り、布団に潜り込んだ。眠りの王国の門はすぐに開かれるだろう。

 

11月19日(水)晴れ

 天気予報では夜から雨になると言っていた。先週もナイターテニス開始寸前に雨が降ってレッスンが流れたばかりなので嫌な感じがしたが、結局雨は一滴も降らない。日が沈むのが速くなったのので5時にはかなり暗くなる。定時で仕事を切り上げて、壁打ちコートに出ても、5時までの練習がやっとだった。レッスンが始まるまでの時間をコンビニで雑誌を読んで潰す。

 ナイター照明の下で鮮やかなグリーンに映えるハードコートの上に足を踏み入れた。ボレーボレーでアップすると、ボレー対ストローク、スマッシュ、サービス、サービス&リターンと進んで、最後はダブルス形式のペアボレーを練習する。上達は遅いが、少しづつ出来ることが増えるのが感じられた。最後にいつもの相手と10分程乱打すると、やっと体中が温まり、汗が流れ出す。気持ち良く汗を絞り出して自宅に戻った。

 フライパンでニンニクと唐辛子をオリーブオイルでじっくりと炒める。茄子とピーマンとモヤシを加えて炒め、塩胡椒で味を整えた。大鍋で茹でたスパゲティをフライパンに加えてさっと全体をからませる。火を止めてから卵を一個割り入れて全体をさっくりと混ぜて完成した。熱々を頬張ると美味い。

 

11月20日(木)曇り後雨

 どんよりと曇った空が頭上に広がり、気分が盛り上がらないことおびただしい。曇っているせいか、それ程気温が下がっていないのが、せめてもの救いだった。芥子色の綿ジャンバーをを着ると充分に暖かい。

 仕事を終えると事務所の外に出た。雨がぽつりぽつりと降り続いている。傘をさして駐車場まで歩いた。帰る途中でスーパーに寄って少しだけ買い物をして自宅に戻る。晩飯はニンニクと唐辛子を入れ、醤油で味付けするモツ鍋風の出汁に、豆腐、野菜、鶏の手羽先、エノキなどを入れて煮込んだ鍋にした。米焼酎のロックを飲みながら鍋一杯の野菜を平らげる。腹が一杯になるとすぐに眠くなった。熱いシャワーを浴びて体を温め、布団に潜り込む。瞬く間に意識がブラックアウトして遠ざかっていった。

 

11月21日(金)雨後曇り

 今朝も重苦しい鉛色の空に出迎えられた。朝食用に買っておいた惣菜パンをトースターで温め、熱いミルクティーを入れる。ヨーグルトを適量器にあけて食べた。灰色の車で自宅を後にする。

 早めに仕事を切り上げて会社の近くのタイヤ屋で、6年経過してトレッドにも細かいひび割れが入ったタイヤから、今年生産のほとんど新品に近いタイヤに入れ替えてもらった。一旦自宅に戻ってからテニスウエアに着替えて近くのテニスクラブに向かう。軽く体操をしてからレッスンに入った。球出しからの練習が半分以上を占める。最後はサービスとリターンだった。ファーストボレーの練習の為に少し加減してサービスを打つと良いリターンを打たれてボレーが苦しくなる。今夜はテンションをあげるのに苦労した。この季節にしては暖かく湿気も多い為、久しぶりに汗が流れる。

 帰り道はうに色のクルマの幌を降ろしてクールダウンしながら走った。帰る途中のスーパーで牡蠣を買い、赤ワインを一杯飲みながら味噌味の鍋を仕立てる。軽く温める程度に火を通した牡蠣が実に美味かった。米焼酎のロックと良く合う。食べ終わると急速に睡魔が襲ってきた。熱いシャワーを浴びて、週末の夜を迎える。

 

11月22日(土)晴れ

 朝起きて明るい空を見られるのは週末ならではの事だった。テニスウエアに着替え、ラケットバッグを背負うと自宅を後にする。一時間程のドライブの末に北の町のテニスコートに到着すると、既に何名かの仲間がアップを始めていた。仲間のアップに加わる。昼まで練習とゲームを楽しむと、コートを後にして帰り道の途中にある蕎麦屋に向かった。

 豚の角煮丼と蕎麦のセットを注文する。角煮丼は、甘辛く煮付けた豚バラ肉が卵でとじられて、たっぷりと御飯の上に敷き詰めてあった。サラダと味噌汁とお新香が付いて、これだけでも定食になるぐらいだが、さらにこの店自慢の、今年の新そば粉を使った蕎麦が、上品な都会の蕎麦屋であれば2枚分程も乗ったせいろが付く。この蕎麦がまた絶品で、腰があって香りも良く、実に美味かった。満腹になる。

 一度自宅に戻り、少し休んでから近くのテニスクラブに向かった。日が暮れるまでの数時間をゲームで楽しむ。自宅に帰る途中で寄ったスーパーでラム肉が安かったので買って帰った。ラム肉と玉ねぎとピーマンで炒めものを作ると、それと茹でたてのパスタを和えて晩飯にする。熱々のパスタと冷たいビールが良く合って実に美味かった。

 

11月23日(日)晴れ

 三連休の中日は良い天気になった。テニスウエアに着替えて車で30分程のコートに試合に出掛ける。今日はシングルスの試合だった。試合コートに向かう途中で、いつもの壁打ちコートで15分程体を温める。試合が始まった。今日は県の試合があるので、トップクラスは現れず、初中級者が多いので比較的レベルは高くないが、シードもないのでくじ運に左右される。くじ運が悪かったらしく、2回戦の相手はまともだった。これを破れば、ベスト4までは進めそうだったが、そう簡単にはいかない。相手のサーブをブレイクして0ー1とリードして自分のサービスをキープしていれば波に乗れたはずだが、ダブルフォールトを3っつも出す失態でブレイクされて1ー1とする。すっかり相手に調子を戻され、2ー2、3ー3、3ー4からまた自分のサービスをブレイクされて3ー5となる。もう一つ相手のサービスをブレイクしなければ並ぶことは出来ないが、ここをキープされて3ー6と敗れた。2ゲーム目のサービスダウンが敗因だろう。試合コートを去ると、自宅近くのテニスクラブで夕方までゲームをして過ごした。ここで3勝1敗としたので、この日のトータルでは何とか勝ち越す。

 

11月24日(月)曇り

 3連休の最終日は曇天の朝で迎えた。目覚めた時はまだ暗かったが、天候のせいではない。うに色のクルマに乗って、明るくなり始めた街を抜けて南に向かった。通い慣れたサーキットのゲートを潜る。既にエントラントが集まっていた。受付や会場準備などのスタッフ作業をこなす。午前中に行われる130分耐久レースを走る為の準備も平行して行った。

 スタートドライバーとしてルマン式スタートの位置に付く。グリーンフラッグが降られ、銀色の車に駆け寄り、バケットシートに座り、シートベルトを締め、エンジンをスタートさせた。スタートで13台中10位と出遅れた分、30分で遅い車を3台抜いて7位に上がる。上位6台は車の性能も違うが、腕も違うようでそれ以上はいけなかった。自分の持ち分の30分強を走り終えると、寒い日のオープン走行にも関わらず、たっぷりと汗をかいている。スポーツを実感した。走行が終わると再びスタッフ作業が待っていた。結局、チームは13台中8位で130分を完走し、車の性能としてはまずまずの結果を得られる。

 自宅に帰ると土鍋を出して、キムチ味の豆腐と野菜の鍋を作った。熱々の鍋を食べると、寒さも吹っ飛ぶ気分がする。

 

11月25日(火)雨

 朝目覚めて居間のカーテンを開けると、雨が降っている。しかも今年良く経験した小糠雨ではなくしっかりとした雨粒が落ちて来ていた。灰色の車で仕事場に向かう。先週末に7年経過してトレッドにもひび割れが出始めたタイヤを今年製造の中古タイヤに交換したので濡れた路面でも安心だった。古いタイヤは普通にアクセルを踏んでもホイールスピンをする程カチカチに硬化していたが、新しいタイヤはゴムもしなやかで柔らかいタッチが気持ち良い。思わずより遠くまで走りたくなった。

 仕事を何とか切り上げると自宅に向かう。戻る所はいずれにせよ、ここしかないのだが、何故か自宅に戻るとホッとする。大鍋でスパゲッティを茹でる準備を始めた。フライパンの中に、オリーブオイルとニンニクのスライスをたっぷりと入れて、炒める。香りを充分に引き出したところで、ピーマンとホウレン草を加え、市販のナポリタンソースを更に加えた。茹で上がったスパゲティをフライパンにいれて味を馴染ませると完成する。冷たいビールを飲みながら片付けていくと実に美味かった。

 

11月26日(水)晴れ後曇り

 定時に仕事場を後にした。いつもの壁打コートに急ぐ。もう日が山の向こうに沈みかけていた。日没が一層早くなったような気がする。暗くなり始めたコートで壁打を始めた。スマッシュをメインに30分程打っていると、ボールが見え難くなる。諦めてコートを離れた。

 コンビニでしばらく車雑誌を立ち読みしてからアミノ酸系ドリンクを買って車に戻る。カロリーメイトを2本咀嚼して呑込んでエネルギー補給を済ました。ドリンクで水分補給も忘れない。シートを倒すと30分程仮眠した。

 ナイター照明に照らし出されたグリーンのハードコートで練習を始める。今夜は足を良く曲げて重心を落とすことをメインテーマにした。ショットが安定しミスが減る。なかなか悪くなかった。後は、これを癖にして無意識行動になるまで繰り返す必要がある。最後に乱打をすると寒空にもかかわらずたっぷりと汗が出た。

 自宅に戻り、土鍋を出して、ニンニクのスライス、豆腐、白菜、鶏肉、小松菜などを放り込み、キムチの素で味をつける。米焼酎のロックで口中を冷やしながら、熱くて辛い鍋を平らげていった。腹が満ちると眠くなってくる。逆らう必要もなかった。布団に入り、直ぐに眠る。

 

11月27日(木)曇り

 仕事場を出て駐車場に停めた灰色の車に乗って自宅に帰る。家に辿り着く途中の本屋に寄って、車雑誌の最新刊を立ち読みした。興味を引く内容の記事が載っている雑誌があれば購入するつもりだったが、どうしても買って読みたいと思わせる記事がない。何も買わずに店を出て自宅に戻った。

 大鍋にお湯を沸かしてスパゲッティを茹でる。冷蔵庫から納豆を2パック出して器に空け、良く練った。海苔を一枚出してコンロで軽く炙る。納豆に付いている練り辛子と生醤油を良く練った納豆に加え、更に卵を2個割り入れた。茹で上がった熱々のパスタにオリーブオイルを少量からめてから、泡立つ納豆を掛け、細く切った海苔を散らす。これで納豆パスタの出来上がりだった。ネバネバをパスタにからめてフォークで巻取り、どんどん口に放り込む。熱いパスタとちょっと冷たい納豆が絡んで意外な美味さだった。米焼酎のロックを飲みながら全て平らげると満足する。食後には熱いミルクティーをいれた。紅茶の香りとミルクの甘味が堪らない。今夜も穏やかな眠りが訪れそうだった。

 

11月28日(金)曇り

 心配されていた雨はまだ降り出していない。雲が空を覆っているが、ナイターテニスは問題無さそうだった。事務所を出て車に乗り込み、自宅に戻る。テニスウエアに着替えてから家を出た。

 今夜は5名のレッスン生が集まる。球出しのボレーとストロークの練習の後、シングルスのストロークとダブルスのボレーを組み合わせた練習に移った。相変わらずミスが多く、有効な練習にならない。イージーミスをもっと減らさないとゲームでも駆け引きを楽しむ前にポイントが終わってしまうことなるので、改善が必要だった。

 1時間半のレッスンが終わるとテニスクラブを出る。自宅に戻る途中でスーパーに寄って生鮮食料品を買った。今夜はブリの切り身が安く手に入ったのでブリの刺身と野菜の鍋にする。ブリの切り身から皮を剥ぎ、皮は鍋の出汁にした。豆腐と白菜とホウレンソウを土鍋に放り込んで煮立たせる。ブリの刺身でビールを飲んだ後、出来上がった鍋をポン酢で食べた。明日はテニスの大会だが天気が怪しい。雨の予報だが、朝起きなければならないので早く寝ることにした。シャワーを浴び、布団に潜り込む。瞬く間に意識が薄れ眠りの王国に迎えられた。

 

11月29日(土)雨

 目覚めると雨の音が聞こえてこない。予報では夜半から雨が降り出す筈だったのに、予報が外れたかと、喜び勇んでカーテンを開けた。甘い期待は簡単に裏切られる。細かい雨が降っていた。しかし、身支度を整えると自宅を後にして少し離れた所のテニスコートに向かう。テントを張り、ネットを張り、大会の準備を整えた。軽くアップしているとミックスの試合が始まる。本部に戻ろうとした時、雨が急に強く降り始めた。予定されていた男ダブと女ダブの決勝トーナメントを中止にする決断が下される。雨にもかかわらず集まって来ていた選手達が帰っていった。ミックスのコンソレ決勝が最後まで残って、降りしきる雨の中で行われる。決勝に相応しい見応えのある試合だった。試合が終わりネットを片付けるとずぶ濡れになりながら本部を片付ける。スタッフ解散になると、冷えた体を灰色の車に押し込み、ヒーターを強力に効かせた。

 自宅に戻り熱いシャワーを浴びる。風邪は引かずに済みそうだった。夕方買い物に出てモツを買い、晩飯はモツ鍋にする。ニンニクと唐辛子を効かせたので体の内側から温まってきた。芋焼酎のお湯割りで追い討ちを掛ける。布団に身を投げ出し、眠った。

 

11月30日(日)雨後曇り

 昨夜から降り続けた雨が目覚めた時も降り続いていた。今日の試合も中止になるに違いない。どうもシングルスの大会とは相性が悪いらしかった。紅茶を沸かし、昨日スーパーのパン屋で買っておいた惣菜パンを焼く。ミートボール入の惣菜パンを食べていると、最後の方でガリッと小石のようなものに噛み当った。口の中からビーズが2個転がり出る。つくづくついてないようだった。

 うに色のクルマで雨の中を走っていく。数カ月前にオイル交換をした大型カー用品店に着いた。店員の一人に声を掛け、オイル交換からしばらく経ってからオイルが漏れて駐車場の床に滴るようになったので、クルマの下に潜って見てみたところ、ドレンボルトが漏れの元と分かったことを告げて、オイル漏れの点検を依頼する。原因は交換した銅ワッシャが均一に潰れておらず、シールが不十分になっていた事と判明した。再度のオイル交換とドレンワッシャの交換が無料サービスになる。まだ交換してから間がない為、オイル交換後の気持ち良さまでは感じられなかった。自宅に戻る。

 鶏もも肉と玉ねぎと白菜をメインにしたホワイトシチューを作って晩飯にした。ワインと良く合って体が温まり、実に美味い。

 


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