2004年07月の日記

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7月1日(木)晴れ

 今年の前半が終り、後半に突入する。仕事を適当に切り上げると、帰路に着いた。帰り道でスーパーに寄って、ヨーグルト、ワイン、豆腐などの食料品を買い込む。豚タンが半額になっていたので300g程買った。これでタンカレーかタンシチューが作れるだろう。

 ビデオを操作して昨日録画しておいたTV番組を再生した。テニスを題材にしたアニメが流れる。ゴマダレを掛けた豆腐をつまみながら、冷たいビールを飲んだ。簡単な夕食を摂りながら、ビールを飲み終ると、イタリアの軽い白ワインを開ける。小さなワイングラスで2杯ほど飲むと、ちょうど良いほろ酔い加減になった。

 今日はスポーツジムの休館日なので、体を休める日にしている。負荷を掛けられ傷付けられた筋肉が、元あった以上に太く再生しようとする超回復が、全身で静かに進行している様をイメージした。イメージした方がより明確に超回復が進行するような気がする。夜気は涼しく乾いていた。窓を開けておくだけで寝苦しさのない穏やかな夜が更けていく。

 

7月2日(金)晴れ

 仕事場を出ると、梅雨らしからぬ青空に迎えられた。週末も引き続き天気が良いらしい。うに色のクルマに乗って駐車場を出た。これで来週の月曜日まで仕事場を離れて自由の身になる。羽根でも生えそうな気分だった。

 スポーツジムに向かう。いつも通りにアップ、筋トレ、ランニングというメニューをこなしてから、サウナと水シャワーで仕上げた。この後、またテニスで汗をかく予定なので、風呂は軽めに済ませてジムを後にする。

 夕暮れの帰宅ラッシュに並ぶ車列とは反対方向にクルマを走らせた。少し走ると周りは緑の田園風景になる。田舎道を快調に飛ばして北の街に向かった。車内に巻き込む風で、まだ濡れた髪がぐしゃぐしゃに掻き回される。30分ほどのドライブで目的地付近に着いた。コンビニでスポーツドリンクを買ってからコートに入る。役場のダブルブッキングで2面借りている筈のコートが、他の人に使われていた。仕方なく、1面ずつ分け合って使うことにする。間が悪く、メンバーが多く集まった。一面に10名ほどが入り、ナイター照明の下で練習に励む。2時間の練習とゲームはあっという間だった。

 夜闇に沈む暗い田舎道をヘッドライトの光で切り裂いて走る。一時間程のドライブで自宅に戻った。シャワーを浴びて汗を流してから、冷凍庫で冷した素焼きのカップにビールを注いで飲むと、これは美味い。充実した週末の夜が更けていった。

 

7月3日(土)晴れ

 いつもより遅い時間に目覚めて、いつもよりも多めの朝食を摂る。テニスとジムの用意を整えて自宅を後にした。灰色の車で30分程走って、公園の中にある緑に囲まれたテニスコートに着く。集まってきた仲間達と、ミニストロークのアップから練習を始めた。陽射しは強烈だが、湿度が低いのでうだるような暑さではない。それでも練習を続けていると、大量の汗が流れて、幾ら水分を摂っても喉の乾きが収まらなかった。最後はゲームをして練習を終える。

 練習後は10名ほどで連れ立って定食屋に入った。並んで待つほどではないが、人気の店なので席は一杯で、別れて座ることになる。いつものようにネギトロ定食を注文した。いつもの事だが皿にビンチョウマグロのトロの切り身が山盛りになっている。まさに蕩ける様に甘いマグロの身と米を一緒に食べると、堪えられない美味さだった。

 食事後、少し休んでからスポーツジムに向かう。休日の午後のジムは人も少なく、のんびりとしたムードが漂っていた。もう習慣になったメニューでトレーニングに汗を流す。最後のランニングを終えるとTシャツがびしょびしょになっていた。体に貼り付くTシャツを引き剥がす様に脱ぐと、風呂場に飛び込む。全身にシャワーを浴びると、思わず唸り声を上げたくなるほど気持ち良かった。サウナと水シャワーの後、テラスに出て露天風呂に浸かる。廻りは壁で空しか見えないが、火照った体に自然の風が最高に心地良かった。テラスの椅子に座って全身に太陽の光を浴びながら目を閉じると、余りの快楽にしばらくうたた寝してしまう。

 スポーツショップでストリングスの張り替えに預けてあったラケットを受け取り、スーパーで食料品を買い込んで自宅に戻った。作り置きのカレーを冷蔵庫から出し、ピーマン、ニンニクの芽といった夏野菜や香辛料を加えて、更に味を深化させる。茹でたてのスパゲティにたっぷりとかけて食べると暑気が吹っ飛ぶようなパンチの効いた美味さだった。冷した白ワインで口中を洗いながら平らげる。

 

7月4日(日)晴れ

 目覚めて朝食を摂る。マグカップ一杯の豆乳と、ヨーグルトをたっぷりと載せたシリアルと、トーストなどを腹に収めた。テニスウエアに着替えて荷物を持って家を出る。うに色のクルマで近くのテニスコートに向かった。

 大会には多くのテニスプレーヤーが集まってくる。今日は予選日なので、県で40位以内のランキング上位者はいなかった。8ブロックに別れてトーナメントを行い、それぞれのブロックの優勝者のみが本戦出場権を得る。3回勝てばブロック優勝だった。ドロー運は悪くない。

 最初は控えに入ったので、前の試合が終ってコートが空くのを待った。長い時間待たされ、アップした体がすっかり落ち着いたころ、やっと試合が始まる。3分の練習の後、試合に入った。相方のサービスゲームを40ー0から落とし、出だしから躓く。結局、最初の躓きによる精神的ダメージから、動きが固くなってミスが多くなり、2ー8という一方的なスコアで破れた。決して勝てない相手ではなかっただけに忸怩たる思いが残る。第一試合では出だしが重要なことを思い知らされた。

 しばらく待っているとコンソレが始まる。まだプレーが粗っぽい大学生相手に、6ー4、7ー5と2回勝って、今日の大会は終った。3試合楽しめたし、2回勝って終れたので最低の気分は免れたが、やはり本戦で勝たないと意味がない。

 仲間が練習しているコートに移動して、練習試合に加わった。やはり調子は悪く、思ったようなプレーは出来ないが、これが実力かもしれない。2時間ほどゲームを楽しんでから、スポーツジムに向かい、筋トレとエアロバイクで更に汗を流した。サウナと水シャワーと露天風呂でくつろいでから自宅に戻る。遊び尽くした週末の夜が更けていった。蒸し暑さがぶり返し、少し寝苦しい夜になる。

 

7月5日(月)曇り

 生温い汗の気持ち悪さで目が覚めた。また蒸し暑い季節が戻って来ている。扇風機が温い風を掻き回しているが、湿度が高いので汗を引かす効果は全く無かった。布団から起き上がると湿ったシャツを脱いで風呂場に入る。お湯の蛇口をひねるとシャワーから先ず冷たい水が流れ出した。一気に体が引き締まり、気持ちが良い。全身を水で濡らしたところで、徐々に水がお湯に変わっていく。水シャワーの後で湯を浴びると、更にさっぱりした。乾いたタオルで体を拭い、乾いたシャツに着替えると生まれ変わった気分になる。この爽快さを味わうと、蒸し暑い夜も悪くないと思えた。

 仕事を適当に切り上げると、スポーツジムに向かう。黙々とルーティーンをこなしていくのは、むしろ快適だった。ジム内も少し湿度が高い様で、筋トレを終った所で既にTシャツは、たっぷり汗を吸って重い。30分で6.5kmのランニングが大分楽になった。そろそろ少し速度アップしても良い頃かもしれない。シャワーで汗を流し、サウナで10分間暑さに耐えてから、水シャワーを浴びた。心地良い疲労感に全身を委ねながらジムを出る。車に乗って家路を辿り出すと急速に空腹感が襲って来た。全ての事柄がいちいち楽しく、堪らなくいとおしい。生命感が漲る夏の夜だった。

 

7月6日(火)曇り後晴れ

 朝、目覚めると寝汗がうっすらと体に纏わり付いているのを感じる。扇風機は一晩中点けっ放しにしていたが、効果は薄かった。腹に掛けた軽い上掛けを払いのけ、起き上がる。シャワーを浴びて汗を流し、体をスッキリさせた。扇風機の風を受けながら、シリアルとヨーグルト、冷たい豆乳の朝食を取る。音波歯ブラシで入念に歯を磨くと家を出た。仕事場に近付くと霧雨が降っている。車を降りて桜並木の下を歩くと、濃く滴るような緑の木々にシャワーの様に降り注ぐ細かい雨粒が、絵の様に綺麗だった。これでもう少し涼しければ、こんな梅雨の景色も悪くない。

 仕事場を出ると、すぐさまスポーツジムに向かった。今日は車の数がいつもに増して多い。案の定、ジムのフロアには人が溢れていた。それでも、ウォームアップ、筋トレ、ランニングをいつも通りの時間でメニュー通りにこなす。入念にストレッチしてから、ロッカーに戻った。汗を吸ってずっしりと重たいTシャツを脱ぎ、風呂に入る。サウナで10分間我慢してから、水シャワーで一気に冷却した。メッシュのTシャツに着替え、まだ蒸し暑い外に出る。ビールへの渇望が喉から体全体に広がっていた。今夜のビールはさぞ美味いこと間違いない。

 

7月7日(水)晴れ

 暑い。汗ばむ不快な暑さに目が覚めた。下着を脱ぎ捨て、風呂場に飛び込む。シャワーの蛇口をひねり、流れ出した水の下に頭を入れると、冷たい水の刺激がたまらなかった。朝食を摂ってから、家を出る。地下駐車場に停めた、うに色のクルマの中も、既に車室内温度が29℃まで上がっていた。エアコンのスイッチを入れて走り出す。すぐに爽やかな風が吹き付け、汗が引いていった。

 仕事を途中で放り出して、仕事場を後にする。重い鉄の扉を開けると夏本番の熱気が体を包んだ。壁打ちコートに向かう。いつものように一時間掛けてショートストローク、スマッシュ、ボレー、ストローク、サービスを練習した。ボレーが最大の攻略ポイントになってきたので、ボレーの量を多くするが今一つこれだと言う感触は掴めない。期日前投票を済ませ、クルマのタンクにガスを満たしてやってからテニスクラブに向かった。

 テニスクラブに着くと、練習が始まるまで、しばらくテニス雑誌を読んで時間を潰す。ストレッチをしてから練習を始めた。今夜のレッスン生は5名いる。今夜もファーストボレーが返らなかった。練習後に一人でコートに残り、25分ほど掛けてサービス練習を繰り返す。試合ではまだ使えないが、ファーストとセカンドの球種を変えて打てる感触が掴めてきた。サービスに関しては、大分良くなったと思っていたが、先日のゲームでは2ゲームでダブルフォルトを4個犯し、自滅したことを考えると、まだまだ課題は多い。今日のスクール練習でもダブルフォルトがあった。1球1球想いを込めてサービスを打ち続ける。気持ち良く汗が流れた。

 自宅に戻ると、堪らずエアコンを入れてから、シャワーの下に飛び込む。汗を洗い流した後のビールが、まるで体液と同じ浸透圧を持つというアイソトニック飲料の様に滑らかに体に吸収されていくのを感じた。堪らなく美味い。

 

7月8日(木)曇り後晴れ

 汗だくで目覚め、真っ先にシャワーを浴びるのが日課になりつつある。朝からエアコンのスイッチを入れた。梅雨明け前の筈だが、もう暑い夏真っ盛りの風情が漂う。外に出てみると、朝の外気は思ったより涼しいので、コンクリートの外壁が蓄熱していることが推測された。窓を開けて風を通しながら寝た方が良いかも知れない。見上げると薄曇の空の上に夏の陽射しは隠されていた。

 仕事を適当に切り上げると、帰路に着く。帰り道で閉店間際のスーパーに寄って、ヨーグルト、もやし、マグロの角切り、鶏の手羽元、豆乳などの食料品を買い込んだ。今夜はさっぱりとマグロの刺身でビールを飲みたい。

 TVを眺めながら晩飯を作った。茹でた小松菜と叩いて割った胡瓜を胡麻和えにする。刺身はパックから出して皿にあけるだけだった。冷凍庫で冷した素焼きのカップに冷たい缶ビールを注ぐ。豊かな泡と共に冷たくほろ苦い味と炭酸の爽やかな刺激を楽しみながら喉に放り込んだ。

 

7月9日(金)晴れ

 仕事を途中で放り出して外に出ると、まだ明るい空に迎えられる。週末は不安定な天気になるらしかった。だが、構うことはない。うに色のクルマの幌を下ろして走り出すと、青天井の開放感が、たちまち心を軽くした。車が少ない田舎道を選んで走って行く。

 テニスクラブに着いた。サンダルをシューズに履き替え、ラケットを持ってコートに出る。準備体操をしてからボレー&ボレーのアップを始めた。蒸し暑さに体が慣れてきたのか、暑さはそれほど苦にならない。球出しからボレーやスマッシュの練習を繰り返した。最後はサービスからの試合形式の練習になる。汗を吸ってずっしりと重くなったTシャツを着替えてクラブを後にした。

 スポーツジムに向かう。アップを省略して、筋トレ、エアロバイクという短めのメニューをこなしてから、サウナと水シャワーで仕上げた。閉館時間近くで、車の数も少なくなった駐車場から、車を出し、ジムを後にする。暗い田舎道を走って自宅に戻った。

 冷凍庫で冷しておいた素焼きのカップに、冷たいビールを注ぐと、見事にクリーミィーな泡が立ち上がる。しばらく落ちつかせてから、更に注いでいくと、カップの上に、まるでソフトクリームのような泡が2cmほど盛り上がった。ここで、上に盛り上がった泡を捨てると更に雑味がないすっきりとした味が楽しめるらしいが、少しの泡も捨てる気にはならない。カップに口を付けて傾けると堰を切った様に刺激的な液体が喉に流れ込んだ。美味い。

 

7月10日(土)曇り時々晴れ後雨

 目覚ましを掛け忘れて約束の時間に寝過ごした。急いでシャワーを浴び、朝食も摂らずに家を出る。南に向かう国道は2車線化が進んだので、比較的流れが良く、プラクティス出走の時間には何とか間に合った。練習走行は1LAPしか走れない。あっという間に2時間耐久レースのスタートを迎えた。

 前回に引き続き、今回もスタートドライバーを志願する。サーキットに静寂が訪れ、空気が緊張感を持って張りつめた。グリーンフラッグが振られた瞬間、車に向かって走る。ドアを開けてシートに腰を落とすと、すばやくシートベルトを締めてエンジンをスタートさせた。あちこちでエンジン音が響いてサーキットはたちまち喧騒に包まれる。シートベルトアンカーがシートの影に入り込まないように細工したお陰で、前回よりも遥かに早くスタート出来た。これから30分間は一時も気を抜けない。丁寧なステアリング操作とアクセルワーク、ブレーキワークを心掛け、車に過度の負担を掛けないように細心の注意を払った。何台かの速い車にパスされ、遅い車を抜く。12台の車が適当な間隔で全コースに散らばると、淡々とした一人旅が多くなった。ラップタイムは47秒台前半〜後半で落ちついている。タイヤとブレーキに負担を掛けないようにラップを重ねていった。

 長いようで終ってみると30分は、非常に短く感じる。ピットインのサインボードに手を上げて確認の合図を返して、ピットロードに入った。車を降りると、どっと汗が流れ出すのを感じる。次のドライバーを送り出し、ペットボトルのスポーツドリンクを一本飲み干すと充実感が体に漲った。やはりスポーツ走行の楽しみは格別で、他に変え難いものがある。もっと多くの人に楽しんで貰いたいという思いを新たにした。

 走行後はトランシーバを手にスタッフ業務をこなす。場内の整理や、コース内の監視、ラップ数の確認など細々とした用事が多く、気を抜けない仕事だった。事故が起きないことを祈る。願いも空しく、スプリントレースでは一件接触事故が起きた。大きな事故ではなく、どちらも車に少し傷が付いた程度だったのは不幸中の幸いだが、本人達のショックは大きい。ほんの少しの余裕を持つ事で防げる事故なのだが、本人達の意識次第なので更なる意識向上が必要だった。

 途中で一時小雨が降り出したが、それも大した事はなく、最後までレースに影響は出ない。最後の走行が終ると、再びサーキットに静寂が戻ってきた。耐久レースの結果は、12台中5位だったが、ドライバーの腕と車を考えればまずまずの結果と言える。表彰式を終えると、皆と別れてテニスクラブに向かった。

 小雨が降り始めたがナイタースクールは開講すると言うので参加する。ボレーボレーのアップから始めた。レッスン生は3名しかいない。コーチも入って、前の並行陣対後の並行陣の形でボレー&ストロークの練習を多めに行った。相変わらずボレーが下手でうんざりする。特に決めのボレーが打てないので、なかなか決まらないし、浮いてしまう事も多かった。最後は4名で3ゲーム先取の練習試合を始める。シナリオでもあるかのように、2ー2で最終ゲームに入った。しかもカウントは40ー40でノーアドバンテージなので最後のポイントは双方どちらにとってもマッチポイントになる。ボレー合戦の末、コーチの軽いスマッシュを魔法のようなラケットさばきでペアが返し、フラフラと上がったボールを相手がネットミスして終わった。スクールの練習試合だが、勝って帰るのは気分が良い。

 自宅に戻るとニンニクをたっぷり一玉スライスして豚肉野菜炒めを作った。冷たいビールを飲みながら大皿に山盛りになった野菜炒めを平らげる。充実した一日が終った。

 

7月11日(日)曇り時々晴れ後雨

 目覚めてすぐに風呂場でシャワーを浴びるとさっぱりする。マグカップ一杯の豆乳と、ヨーグルトをたっぷりと載せたシリアルと、トーストなどの朝食を腹に収めた。テニスウエアに着替えて荷物を持って家を出る。灰色の車でダブルスの相方の家に向かった。相方をピックアップしてから試合会場を目指して有料道路に乗る。

 大会には多くのテニスプレーヤーが集まってきた。男ダブと女ダブの両方があり、合わせて100組ほど参加しているので、200名ほどのテニス愛好家が集まったことになる。相変わらずどこかで見たような顔が多かった。

 最初は控えに入ったので、どこかのコートが空くのを待つ。しばらく待たされた後、呼び出されて、試合が始まった。サービス6本のみで、すぐ試合に入る。一人はサウスポーで、良く曲がってバックに逃げていくスライスサービスを打つので嫌な感じがした。トスで相手にサービスを取られるが、サウスポーの方ではないのでホッとする。キープ、キープ、ブレイク、キープで3ー1とリードする。予想に反してサウスポーのサービスが強くなく、ブレイク出来たので、気が楽になった。4ー3、5ー4と進み、狙い所が絞れて来たので、その後の3ゲームを連取して8ー4で1回戦を突破する。

 2回戦の相手は、県ランキングトップクラスのシード選手だった。向こうは第一試合なので最初から飛ばす事は出来ず、こちらは2回戦なので固さも取れていて有利と思ったが、試合を始めてみると球が早くミスも無く、なかなかポイントが取れない。リードしても追いつかれ、逆に何とか追い付いても40ー40からの、最後の一本を取られ、ゲームを取れなかった。相方のサービスゲームを、何とかサービスだけで取って完封負けを逃れる。やはりサーブ力、リターン力、ボレー力をもっとブラッシュアップしないとまともに闘うことすら叶わないと感じた。

 ちょうど昼頃に試合が終ったので、そそくさと退散して昼飯を食らうことにする。帰りの車中で相方と「普段から速い球で練習しないと目が付いていかない」などと話しあったが、考えて見れば、トップレベルでは無い仲間との練習の中でも、多くのミスを重ねていて、ろくに勝てない状況では、話にならないことに気付いた。今の環境の中でほぼノーミスでしっかり勝てるようになれば、自然に対応力が付いている筈だろう。ミスを減らしチャンスボールを確実に決めるようにすることを心に誓った。

 昼食は、久し振りに寿司を食おうと言うことで話しがまとまる。幹線道路沿いの人気の回転寿司に入った。昼食時間を過ぎた2時頃に入ったが、しばらく並んで待たされる。椅子に座って雑誌を読んでいるとカウンター席が空いた。先ずは廻っている寿司をいくつかつまんでみる。期待を裏切らない味だった。ネタが新鮮で美味い。うなぎ、マグロ、カツオ、はも、こはだ、穴子、いかなど次から次へと11皿を平らげると満足した。優雅な気分で店を後にする。

 相方を家で下ろして一人になると、ジムに向かった。今日は2試合計21ゲームしただけなので、疲れは無い。アップからいつも通りのトレーニングメニューをこなした。昼にたらふく食べた寿司のお陰か、ランニングでも腹から力が湧いてきて、ほとんど苦にならない。サウナと水シャワーで最後を締めてジムを後にした。

 

7月12日(月)曇り後雨

 それほど不快な感じはなかったが、それでも布団と接していた背中はうっすらと汗ばんでいる。居間から椅子を持ってきて、その上に布団を広げ、除湿機の風を下から通してやった。これで帰宅時には、さらっと乾いた布団に戻っているだろう。風呂場でシャワーを浴びてから、朝食に取り掛かった。先週買って来た豆乳の甘味がやや強いのが気になる。もっと甘さ控えめの方が好みだった。ヨーグルトを掛けたシリアルを良く咀嚼し、歯応えを楽しんでから飲み込む。

 TVニュースでは昨日の選挙結果を報じていた。国政選挙に地方区がある限り、この国のたかり体質は変わらないだろう。そして、そうした悪政を続けることによって、むしろメリットを享受しない人達が投票に行かなくなるという不思議な現象が起きて、益々たかり体質体制が強固になるのだから話にならなかった。画面を見ていると怒りが込み上げてくる。

 仕事を適当に放り出して、外に出ると、何時の間にか雨が降っていた。降りしきる雨の中をスポーツジムに向かう。いつもの月曜日よりも少し人が多いのが意外だった。黙々とルーティーンのトレーニングをこなしていく。ベルト上のランニングは、風が当たらないので体内部の発熱が逃げていかなかった。勢い大量の汗をかくことになる。滴り落ちる汗をタオルで拭いながら走り続けた。音楽を聞いて退屈を感じないようにすると、40分の単調なランニングも、それほど苦痛ではない。シャワーで汗を流し、サウナで10分更なる発汗を促してから、水シャワーを浴びた。

 ジムを出るとまだ雨が降っている。視界が悪い雨の夜の走行は、いつもより気を使わされた。鬱陶しい雨だが、涼しいのは助かる。今夜もエアコンの必要はなさそうだった。

 

7月13日(火)曇り

 仕事場を出ると、急いでスポーツジムに向かった。今日は、いつもより一時間程遅い。もうジムが空き始める時間だった。ウォームアップの自転車漕ぎを省略して、ストレッチの後、筋トレから始める。ランニングを終え、入念なストレッチを施すと、ジムフロアの終了まで15分もなかった。ロッカーに戻り、風呂場に入る前の習慣で体重計に乗る。体重計のデジタルの文字は64.65を示していた。体と髪を洗い、サウナで10分間汗を絞ってから、水シャワーを浴びて風呂から出ると、再度計量する。ここで大体0.3〜0.5の変化があるのが通例だった。64.35を表示する。風呂だけで300g減量したのが判った。服を身に着けて外に出る。今夜も涼しかった。だが、遠く新潟の空では厚い雲がたち込め、激しい集中豪雨が降り注いでいるらしい。ニュースを見ると、いつも不思議な気分になった。狭いようで広く、近いようで、あまりに遠い。

 

7月15日(木)曇り後晴れ

 適当に仕事を放り出して、自宅に戻る。明日は休みにしたので、今日からもう週末気分だった。スーパーで買い物をして帰る。買って来た刺身を肴に冷たいビールを喉に放り込むと堪らない美味さだった。開放的な気分で過す、愉快な夜が更けていく。

 

7月16日(金)曇り後雨

 いつもより遅い時間に目を醒まして、のんびりとTVを眺めながら朝食を取る。着替えや短パンなどを入れたデイバッグを背負って家を出ると、スポーツジムに向かった。平日の午前中の空いたジムで筋トレをする。ジムの中はそれほど冷房を強くしていないので筋トレだけでもたっぷり汗をかけた。時間が無いので有酸素運動はせずに、ざっとシャワーを浴びて自宅に戻る。

 駅に向かって歩くと、急がなくても汗が滴り落ちてきた。湿度も高くて蒸し暑い。こんな時に限って電車が遅れていた。うんざりするほど蒸し暑いホームで40分ほど待たされる。風が少し吹くと、その時だけ暑さが和らげられた。やっと来た電車に乗り込むと、冷房の涼しさで一息つける。椅子に座って携帯でFMラジオを聞いて過した。2度ほど電車を乗り換えて研修会場に着く。マーケティングの講習は、もう始まっていた。薄いテキストをもらうと空いた席に着いて話しを聞く。講師は大学の教授だったが、思ったより判りやすい話で面白く、飽きさせなかった。

 次は家電リサイクル法に関する講義を聴く。こちらの講師は、元家電メーカー勤務だった。家電リサイクル法対応の裏話など興味深い話もあって、悪くない。90分の講義を二つ聴き終ると、帰途に着いた。帰りの電車は時間通りに走る。駅で降りると何時の間にか雨が降っていた。シャワーを浴びた後の冷たいビールが堪らない。

 

7月17日(土)曇り時々晴れ

 朝目覚めると軽い朝食を取ってから家を出た。近くのテニスコートに向かう。高校野球大会が始まっていて、球場に併設されたテニスコートの駐車場も、野球観戦の車で一杯だった。何とかスペースを見つけて車を停める。集まって来た仲間たちと練習を始めた。

 練習後に近くの焼肉屋で昼食を食べる。暑い時には、昔から何故か肉が食べたくなった。昼食を終えるとスポーツジムに行き、ロッカールームの寝椅子で少しだけ仮眠をして腹を落ち着かせる。休息した後は、いつものようにトレーニングを始めた。最後は露天風呂でしばらく寛ぐ。

 夜はナイタースクールに参加した。レッスン生は6名集まる。相変わらず威力のあるボレーは打てないままだった。1時間半の練習を終えるとTシャツはびしょ濡れになる。着替えて車に乗り込むと、帰り道で寄り道してスーパーに入り、野菜などを少し買い込んだ。。

 自宅に戻るとニンニクをたっぷり一玉スライスして炒め、豚タン肉と夏野菜も加えてカレーを作る。豆腐やモズク酢で冷たいビールを飲みながら煮込むのを待ち、小鉢に取ってカレーだけを食べてみた。肉と野菜がたっぷりのカレーは、それだけでも美味い。充実した一日が終った。

 

7月18日(日)曇り時々晴れ

 目覚めると、もう家を出ないといけない時間だった。慌てて待ち合わせの相手に電話して、遅れる由を伝える。速攻で身支度を整えると、ラケットバッグを背負って家を出て駅に向かった。電車に乗って、二つ先の小さな駅を目指す。一緒に待ち合わせていた友人は、もう着いて待っていた。少し遅れて迎えの車が到着する。5名が乗り込んだミニバンは北の町に向かった。

 サークルの練習会に人が集まり出す。真夏の陽射しが降り注ぐ中、いつものように練習を始めた。昼になると、コートサイドで炭火を起こしてバーベキューの準備に入る。ビアサーバーで生ビールを飲みながら、火を起こし、鮎の塩焼きや串刺しにした肉や野菜を焼いた。鮎も肉も野菜もどれも全部美味い。生ビールと共に大量に胃に送り込んだ。午後のゲームは食べ過ぎで体が動かない。3時頃には、皆疲れて解散になった。またミニバンに相乗りで街に戻る。

 夜の町に入り、ビルの地下の焼き鳥屋に入ると、日本酒好きの仲間が集まっていた。今夜も20本の日本酒が新聞紙で目隠しされて並んでいる。少しずつ全部試飲すると、随分と酔いが廻った。最後のオークションで気に入った酒の一つを競り落とす。純米吟醸の原酒だった。バスに乗って駅に戻り、電車で自宅に帰る。まだ早い時間だったが、かなりの酒量で疲れもあったため、すぐに寝ることにした。アミノ酸スポーツドリンクで水分を充分に補給して布団に倒れ込む。

 

7月19日(月)曇り一時雨時々晴れ

 たっぷり寝たお陰で目覚めの気分は悪くない。シャワーを浴びて、朝食を取り、身支度を整えると家を出た。近くのテニスコートに向かう。今日は小さな草大会が行われることになっていた。男子ダブルスは12組集められ、抽選で4組づつ3つのブロックに分けられた。4組のリーグ戦総当りで、ブロックごとの順位を決め、その後、順位トーナメントをする形式なので、最低でも4試合出来る事になる。

 相方のくじ運が強かったのか、ブロック内に強敵は一組しか居なかった。その一組が最終的に総合優勝を遂げたが、それに続く2位でリーグ戦を終了する。各ブロックで2位になった3組が集まってトーナメントに入る。抽選で1回戦の小さい山を引いた。相手は去年の県ランキングトップの二人になる。何故2位トーなのかという疑問もあるが、仕方がなかった。

 出来ることを全てやってやろうと思って試合に臨む。しかし、思ったようにはやらせてもらえなかった。無駄なスマッシュミスも出してしまう。一本だけ狙い通りのロブリターンが決まってエースを取った。ゲームポイント、ブレークポイント共にあったが、モノにする事は出来ず、0ー6であっさり試合が終る。やはりサービスとボレーの強化が課題だった。試合後の抽選会でシューズをゲットしたのが唯一つの収穫と言える。サイズを合わせてシューズを受け取り、コートを後にした。

 相方と昼飯を食べに行く。相方の自宅にほど近い、馴染みの焼肉屋に入った。店は焼肉屋だが焼肉を食べるわけではなく、いつもランチを食べるという。カルビラーメンと炒飯のセットを注文した。最初に出てきた炒飯は、良い感じにパラっとほぐれて、味も程よく、実に美味い。次に出てきたカルビラーメンは真っ赤なスープが食欲をそそった。見た目ほど強烈な辛さではなかったが、白菜キムチの旨味と、カルビ肉の甘味が良く合っていて、これまた美味い。たちまち全部食べ尽くした。食べ終わった後、店の爺さん、婆さんに捕まって、お茶とピーナッツをつまみながら、しばらく話しに付き合う。相方はどこに行ってもすぐ友達を作れる性格のようだった。のんびり冷たい麦茶を飲みながら話しをするのも悪くない。

 店を出ると、スポーツジムに向かうことにした。休日なので、いつもの月曜日とは違い、空いている。いつも通りのルーティーンをこなし、しばらく露天風呂で空を見上げてからジムを出た。自宅に戻ると、たまらずエアコンをつける。冷たいビールを飲み、作り置きのカレーを食べた。充実した週末の最後の夜が更けていく。最後に昨夜落札した日本酒をグラス一杯飲んで寝酒にして、布団に身を横たえた。

 

7月20日(火)晴れ

 仕事場を出ると、うに色のクルマに乗って、スポーツジムに向かう。今日は、滅法暑い一日だった。ジムの駐車場は混んでいたが、満杯と言う程では無く、まだまだ余裕がある。ロッカールームで着替えると、ウォームアップの自転車漕ぎから始めた。サッカーのアジアカップ戦を見ながらだと10分など、あっという間で過ぎてしまう。運良く、ちょうど唯一つの得点シーンを見る事が出来た。ストレッチの後、筋トレに移り、メニューをこなす。ランニングを終え、最後に入念なストレッチを施すと、ジムフロアを出た。ロッカーに戻り、風呂場に入る前に体重計に乗る。この時点でも65kgを切るようになった。まだ腹廻りはだぶついているので、まだ落ちる余地はある。髪と体を洗い、サウナで10分間汗を流してから、水シャワーを浴びた。この瞬間が最高に気持ち良い。風呂から出て再度体重計に乗ると、0.3kgほど体が軽くなっていた。

 外に出てみると思ったより気温が下がっている。うに色のクルマの幌を下ろして夜の中に走り出した。流れ込んで髪をかき乱していく風は生温いが、それも夏の夜を感じさせる。速度を上げると伸びた髪が巻き上げられて眼を叩いてわずらわしかった。少し速度を落として、のんびりクルーズするとちょうど良い。門の前でカーオーディオのボリュウムを少し落とし、ゆっくりと地下駐車場にクルマを入れた。イグニッションキーを切ってエンジンを止めると、静寂が訪れる。

 

7月21日(水)晴れ後曇り一時雨

 仕事場を出て、壁打ちコートに向かう。スライスのショートストロークを打点を考えながら丁寧に時間を掛けて練習した。スマッシュは手首の返しで弾くようにやってみる。その後は、ボレーの練習に取り組んでみた。ラケットの入れ方や面の向きを色々試してみる。なかなかしっくり来る感じが掴めなかった。まだ重点課題として時間を掛ける必要がある。ストロークとサービスを少し練習して壁打ちを終えた。コートを離れ、灰色の車の燃料計を気にしながらガススタンドに向かう。45Lのタンクは、42Lのレギュラーガソリンを飲み込んだ。コンビニ経由でスポーツドリンクを買ってから、テニスクラブに移動する。

 テニスクラブに着くとシューズに履き換え、紐を縛った。軽く手足のストレッチをしてから練習に入る。今夜のレッスン生は5名集まる。ダブルスのボレー対ストローク、ボレー対ボレーの形を主に練習した。ボレーは相変わらず上達の兆しが見えない。サービス練習を終え、残り15分となった頃、雨が落ちて来た。すぐに止みそうだが、そこでレッスンは打ち切りになる。誰も居なくなったコートで少しランニングをして汗を流した。案の定、すぐに雨が止んだので、サービス練習をしたいところだが、テニスクラブのオーナーは帰りたい雰囲気で、一人残るのは遠慮して帰ることにする。

 自宅に戻ると、晩飯の下ごしらえをしてから、浴室に入り水シャワーを浴びた。汗を洗い流した後は、冷凍庫で冷したカップで冷たいビールを飲む。思わずため息が出るほど美味かった。土用の丑の日だが、作り置きの辛いカレーを食べる。唐辛子やスパイスの爽やかな辛味が、暑さを吹き飛ばしてくれた。これは美味い。

 

7月22日(木)曇り後晴れ

 適当に仕事を放り出して、自宅に戻る。明日からの3連休で、長野の高原でのテニス合宿に出掛ける予定なので、準備が必要だった。帰り道のスーパーで晩飯の買い物をする。家に戻ると、買い込んだ刺身を肴に冷たいビールを飲んで晩飯にした。さらに辛子明太子を齧りながら、冷した純米吟醸の原酒を飲むと、お互いが引き立て合って、滅法美味い。着替えなどの支度を終えると早めに布団に入った。

 

7月23日(金)晴れ

 いつもより早い時間に目覚ましが鳴った。布団を出ると風呂場に直行して冷たいシャワーで気持ち悪い寝汗を流すと、スッキリ目が醒める。TVニュースを眺めながら軽い朝食を取る。着替えやテニス道具などを入れたバッグをもって家を出ると、迎えの車に乗り込んで有料道路のICを目指した。

 3時間ほどのドライブで長野の高原にある合宿所に着く。山の斜面に建つ宿の目前にテニスコートがあり、廻りの山々が良く見えるので、リゾート気分が高まった。早速着替えてラケットを持ち、練習を始める。気圧が低くてボールが良く飛ぶのに合わせるのが難しかった。しばらく練習を続けると少しづつ慣れてくる。

 昼飯を食べ、少し休んだ後で再び練習を始めた。ボレーは相変わらずキレがでない。バウンドしてから滑るようなボレーを打ちたいが、山なりの緩い球質になることが多かった。最後の方は、ジャンケンで順番を決めてペアを作り、ダブルスの練習試合をする。練習終了予定時間の45分前にコートを出て、周辺をランニングすることにした。正面に見える山の斜面に向かって走る。ベルトの上のランニングと違って、景色が変わり、アップダウンもあるので、飽きることはなかった。少し遅目のペースで45分走り続ける。コートに戻ると、まだ練習を続けている人達も居た。横目で通り過ぎて風呂に向かう。4階建ての最上階にある展望風呂の窓からは、眼下のテニスコートは勿論、遠い山並も見えて気持ち良かった。

 食堂に集まって晩飯を食べ始める。色々な料理がテーブルに並んだが、新鮮な高原野菜のサラダと、最後に出てくる手作りのピザが一番美味かった。腹一杯になって部屋に戻る。その後は、合宿の楽しみ、飲み会だった。今回は肝試しのイベントが用意されている。真の暗闇に沈んだ宿の裏山を蝋燭を灯した提灯一つで歩いて行くのは原始的な恐怖感があって意外な面白さだった。早朝出発で疲れている筈だが、楽しい夜を満喫して布団に倒れ込んだのは、日付が変わる少し前になる。すぐに眠りの底に落ちて行った。

 

7月24日(土)晴れ後曇り後雨

 朝目覚めると、先ず展望風呂に入ってさっぱりした。気持ちの良い高原の朝だが、年々気温が上がっているような気がする。朝食を食べに食堂に入った。サラダバーからたっぷりの野菜を取る。プチトマトも不思議なぐらい旨味があった。みそ汁が美味くて、ついお代りをしてしまう。腹一杯食べてから着替えてコートに集まった。

 今日もクラス別に別れて練習をする。皆、それぞれに上手くてミスが少ないのでラリーが続いて面白かった。みっちり練習すると、かなりの汗が流れ、水分補給を繰り返す。それでほど涼しい感じはしないものの、下界と比べると明かに体が楽だった。体内に熱がこもっていく感覚は少ない。

 昼食でもサラダバーの美味い野菜をお代りして食べた。休憩の後は、また練習を繰り返す。適当に相手を組替ながら4ゲーム先取の交流練習試合を数多くこなした。そろそろ今日も練習を切り上げてランニングに出掛けるタイミングを計っていた頃、急に雷が鳴り、雨が降り始める。練習時間を一時間程残して、撤収することになった。冷たいビールを飲みながら、しばらく談笑して過す。

 風呂に入って土埃を落としてから、食堂で晩飯を食べた。野菜のグラタンが美味い。冷たいビールが気持ち良く喉を滑り落ちていった。晩飯の後は、花火をしばらく楽しんでから、また飲み会になる。やはり布団に入るのは日付が変わる頃になった。夕立があったお陰で、少し涼しい。

 

7月25日(日)曇り時々晴れ

 目覚めると、早朝の気持ちの良い空気の中を30分程度ランニングして汗をかいてから、展望風呂で汗を流す。眼下のテニスコートでは朝練に励んでいる人達も居た。さっぱりしてから朝食に向かう。今朝もみそ汁と野菜が特に美味くてお代りをして食べた。荷物をまとめ、着替えてからコートに出る。

 今日は30分程アップを兼ねた練習をしてから、紅白戦を行うことになっていた。チーム対抗戦、しかも知っている相手と闘うとなると、妙な緊張感がある。は締めは動きが固かったが、相手も同じなので問題無い。徐々にペースを掴んで6ー3で最初の試合に勝った。

 次の試合は、流石に固さは取れて、競り合いながらもゲームを奪い、3ー1、4ー1、5ー1とリードを広げる。もう勝ったものと思ったところから意外な展開を迎えることになった。次の相手サービスのゲームを散々デュースで粘った挙句にキープされてしまったところから流れが変わる。なんと、5ー2から6ー6タイブレに持ち込まれ、しかもタイブレを7ー5で落としてしまった。こんな不思議な感じの試合は久し振りだった気がする。

 また野菜サラダたっぷりの昼食を食べ、風呂に入った頃から、遠くで鳴っていた雷が近付いて来て、近くにいくつも雷を落としていった。展望風呂の窓からは凄まじい稲妻が間近に見られ、腹に響く低音の雷鳴が轟く。激しい勢いの通り雨が降り注いだ。まだ雨が降る中、3日間を過した高原の合宿所を後にする。

 再び数時間のドライブの末、自宅に戻ってきた。皆で早めの晩飯をファミレスで食べながら、しばらく合宿の話しで盛り上がる。夕方、早い時間に家に着いたので、洗濯やメールチェックをしながら、のんびりと過すことにした。3連休が終り、明日から再び日常が始まると思うと気分が滅入る。

 

7月26日(月)晴れ後曇り一時雨

 寝ている間にエアコンを停止させる設定にしたら、目覚めた時には少し蒸し暑さを感じるほどの室温になっていた。布団から起き上がるとすぐに水シャワーを浴びて、気持ちと体をシャッキリさせる。シリアルとヨーグルトと豆乳という朝食を取り、身支度を整えると家を出た。うに色のクルマで仕事場に向かう。日常の始まりだが、うに色のクルマのエンジン音が沈みがちな気持ちを鼓舞してくれた。

 まだ僅かに空に明るさが残る時間に仕事場を出ると、スポーツジムに向かう。夕立が通り過ぎた後なので、少しだけ空気が冷えていた。フロアで汗を流す男女達に混ざって、いつも通りのルーティーンワークをこなす。自宅に戻ると郵便受けにふざけた架空の料金請求葉書が入っていた。すぐさまゴミ箱に叩き込む。居間に入り、窓を開けて、昼間の間に溜まった熱気を逃がしてやった。しばらく経っても風の通りが悪く三十数度から室温が下がらないので、たまらずエアコンをつける。冷たいスポーツドリンクや豆乳を飲み、モズク酢、納豆、作り置きの豚の角煮などを食べた。夜中に宅配業者が現れ、箱を置いて行く。代引きの決済もクレジットカードで可能だし、この業者は使い勝手が良かった。

 

7月27日(火)晴れ

 仕事場を出ると、灰色の車に乗って、スポーツジムに向かう。今日は、いつもより少しだけ遅くなった。ジムの駐車場に空きスペースを見つけ、車を停める。ロッカールームで着替えると、ウォームアップの自転車漕ぎを省略して、ストレッチの後、筋トレから始めた。最後に40分のランニングで汗を絞り、ストレッチで筋肉をほぐす。ICキーに入力された運動記録をジムのサーバーに保存すると、ジムフロアを出た。ロッカーで濡れた服を脱ぎ、風呂に入る前に体重計に乗る。65kgを僅かに切った。まだ腹廻りに贅肉が目立つので、それほど引き締まった感じはしない。髪と体を洗い、サウナの砂時計で10分間汗を絞ってから、水シャワーを浴びた。この瞬間がジムで過す時間の中で最高に気持ち良い。体の水滴を拭い、再度体重計に乗ると、0.5kgほど体重が減っていた。

 自宅に戻ると、冷凍庫で冷やしておいた素焼きのカップを取り出し、冷たいビールを飲む。これが今日一日の中で最も気持ち良い瞬間だった。この為に生きていると言ったら無論大袈裟だが、少なくともトレーニングやテニスをする原動力の一つであるのは間違い無い。Macを立ち上げると、新しいソフトウエアをインストールしてからiPodを接続した。まっさらの状態だった40GBの空間に、CDから取り貯めておいた音楽ソースが細いケーブルを通じて流れ込んで行く。小さな筐体に千曲以上の音楽が眠っていて、何時でもどこでも取り出して聞けるというのは、かなり不思議な感覚だった。

 

7月28日(水)晴れ後曇り

 仕事場を出て、壁打ちコートに向かう。スライスのショートストロークから始め、次に課題のボレーを打点を確かめながら時間を掛けて練習した。これも課題のスマッシュに移り、繰り返しコートや直接壁に叩き込んでみる。ストロークはボールに近付き過ぎて窮屈になることが多いので、その点に注意して様々な球種を打った。最後はサービスを練習して壁打ちを終える。コートを離れ、うに色のクルマでガソリンスタンドに向かった。燃料警告灯が点いていたが、50Lのタンクには、ハイオクガソリンが40L弱しか入らない。まだ10L以上のガスが残っている計算だった。コンビニに寄ってクエン酸入りのスポーツドリンクを買ってから、テニスクラブに行く。

 テニスクラブに着くとサンダルをシューズに履き換えた。ショートストロークから練習に入り、ボレー&ボレー、ストロークラリーと全てストレートで続く。今夜のレッスン生は4名だけだった。メインはコーチの球出しからアプローチして、ダブルスのボレー対ストローク、ボレー対ボレーの形を練習する。ボレーは相変わらず下手だった。サービス練習を終え、最後はサービスからのゲーム形式で練習する。レッスンが終わった後は、仲間と二人でラリーをして、もう一汗流した。

 自宅に戻ると、先ず浴室に入り水シャワーを浴びる。体を冷して汗を止めた後で、冷たいビールを飲むと、思わず唸り声が漏れるほど美味かった。博多の辛子明太子で明太子スパゲティーを作って食べる。程好い塩気とすっきりとした辛さがスパゲティーにからんで、実に美味かった。

 

7月29日(木)晴れ後曇り後一時雨

 適当に仕事を放り出して、自宅に戻る。帰り道でスーパーに寄って食料品を買い込んだ。豆腐、ヨーグルト、納豆、朝食シリアル、缶ビールなど日々消費するものが主になる。家に戻ると、大鍋に湯を沸かして冷麦を茹でた。薬味にネギの微塵切り、卸し生姜、オクラの小口切りを添える。一袋にニ人前入っているのを一人で食べるので、少々量が多かった。腰のある太目の冷麦を数本箸で掴み、氷を落として良く冷した汁にくぐらせてからすすり込むと、弾力のある食感が楽しい。冷麦をすすると夏が来た実感が湧いて来た。日本酒を冷で少し飲んで寝床に転がる。たちまち睡魔が訪れて、意識を闇の底に引きずり込んでくれた。

 

7月30日(金)雨後曇り

 ウィルスがシステムに侵入したらしく、ネットワークが不調になった。諦めて仕事場を出る。自宅に戻り、軽く腹ごしらえしてからテニスクラブに向かった。ナイターテニスのレッスンを受けて汗を流した。蒸し暑く、大量の汗が滴り落ちる。1時間半の練習が終るとテニスクラブを出てスポーツジムに向かった。筋トレとランニングでまたTシャツをずぶ濡れにすると風呂に入り、自宅に帰る。心地良い疲れでたちまち眠りに落ちた。

 

7月31日(土)曇り一時雨後晴れ

 朝目覚めると、朝食を取ってから北のテニスコートに向かう。サークルの練習に参加した。最後の練習試合は、上手くいかない。プレイしていても楽しくなかった。練習後は、皆で蕎麦屋に寄って昼食を取る。この店の蕎麦は何時食べても美味いが、この日の蕎麦は、ほんの僅かだが、いつもよりざらついた感触があった。店主の体調でも悪かったのだろうか。

 真っ直ぐ家には戻らずにスポーツジムに寄って、筋トレとランニングに汗を流した。流した汗が何時か実を結ぶことを夢見て、ベルトの上を走り続ける。ジムからの帰り道で、クルマ屋に寄った。時間がなくて延び延びになっていたサイドマーカー交換を済ませる。サービスマンが交換にてこずっている間、ショールームの車を色々と眺めて時間をつぶした。さらに眼鏡の鼻当てが壊れていたので、眼鏡屋に寄って修理してもらう。左右とも無料で交換してくれた。


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