11月01日(月)雨後曇り寝不足のせいか、頭のどこかがもやっとしている。それでも、スポーツジムに行ってウォームアップのエアロバイクを漕ぐと頭の中の霧が晴れた。疲れが溜まっている様で足がややだるい。ストレッチをしてから、ランニングマシンの黒いベルトの上を歩き始めた。iPodで軽快な音楽を聞きながらだと、足が前に進みやすい。5分のウォーキング+30分のランニング+5分のウォーキングで、たっぷりと汗を流した。サウナに10分居て汗を流す。風呂場を出て体重を計測すると、入浴前より400gほど減っていた。
自宅に戻り、少し遅い晩飯にする。豚肉と豆腐と玉ネギを出汁、醤油、味醂、酒で煮て、肉豆腐を作った。材料を全部鍋に入れて蓋をして火に掛けるだけなので、簡単に出来て、しかも充分美味い。晩飯を済ませ、Macの液晶ディスプレイの前に座り、メールチェックをしていると、急速に眠気が襲ってきた。溜まらず布団に潜り込むと、最初は布団の冷たさを感じる。数分で温まってきた、と思う間もなく意識が遠のいて行った。
11月02日(火)晴れ時々曇り一時夕立
仕事場の外に出ると、ちょうど夕立が上がったばかりのところだった。室内では雨音が聞こえなかったので、降っていることに気付かなかったが、かなり盛大だったようで、路面には水溜りが残っている。灰色の車に乗ってスポーツジムに向かった。
ジムフロアは、比較的空いている。アミノバリューでアミノ酸を補給してから、運動を始めた。筋トレとランニングを合わせて、1時間程度のメニューを黙々とこなす。ジムへの到着が遅かったので、早めに切り上げて、閉館時間の30分前にジムを出た。
自宅に戻ると日付が変わるまで1時間しかない。それでも空腹には耐えられなかった。豚肉に卸し生姜と醤油と酒を振りかけて、しばらく漬けておく。その間にキャベツを千切りにした。フライパンで豚肉を焼いてキャベツの千切りと共に皿に載せれば、豚肉の生姜焼きが出来上がる。冷たいビールと良く合って、実に美味かった。
11月03日(水)曇り後晴れ
ゆっくり目覚めて、北の小さな町のテニスコートを目指す。朝まで雨が降っていたようでコートは濡れていたが、砂入り人工芝コートの利点で、雨さえ止めばすぐに使えるようになった。昼まで練習に打ち込む。ボレーは、ローボレー以外は、大分良くなったように思う。ローボレーが浮いてしまうのは、思うように直らなかった。
練習後は皆で近くの中華料理店に向かう。マーボー豆腐、チンジャオロースー、レバニラ炒めなど定番のメニューをそれぞれが注文した。味は取り立てて美味いと言う程でもないが、悪くはない。自宅に戻る途中で、ガソリンスタンドに寄り、灰色の車のタンクと、灯油タンクを2本、満タンにしてやった。更に郵便局に寄って、不在で配達出来ず局に戻されていた荷物を受け取る。通販で買ったテニス用のバックバッグだった。1度自宅に戻って着替えてから、近くのテニスクラブに向かう。
秋晴れの午後のテニスクラブは人が多かった。早速ゲームに入る。どれも楽しい試合になったが、ミスが多く、もう少しのところで勝てなかった。試しにダンロップの黄色いRIMシリーズを使ってみたが、そこそこ使い易い。やはりフェースサイズが98sqぐらいの方が使い勝手は良いようだった。
晩飯は、前菜は殻付きの生牡蠣にタバスコを垂らしてみたり、ポン酢を垂らしてみたりして、ワインと共に濃厚な味を楽しむ。メインは豚肉と青菜のタイ風炒めにした。タイ風といっても、タイの海老ペースト入りの調味料と魚醤で味を付けただけの簡単なものだ。ところが、これが意外に良い味を出してくれて、実に美味かった。冷たいビールとの相性も、すこぶる良い。ビールとワインの心地良い酔いと共に睡魔が急速に近付いて来た。
11月04日(木)晴れ
木曜日にしては早い時間に仕事場を出ると、もう既に空は暗くなっていた。急いで自宅に戻ってから電車で街に出る。駅舎の2階から続く空中歩道を通って、向かい側の廃業したデパートに併設された10階建てのビルに入った。エレベータで9階に上がるとコンタクトレンズショップがある。先日、注文しておいたレンズが届いている筈だった。ほんの少し度数とカーブを変更している。3ヶ月以内の変更料は無料なので、心置きなく微調整して最適化を目指した。左右の度数もカーブも同じになったので、うっかり入れ間違えても問題無い。新しいレンズに入れ替えると、この街に用は無くなり、すぐにまた電車で自宅に戻った。
帰り道で本屋に寄って古いCDを買う。新品なのにアルバム一枚が500円という破格の処分値段なので、欲しい物があれば買い得だった。さらにスーパーに行って、朝食用のシリアル、特売の卵、ヨーグルト、パンなどを買い込む。自宅に戻ると、豚タン、豚ハツとモヤシの醤油炒めを作った。こりこりと歯応えのある肉としゃきっとした歯応えを残したモヤシとの相性は抜群で、実に美味い。ビール、イタリアの赤ワイン、泡盛のロックと、つい酒が進んでしまった。
11月05日(金)晴れ後曇り
急いで事務所の外に出る。うに色のクルマの幌を降ろして、夕焼けに茜色に染まる空を頭上に感じながら田舎道を走った。一度自宅に戻り、パンで軽く小腹を落ちつかせる。幌を降ろしたまま地下駐車場に停めておいた、うに色のクルマを再び駆って、テニスクラブに向かった。今夜は6名のスクール生が集まる。今夜も練習での目的意識と集中力がやや欠けている。もっと頭を使い、考えながら練習するべきなのだが、気が付くと何も考えずに無意識にプレーしていた。これでは練習の意味が無い。毎回、終わってから反省する様では、どこか心に欠けた所があると言わざるを得なかった。ラケットがどうこう言う話ではない。練習が終わる間際に左足首にピリッと痛みが走ったのが気になった。
テニスクラブを出ると、スポーツジムに向かった。マシンを使って、脚部、体幹部、上体部、それぞれバランス良く負荷を掛けていく。筋トレでは足首の痛みは感じなかった。念の為、ランニングは避ける。TVと雑誌で退屈を紛らわしながら30分間エアロバイクを漕いで汗を流した。マシンの下に滴った汗をタオルで拭って、マシンを離れる。体重を計測してサーバーに記録してから、ジムフロアを出た。サウナでスッキリして家路を辿る。
うに色のクルマのクラッチ操作で多少左足首に痛みを感じた。湿布を貼って養生しておく。晩飯は豚肉と豆腐と玉ネギを出汁と豆乳で煮込み、醤油と味醂と酒を合わせた調味料で味を整えてみた。豆乳から甘味とコクが出て、ただの肉豆腐よりも、かなり美味い。久々のヒット作になった。冷たいビールとも良く合い、秋冬の定番メニューになりそうだった。泡盛のロックを小さな琉球ガラスのグラスで舐めながらMacに向かう。夜が更けていった。
11月06日(土)曇り後晴れ
朝目覚めて布団から起き上がり、左足を突いてみると、まだ少し痛む。午前中の練習を諦め、湿布を貼り替えて、また布団に潜り二度寝を楽しむことにした。昼前に目覚めると、痛みは引いている。何もしないのは余計に不安なので、近くのテニスクラブに行ってみることにした。構うことはない、痛みを感じたら、何時でも帰れば良い。そう思うと気が楽になった。コートに入り、ゲームを始めると、心配は杞憂だった様で、全く痛みはない。動いて血行が良くなると、湿布がより効いてきて、患部が気持ち良いぐらいだった。結局、日が暮れてボールが見えなくなるまでゲームを楽しむ。
スポーツジムに行き、ストレッチと、30分間のエアロバイクで汗を流した。普通なら7kmのランニングだが、念には念を入れて、自重しておく。サウナで疲れを癒して、自宅に戻った。鶏手羽元と豆腐と玉ネギを出汁と豆乳で炊いて、醤油と味醂と酒で味を整え、煮物を作る。鶏の骨付き肉から良い出汁が出るようで、昨夜の豚肉以上にスープの味が良かった。熱い煮物を食べ、冷たいビールを飲むと最高に美味い。
11月07日(日)晴れ
気持ち良い晴天の空に迎えられる朝は、爽快な気分だった。車で30分程のテニスコートに向かうと、既に仲間が大会の準備を整えていた。男女合わせて総勢400名ぐらいの参加者が集まるダブルスのテニス大会が開催される。テントを張り、賞品を並べ、受付の準備を済ませた。コートにはネットを張る。参加者達が集まって来て賑やかになった。試合が始まる。
最初の試合は、1回戦を勝ち上がってきた親子ペアだった。息子の方は高校生ぐらいで親よりも身長もある。だがミスも多い。第1試合で体が動かないので、非情なようだが、子供にボールを集めて、やっと五分の展開になる。5ー4から、気負ってミスが増えだした親のサービスをブレイクして何とか勝った。しばらく間が空く。
次の試合は、良いショットもあるが、ミスもあるという同レベルの相手との闘いになった。お互いにサービスキープの展開で、3ー3まで進むが、そこで2連続ダブルフォルトを犯してブレイクされたのが、結果的に敗因となる。4ー5での相手のサービスをブレイク出来ず、4ー6で3回戦敗退となった。前回のベスト8どころか、ベスト16にも届かない結果は、ドロー運が良かっただけに納得がいかない。また苦い思いが残った。
試合が無くなったので、本部の席に腰を落ちつけ、選手の呼出しなど、大会を進行しながら、残りの半日を過ごす。いくつか手落ちがあったが、何とかほぼ日程通りに試合を進めることが出来た。片付けを終えて暗いコートを後にする。
一度自宅に戻り、車を置いて、電車で街に出た。大会の後は、仲間達と飲みながら反省会をするのが慣わしになっている。最終的に6人の仲間が集まった。あーでもない、こーでもないと語り合いながら、酒を飲むのは、すこぶる楽しい。しかし、今日は試合結果が悪かったので、心はどこか晴れなかった。居酒屋を2軒はしごして、最終電車で自宅に戻る。布団に潜り込むと、転がった丸太のように眠った。
11月08日(月)晴れ
寝不足のせいで、頭に霧が掛かっている。スポーツジムに行き、雑誌を読みながらウォームアップのエアロバイクを漕いだ。ストレッチをしてから、筋トレを始める。次は、久しぶりにランニングマシンの黒いベルトの上を走った。面白い様に汗が滴り落ちてTシャツがずぶ濡れになる。最後にもう一度入念にストレッチをしてトレーニングを終えた。サウナで400g分汗を流してさっぱりするとジムを出る。
自宅に戻り、少し遅い晩飯にした。昨夜は飲み会でカロリーを摂り過ぎたので、今夜は控えめにする。クエン酸入りのスポーツドリンクで喉を潤してから、納豆と冷奴とモズク酢を、良く咀嚼して食べた。酒も飲んでないのに急速に睡魔が迫ってくる。抵抗する気も無かった。布団に潜り込むと、たちまち意識が薄れていく。
11月09日(火)晴れ
仕事場の外に出ると、水銀灯の青白い光が、何か物悲しい雰囲気を、辺りに漂わせている。退屈なデザインの建屋が並ぶ、倉庫街のように殺風景な所内を歩いてロッカールームに向かった。着替えて外に出ると並木が視界に入って、少しは和む気がする。砂利敷きの駐車場に停めた灰色の車に乗り込むと、エンジンをかけ、ヘッドライトを点けて夜の闇の中に走り出した。
短パンに着替えてジムフロアに降りていく。何時も居るような顔ぶれが揃っていた。カウンターでアミノ酸とコラーゲンのサプリメントの試飲をやっていたので、飲んでみる。粉末をジュースに混ぜて飲むタイプだが、特に味は無く、問題なく飲めた。ウォーミングアップのエアロバイク、ストレッチ、ランニング、ストレッチと70分程度のメニューを黙々とこなす。
今夜も、時間が遅いので、節制メニューにする。納豆と豆腐とモズク酢が、最近の定番メニューになっていた。それに冷たいビールが付けば、もう何も文句は無い。
11月10日(水)曇り後晴れ
沈みゆく夕日と競争する様に、急いで壁打ちコートに向かった。30分程でボールが見えなくなる。寂しい季節になった。スポーツジムに行って、筋トレのメニューだけをこなす。空に近い灰色の車のタンクをレギュラーガソリンで満たしてやると、テニスクラブに向かった。今夜もいつもの5名のレッスン生が集まる。先日の試合の後で指摘されたスプリットステップに意識を集中した。記憶を辿ってみると、調子が良い時には。、不思議とスプリットステップが出来ていたような気がする。ステップのタイミングがずれてしまう時もあるが、上手く合えば足の動きが全く違うのが判った。ローボレーのタッチが悪く、どうしても浮いてしまうのは、当面、相変わらずの課題だった。
テニス前にカロリーメイトを食べたので、晩飯は、軽めにする。納豆とモズク酢とキャベツの千切りを肴にビールを飲んだ。小さなブロックチーズを1個を少量の赤ワインと共に味わう。その後は、泡盛のロックを舐めるように飲み、味わいと香りを楽しんだ。布団に潜り込み、数分雑誌を読んでみたが、もう耐えられない。明かりを消して目を閉じると、瞬く間もなく、意識がどこかに消えていった。
11月11日(木)晴れ
仕事場を出ると急いで家路を辿る。帰り道の途中で2軒のスーパーをはしごして、卵、ヨーグルト、豆腐、缶ビール、豆乳、生牡蠣、豚肉、パンなどを買い込んでから帰宅した。生牡蠣とモズクとワカメで酢の物をこしらえ、豆腐半丁と豚肉を出汁、醤油、味醂、酒、豆乳で煮込む。三陸産の剥き身の生牡蠣は、やや小粒だが、ミルクのようなコクがあって実に美味かった。冷たいビールと赤ワインを飲みながら、熱々の肉豆腐と冷たい酢の物を平らげる。
Macの前に座り、メールチェックや検索サイトで調べものなどをしていると、何時の間にか時間が流れていた。時は飛ぶように過ぎる、と言うが、まさに言い得て妙だろう。もう眠る時間は余り残されていなかった。布団に潜り込み、車雑誌を眺めて物欲を高めながら夢の世界へと旅立つ。
11月12日(金)晴れ
仕事を適当に放り出して自宅に戻る。トーストで軽く腹ごしらえしてから、近くのテニスクラブに向かった。夜霧が立ち込めるコートには、4名のスクール生が集まる。スプリットステップを意識して、常にやっているつもりだが、気が付くと忘れていた。この程度の集中力では上達はおぼつかない。ミスも多く、特に試合形式では良い所が無かった。どうも納得がいかない。しかし、やるべき事が出来ていないのだから、仕方が無いと考えるしかなかった。早くきっかけを掴みたい。
テニスクラブを出ると、急いでスポーツジムに向かった。マシンを使った筋トレで、基礎体力の向上を図る。TVの映画を眺めながら30分間バイクを漕いで汗を流した。何も考えず、ただ体を動かすだけのトレーニングはストレスが無くて気持ち良い。少しづつだが筋力もアップしている様だった。何事もやるべき事を積み重ねていけば、何時かはきっと目標に辿りつけるだろう。
豚肉と豆腐とチンゲン菜の豆乳煮込みを作った。赤ワインを飲みながら熱々の肉や豆腐を頬張ると、これは美味い。1週間の疲れが出たようで、椅子に座ったまま、しばらく意識を失った。諦めて、すぐに布団に潜り込む。目を閉じると同時に意識が暗転した。
11月13日(土)晴れ後曇り
朝目覚めて時計を見ると、練習開始の時間だった。久しぶりに目覚ましを掛け忘れたまま眠ってしまったらしい。慌てて布団から跳ね起き、到着が遅れる由、電話で連絡した。急いで朝食を摂り、1時間遅れでテニスコートに到着する。昼まで練習してから、隣のコートの知り合いと合流して、更に2時半までゲームを楽しんだ。テニスが下手糞なのは相変わらずで、足の動きも悪い。今日も満足できなかった。スポーツジムに行き、風呂だけ入って自宅に戻る。
一泊分の着替えを持って、電車に乗った。昔のテニス仲間と都心で飲み会をする事になっている。週末の夕方の都心は、人でごった返していた。駅前の小さなビルの3階にある飲み屋に入る。小ジャレた今風のこじんまりとした個室がある居酒屋だった。飲み放題付きの宴会コースで予約されている。サラダから始まった。料理はまずまずだ。瓶ビールを注文してしこたま飲む。宴会時間は2時間だったが、混んでないお陰か、2時間経っても一向に追い出されなかった。久しぶりに会った仲間達と尽きることの無い楽しい会話を続けていると時間が経つのを忘れる。気が付くと、4時間が経過していた。名残惜しいが解散して、それぞれの寝床に帰っていく。都内にある相棒の実家は、電車で10分足らずと便利だった。ベッドに潜り込むとたちまち意識が遠のく。
11月14日(日)曇り
目覚めると、もはや朝とは言えない時間になっていた。シャワーを浴びて、目玉焼きと紅茶とパンで朝食にする。昨夜はビールしか飲んでいないので、ほとんど影響は残っていなかった。相棒の両親と共にゆっくりと時間を掛けて朝食を済ませると、荷物を背負って街に出る。
日曜の昼の街は、適度に人通りがあり、歩行者天国になっているので車の音も聞こえず静かで気持ち良かった。偶然開催されていた九州物産展で、「柚子こしょう」を一瓶買い込む。待ち合わせの店に、定刻に入ると、他に適当なランチを摂れる店が少ないのか、中は非常に混雑していた。5名の仲間が集まり、ミーティングを兼ねた昼食会が始まる。ブッフェ形式のイタリアンを腹一杯食べながら、今年のレースの反省、来年のレースの準備に付いて議論を交わした。定番料理だが、ペンネのトマトソースや、サラダ、デザートのティラミスなどが美味い。車好き、というよりも走り好きの面々が集まったこともあり、話題はランチタイムが終わっても、何時果てる事も無く続いた。気が付くと、夕方と言うよりは夜になっている。
場所を居酒屋に移して2次会に入った。話は、それぞれの仕事の話しや走り方の話や車の話など、多岐に渡り、綴れ織るように、絡み合いながら途切れる事はない。もし泊りだったら、そのまま深夜まで続くのは間違い無かった。店を出ると、都心の夜の街はまだ眠っていない。北に向かう電車に乗りこんだ。2時間ほど電車に揺られて北関東の地方都市に戻ってくる。久しぶりに会う仲間との楽しい時間は、微かな余韻となって心の中に静かに響いていた。この二日間の不摂生を取り戻すのは大変だが、たまには、こんな週末も悪くない。
11月15日(月)雨後曇り後晴れ
昨夜の寝不足のせいで霧が掛かったようにぼんやりする頭を抱えたままスポーツジムに入る。やけに混んでいてウォームアップ用の背もたれ付きエアロバイクが6台とも埋まっていた。ストレッチをした後に、筋トレから始める。筋トレのメニューを終了した頃、ちょうどランニングマシンが空いたので、iPodでお気に入りの音楽をシャッフルさせて聞きながら、黒いベルトの上を走った。5分ぐらいで顔面に汗が浮き出てくる。タオルで拭っても拭いきれないほどだった。滴り落ちた汗がTシャツを濡らしていく。走り終えると、もう一度入念にストレッチをしてトレーニングを終えた。
自宅に戻り、遅い晩飯にする。週末は飲み会でカロリーを摂り過ぎた。だが構うことはない。豚肉とチンゲン菜と豆腐を、豆乳とタイ料理用スパイスで煮込んだ物を作った。ココナツミルクで作ると、更に雰囲気が出るのだろうが、豆乳でもそれらしい味になる。近くのスーパーのワゴンセールで安く買ったスパイスだが、タイ料理らしい、爽やかな香りと辛さと酸味が付いて、なかなか重宝しそうだった。
11月16日(火)晴れ
仕事場の外に出ると、灰色の車に乗り込み、テニスクラブを目指した。今日までに消化しないと権利が消えてしまう振り替えレッスンが残っている。レッスン生は、レギュラーが一人だけで、振り替え参加2名を含めて3名だった。ナイター照明の青白い光が、何か寒々しく感じる季節になったが、体を動かし始めると多少は汗ばんでくる。滝のように汗を滴らせながらプレイしていた季節が懐かしかった。ローボレーが浮いてしまう癖はなかなか直らない。ボールをしっかり引き付けてから打てば良いのだが、前でボレーボレーになると、つい慌てて打ち急いでしまった。
最後の30分程は、コーチも入れた4名でタイブレークのゲームを楽しむ。やはりゲームになると、3名の中では一番ミスが多かった。ダブルフォルト、リターンミスも出してしまう。プレッシャーが掛からないゲームでこれでは、公式戦でミスが多発するのも無理はなかった。スプリットステップに気を使ったつもりだが、コーチには休んでると指摘される。インプレー中は動き続けてることを心に刻み込んだ。レッスン終了後の誰もいないコートに一人で残り、サービス練習を続ける。適度なスピードとスライス回転で、確実かつ攻撃されないサービスを確立するのが急務だった。少し、感覚が掴めた気がする。夜露が次第にコートを冷たく濡らし始めた。
11月17日(水)晴れ
定時で仕事場を出ると、壁打ちをしないでスポーツジムに行った。久しぶりにウォームアップから全てのトレーニングメニューをこなす。サウナに入っている時間は無かった。さっと汗を洗い流してジムを後にする。
うに色のクルマで、テニスクラブに向かった。今夜は4名のレッスン生が集まってくる。サービスとリターンを主に練習することになった。サービスとリターンは、試合では一番肝心なショットになる。従って、沢山練習する必要があるのに、余りスクールでは練習しないという矛盾があった。スプリットステップにも注意する。ただし、今夜は速いサービスを打つ人が居なかった。そんなスクールの練習レベルのサービスでもリターンミスをしているようでは先が思いやられる。コーチのバックに来るサービスも、イメージが出来ず、ミスが出た。もっと練習する必要がある。
晩飯は、鶏肉のトマト煮を作った。材料を適当に切って鍋に放り込み、火に掛けるだけなので簡単に出来上がる。豆乳を少し入れたので、牛乳やクリームとも少し違ったコクが出る。赤ワインを飲みながら平らげた。食後にMacのHDDが不調になったので、フォーマットする。そろそろHDDを買い換えないとならなかった。
11月18日(木)曇り後雨
仕事場を出ると、暗い空から雨がしとしとと降っている。秋らしい、細かく、しかし、どこか鋭さを感じさせる雨だった。灰色の車のワイパーを動かし、雨ににじむ視界の中を走って家路を辿る。帰り道の途中でスーパーに寄って、缶ビール、豆乳、刺身、豚肉、パンなどを買い込んでから帰宅した。かつおの叩きと昨夜作った、鶏肉のトマト煮で晩飯にする。冷たいビールと赤ワインを飲みながら、かつおを頬張り、熱々のトマト煮を平らげた。
Macの前に座り、不調のHDDをフォーマッターを換えてフォーマットし直す。バックアップから全てのファイルをコピーするだけで、環境を再構築出来るMacならではの簡単作業だった。OSは2世代以上前の8.6を使っているが、やっと9.2に進化させようかという気になる。布団に潜り込み、しばらく足先が温まるのを待ってから明かりを消した。たちまち意識が遠ざかって行く。
11月19日(金)曇り後雨
仕事を適当に放り出して外に出てみると、小雨がしとしとと降り続いていた。テニスレッスンを諦めて、スポーツジムに向かう。ウォームアップのバイクを漕いでから、マシンを使って筋トレし、最後にベルトの上を走った。念入りにストレッチをして、固くなった筋肉を伸ばし、ほぐしてやる。プログラムされたトレーニングを全て終え、シャワーで汗を流してサウナに入る時が一番リラックス出来て気持良かった。満足してジムを後にする。
自宅に戻ると、先ず冷蔵庫を開いて冷たい缶ビールを取り出した。素焼きのカップに注いで、先ず豊かな泡立ちを見て楽しみ、次にカップを口に当て、クリーミーな泡の感触と滑らかな液体の喉越し、更に、炭酸とホップの苦味の心地良い舌触り、鼻腔に抜ける香りを存分に楽しむ。しばらくしてから体に染み込むように、じわりとアルコールの温もりが広がっていった。堪えられない美味さに思わず頬が緩む。
11月20日(土)曇り後晴れ
うに色のクルマの幌を降ろしたまま、マンションの前にある駐車場に停め、クルマを降りる。その白いクルマは、スロープを上がった所に建っているマンションの下の薄暗い駐車場に、ひっそりとうずくまっていた。時計を見ると、約束の時間にはまだ少し早い。携帯が鳴った。既に到着していることを告げると、男が降りてくる。少し会話を交わし、別れた。
所属サークルが主宰するテニス大会の会場に向かった。試合は既に始まっている。構うことはなかった。出番は無い。しばらく観戦を続けた。大会の全ての試合が終了する。残った時間は練習試合になった。夕方まで何試合か楽しむ。
再び白いクルマの居る駐車場に戻った。日暮れは近い。男からキーを預かるとドアを開けた。着座位置はうに色のクルマと比べると非常に低い。軽いクラッチ踏んで1速に固いシフトレバーを押し込み、思ったよりも手前で繋がり始めるクラッチを操作して、ゆっくり動き出した。周辺の空いた裏通りを選んで走る。軽いが、出足は少々かったるかった。ファイナルを落としてやらないと、きびきび走れないだろう。ブレーキの効きやロールの具合などは悪くなかった。車体のやれも思ったより少ない。走行距離や年式を考えると、個体として良好に思えた。30分程の試乗を終え、クルマを戻すと、男としばらく話してから別れる。うに色のクルマを駐車場から出した。ジムでトレーニングをしてから自宅に戻る。
11月21日(日)晴れ
早朝に目覚めて身支度を整える。約束の時間に少し遅れて自宅の前に降りていった。仲間の車は、既に到着して待っている。荷物をトランクに積み込むと、南に向かって走り出した。4時間ほどのドライブで、長い砂浜が続くことで有名な海岸沿いの町に辿り着く。
コートの前の駐車場に車を停めると、既に集まっている仲間達に混じってアップを始めた。1時間ほどでアップを終えると、集まった40名ほどが紅白2チームに分けられ、紅白対抗戦に入る。最初はストローク合戦だった。白組が圧倒的に勝利し、5ポイントを獲得する。その後は8ゲームマッチのダブルス戦の11対戦でポイントを競うことになっていた。総獲得ゲーム数が勝敗を分けるので、負け数が多くても最終的に勝利する可能性が有る。
試合には8ー4で勝ち、全体が終わるのを待った。そのうち、空きコートが出たので練習試合を楽しむ。午前中に全ての試合が終わった。ホテルに入って荷物を部屋に入れ、食堂で昼食にする。部屋で少し休んだ後、再びコートに集まった。適当にダブルスを組んで練習試合を楽しむ。夕方、暗くなる頃、一度集合してから解散した。車でホテルに戻る。
最上階の展望風呂から海が見える筈だが、今は、ただ暗闇が広がっているだけだった。風呂から上がると食堂に下りる。銘々に1個づつアワビの丸焼きが付いていた。アルコールの炎の上で身悶えするほど生きの良いアワビでは無いが、見栄えは良い。ビールを飲み、晩飯を食らった。小さな卓上コンロの炎が消える。焼き立てのアワビは柔らかく美味かった。晩飯後はお決まりの宴会になる。持ち込んだ酒を飲みながら様々な話題について語り合った。真夜中を過ぎた頃、布団に潜り込んで寝込む。
11月22日(月)晴れ
朝食の呼び出し放送で目を覚ます。しばらく布団の中で抵抗してから、やっと起き上がった。やや寝不足で目覚めの気分は今一つ冴えない。朝食をしっかり食べると身支度を整えてコートに向かった。軽くアップをしてからゲームで楽しむ。ダブルスのゲームを何試合かして昼まで遊ぶと良い感じの疲労感が、じんわりと体を包み込んだ。もう良いだろう。ホテルに戻り、牛丼の昼食を平らげ、最上階の展望風呂に入った。昼間は白い砂浜と蒼い太平洋が一望に出来、素晴らしい眺望が開けている。水平線が丸く見えた。しばし景色に見とれながら湯に浸かる。
再び車に乗り込み、北へ向かった。のどかな田んぼの中の道を走って行くと、遠くの低い山の向こうに太陽が沈む。やがて周囲は闇に支配された。いくつかの町を通り過ぎ、4時間ほどのドライブで北の町に帰りついた。仲間2名と共に和食レストランで晩飯を食べて解散する。
11月23日(火)晴れ
うに色のクルマで北の町を目指す。2面だけの小さなテニスコートでサークル仲間の練習に加わった。今日は人数が9名と少なめで盛り上がりに欠ける。3時間程度掛けて、基本練習と練習試合という何時ものメニューをこなした。昼に練習を終えると、行き付けの蕎麦屋で昼食にする。定番の豚角煮丼セットを注文した。相変わらずボリューム満点で美味い。満足して店を出た。
ジムに行く予定だったが、気が変わり、一人で、またコートに戻る。2時間ほど一人でサービス練習を続けた。とにかく安定して入り、そこそこの威力を持つサービスが欲しい。ダブルフォルトでゲームを落とすのは、もう沢山だった。サービスラインのコーナーに目標物を置き、カゴのボールを、全部打ち込んでは集め、また打ち込んでは集めを繰り返す。良いリズムを体に刻み込むしかない。今一つ、これだ!というものは掴めなかったが、コートを離れた。
うに色のクルマの幌を降ろして紅葉が綺麗な田舎道を走る。40分ほどのドライブで、スポーツジムに着いた。筋トレとランニングに汗を流す。首の痛みはまだ取れていなかった。構うことはない。いつも通りのメニューを淡々と片付けた。サウナで汗を流し、ジムを後にする。充分に体力を使い果たした充足感が、じんわりと体中に漂っていた。自宅に戻ると、黒酢やサプリメントでアミノ酸とクエン酸を充分に補給しておく。楽しくも充実した4連休が終わった。
11月24日(水)晴れ
定時で仕事をあがると、暗くなりかけた空を見て壁打ちを諦め、スポーツジムに直行した。二日連続になるが、筋トレから始める。週末はトレーニングが出来ないのが判っていた。今日筋トレをする必要が有る。首の痛みはまだ取れなかった。ランニングで汗を搾り出し、入念なストレッチを施してから、ジムフロアを出る。さっと汗を洗い流し、着替えるだけでジムを後にした。
テニスクラブに向かう。今夜のレッスン生は4名だった。今期のテーマは、サービスとリターンと言うことらしい。アップを早めに切り上げて、サービス練習に入った。確かにサービスとリターンは、試合では重要なショットなのに不得手だから都合が良い。自分のテーマのスプリットステップにも注意を払った。
リターンでは、コンパクトなテイクバックと大きなフォロースルーを意識する。バックハンドのリターンで、新しい気付きが有った。余り浮かずに良いところに返せる様になる。こいつは大きな1歩だった。練習後は一人コートに残ってサービス練習をする。そこでも新しい気付きが有った。リターンする相手が居ないので、威力が有るかどうかは判らないが、この感じをキープしていけば、ダブルフォルトは減らせるに違いない。久しぶりに練習の成果に満足しつつ、コートを離れた。
11月25日(木)晴れ
仕事場を出ると、灰色の車の頼りないヘッドライトの光に浮かんだ家路を辿る。帰り道の途中でスーパーに寄って、缶ビール、朝食シリアル、ヨーグルトなどを買い込んでから帰宅した。1丁の豆腐の1/3を冷奴にし、残りを豚肉とモヤシとエノキと一緒に煮た。出汁と豆乳とタイシーズニングでエスニック風味に味付ける。冷たいビールを飲みながら、熱々の煮物を全部平らげた。
Macの前に座り、日課のメールチェックや、サイト散策で夜を過ごす。OSを9.2に進化させた成果は、思ったほど上がらないが、少しキビキビ動く様になった気がするので、良しとした。やがて訪れた睡魔に少しだけ抵抗してから布団に潜り込む。明かりを消すと、たちまち意識が闇の中に遠ざかっていった。
11月26日(金)晴れ
仕事場を出て、急いで自宅に戻る。軽く腹ごしらえをしてから、近くのテニスクラブに向かった。5名のレッスン生が集まって来るが、レギュラーの姿は少なく、振り替えやテンポラリーが多い。ボレー&ボレーからアップを始めた。アップが終わると、コーチの球出しからのボレーと、ストロークを練習する。動かされてもミスをしないことをメインテーマにした。もちろん、現在のテーマのスプリットステップも忘れて無い。一時間半のレッスンが終わる。急いで自宅に戻った。
さっとシャワーを浴びて汗を流すと、身支度を整え、荷物を持って近くの駅を目指す。電車に乗って南に向かった。20分程電車に揺られて、新幹線も停まる地方のターミナル駅に着く。ここで、西行きの長距離高速バスに乗り換える予定になっていた。しばらく駅前をぶらぶらと歩く。気の利いた店は何も無かった。駅前のロータリーにバスが到着する。チケットを渡して、バスに乗り込み、座席に座った。耳栓をして外界のノイズを遮断し、缶ビールを一本飲むと、シートを目一杯倒して目を閉じる。耳栓をしていても耳に侵入してくるロードノイズや、エンジン音は、やがて遠のいていった。
11月27日(土)曇り後晴れ
目覚めると、古都の早朝はまだ暗かった。夜行バスは無事に目的地に近付いている。バスを降りると、先ず駅前のシンボルタワーの地下にある銭湯に入った。温泉では無いが、サウナが有るので汗を流せる。風呂上りのビールが美味かった。
駅前で相棒と落ち合ってバスに乗る。古都の北に位置する山を目指した。電車に乗り換える。2両編成の小さな電車は満席の上に通路も人で埋まるほど混んでいた。紅葉狩りの客が多いらしい。30分程の短い乗車だが、車窓から見える山々の紅葉も見応えがあった。終点で電車を降り、更に山に入って行く。入山料2百円也を払って山道を登った。足元は昨夜の暴風雨のせいで落ち葉の絨毯になっている。景色を眺めながらゆっくりと歩いた。道の途中には、牛若丸が16歳で奥州に旅立つまで修行をしていたという伝説が残る史跡がいくつか点在している。1時間も掛からず一山越えて貴船神社側に降りた。こちらも古い歴史に彩られた社が偉容を誇っている。町の中心から離れているので、それほど混雑していないのが良かった。のんびりと紅葉見物が楽しめる。駅に降りる途中で焼き芋を買って歩きながら食べた。
電車で町に戻る。世界遺産の下賀茂神社を詣でてから、バスに乗って祇園まで出た。コーヒーを飲んで一休みしてから、三条大橋の近くにある居酒屋に入る。開店時間に行ったのに、カウンター席しかない店内は既に満員だった。しばらく待って落ちついた頃にやっと中に入れてもらう。それだけの価値がある安くて美味い肴が揃っていた。芋焼酎を飲みながら、カツオの叩き、鰆の刺身、牡蠣フライ、酢牡蛎、賀茂茄子田楽、漬け物などを味わう。満足して店を出た。バスと電車を乗り継いで自宅に辿り着く。下賀茂神社の近くで買った、きな粉団子で抹茶を飲んで〆にした。シャワーを浴びて布団に倒れ込むとすぐに眠り込む。
11月28日(日)晴れ
のんびりと目覚めて、クリームチーズを挟んだベーグルやバナナジュース、コーヒーなどで朝食にした。朝から天気が良い。今日も電車で古都の町に出た。駅の近くにある、小さな駄菓子屋のような店構えのお好み焼き屋に入る。ここではマンボ焼きと呼んでいた。ガイドブックなどにも乗っており、人気店らしい。道を挟んだ向かいには2軒のラーメン屋があり、そちらも同様の人気店で、すでに行列が出来ていた。運良く待たずに入れたが、すぐに店の前に待つ人が現れ出す。ホルモン焼きをつまみにビールを飲んで焼き上がるのを待った。うどんや蕎麦が入ったお好み焼きだが、たくあんの細切れが入るのがやや珍しい。甘いソースと辛いソースを塗りたくると、上から青ネギをたっぷりと掛けられた。熱々を食べると、実に美味い。蕎麦よりもうどんの方が合うようだった。かなりボリュームがあるので、ビール大瓶一本と共に平らげると腹一杯になる。
電車に乗って南に下った。世界遺産の平等院がある宇治の町に降り立つ。参道を歩いていくとお茶の香りが立ち込めていた。ここは昨日行った山の方と違って人工的に作られた庭だが、やはり紅葉が美しい。平等院は左右対称の美しい建造物だった。内部は、補修中で見ることが出来ない。その代りに隣接の博物館で色々な資料を間近に見ることが出来た。宇治川の辺を歩き、源氏物語の世界に思いを馳せる。やがて夕暮れが近付いてきた。駅前の和菓子屋で、草団子と小豆のお菓子を食べ、お茶を飲む。素朴な和菓子は上品な味で楽しめた。
電車で街中に戻る。趣向を変えてインド料理店に入った。厨房の中ではインド人らしき男がタンドリーを使って調理している。サモサ、タンドリーチキン、カレー、ナン、デザートのマンゴゼリーなどのセットメニューを注文した。冷えた生ビールを飲みながら食べる。チキンカレーとキーマカレーは辛味が足りないので、足させた。「うんと辛く」と言って程よい辛さになる。どれも満足のいく味だった。
地下鉄で駅に出る。駅舎の巨大な吹き抜けの中に大きなクリスマスツリーが点灯していた。階段を上って写真を撮る。最上階近くのレストラン街で生ビールを飲んだ。間もなくこの町から離れる。バスの時間が近付いていた。店を出て下まで降り、バス乗り場へ向かう。早めに到着したバスに乗り込むと、耳栓を着け、シートを倒して目を閉じた。良く眠れるに違いない。
11月29日(月)晴れ
早朝の地方駅に着いた。乗り継ぎの電車が、すぐに出る。20分ほどで自宅近くの駅に降り立った。自宅に戻り、朝食を食べる。しばらく体を休めてから家を出た。いくつか用事を済ませて昼過ぎに自宅に戻る。
昼食を食べて少し休んでから、家を出てスポーツジムに向かった。4日ぶりにトレーニングを始め、鈍った体に活を入れる。思ったよりも体が軽かった。溜まっていた疲労が一掃されたらしい。ランニングを終えると、汗だくの体にシャワーが気持ち良かった。この爽快な気分があるから止められない。
自宅に戻り、掃除、洗濯を片付けた。休みの日は、どうしてかと訝るほど、時間が早く過ぎる気がする。うに色のクルマに関して集めた雑誌の切抜きなどをファイルに整理した。Macを立ち上げて、溜まっていたメールを片付ける。瞬く間に夜が更けていった。布団に寝転がると、眠りの世界が大きく扉を開いて待ち構えている。腕を引っ張られるように引きずり込まれた。
11月30日(火)晴れ
かなり遅い時間に仕事場を出ると、スポーツジムに急いだ。ストレッチと自転車漕ぎだけにして、風呂に入る。運動の量が少ないと、同じ時間だけサウナで汗を流しても、不思議と体重の変化が少なかった。ジムの外に出ると、久しぶりに冬の寒波が降りて来たようで、寒い。今年は暖冬の予報だが、この程度の寒波は平気で訪れるに違いなかった。明日も朝晩車のウィンドウガラスの氷を剥がさないと走れないと思うと、少々うんざりする。ヒーターを目一杯効かせて暗い田舎道を走って帰った。月が冷たい光を放って漆黒の空に貼り付いてる。