12月01日(水)晴れ定時で仕事を終え、スポーツジムに直行した。良くストレッチをしてから、マシンに向かう。6種目の筋トレをこなした。iPodのイヤホンを耳に入れ、シャッフルで再生させる。お気に入りの音楽を聴きながら、ランニングで汗を搾り出した。もう一度、一通りのストレッチを施してから、ジムフロアを出る。シャワーで体の汗を洗い流すだけでジムを後にした。
近くのテニスクラブに向かう。レッスン生は5名集まった。今週もサービスとリターンを重点的に練習する。軽いアップの後、サービス練習に入った。サービスからのクロスラリーをひとしきり繰り返した後、サービスからダブルスの形での練習をたっぷりと行う。何時の間にか自分のテーマであるスプリットステップへの注意が疎かになっていた。
練習後は、久しぶりに仲間とラリーを楽しむ。良い感じでストロークが続いた。途中で相手が前に出て来た時にボレーした自打球が顔面に当たり、メガネのフレームが歪む。仲間が帰ったので、一人コートに残ってサービス練習をする。バランスを崩さないことをテーマに時間一杯まで練習した。
12月02日(木)晴れ
仕事場を出ると、うに色のクルマに乗り込む。キーをひねってエンジンを掛けると、後付けの外気温計が凍結警告のアラームを鳴らした。外気温が約4℃以下で鳴る設定らしい。今年一番の冷え込みだった。ヘッドライトを点して夜の闇の中に走り出す。
自宅に戻ると、格安で仕入れた中古のDVDナビを灰色の車に簡易的に取り付けることにした。13年間使い続けたカシオのCDナビを取り外す。リモコンのキーがいくつか効かなくなった上に、ルート検索が使い物にならないほど遅い、極めて旧式のナビだが、自分のいる場所と進んでいる方向が判る電子地図帳として便利に使っていた。古いモニタを取り去った後に、ディスプレイスタンドを両面テープで貼り付けると、モニタをセットした。本体などは助手席の床に適当に配置する。電源などはシガープラグで取るようにして、車速パルスも接続しなかった。暫定的に電子地図帳としては使うにはこれで充分だろう。設置はすぐに終わった。電源を入れると、しばらくしてナビ画面が立ち上がる。起動は少し遅かった。操作性はタッチパネルなので悪くない。試運転は明日の楽しみにして部屋に戻った。作業の後のビールは格別に美味い。
12月03日(金)晴れ
仕事を適当に放り出して帰宅を急ぐ。ロールパンで腹を落ちつかせるとテニスクラブに向かった。照明灯の下に6名のレッスン生が集まる。いつも通りの練習が始まった。球出しからのボレー練習と、ストローク練習の後は、サービスからのダブルス形式の練習が主になる。相変わらず配球や、予測が悪くてポイントが取れない。
練習が終わると、急いでスポーツジムに向かった。ストレッチをしてから、マシンを使って筋トレし、ベルトの上を走る。念入りなストレッチで、固い筋肉を伸ばしてやる。寒くなって外でのテニスで、それほど汗をかかなくなったので、暖かい室内でたっぷりと汗を流すと気分爽快だった。シャワーで汗を流し、サウナに入ると、更にリラックス&リフレッシュする。心地良い疲労感に満足してジムを後にした。
12月04日(土)晴れ後曇り後雨
目覚めると、まだ外は真っ暗だった。手早く支度を整えて家を出る時もまだ暗い。灰色の車に仮装着したナビの感触を確かめながら南に向かって走った。車速信号を繋いでいないし、常時電源をアクセサリー電源に繋いでいるので、自車位置の動きがおかしい上に、エンジンを切る度にリセットされてしまう。やはり例え、仮装着でも、きちんと配線を繋がないと使い心地を評価できなかった。
昔懐かしいコートに辿り着くと、もう既にスタッフは集まっている。アップが出来ないまま、試合前の練習だけでゲームに入った。3組のリーグ戦を1位で終えると、明日の決勝トーナメントに進める。しかし、最初の試合でいきなり、1ー6と予想外の惨敗を喫し、早くも決勝トーナメントへの夢は絶たれた。ミスが多かったのと、相手の戦術にはまってしまったのが敗因だろう。気を取り直して、次の試合に挑み、何とか6ー5で辛勝するが、1勝1敗のリーグ2位に終わった。
他の試合を観戦したり、空いたコートで乱打をしたりして夕方までコートにとどまってから、帰宅の途に着く。朝の往路は、約2時間だったが、復路は渋滞にはまって約3時間掛かった。ジムの受付終了時間ギリギリに滑り込む。ジムフロアの終了時間まで約20分走ってから風呂に入った。疲れはほとんどない。物足りない一日になってしまった。
12月05日(日)雨後晴れ後曇り
のんびりと目覚めて、外を見ると、予想外の晴天に驚く。朝方まで雨が降っていたようで、路面はまだ盛大に濡れているが、急速に雲が去ったらしく、青空が広がりつつあった。急いで朝食を胃に詰め込むと、家を出る。北の町のテニスコートに向かった。
5名だけ集まったサークル仲間と昼まで練習する。南からの低気圧が連れてきた生暖かい大気のせいで、妙に暖かく、半袖で快適にテニスが出来た。独りで残ってサービス練習をしようと思っていると、独りの老人が居残り希望をしたので、リターンしてもらう。フォアサイドとバックサイドから、それぞれ1カゴづつサービスを打った。その後はラリーとストローク&ボレーの練習を少し付き合う。1時間ほどの練習の後、コートを後にした。
帰り道で、まだ行った事がない蕎麦屋を目指して脇道に入る。店の前には多くの車が止まっていて、かなり人気の店のようだった。1時丁度ぐらいだったが、既に本日営業終了の看板が立っている。売り切れ御免と言うことらしかった。諦めて、いつもの蕎麦屋に向かう。限定品と銘打たれた「イクラ丼セット」を注文した。妙に値段が安いと思ったら、出て来たイクラ丼の上には人造イクラが乗っている。店に対して興ざめした。こんな物を出すくらいなら、出さない方がマシだろう。それでも完食して店を出た。蕎麦の出来は悪くない。
午前中は師走とは思えぬ穏やかな陽気だったが、午後になると強風が吹き荒れ始めた。テニスクラブで強風の中テニスをするよりも、ジムでトレーニングする方を選択する。筋トレとランニングとサウナで2時間ほど過ごすと、外はもう真っ暗になっていた。スーパーで食料品などの買い物をして、自宅に戻る。
灰色の車のナビの配線をやり直した。後日、灰色の車用のナビを付ける時に楽な様に、各電源、信号線をギボシ端子で出しておく。ECUを取り出すのに少し手間が掛かるが、大したことは無かった。1時間ほどかけて配線を終えると、少し試運転してみる。やっとまともに動く様になった。タッチパネルは予想以上に便利で使い易い。格安で仕入れたにしては悪くなかった。地図が古いので、地図ディスクを更新すれば更に良いだろう。新しい地図を安く手に入れる方法を算段する必要があった。
12月06日(月)晴れ
灰色の車のエンジンをスタートさせ、ヒーターを入れてから、ガラス面に付いた薄い霜をプラスチックのスクレーパーで掻き落とす。車に乗り込むと走り始めた。常時電源を接続したお陰でナビの立上りが早くなる。これなら使えそうだと確信できた。メニューの階層の深いところに1画面、2画面の切換があるので、頻繁に切り換えるのは面倒だが、これは我慢出来る。何よりタッチパネルの使い勝手が良く、手放せなくなりそうだった。買い換えるとしてもタッチパネル付きから選ぶことになろう。
仕事場を飛び出すと、スポーツジムに向かった。時間が遅いので、ストレッチとランニングだけにとどめる。少し足が重く感じられた。空腹のせいもあるのだろう。血糖値が上がっていないとパワーが出て来ないのが如実に判った。だが、その方が、体脂肪を燃焼させるのに都合が良い。脂肪燃焼サイクルが体の中でフル回転する様子をイメージしながら走った。5分ほどで体中から汗が噴出し始める。タオルで顔の汗を拭いながら30分走った。少し苦しいぐらいのペースにしているので走り終えると小さいながら、達成感が得られる。気分良くジムを後にした。
12月07日(火)晴れ
かなり遅いくまで会議室に拘束された。やっと開放されると逃げ出す様に仕事場を出ると、帰宅渋滞で目の前の道は車の列が出来ている。駐車場から出るのにも5分程度並んで待つ必要があった。やっと駐車場から出ると、スポーツジムに急ぐ。ストレッチとランニングだけにして、風呂に入ると、もう閉館時間が近かった。ジムの外に出ると、うに色のクルマの窓に、うっすらと霜が降り始めている。冬が戻って来たようで、少し冷え込む夜だった。とは言え、零年に比べると異例に寒さが緩い。今年は暖冬の予報だが、冬が暖かいのは願ってもなかった。例えそれが、地球温暖化現象だとしても、暖かさは人から危機感を奪う。
12月08日(水)晴れ
定時で仕事場から逃げ出すと、もう帰宅渋滞が始まりつつある道路を走ってスポーツジムに直行した。ストレッチ、マシントレーニング、ランニングのメニューを実行する。ストレッチを終えると筋トレを6種目こなした。ランニングマシンのベルトの上に乗ると、iPodのイヤホンを耳にセットして、再生ボタンを押す。少しの間の後、好きな曲が流れ出した。軽快なビートで、足取りも軽くなる。最後にもう一度、ストレッチで筋肉を伸ばしてから、フロアを出た。軽くシャワーで体の汗を洗い流してジムを後にする。
近くのテニスクラブに向かった。レッスン生は4名しか集まらない。今週もサービスとリターンを重点的に練習した。テンポを変えての軽いラリーの後、サービス練習を少しする。ボールを集めた後、サービスからのクロスラリーをひとしきり繰り返した。更にサービスからダブルスの形での練習を行う。スプリットステップへの注意も忘れなかった。
レッスン終了後は、一人コートに残ってサービス練習をする。体のバランスとインパクトの辺りに注意しながら、時間一杯までサービスを打ち続けた。
12月09日(木)晴れ後曇り
仕事場を出て、駐車場まで歩く。職場が車以外に通勤手段が無い辺鄙な場所に在るくせに、通勤車登録できる車が自社製に限られていると言うふざけた人権無視の施策を取っているので、うに色のクルマは、最も遠い駐車場に追いやられていた。近年拠点を集中させ過ぎて人が溢れ、自社車を購入した人までが、遠く離れた駐車場に停めなければならない事態になっているのには呆れる。夕方の帰宅ラッシュと深夜の帰宅ラッシュの狭間の時間帯なので、道は空いていた。キセノン高圧放電式ヘッドライトを点して夜の闇の中に走り出す。
自宅に戻る途中でスーパーを2軒廻って、豆腐、青菜、モヤシ、納豆、卵、菓子パン、芋焼酎などの食料品を仕入れた。安売りの笹蒲鉾を肴にビールを飲みながら、豚肉と小松菜と豆腐とモヤシの豆乳煮込みを作って晩飯にする。食後酒は、琉球ガラスのグラスで泡盛の古酒のオンザロックにした。古酒とは言っても、口当たりや喉越しや価格から考えて古酒と名乗れる最低限の3年物だろう。まだざらつきや角が取れていないが、そんな若い酒の刺激も悪くなかった。TVのロボットアクション映画を眺めながら、古酒を楽しむ。記憶に在るより場面が大分カットされているようで、炭酸が抜けたコーラのような別物に変わっていた。
12月10日(金)晴れ
机の上を片付けると急いで帰宅して、近くのテニスクラブに向かった。照明灯の下で鮮やかなグリーンの人工芝が美しい。ボレーボレーのアップから練習が始まった。5分程度でアップを終えると、コーチの球出しからボレー練習、ストローク練習と続く。その後は、クロスのロングラリーから、先にミスしたサイドが前に出てダブルス形式に切り替わる練習をした。残った時間はサービスからのダブルス形式の練習が主になる。ゲーム形式になると、配球や予測が悪くてポイントに結び付けられなかった。
練習が終わると、すぐにスポーツジムに向かう。ストレッチをしてから、マシンを使った筋トレ、ベルトの上を走るランニングで汗に流した。最後は念入りなストレッチで、固い筋肉を伸ばしてやる。寒くなっても、Tシャツが絞れるほど汗をかけるので気分爽快だった。明日から待ちに待った週末の休みが始まる。自宅に戻ってから素焼きのビアマグで飲む冷たいビールは最高に美味かった。
12月11日(土)晴れ時々曇り
朝の幹線道路は長距離トラックの群れが多い。圧迫感を嫌って、田舎道を選び、北へ向かった。小さな町のテニスコート脇に車を停める。仲間達は既にアップを始めていた。サンダルからシューズに履き換えて、仲間に加わって昼まで練習を続ける。練習試合では相変わらず上手く行かなかった。というより、むしろ下手になっているように感じる。
帰り道で同じ方向の仲間4名と蕎麦屋に寄って昼食にする。定番の豚角煮丼セットを注文した。豚の角煮を卵閉じにして、ご飯の上にたっぷり載せた丼と、味噌汁、小さなサラダ、煮物の小鉢と、これだけで充分定食となる量に、更に、蕎麦が、これまた普通の店なら充分一人前となる盛りで付いて、千円しないのだから驚く。ボリューム満点のランチを食べ終えると満足感が高かった。
昼食後はジムに寄って、ランニングで摂取したカロリーの消費に努める。シャワーを浴びて帰宅すると、夜のパーティーまでほとんど時間が無かった。急いで着替えて自転車に乗り、会場に向かう。小さなイタリアンレストランを貸し切って、テニスサークル主催の草大会10周年パーティーをすることになっていた。到着すると、もう準備はあらかた終わっていたので、特にすることも無く座って開始を待つ。ほぼ定刻に、パーティーは始まった。大量に用意されたビールと赤ワインとソフトドリンクが次々に集まった70名近い参加者の胃袋に消えて行く。料理もまずまずのボリュームと味で悪くなかった。年に2回、春秋に大会を開催しているので、これまでに20回の大会が行われた事になる。スライドショーで、これまでの上位入賞者の画像が流された。見知った顔の若い頃の画像などに歓声が上がる。閉会となった後はカラオケに流れて、しばらく騒いだ後に帰宅した。死んだ様に眠り込む。
12月12日(日)曇り一時小雨
目覚めて、身支度を整え、近くのテニスクラブに向かった。今日はテニスクラブ内の大会とクリスマスパーティーがある。自転車を漕いでいった。空は雲に覆われているが、雨が降る気配は無い。寒いことを除けば悪くなかった。
くじ引きでチームを分けて8チーム作り、4チームずつ2リーグに分けて総当りで対戦し、最後に各リーグの1,2,3,4位がそれぞれ対戦して1位から8位までを決める趣向になる。4チームの総当りなので先ず3対戦し、順位戦も入れると今日1日で合計4対戦することになった。対戦形式は、男ダブ×2、女ダブ×1、ミックス×1の4対戦で、2ー2の場合は、代表5名のじゃんけんで勝敗が決まる。試合形式は、6ゲームマッチのノーアドになった。
早速7面のコートを使って対戦が始まる。最初の試合はミックスで戦った。4ー4まで互角だったが、結局4ー6と敗北した。対戦成績は2ー2になり、じゃんけんで1勝を上げる。次の対戦は男ダブで負け、じゃんけんで負けて1勝1敗となった。最後の対戦も男ダブで負けたが、対戦は3ー1で勝ち、2勝1敗のリーグ2位になる。3・4位決定戦でも、男ダブで出て負け、今日の成績は0勝4敗と、全くチームに貢献できなかった。対戦も1ー3で負けて4位になる。
日没時間ぐらいからパーティーが始まった。70名近く集まったので、クラブハウス内は結構な混雑になる。ビールや日本酒や焼酎が振舞われ、次から次へと腹を減らせて会員達の胃袋に消えて行った。仕出しの料理もそこそこ美味い。恒例の豚バラ肉と卵と大根と芋のカレー風味煮込みが良い味を出していた。スピーチや、抽選会などで、場は多いに盛り上がる。3時間ほどでパーティーはお開きになった。片付けを終えてから、二次会には参加せずに帰宅する。
二日続きのパーティーは、楽しいには違いないが、かなり疲れが残っていた。だるい体に鞭打って洗濯などの溜まった家事を済ませる。深夜になってやっと布団に潜り込むと、瞬く間に眠りの世界へと旅立つ事が出来た。
12月13日(月)晴れ
急いで仕事場を出ると、スポーツジムに向かった。かなり時間が遅いが、ストレッチと筋トレをこなし、ランニングは少し短めにする。昨日は、走っていないせいか、足が軽く感じられた。シャワーを浴びて汗を流してから、サウナに入ってもう一度汗をたっぷりと搾り出す。それだけで体重が300g以上変化するのが面白かった。ランニングを終えた時にiPodの電池残量がほぼゼロになっていたので、自宅に戻る帰り道の道すがら、車に備えたiPodマウンターに挿して充電してやる。自宅に戻って車を降り、空を見上げると、満天の星空だった。しばらく流星を期待して見ていたが、体が冷えてきたので諦めて部屋に入る。遅い晩飯にした。冷たいビールをぐいっ、と行きたいところだが、オランダ製のアルコール0%のビールで肝臓を休める。
12月14日(火)晴れ後曇り
遅くまで作業場に拘束されての作業が続いた。ずっとしゃがんでいたので足腰が痛い。やっと開放されると逃げ出す様に仕事場を出た。駐車場で灰色の車に降りた霜をスクレーパーで落としてから、スポーツジムに急ぐ。いつものストレッチと短めのランニングだけにしても、サウナ風呂に入って出てくると、閉館時間に近かった。久しぶりに、冷え込みがきつい真冬らしい夜になる。ジムの外に出ると、寒気が体を包んだ。体の中から暖まっているので、左程寒さは感じない。今夜は星は見えなかった。
12月15日(水)晴れ
定時で仕事を放り出し、スポーツジムに直行した。ストレッチ、マシントレーニング、ランニングのメニューを1時間ほどで終える。ランニングは時間の都合で少し短くした。さっとシャワーを浴びてジムを出る。少し遠回りをして灰色の車のタンクを満たし、灯油を18L買った。車をテニスクラブに向ける。
ナイター照明に照らし出されるハードコートは、緑色のキャンバスだった。4名のレッスン生が思い思いのプレーを描いて行く。今週はコーチがジュニアの体当たりで骨折したとかでオーナーが代理で来た。内容はサービスとリターンを重点的に練習するという点で変わらない。サービスからのクロスラリー、サービスからダブルスという流れで練習を進めた。スプリットステップへの注意は何時の間にか忘れていた。
レッスン終了後は、一人コートに残ってサービス練習をする。以前掴んだ筈の打点がどこかに霧散してしまった。体のバランスとインパクトに注意しながら、サービスを繰り返し打つが、アドコートでは気付きが戻って来ない。一度出来た筈の事が出来なくなるのは歯がゆかった。時間一杯までしゃにむに打ち続ける。
12月16日(木)晴れ後曇り
思ったより早く会議が終わったので、スーパーの閉店時間直前に買い物が出来そうだった。灰色の車を駐車場から出して帰路を辿る。ヘッドライトのバルブを高効率タイプに換えたので、暗い田舎道を走るのも大分楽になった。自宅に戻る途中でスーパーに寄って、豆腐、青菜、パン、ビール、豚肉、モズクなどの食料品を仕入れる。安売りのはまち刺身を肴にビールを飲みながら、豚肉とアブラ菜と豆腐とネギの豆乳煮込みを作って晩飯にした。最後に卵で綴じてやると美味い。泡盛の古酒のオンザロックを舐めながら、TVの古いアクション映画をついつい見てしまった。
12月17日(金)晴れ
ノートPCを畳んで引き出しにしまうと急いで仕事場を出た。一度帰宅してから、近くのテニスクラブに向かう。照明灯の光の下に5名のレッスン生が集まった。ボレーボレーのアップを終えると、コーチの球出しからの練習へと移る。1時間半の練習が終わると、少し汗ばむ程度になった。
練習が終わると、すぐにスポーツジムに向かう。ストレッチをしてから、マシンを使った筋トレとランニングを淡々とこなした。最後にもう一度念入りなストレッチで、固い体をほぐしてやる。冬でも寒さ知らずの薄着で運動できるのは最高だった。
自宅に戻るとTVを観ながら冷たいビールを飲む。晩飯は豚肉と豆腐と小松菜を豆乳で煮て、ポン酢であっさりと味付けしてみた。こいつはなかなかいける。
12月18日(土)晴れ時々曇り
自宅から車で30分程のテニスコートに向かう。朝は寒かったが、日が出てくるとじわじわと気温が上がってきて過ごし易くなった。コートに集まった11名の仲間達と練習を始める。
昼は近所のコンビニでカップラーメンを買って済ませた。寒空の野外で食べるカップヌードルは意外に美味い。空腹を満たすと、練習試合を始めた。相変わらず練習の成果が試合に出ない。1勝2敗の負け越しで終わった。
ジムに寄って、30分程度で軽く5キロほど走る。急いでジムを出ると街中に向かった。夕方の市街地はかなり渋滞している。通常の倍以上の時間を掛けて中心街のテニスショップに着いた。試打用のラケットを2本借り出す。
テニスクラブのナイターレッスンで、早速試打用のラケットを使ってみた。1本は、24ミリ厚、100平方インチ、27.6インチ長、295gというスペックで、もう1本は、22ミリ厚、98平方インチ、27インチ長、310gというスペックになっている。
打球感は、やや固めだが、どちらもフォルクルらしい、すっきりとしたもので、悪くなかった。扱い易いのは軽い方だが、重い方がストロークのコントロールは良い。デザインは軽い物の方が好みで、色も綺麗な赤系統だった。一長一短で、どちらとも決め難い。
自宅に戻る途中でスーパーに寄って酒の肴の刺身セットを買った。部屋に入ると早速、刺身をつまみながらビールを飲む。今夜もメインには豚肉と小松菜と豆腐の煮物を作って食べた。洗濯物を室内に干して、乾燥機をかけると、布団に潜り込む。たちまち眠りに落ちていった。
12月19日(日)晴れ後曇り
目覚めて、身支度を整えると、車で30分ほど掛けてスポーツジムに行った。計測機を使った体脂肪量などの計測と、ランニングだけで、昼前に上がりにする。急いで自宅に戻った。簡単な昼飯を食べると、自転車でテニスクラブに向かう。
昨夜に引き続き試打ラケットを交互に使って感触を確かめた。どちらも使い易く、今のラケットよりも飛びが押さえられて、狙ったところに行く確率が高い。精度はやや薄くて重い方が良いようだが、サービスのスピードは長くて軽い方が出るようだった。デザインが気に入れば、310gの重さが苦にならない重い方で決まりなのだが、スロートにブリッジがあるデザインと、派手なカラーに抵抗がある。あるいは、もう一方が通常の長さ、98平方インチであれば、色もデザインも好みなので決まりなのだが、こちらはスペックが条件とややずれていた。どちらとも決められないまま3試合をこなして2勝1敗と勝ち越したところで、クラブを後にする。
電車に乗って町に出て、ラケットをショップに返した。繁華街に取って返して、小さな雑居ビルの地下に下りて行く。月に一度の日本酒の会が行われる飲み屋に入った。入口で会費を払うと、マグロの刺身と蛸と貝のヌタなどを盛った皿が出てくる。新聞紙で包まれ、銘柄を目隠しされた日本酒の一升瓶が20本並んでいた。これらを少しづつ味見して、最後に気に入った酒をオークションで落札すると言う趣向になっている。
今回は、あっさりとした所謂淡麗系が多く、やや物足りなかった。どっしりとした濃い味のものを数本ピックアップしておく。オークションが始まると、目当ての酒を3本競り落とした。店を出て、仲間4名と餃子を食べてビールを一杯飲んでから、再び電車で自宅に戻る。8割がた中身が残った一升瓶を3本背負って帰るのは重かった。楽しい週末が終り、憂鬱な月曜の朝を迎えるまでに残された時間は少ない。
12月20日(月)晴れ
仕事場から逃げ出すと、スポーツジムに向かった。最近はジムに入る時刻が遅くなり、全てのメニューをこなすには、時間が足らない。それでもストレッチと筋トレは全てメニュー通り完了した。ランニングを少し短めにして時間調整をする。走り始めは、疲れが残っているのか体が重たいが、半分を過ぎた辺りから足が軽く前に出ていくように感じられた。最後の5分はペースを上げてみる。
ロッカールームで汗で体に貼りつくウエアを剥ぎ取ると、体重計に乗ってみてから浴室に入った。洗い場で髪と体を洗うと、ざっとタオルで水滴を拭ってからサウナに入る。ベンチに座る前に10分間計測できる砂時計をひっくり返した。数分で体中の毛穴から汗が吹き出してくる。10分間、ぼんやりと壁に埋め込まれたTVを見て過ごすと、もう一度シャワーを浴びて汗を流した。浴室から出て体重計に乗ると、入る前と比べて300g以上軽くなっている。
12月21日(火)晴れ後曇り
急いで仕事場を出た。駐車場のうに色のクルマの黒い幌が水銀灯の光できらきら光っている。薄く霜が降り始めていた。エンジンをかけ、ヘッドライトを点けると、スポーツジムに急ぐ。今夜も時間が足りなかった。ストレッチと少し短めのランニングで終りにする。風呂を上がって外に出ると、寒気が押し寄せて来て体を包み込んだ。
自宅に戻ると、冷たいビールを素焼きのカップに注いで木目細やかな泡を立ててやる。ニンニクを刻み、豚肉とモヤシと小松菜の炒め物を作った。味付けは、タイの海老ペーストとシーズニングを使ってタイ風に仕立ててみる。香ばしいニンニクの香りと海老ペーストの香りと旨味が豚肉や小松菜と良く合っていて実に良い味に仕上がった。食後には泡盛のロックをすするように味わう。たちまち睡魔が訪れて意識を闇に引きずり込んでいった。
12月22日(水)晴れ
定時で仕事場を出て、スポーツジムに向かった。ストレッチ、マシンでの筋トレ6種目、ランニング40分、再度ストレッチというメニューを90分ほどで終える。ざっとシャワーを浴びて汗を流してからジムを出た。師走のせいか妙に混雑した道を走ってテニスクラブに入る。
今夜は、この冬一番の冷え込みに感じられた。Tシャツの上にアップ用のジャケット1枚では少し寒い。それでもハードコートの中を走り回ると少し暖まってきた。最初はレッスン生が2名しかいない。クロスのラリーで充分にウォームアップした後、アプローチからのボレーでコーチのストロークと対決した。それも一通り終わる頃、やっと、もう一人現れて3名になる。コーチも加わって4名でサービスからのダブルス形式の練習に移った。何時の間にかスプリットステップへの注意が疎かになる。
レッスン終了後は、一人でコートに残って約30分ほどサービス練習をした。沢山打ち続けると打点が段々体に記憶されて行く。体のバランスが崩れない様、インパクト前後は力が抜ける様に注意しながら、サービスを繰り返し打った。デュースコート側はまずまずの打点が得られたが、アドコート側では、まだ掴み切れない。時間一杯になったので、散らばったボールを拾ってカゴに集めてコートを離れた。
12月23日(木)晴れ後曇り
何時もより早く仕事場を出て家路を急ぐ。帰り道で久しぶりに本屋に寄ってテニス雑誌を一冊購入した。自宅の門で白い軽自動車とすれ違う。運送屋ではないかという嫌な予感が一瞬頭をよぎったが、そうした予感は当たるもので、やはり運送屋だった。郵便受けに入れられた不在配達通知を握って、しばらく怒りに震える。19時から21時の時間指定で配達を依頼し、19時10分に帰宅して受け取れないと言う理不尽さは到底受け入れられなかった。すぐさま電話しようと、通知を見て、休日の当日再配達の受け付け時間が15時までとなっているのに知る。そこで、今日が祝日であることを思い出した。運送屋も早く帰りたかったのだろう。19時直後に来て逃げる様に去っていった運送屋に対する怒りは少し収まった気がした。だが、今日はもう荷物を受け取れない事実に変わりは無い。代わって、民間企業では考えられない低級なサービス体制のくせに、税金免除という特権を活かした低価格で競合企業の仕事を奪いつつある公社の不当なやり方に対する怒りがこみ上げて来た。僅かな低価格よりも好きな時に受け取れる安心感の方が、受け取る側に取っては、重要だろう。民間企業が築き上げてきたサービス努力を、姑息な手段で無に帰そうとするやり方には我慢がならなかった。
12月24日(金)晴れ
仕事場を出ると、真直ぐスポーツジムに向かった。今夜はテニスのレッスンが無いので、トレーニングに集中することにする。筋トレは呼吸を合わせて数を数えるだけなので、何も考えずに没頭できた。否、正確には頭の中でどこの筋肉を使っているかをイメージするようにしているので何も考えていないわけでは無い。ベルトの上を走っている時は、姿勢と呼吸のリズムを常に頭の片隅に留める程度にしているが、主に走りとは関係ない様々な考えを巡らせた。ここではバランスが大事になる。余りに他の考えを巡らせ過ぎると、何時の間にかペースが乱れたり、姿勢が悪くなっていたりした。
早めに自宅に戻る。今夜は若鶏のトマトソース煮込み赤ワイン風味を作り、スパゲティにたっぷりと乗せることにした。久しぶりに帰って来た相棒と共にイタリアントマトの酸味と甘味が効いたトマトソースを楽しむ。パルメザンチーズとタバスコを効かせることも忘れなかった。1/3程を料理に使った残りの赤ワインを飲みながら大盛りのスパゲティを平らげる。寒い夜だが、胃に入った暖かい料理とアルコールの温もりで食べ終わる頃には汗ばむ程だった。
12月25日(土)晴れ
朝起きて、コーヒーとパンの朝食を取る。一泊分の荷物をまとめると、自宅を出て駅に向かった。南に向かう快速電車に乗り込む。尻から炙られるような座席の温もりと、程よい揺れで、直ぐに眠くなった。ターミナル駅で私鉄に乗り換えて西に向かう。通勤電車と変わらない旅情のない車両ばかりでつまらないが、この国を代表する温泉地の入り口に辿り着いた。駅を降りると、お土産屋が軒を列ねている。お饅頭や干物や佃煮など様々な名産品を試食しながら歩いて行くと、それだけで腹一杯になりそうだった。そのまま歩いて今夜の宿に向かう。宿に到着する最後の坂がかなり急だが、息も切らさず軽やかに登り詰めた。ロビーで到着を告げ、部屋番号を聞き、4階まで上がると、友人達は少し前に到着している。
荷を解いて、しばらく久しぶりの再会を喜び合ってから、早速、皆でこの宿自慢の温泉に向かった。広い洗い場と、内湯、サウナ、打たせ湯、ジェットバス、寝湯、二つの露天風呂などが完備した温泉施設は、なかなかのもので、まだ明るい午後の陽の中で全てが輝いている。山の中腹に当るので、外は少し寒かった。体を洗うと、サウナで体を温めてから、露天に出て行く。山に囲まれた眺めや、水音しか聞こえない静かな環境は、都会の喧噪で疲れた心を癒すにはもってこいだった。しばらく、心静かに山里の静かな湯を楽しむ。心の平穏を壊す餓鬼の声を聞くと殺意を覚えたが、それもやがて湯の中に溶け出して消えた。
部屋に戻って風呂上がりのビールを楽しんでいると、晩飯の時間になる。食事処に3夫婦で向かった。それほど豪華では無いが、適当な量の食事が用意されている。生ビール一杯で喉を湿らせてから、並べられた料理を前菜から平らげていった。部屋に戻り、もう一度温泉を楽しんでから、さらに飲み続ける。何時しか意識が遠のいて、柔らかで暖かい清潔な布団に抱きとめられた。
12月26日(日)曇り後雨
朝の目覚めは最高に気分が良い。手拭いを一本下げると温泉に向かった。早朝の温泉は人陰も少なく、朝日が水面にキラキラと光り、水音も心地良い。サウナが動いていないのが玉に傷だが、その分露天風呂をたっぷりと楽しむことにした。部屋に戻り、皆と共に食事処に行き、朝食にする。朝から品数も多く、思った以上に豪華だった。風呂上がりなので、朝から猛烈な食欲が沸いて、飯を何杯もお代りして食べる。名残惜しいが、休みは短いので仕方なく荷物をまとめて宿を出た。歩いて温泉街に出て、バスに乗る。
バスの中でうとうとしていると、山の中の湖に着いた。バスを降りると、温泉街よりも標高が高いせいか、かなり気温が低い。思わず上着の前をしっかりと閉じた。広場で猿を連れた関西弁の大道芸人が、話術と猿の芸で客を集めている。しばらく見てみることにした。なかなか面白い芸を見せてくれ、結構楽しめる。回って来たカゴに小銭入れのはした金を投じた。観光遊覧船で少しの間、湖上の景色を楽しむ。気が付くと昼になり、小腹が空いて来た。以前に訪れた記憶の有るレストランが、数軒有ったが、どれも潰れていて唖然とする。仕方なく適当に空いていたうどん屋に入った。体が冷えていたので、味噌キムチうどんを注文する。大した出来では無いが、取りあえず腹が満ち、体が温まった。店を出て、再びバスに乗って温泉街に戻る。友人達と別れて、電車に乗った。何度か乗り換え、うとうととまどろんでいると、北関東の小さな町まで戻ってくる。
12月27日(月)晴れ
体調が優れないので、仕事をさぼった。喉が痛み、鼻水が出たが、スポーツジムで汗をかいて様子を見る。筋トレでは、どことなく本来の力が出ず、筋肉の力が落ちたように感じられた。ベルトの上を走っていると、軽い目眩がして、ペースが上げられない。本当に体調が悪いらしく、大量の汗を流しても、喉の痛みと、鼻水は緩和されなかった。昼過ぎにジムを出ると、壁打ちコートでしばらく壁打ちを繰り返す。ラケットが思ったより重く感じられたが、久しぶりのせいか、体調のせいかは判らなかった。一時間程で壁打ちを切り上げて自宅に戻り、うに色のクルマの手入れをする。寒い日だった。風邪薬を飲み、早めに疲れた体を布団に潜り込ませる。
12月28日(火)晴れ
喉の痛みと鼻水は、この後、年が明けても続くことになるとは、この時は予想もしていなかった。体調が悪いままだが、続けて休むわけにも行かず、仕事場に向かう。適当に大掃除などを片付け、仕事を切り上げると、帰り道でジムに直行した。昨日程では無いが、調子が出ない。それでもランニングを終えると、自宅に戻った。明日から連休だと思うと、少しは気が晴れる。年末年始を控えて、酒を飲まずに肝臓を休め、風邪薬を飲んで眠った。
12月29日(水)雪後曇り
朝目覚めて、カーテンを開けると、雪が降り始めていた。まだ積もり始めては居ない。しかし、積もる可能性が高かった。急いで駐車場に降りると、灰色の車を雪道用のタイヤに付け替える。1時間弱で作業を終えると、既に流れが遅くなっている街道を走ってジムに向かった。細かい雪が降りしきる景色を眺めながら筋トレと、ランニングをこなして汗を流す。相変わらず喉が痛み、鼻水が出るが、大分調子は良かった。ジムを出る頃には、灰色の車に雪が数cm積もっている。道路にも所々シャーベット状に雪が溶け残り出した。車の流れはますます悪くなる。いつもより時間をかけて自宅に戻ると、着替えて3泊分の荷物を持って駅に向かった。
待ち合わせ場所の最寄り駅に直通で行く筈の快速電車に乗ったが、途中駅で信号故障が発生していて停まると言うアナウンスを聞き、仕方なく各駅停車に乗り換える。終点で更に環状線に乗り換えて待ち合わせ場所に着いた。指定のコーヒーショップで熱いコーヒーを一杯飲んで、落ち着く。大学時代の仲間が集まって来たので、すぐ近くの居酒屋に移動した。
学生時代の専攻も様々だが、現在の仕事も様々な仲間と話をしていると、興味深く、話題が尽きることが無い。夕方4時頃から始まった飲み会は、延々と6時間以上も続いた。終電が気になる時間が近付いて、名残は尽きないが解散することになる。仲間の一人と、ラーメンを食べてから、終電で相棒の実家に辿り着いた。明朝には相棒と、実家で落ち合うことになっている。ベットに潜り込むと、たちまち眠りに落ちた。
12月30日(木)晴れ後曇り
のんびりと目覚めると、相棒が到着していた。相棒の両親と湾岸の埋め立て地に新しく開けた街に出掛ける。高架を走る無人操縦の電車に乗って、いかにも人工的に造られた、どことなく架空の都市のような、現実感が無い街に入った。緑の庭園も大地とは全く切り離されて空中で培養された仮想現実のように存在感が希薄に見える。ホテルのイタリアンレストランでランチブッフェを楽しむことにした。赤ワインを注文してから、席を立ち、豊富に用意された料理を取りに行く。先ずは、冷製の前菜から始めた。タコのサラダが美味い。口に入るタコや、野菜は、仮想現実では無く、まぎれも無い本物だと分かった。温製の前菜、温かいスープも悪くない。前菜をたっぷりと赤ワインと共に片付けると、パスタを3種類とソースを3種類の組み合わせて腹に詰め込んだ。スパゲティ、ペンネ、バタフライのそれぞれのパスタに、トマトソース、ミートソース、ホワイトソースが良く合う。腹一杯になると、店を出た。
更に数駅無人操縦の電車に乗って、温浴施設に向かう。江戸の街の雰囲気を楽しめると言うふれこみで意外に人気が有ると聞いていた。入浴料は法外に高価に思えたが、モノは試しと入ってみる。入り口で十数種類の浴衣から好みの柄を選んで着替えてから、中に入ると、思っていたよりも狭かった。先ずは、4名で、浴衣を着たまま入れる野外の足湯に向かう。外は少し寒いが、足をお湯に浸けていると、我慢出来ない程ではなかった。小石が埋め込まれ、足裏に痛い程の刺激を受けながら歩いて行って、東屋の下でしばらく足湯を楽しむ。
男湯と女湯に別れた後は、その辺の健康ランドと変わらなかった。サウナで汗を流してから、露天で頭を冷やし、再びサウナで汗を流す。1時間近く温泉を楽しんでから、休憩所でしばらく休み、生ビールを一杯飲んで水分補給してから施設を後にした。温泉で温まった体は、しばらくぽかぽかとして外の寒さを寄せつけない。電車で実家に戻った。
夜は、相棒の妹夫婦が来て、一緒に晩飯を食べる。余り話題は合わないが、適当に受け答えしながら、酒を飲み続けた。妹夫婦が帰って行った後で、やっと布団に潜り込むと、直ぐに意識が遠くなる。
12月31日(金)雪後雨
目覚めてブランチを終えると、外は雪が降り始めた。電車を乗り継いで、東に向かう。相棒と共に実家を訪れることになっていた。都内は雪だったが、海に近づくと温暖な気候で、雨に変わる。実家に辿り着くと、今夜も酒を飲み、御馳走を喰らう不健康な晩飯になった。からすみを肴に日本酒を飲む所から始まって、次はズワイガニの足をむさぼり、更にたっぷりとサシの入った牛肉をしゃぶしゃぶにしてぱくつく。クレソンで口中をリセットすると脂っこい肉も幾らでも食べられた。ビールとワインと日本酒を飲みながら心行くまで食を堪能する。くたびれ果てて布団に潜り込むと、2004年は何時の間にか通り過ぎていた。