04月01日(金)晴れ時々曇り昼飯は「かじきの味噌マヨ焼き」を選択した。この味付けは意外にイケる。社食のメニューの中でも好みのほうだった。金曜日はタイ風カレーという、これもまた、好みのメニューがあるのだが、魚が不足しがちなので、最近では魚を選択する事が多い。
定時で仕事場を後にすると、その足でスポーツジムに向かった。筋トレとランニングに汗を流す。サウナで、しっかりと汗を絞り、体重を500g落とした。ジムを出ると自宅に戻ってクルマを置いてから、すぐに駅まで歩いて電車に乗る。一駅走って、街に出た。高校からの友人と待ち合わせて、一緒に飲みに行く。友人の行き付けの店に案内してもらうことにした。
居酒屋の暖簾をくぐるとカウンターに各種の焼酎が並べてある。美味そうだが、目もくれずに生ビールを注文した。マグロの刺身、蛍烏賊の酢味噌和え、鰈の唐揚げ、煮込み、鰯の叩きなど、魚を中心とした料理を選ぶ。生ビールを飲み終えると、次は、瓶ビールに切替えた。出された料理は、どれもまずまずの出来で楽しめる。友人は、途中で焼酎のロックに変えたが、構わずビールを飲み続けた。ビールだけにしておけば飲み過ぎによる失敗がない。美味い酒、美味い料理を食らいながら、終電まで語り合った。
04月02日(土)晴れ
朝、目覚めてシリアルとヨーグルトの朝食を取る。テニスウエアをまとい、ラケットバッグを背負って、家を出た。灰色の車に乗って近くの駅に向かう。仲間を一人、駅でピックアップしてから、30分ほど掛けて市営のテニスコートまで走った。集まった仲間達とテニスに興じる。今日は、7名と人数が少なかった。軽い昼食を挟んで、午後はゲームを楽しむ。足の屈伸を使ったサービスは、まだ自分のものになっていなかった。打ち込みをしないと駄目らしい。
テニス後は、仲間を一人駅まで送ってから、ジムに寄って、ストレッチとランニングで汗を絞った。昨夜に引き続き、今夜にも飲み会が予定されているので、少しでもカロリーを消費しておきたい。サウナで10分座って、さらに汗を絞り出した。ジムを後にして、灰色の車で走り出す。帰り道で、少し寄り道をして、冷凍の餃子を20人分ほど仕入れた。
夜は、近くのテニスクラブまで自転車を漕ぐ。今夜は、テニスクラブに用事があるのでは無く、その隣の居酒屋が目的地だった。すでに、全員が揃っていて、最後の一人になる。生ビールを注文して飲み始めた。焼き鳥や刺身などの料理をつまみながら、生ビールを飲む。昼間運動してたっぷり汗をかいたので、冷たい生ビールが堪らなく美味かった。クラブの会員仲間が海外駐在になる送別会だったが、悲しみは無く、笑いに満ちた、随分と楽しい飲み会になる。数え切れないほどのお代わりを繰り返して、大量の生ビールを消費してから、良い気分で店を出た。
04月03日(日)晴れ後曇り後雨
朝、起きた時の気分は、存外に悪くない。軽い食事を済ませ、身支度を整えると、家を出た。地下駐車場から、幌を降ろした黄色いクルマを連れ出す。隣の市まで走って、車の磨き屋に、黄色いクルマを預けた。樹脂系のコーティングを奮発する。フロントガラスの撥水コーティングが無料サービスになった。ついでにホイールのコーティングも追加する。
代車の水色の車でジムに向かった。開館と同時に、ジムに入って行くと、妙に賑わっている。会員以外の一般人が誰でもジムを体験出来る、春の勧誘イベントだった。ジム内は、それ程混んでいないので、何時も通りに、筋トレとランニングを行う。二晩連続の飲み会で大量に飲んだ生ビールのカロリーを消費すべく、精を出してトレーニングした。更にサウナで汗を絞り出す。最早、これはビールを美味く飲む為のジム通いと言っても過言では無かった。
自宅に戻ると、ラケットバッグを背負って、近くのテニスクラブに、自転車を漕いで行く。午後の2時間余りを、ゲームで楽しんだ。サービスは、相変わらず安定しないが、ダブルフォールトは、以前より減った気がする。3ー6の負けと、6ー4の勝ちで、時間になった。テニスクラブを出て、近くの駅に向かう。
電車で街に出た。駅前の商店街に入り、入口近くの路地を曲がり、すぐ地下に降りると、目当ての焼き鳥屋がある。日本酒を楽しむ会の面々が集まって来て、月例の飲み会が始まった。20本の一升瓶が新聞紙で銘柄隠しされ、番号が振られておいてある。少しづつ試飲して、後で自分の好みのものを競り落とすという趣向だった。余りものだが、7〜8割は残っている。安く買えれば特になる場合があった。三晩連続の飲み会で、飲み疲れていた為か、酒の回りが良く、酔いが急で深い。2本競り落として帰ることになった。
小雨が降る中、濡れながら自宅に戻ると、洗濯機を回して、風呂に入る。洗い上がった洗濯物を、室内のハンガーに掛けて除湿機をかけた。昼間は家に居ないので、洗濯は、このスタイルで済ませている。布団に倒れ込むと、瞬間的に意識を失った。
04月04日(月)雨後晴れ
また新しい一週間が始まる。先週の月曜日の朝も、雨だった。黄色いクルマを車体コーティングに預けた代わりに借りた水色の小さいクルマで家を出る。ぺらぺらの華奢な車体に、小さいエンジンだから、加速は悪いが、スピードに乗せてしまえば、何とか朝の流れに付いて行けた。フロントガラスは、店で自慢の撥水コーティングが掛けられており、少しスピードが上がれば、ワイパー要らずで快適に走れる。これで耐久性があればかなり満足できそうだった。
仕事場を出て、水色の車で店に向かう。雨はとうに止んでいて、道もすっかり乾いていた。店に辿り着くと、黄色いクルマは駐車場で待っている。真っ暗なので、どの程度の仕上がりなのかは判らなかった。鍵を受け取り、支払いを済ませると、黄色いクルマの幌を降ろして、ジムに向かう。ジムの駐車場も薄暗かったが、細かい擦り傷さえ見えない鏡面仕上げの輝きが、見て取れた。濡れたような艶で悪くない。
スポーツジムは比較的混んでいた。ストレッチを終えて、ランニングマシンに向かう。iPodで音楽を聞きながら、ゆっくりと走り始めた。クールダウンを終えると、タオルで汗を拭いながらマシンを降りる。ストレッチをしてからサウナに向かった。やや体が重い気がしていたが、体重計に乗ると確かに1kgほど増えている。週末の飲み会の結果が如実に体に現れていた。体は正直で面白い。
04月05日(火)晴れ
昼食には、「鰆のけんちん蒸し」を選ぶ。懸念は、良い方に外れて、鰆はメニュー名に違わず、揚げられてなかった。蒸し焼きにした鰆の上から、たっぷりととろみを付けられた”あん”が乗せられる。”あん”には、得体の知れない海藻や人参の細切りと、銀杏が入っていた。たまに、メニュー名が「焼き」になっていても、揚げてあることがあるので、油断出来ない。たっぷりの”あん”のお陰でぱさつきもなく、最近のヒット作と言っても良かった。昆布のような色だが、より歯切れの良い海藻も悪くない。麦飯と一緒に良く咀嚼すると結構楽しめた。
仕事場を逃げ出し、黄色のクルマでスポーツジムに向かう。ロッカーで着替えて、ジムフロアに降りた。ストレッチで体をほぐしてから、ランニングマシンに向かう。iPodのシャッフル機能で、軽快な音楽を聞きながら40分間走った。走り終えると、タオルで汗を拭いながらマシンを降りる。入念にストレッチをしておいた。サウナで更に汗を絞ってスッキリする。心地良い疲労感と、ごく健康な空腹感と共に、ジムを後にした。黄色のクルマの幌を開けて、夜の田舎道を流れに乗って走る。
04月06日(水)晴れ
昼食は「鮭の利休焼き」にした。和食の列は、もう一つの選択肢である豚カツを取ろうとする人で混んでいる。数分間並んで、やっと胡麻味噌を塗って焼いた鮭の切り身が乗った皿を取った。副菜に、ほうれん草のお浸しと豆の煮物の小鉢を選ぶ。トレイを持って、広い食堂の通路を歩いて配膳台から一番遠い側の席に着いた。
定時に仕事場を出ると、黄色のクルマで少し離れた別の事業所の門を通る。この敷地内に、新しくテニスコートが2面も作られたので、仲間と練習することになっていた。出来たばかりで綺麗な、砂入り人工芝のテニスコートが2面と、フットサルのコートが1面、隣接して完成している。近くの駐車場に黄色のクルマを停めて、テニスコートに入った。
最初は二人でアップと乱打をする。1時間程でもう一人来たので、3名でシングルスのタイブレーク戦をした。更に一人来て、4人になったので、ダブルスのゲームで遊ぶ。その後、しばらくシングルスの練習をした。最後に4人総当りでシングルスのタイブレーク戦を行うと、ちょうど終了時間になる。
大分遅くなったが、黄色のクルマの幌を降ろして、スポーツジムに向かった。いつものようにストレッチと筋トレをこなす。走る時間は10分程度しか残されていなかった。10分だけ走って今日のトレーニングを終わりにする。流石に体全体に疲労感が漂い、動きも重かった。テニスからの汗で、体がベタベタして、気持ち悪い。風呂場に入ってシャワーを使い、髪と体を洗うと見違えてスッキリした。サウナで汗を絞り、水シャワーで体を流すと、生まれ変わったように爽快な気分になる。ジムの外に出ると、まだ、ほんのりと暖かいままだった。黄色いクルマの幌を降ろし、爽やかな春の風を感じながら帰路に着く。
04月07日(木)晴れ
「鯖の生姜煮」を昼食のメインに選ぶ。副菜の小鉢はゴボウのサラダと、ヒジキの煮物を取った。麦飯と味噌汁とキャベツと胡瓜の浅漬けで、昼の和風定食が完成する。席に着くと、先ず小袋に入った胡麻塩を、箸の後ろを使って磨り潰した。胡麻は切るか、磨るかして種皮を割らないと、栄養成分が体に吸収され難いと聞いてから習慣になっている。袋を破って磨り胡麻を麦ご飯に振り掛けた。
早めの時間に仕事を放り出して黄色いクルマに乗り込む。先ず、大きなホームセンターに寄って、土曜日の花見イベント向けに必要な資材を調達した。次は、大手カー用品店に発注してあった小さなパーツを受け取る。それから2軒のスーパーを回って、生鮮食料品を買った。自宅に戻ると簡単な晩飯を作って食べる。晩飯後に、買って来た資材を使ってイベント用の小物を幾つか作った。かなりの荷物を持ち込むことになるだろう。運搬方法を考えないといけなかった。駐車場とコートが離れているのが、難点になる。だがやはり桜を眺めながらテニスをする場所としては、これ以上の所は他になかった。何とか運ぶしかない。洗濯物を干し終えると、布団に潜り込んで夢も見ずに眠った。
04月08日(金)晴れ
昼飯は「豚トロ塩焼き」を選択した。コチジャンのタレがかけてあり、思ったより辛口でイケる。社食でなければビールが欲しくなるところだった。モヤシのナムルも添えてある。麦飯とも良く合った。普通なら魚料理を選択する事が多いのだが、揚げ物の場合は、選択肢から外れる。今日は「かじきの揚げ漬け」と、「サーモン・マスタード・フライ」だった。
仕事場を逃げ出そうとした所で、捕まってしまう。今夜のナイターテニスレッスンは諦めないとならないようだった。何とか仕事を片付け、事務所を後にすると、その足でスポーツジムに向かう。筋トレをするとランニングの時間がほとんど無かった。キチンと運動出来ないのは全く忌々しい。10分だけ走って、ジムフロアから上がった。サウナで汗を絞る。余り、満足出来ないまま、黄色のクルマで自宅に戻った。
アウトドア用のコンロや鍋や食器などを保管庫から出して、明日の花見テニスイベントの準備を始める。一通りの準備を終えると、布団に入って目を閉じた。たちまち眠りの王国に引きずり込まれる。
04月09日(土)晴れ
朝、目覚めた頃に、ちょうど相棒が西方より帰ってきた。シリアルとヨーグルトの朝食を取る。日本海に突き出た半島の先にある温泉町からはるばる来た仲間も、思ったより早く到着した。テニスウエアを着て、ラケットバッグを背負い、家を出る。灰色の車に荷物を満載し、到着したばかりの2名を乗せて、すぐ近くのテニスコートに向かった。
テニスコートに近付くと、白くけぶるように満開の花を付けた、桜の大木が見える。空は蒼く、その色の対比が素晴らしかった。広い駐車場に車を停めると、大荷物を持ってコートに向かう。広いテニスコートに続々と仲間が集まって来た。午前中に総勢30名以上を数える。簡単にアップを終えるとゲームを始めた。受付の順番を利用して、最初の組合せを作る。4面を使って各面2試合づつした辺りで昼になった。午後のコートは、5面に増やしたが、ほぼ同じ位置を取れたので、続けてゲームを入れて行く。穏やかな春の陽射しに輝く、満開の桜の下で爽やかな球音が響いた。
カセットコンロとフライパンを2セット準備して、餃子を焼き始める。2枚のフライパンで一度に5人前づつほど焼くことが出来た。1枚は、テフロン加工が剥がれていて、餃子がくっ付いてしまう。それでも、何とか騙し騙し焼いた。出来上がった餃子はテーブルに出す端から仲間の口に消えて行く。評判はまずまずで悪くなかった。駅前から買って来てもらった巨大なビックリ餃子は、見る者を文字通り驚かす。しばらく餃子を焼くことに専念した。
全部で40人前近い餃子を焼き終えると、やっと、ゲームに参加出来る。しかし時間が過ぎるのは、余りにも早かった。程なく終業時間が近付いてくる。最後のゲームを終えると、コートを整備して広げた荷物を片付けた。最後に残った仲間は、20名ほどになっている。近くのスーパー銭湯に行くことにした。一日の汗を流し、さっぱりしたところで、ファミレスに移動する。晩飯を食べてしばらく喋ってから解散した。
遠方から来た友と、その他、二名が自宅に泊ることになる。部屋に戻ると、しばらくスナック菓子などをつまみながら、ビールやお茶を飲み、語らい続けた。話題は尽きないが、疲労が、皆の目蓋を重くさせる。日付が変わるころに、飲み会を御開きとした。暖かい布団に潜り込むやいなや睡魔が意識を奪っていく。
04月10日(日)晴れ後曇り
朝、起きた時の気分は、少し睡眠が足りないような気がするくらいで、悪くない。皆で軽い食事を取り、お茶を飲みながら、しばらく語らい続けた。昼近くになって遠方からの客が帰り支度を始める。最後に、皆で一緒に餃子を食べて別れることに決めた。車4台を連ねて、近くの餃子屋に向かう。各自が、揚げ餃子、焼餃子、水餃子を注文した。餃子が、比較的小振りで軽いので、3人前程度なら簡単に腹に入ってしまう。餃子を総て食べ終ると、4台の車は、それぞれの自宅に向かい、別れて、走り去った。
自宅に戻ると、洗い物や洗濯や掃除といった仕事を片付け始める。一通り、作業が一段落すると、部屋を出て幌を降ろした黄色いクルマで走り出した。仕事場の近くにある桜並木まで、まだ明るいうちに、花見に行く。黄色いクルマと、白い花びらを全身にまとった春の化身のような美しい木々と青い空を、一枚の写真に収める作業に熱中した。桜祭りが開かれている公園の中をぶらぶらと歩いてみる。ほんの一時だけの春の夢のような光景だった。
花見を切り上げるとジムに向かう。時間がないので風呂に入るだけにした。体を洗ってさっぱりすると、サウナで汗を流す。昨夜の飲み会で貯め込んだ余分なカロリーを消費するには足りないが、仕方なかった。ジムを出ると、暮れ始めた黄昏の空の下を走って自宅に戻る。
鶏肉の照焼、冷奴、ジャガイモと若布の味噌汁などを作って晩飯にした。久し振りに相棒と二人で静かに食べる穏やかな食事になる。食後には、ウーロン茶を入れて、デザートの横濱プリンと、昨日のテニス会で仲間の一人からもらった、手作りの洋菓子を食べた。横濱プリンも美味かったが、手作りの洋菓子は趣味の域を越えていて、人を幸せにする力のある出来映えに驚く。西に旅立つ相棒を近くの駅まで送り届けると、賑やかに過した週末が終り、また一人の静かな日々が始まった。ビールを飲み、メールをチェックしてから布団に倒れ込むと、まるでヒューズが切れたように、瞬間的に意識が消えてなくなる。
04月11日(月)曇り後雨
新しい一週間の始まりは、三週連続で、またしても雨の予報だった。先週、先々週の月曜日の朝も雨降りだったことになる。北関東では雨の降り出しが遅れるらしく、窓の外には薄墨を流したような薄暗い空が、鈍い重たそうな光を内包していた。昨夜、水洗いした黄色のクルマを地下駐車場に残して、エアコンが不調の灰色の車で仕事場に向かう。
昼食は、久し振りに麺類から、「長浜ラーメン」を選んでみた。白い豚骨系のスープは、匂いが足りないが、仕方がない。紅生姜を少々、切り胡麻をたっぷり載せた。好物の白菜の浅漬けを、多めに小皿に取る。麺が柔らかく、スープはあっさりし過ぎていて、好みとは大幅に違うので、大いに薄められた長浜ラーメンという感じだった。魚メニューが揚げ物ばかりだったのでラーメンを選んだのだが、やはり満足度は低く、例え揚げ物でも、魚の定食にしておくべきだと悟る。
スポーツジムに着いた。先ずストレッチを終えて、ランニングマシンに向かう途中で、iPodの電池が切れているのに気付いた。音楽がないとベルトの上を走る退屈に耐えられそうもない。バイクに、変更して雑誌を読みながらペダルを漕いだ。30分間運動してマシンを降りる。ストレッチをし、体重と体脂肪率を計測してサーバーに記録してからサウナに向かった。二日間トレーニングをサボったら0.5kgほど体重が増えている。
04月12日(火)曇り時々雨
昼食に「赤魚と大根の湯葉あんかけ」を選ぶ。この赤魚は揚げられているのだが、他に良さそうな選択肢はなかった。副菜の小鉢は、ほうれん草の煮浸しと、切干大根煮を取る。このほうれん草は、中華香辛料の八角を入れたような甘い味付けでクタクタに煮込まれていた。切干大根の方は、大根より油揚げの方が多いぐらいの盛り付けで、やや期待外れの感が否めない。しかし、値段を考えれば文句も言えなかった。麦飯と一緒に良く咀嚼することを意識し、全て平らげる。
仕事場を出て灰色の車でスポーツジムに向かった。ストレッチで、充分に体をほぐしてから、ランニングマシンに向かう。iPodをシャッフルにセットして好きな音楽を聞きながら、7.5km余りを40分で走った。走り終えると、タオルでマシンに付いた汗を拭い取ってからマシンを降りる。入念にストレッチをして、体のアフターケアに努めた。サウナに入って、更に汗を絞る。久し振りに自分の足で走ったための、心地良い疲労感が全身にぼんやりと漂っていた。満足してジムを後にする。外に出ると、細かい雨が纏わり付くように降り続いていた。
04月13日(水)雨後曇り後晴れ
昼食は「黒むつの薬味おろし」にした。副菜には、中華くらげの酢の物と、ヒジキと大豆の煮物の小鉢を選ぶ。トレイを持って、広い食堂の通路を歩いて行くと、前方に見なれない物を見て、一瞬、目を疑った。派手なコスチュームを着て、高いヒールの白いブーツを履いた若い女が二人立っている。所謂キャンギャルだった。食事を乗せたトレイで、両手が塞がっていたので、差し出されたパンフレットのような物を、受け取る事が出来なかったが、どうやら、今月末に近所と言って良いサーキットで開催される国際レースの宣伝冊子らしかった。何にせよ異人種のような体型の二人は、白い作業服の集団の中で明らかに浮いている。
定時に仕事場を出ると、スポーツジムに向かった。いつも通りにストレッチをしてから、筋トレを行う。走る時間は、20分程度にしておいた。次のテニスの時間が迫っている。風呂場に入ってシャワーを使い、髪と体をざっと洗い流すだけにしてジムの外に出た。少し肌寒い春の夕暮れが、空を夜色に染めはじめる。ヘッドライトを点して帰宅車とは逆向きに走った。
灰色のクルマで少し離れた別の事業所の門を通る。コートの近くの駐車場に灰色の車をを停めて、テニスコートに入った。3名でアップをはじめる。少し後にもう一人来たので、4名でアップを続けた。アップが終るとダブルスのゲームを一試合する。それが終ると4人総当りでシングルスのタイブレーク戦を行った。
灰色の車で、再びスポーツジムに向かう。今度は、風呂に入るだけだった。テニスで汗だくになった体をシャンプーで洗い流す。さらにサウナで汗を絞り、水シャワーを浴びると、生まれ変わったような爽快さと心地良い疲労感に全身を包み込まれて、何とも言えず気分が良かった。
04月14日(木)濃霧後晴れ
TVの天気予報では、都心の清々しい青空が背景に映っていたが、北関東の空は、真っ白に曇っていた。良く見ると雲ではなく、濃い霧にけぶっている。灰色の車で走り出した。ヘッドライトを点けても少し先が白い帳に包まれた様に、ぼんやりとしか見通せない。信号が見えないのが一番の問題だった。通い馴れた道なので、どこに交差点があるかは判っている。交差点に近付く度に速度を落とす必要があった。今、まさに満開の桜並木の下を走る。クリームシチューに浮かぶブロッコリーのように、桜の木々が霧と溶け合って、妙に現実感が希薄になる不思議な光景だった。
「鯖の味噌煮」を昼食のメインに選ぶ。副菜の小鉢は高野豆腐と青菜の胡麻和えと、大豆と細切り昆布の煮物にした。麦飯と赤だしと白菜の浅漬けで、トレイの上に和定食が出来上がる。良く煮込まれた鯖と麦飯が良く合って美味かった。固めに炊かれた、歯応えのある麦飯をしっかりと咀嚼する。
帰り道のスーパー2軒で生鮮食料品を買った。卵、豆腐、缶ビール、モヤシ、椎茸、エリンギ、イチゴ、豚肉などをスーパーのビニール袋に入れて運ぶ。自宅に戻ると簡単な晩飯を作って食べた。先ず卸し生姜をたっぷり入れたモズク酢に大く含まれる食物繊維で、小腸からの脂肪の吸収を抑える。豚肉と豆腐とモヤシとキノコの豆乳煮込みは、作ってから色取りが乏しいことに気付いた。構うことはない。全部冷たいビールを飲みながら平らげた。
04月15日(金)晴れ
昼飯は「クロメバルのエリンギあん」を選択する。うっかり、メバルが揚げられているのを忘れていた。蒸すか焼いた上にあんを掛けてくれると良いのだが、揚げるのが一番楽なのだろう。大量生産の社食なので仕方がなかった。味は悪くない。
仕事場を出て急いで自宅に戻った。ナイターテニスレッスンに出掛ける。久しぶりのレッスンだったが、相変わらずボレーに向上が見られなかった。どこかで意識を変えて、モチベーションを高め直し、さらなる進化を目指さないとならない。球出しからの練習で、そこそこ上手く打てるのは確かだった。ところが実戦形式だと、途端にミスが出るのは、準備や予測が不足しているからだろう。スプリットステップに始まる、フットワークに問題がありそうだった。今後の課題として、心に留める。
テニスクラブを後にすると、その足でスポーツジムに向かった。ストレッチと筋トレの後、ランニングを短めにして終了にする。体重と体脂肪率を計測して、ジムフロアから上がった。サウナで大量に汗を絞る。黄色のクルマの幌を降ろして帰宅した。
04月16日(土)晴れ後曇り後一時雨
朝目覚めて、シリアルとヨーグルトの朝食を取る。電気式ホットプレートと一泊分の着替えなどをバッグに詰めて持ち、家を出た。先ずは近くのテニスコートに向かう。コート脇に植えられた桜は、すでに満開を過ぎているが、まだ充分鑑賞に耐えられた。深まる春のうららかな陽気の中で、仲間が集まって来て練習が始まった。
練習を終える頃に空模様が怪しくなって来る。黒い雲が薄く空を覆い尽くしていた。3名の仲間で近くのタイ料理店に行って昼食を取る。汁無しラーメンと、エビ炒飯のセットを注文した。冷麺のように、太くてもちもちした麺に甘辛い挽肉のあんがからめてある。辛味スパイスをたっぷり追加して食べた。食べている内に、汗が出て来るぐらいの辛味が楽しい。食べ終ると、コーヒーを飲み、少しゆっくりと寛いで過した。
すでに行っている仲間に電話で天候を確認してから北の町のテニスコートに向かう。ちょうど到着した頃に、細かい雨が、時折ぱらつくようになった。コートの周囲の桜は、葉桜になっている。それでも川向こうの山の桜が白く棚引く雲のように見えて美しかった。仲間に入ってゲームを楽しむ。練習終了の予定時間を少し過ぎた頃に雨粒が大きくなり、本降りになった。急いで片付けてコートから引上げる。すぐ近くの温泉に付属するコテージに移動した。
温泉で体を温めてから、宴会を始める。メニューはホットプレートで焼く餃子と、一人が持ち込んだ卵と軟骨入り豚肉の煮込みがメインで、その他に漬物や、乾き物が並べられた。どれもビールが進むものばかりで、実に美味い。夕方早くから始まった宴会は、夜中まで続いた。最後の方は、携帯電話を使ったカラオケ騒ぎになる。昼間のテニスの疲れか、日付が変わってしばらくすると、御開きになり、布団に入った。
04月17日(日)晴れ後曇り
朝、起きた時の気分は、少し寝足りないぐらいで、調子は悪くない。昨夜、腹一杯になって作らなかった焼きソバを焼き、レタスとトマト、笹かま、チーズ、ロールパン、残りの煮込みなどで朝食にした。ロールパンに焼きソバを挟んで焼きソバパンにしたり、ハムやレタスやトマトをサンドして食べると、思った以上に楽しめる。朝から腹一杯になった。
外は、晴れていて温かく風もない穏やかな春の陽気で、最高のテニス日和と言える。コテージを片付けてチェックアウトして、テニスコートに集まると、練習を始めた。二人の仲間が加わり、総勢12名になる。昼食は、作って置いたお握りとカップ麺で済ませた。午後までゲームで楽しむ。夕方になり、風が出てきた頃、コートを離れ、解散した。
自宅に戻る途中にあるスポーツジムに寄って、日課にしているトレーニングをやる。ストレッチングで体をほぐしてから、筋トレ、ランニングで週末の宴会で取り過ぎたカロリーの消費に勤めた。汗を絞り出してから風呂で体を流すと、最高に気持ちが良い。サウナで更に汗を絞ると、いつもの体重に戻っていた。流石に疲れ果てて家路を辿る。
自宅に着くと、先週末遊びに来てくれた友達から、海産物が届いた。取り敢えず、冷凍されたまま冷凍庫に移す。一袋だけ、中身の判らない小い袋を選んで、冷蔵庫に移した。解凍された時に中から何が出てくるかを楽しみにする。簡単な晩飯を食べ、洗濯物を干し終えると力尽きて布団に潜り込んだ。
04月18日(月)晴れ
先週まで三週連続で、雨の月曜だった。カーテンを開けると爽やかなライトブルーの空が広がっている。黄色のクルマの幌を降ろして、やや肌寒い空気の中を走り出した。仕事場まで後少しまで近付くと、盛りを過ぎて若葉が目立ち始めたが、まだ春の王に相応しい威容を誇る桜並木が出迎えてくれる。風ではらはらと花びらが舞い落ちるさまは、粉雪が舞降るように静謐を感じさせた。そこだけ時の停まったように静かで、床しい。桜並木が作るタイムトンネルの中に、黄色のタイムマシンで突入した。音も無く漂い降りた花びらが、ダッシュボードに静かに身を横たえる。
昼食は「赤魚煮付」にした。付け合わせの小鉢は、大根と人参の煮物と小松菜の浸しを選ぶ。赤魚煮付に添えられた菜の花の浸しが春を感じさせた。胡麻塩で香りと塩味を加えた麦飯を良く噛み締めると、次第に甘味が口中に広がる。特別に美味い昼飯ではないが、ゆっくり味わっていると体の中に少しづつ力が湧いてくるような気がした。
仕事が長引いてしまい、スポーツジムに着くと閉館まで後1時間20分ほどしかない。先ずストレッチを手早く終えてランニングマシンに向かった。iPodで音楽を聞きながらベルトの上を30分間だけ走る。走り終えるとストレッチをし、続いて体重と体脂肪率を計測してからサウナに向かった。体重は大きな変化も無く、±0.5kgの範囲内でほぼ安定している。しかし、腹周りのぜい肉をもう少し落としたところで安定させたかった。酒を控えれば簡単なのだろうが、そうは行かない。
04月19日(火)晴れ
昼食に「鯖の薬味ソース」を選ぶ。副菜の小鉢は、根菜の煮物と、山芋とナメコの酢の物を取る。煮物は蓮根、ゴボウ、人参、グリーンピースが入っていた。鯖には、葱と胡麻とニンニクが入った酢醤油ベースのソースが掛かっている。ニンニクがかなり効いていて結構美味い。だが、食後には歯磨きなどの対策が必須になった。社食に出すには思い切った味付けだろうが構うことはない。添えられたキャベツの千切りに吸わせたソースも含めて平らげた。
仕事場を出て、黄色のクルマに乗ってスポーツジムに向かう。ストレッチングで、充分に体各部の筋肉をほぐしてから、ランニングマシンに乗った。ソニーのインナー式イヤホンを耳に入れ、iPodのパッドを操作してシャッフルにセットすると、現在記憶されている約2千曲の中からランダムに曲がプレイされる。次々に思いがけない順番で流れる音楽を聞きながら、約7.5kmの距離を40分掛けて走った。マシンに付いた汗の滴を、タオルで拭い取る。ストレッチングをして再び筋肉を良く伸ばしてやった。濡れそぼって体に貼り付くTシャツを引き剥がす様に脱ぎ去ると、サウナに入って更に汗を絞る。シャワーで汗を流した後の爽快感が堪らなかった。満足してジムを出ると、黄色のクルマの幌を降ろして、まだ少し冷たい春風を感じながら夜の田舎道を走っていく。
04月20日(水)曇り後雨
昼食は「子持ち鰈煮魚」にした。副菜には、筑前煮と、菜の花と湯葉の浸しの小鉢を選ぶ。筑前煮には、筍と人参と里芋が入っていた。色取りにサヤエンドウでも乗っていれば更に見栄えが良いだろう。子持ち鰈の切り身が小さくて少し落胆させられた。特に美味いわけでもなく、普通に食べられるレベルだが、普段、美味い魚を食べ慣れている人は選ばないだろう。
定時に仕事場を出ると、スポーツジムに向かった。5分程度のストレッチングの後、筋トレを行う。少し負荷が楽に感じられたので、回数を増やした。10回を12回に増やすと、3セット目は、きつく感じる。ランの時間は、設定された40分間のままで走った。外はまだ雨が降っている。テニスを諦めて、ゆっくり風呂に入ることにした。ドライサウナに10分入って汗を絞り出す。風呂から上がって体重を測ると、入る前よりも550g減っていた。
いつもより早い時間に自宅に戻ると解凍しておいた烏賊を冷蔵庫から取り出す。本体の部分は皮を剥き、細い短冊に切って刺身で食べることにした。頭とげその部分は、酒と醤油とみりんで煮てみる。かなり新鮮だったようで、一味唐辛子を振り入れた醤油で食べる刺身も美味かったし、薄味でさっと煮た煮物も美味く仕上がった。冷たいビールと良く合って実に楽しい。日本海の美味を送ってくれた友人に感謝しつつ、全て平らげた。
04月21日(木)晴れ一時雨
「鮭の白味噌焼き」を昼食のメインに選ぶ。副菜に大学芋と、インゲンの胡麻和えが付いていた。麦飯と里芋の味噌汁と大根の浅漬けで和定食が出来上がる。メインの鮭は、見た目も味もまずまずだった。大学芋は表面がしなっと柔らかく、今一つ味がボケている。インゲンはクタクタになるまで茹でられて柔かいのが侘しかった。固めの麦飯と共に良く咀嚼してゆっくり食べる。
午後に何度か雷が鳴り、通り雨が激しく降り注いでは、急ぎ足に去って行った。ふと事務所の外を覗いて見ると、頭上には青空が広がっているのに雨が降っている。東の空を見ると、青空に大きな虹がくっきりとそびえ立っていた。大きく、美しい虹にしばらく目を奪われる。じっと見詰めていても幻の様に消えることはなかった。たまにはこんな通り雨も、悪くない。
帰り道で、スーパーを2軒ハシゴして生鮮食料品を買った。特売の卵、豆腐、缶ビール、モヤシ、泡盛、イチゴ、納豆、ヨーグルトなどを詰め込んだスーパーのビニール袋を4っつぶら下げて運ぶ。自宅に戻ると簡単な晩飯を作って食べた。おろし生姜をたっぷりと乗せ、黒酢を足したモズク酢、生卵入りの納豆、軽く茹でたイカと長ネギの酢味噌和え、冷奴などといったメニューを、ビールと日本酒を飲みながら平らげる。晩飯後に部屋に干してあった洗濯物を片付け、代わりに洗濯物を干した。除湿機のスイッチを入れて強制的に乾燥させる。
04月22日(金)晴れ
昼飯は会議室に出前された美味くない弁当だった。暖かい物が出せない分、少しメニューを考えて欲しいのだが、そんな気はないらしい。それでもしっかりと食べ尽くした。
仕事場を出て自宅に戻る。ナイターテニスレッスンに出掛けた。今日は、他に誰も来てない。久しぶりのプライベートレッスンになった。相変わらず、苦手なボレーをメインに練習する。グリップを変えるように言われて、なるほど球出しの練習では向上が見られるのだが、以前からの癖が抜け切らず、実際の試合では使えないのがもどかしかった。しかし、ボレーの厚い当りを反復練習して、ある程度体に記憶させることが出来たので、これをベースに矯正すれば良い。指標が見つかってモチベーションが上がった。フットワークの問題と共に克服したい。
テニスクラブを後にすると、そのままスポーツジムに向かった。ストレッチング、筋トレ、ランニングといつものメニューをこなす。サウナとシャワーで体をさっぱりさせると黄色のクルマの幌を降ろして家路を辿った。自宅に戻ると簡単な晩飯を作って、食べる。軽く湯がいた甲イカを、生姜醤油で食べるのが、気に入った。
04月23日(土)晴れ
朝目覚めて、シリアルとヨーグルトの朝食を取る。車で一時間程度掛かる遠くのテニスコートではなく、30分程度で行ける近くのテニスコートに向かった。2面の砂入り人工芝コートに12名が集まる。天気は良く、少し風があるものの暖かくテニス日和だった。練習の後、4ゲーム先取の短い試合を昼まで続ける。正午を過ぎた所でコートを離れた。
灰色の車で一つ南の市まで走る。市内にある自動車整備工場で灰色の車にエアコンのガスをチャージしてもらった。異音が少し収まり、エアコンも以前よりも効くようになったので、これでしばらく様子を観る。ガスチャージの間にラーメン屋で昼食を取った。昼の定食を注文する。半ラーメン、ご飯、春巻き、小さな水餃子3ケ、エビのチリソースがお盆に乗せられて、990円だった。ラーメンは普通で、春巻き、水餃子はまずまずだが、肝心のエビのチリソースが中途半端な気の抜けた味で落胆させられる。
灰色の車でジムに向かった。30分だけランニングして、風呂に入って帰宅する。軽食で腹を落ち着かせてから、近くのテニスクラブに向かった。ナイターのレッスンを受ける。今夜のメンバーは、5名だった。昨夜のレッスンで練習した筈のボレーは既に記憶から消えかけている。必死に感触を思い出しながら練習を重ねた。道程はまだ遥かに遠い。
自宅に戻ると、灰色の車のタイヤを冬用から夏用に交換した。交換作業は、大したことはない。ささっと作業を終えると部屋に上がり、晩飯にした。1日体を使った後の冷たいビールは思わず溜息が漏れるほど、堪らなく美味い。
04月24日(日)晴れ時々曇り
朝、目覚ましが鳴る数分前に、自然に目が覚めた。起きた時点での気分は悪くない。簡単な朝食を取り、身支度を整えると、幌を降ろした黄色のクルマで近くのテニスコートに向かった。シングルスの市民大会が行われることになっている。会場に入ると、仲間達は既に到着していた。一緒にアップを始める。予定時刻になり、試合が始まる。出番は2順目なので、時間があった。試合の観戦などをしながら過す。前の試合がもつれて随分長引いた。やっとコートが空く。トスで勝ってサービスを取った。試合が始まる。
普段比較的ハードヒットしてくる相手が、全くしてこないので勝手が違った。力んでミスを連発し、序盤で0ー5と引き離される。ゲームポイント、ブレイクポイントを先に握っても、最後の一本が取れないのがもどかしかった。やっと1ゲーム取る。相手が普通に打って来た。この方がむしろやり易い。何とか闘っているつもりだし、ゲームポイントを先に取るのだが、どうしてもゲームが取れなかった。結局1ー8という惨敗に終る。
その後観戦した仲間の試合には良い試合があった。両者が力を出し合い、見応えのある攻防を繰り返している。どちらも簡単なミスが少なく、守備範囲も広いので良く長いラリーが続いた。結局、仲間が9ー7で勝利を勝ち取る。その試合を最後まで観戦してから、自宅の近くのテニスクラブに向かった。途中で寄ったスーパーの惣菜で昼飯にして、午後からはダブルスのゲームを中心に遊ぶ。人が多く、コートが混んでいたので途中壁打ちをして時間を潰した。夕方近くに人が減って、空いてきたので他の会員と二人で乱打する。40分ほど走り回ると気持ちの良い汗が流れた。
自宅に戻ると、黄色のクルマを少し改造する作業を開始する。空力を改善するために幾つかの純正パーツを床下に取り付けた。欧米仕様では標準装備だが国内仕様では省かれている。公式には最高時速100キロまでの国だから、空力パーツなど必要無い筈と言われればその通りだった
作業を終えると部屋に戻り、汗で汚れた体で風呂場に飛び込む。熱いシャワーで汗を流すとスッキリ爽快な気分になった。冷たいビールが堪らなく美味い。
04月25日(月)晴れ
昼食は「鯖の塩焼き」にした。付け合わせの小鉢は筍の煮物とほうれん草のピーナッツ和えを選ぶ。鯖に添えられた大根卸しが、脂っこい鯖をさっぱりと食べさせてくれた。良く磨り潰した胡麻塩で香りと塩味を加えた麦飯に良く合って、まずまず食べられる。
スポーツジムに着くと、ロッカールームでショートパンツに着替えた。アミノ酸飲料を飲んで乾きと空腹を紛らす。ストレッチングと、筋力トレーニングと、ランニングが、今日のメニューだった。ランニングは毎日やるが、筋力トレーニングは週3日にしている。その方が効果が高いからだった。またトレーニングの順序も、筋力トレーニングの後にランニングした方が体脂肪を分解するのに都合が良い。30分間走ると、Tシャツが汗で重たく濡れて肌に貼り付いた。体重と体脂肪率を計測してサーバーに記録してからサウナに向かう。体重は大きな変化が無くなり安定していた。酒を控えないと、これ以上腹周りのぜい肉を落とすのは難しいだろう。しかし、トレーニングの主目的が、酒を美味く飲むことなので、ビールや酒を控えるのは本末転倒だと言えた。
04月26日(火)晴れ一時雷雨
昼食に「チャンポン麺」を選ぶ。その名と異なり、長崎名物のチャンポンとは、似て非なる代物だった。薄い豚骨スープのタンメンと言えば、かなり近いかも知れない。麺がチャンポン風に太いので、名前の由来は、そんなこととも考えられた。別に、チャンポンと思わなければ味はそれほど悪くない。途中で豆板醤を足して味を変えて、全部平らげた。
仕事場を出て、灰色の車にスポーツジムに向かう。ストレッチングの後は、すぐさまランニングにした。iPodで音楽を聞きながら、考え事をしていると、たちまち30分が経過する。この時間で5.7kmを走破したことが、マシンの表示で判った。流れ落ちる汗の滴を、タオルで拭い取りながらマシンを降りる。シューズを脱いで、ストレッチングをした後、靴下を取って体重計に上がり、体重と体脂肪率を計測した。体重は大きな変化が見られない。体脂肪率は、誤差が大きいので、あまり当てにならないのを知っていた。食生活を少し変えないと、これ以上ぜい肉は落ちないらしい。夜の食事量を減らすのが得策だが、その決意は、まだ固まらなかった。
ロッカールームに戻り、汗を吸って、体に貼り付く重たいTシャツを引き剥がすと、付属する温浴施設に入った。髪と体を洗い流してから、サウナに入って、更に汗を絞り出す。大量に汗をかいて、火照る体を、冷たいシャワーで冷すと堪らなく爽快な気分になる。満足してジムを出ると、灰色の車に乗り込んで、走り出した。湿気で窓が曇ったので、エアコンを入れる。エアコンの冷媒ガスを補充してやったら、再び効果が現われた。まだしばらく使い物になるらしい。この夏を越せるかが、この車の正念場になった。
04月27日(水)曇り後雨
昼食は「鰆の西京漬焼き」にした。副菜は、大豆とヒジキの煮物、ニラとモヤシの中華風の小鉢を選ぶ。味噌汁にはナメコが入っていた。漬物は、キャベツとキュウリの浅漬が置いてある。大きなバットから好きなだけ自分で取れるので、キュウリが多めになるよう選んでトングで皿に盛った。不足しがちの野菜が補充出来るのは、有り難い。
定時後に会議が設定されたので、仕方なく2時間半残業してから仕事場を出た。テニスの前にジムに行く時間は、もう無い。近くのテニスコートに向かった。練習の参加者が二人しかいなかったので、シングルス向けの練習をみっちりと行う。休み無くコートを走りまわったので1時間半でもかなりの運動量になった。汗をかいてもベタベタしない爽やかな気候だったので気分は悪くない。
テニスコートを出ると、スポーツジムに向かった。ストレッチング、筋トレを行う。時間が遅かったのでランニングは止めて、久し振りにエアロバイクを10分だけ漕いで終りにした。ストレッチングをした後で体重計に乗ると、トレーニング前のテニスのせいか、いつもより体重が減っている。体脂肪率は、昨日より大分増えているので、やはり、あまり当てにならないことが判った。それでも、サーバーにその数値を記録してから、ロッカールームに戻る。洗い場で髪と体を洗って汗を流した。ドライサウナに入って、ドラマを眺めながら、砂時計の砂が落ちる10分の間で大量の汗を絞り出す。
自宅に戻ると、友に送って貰った鰯の干物を冷凍庫から出し、グリルに4尾並べて火をつけた。しばらくすると、換気扇を回していても魚の焼ける良い匂いがほんのりと漂って来る。これも貰い物の日本酒を呑みながら、香ばしく焼けた干物を頭から齧ると、これは絶品だった。運動の疲れとほろ酔い気分で、たちまち睡魔が近寄ってきて隙を覗う。
04月28日(木)晴れ
5月連休前の最終日に当り、大掃除に入った仕事場には、もう半分は休みのような雰囲気が満ちていた。定時にラップトップPCを引き出しに仕舞って、施錠すると事務所の外に出る。これで10日間、仕事場に来なくて良いと思うと気分が晴れ晴れと開放された。足取りも軽くロッカールームに向かう。
自宅に戻ると、明日から始まる3日間の遠征の準備を始めた。最初の二日は、恒例のテニス合宿になる。残りの1日は、これも毎年恒例の小舟信仰の全国集会に参加する予定にしていた。テニスの道具や着替え、集会ての余興の賞品にするパーツ類などを準備して、荷物にまとめていく。準備が整うと早めに布団に入り早朝の出発に備えた。
04月29日(金)晴れ
早朝に、黄色いクルマの幌を降ろして走り出した。5月連休の初日を考慮して早めに動いたつもりだが、充分では無かったようで、首都高にて渋滞に捕まる。高速道路には乗らずに降りて、一般道を走って山間の湖を目指した。結局一般道が空いていて、早く着いたので、湖畔のファミレスで朝食を取る。偶然、合宿に来た仲間と合流し、一緒に朝食を食べた。コンビニに寄って昼飯を買い、宿泊予定の民宿に向かう。部屋に荷物を入れると一休みした。続々と参加者が集まって来て宿は次第に賑わいを増していく。昼近くになり、買って来た昼食を食べるとコートに向かった。
コート2面を使い、アップと簡単な練習を終える。高原の薄い空気とクレーコートに慣れるのには、まだ時間が掛かりそうだった。ボールが良く弾み、球速も速い。クレーコート特有の唐突なイレギュラーにも、随分と悩まされた。だが、構うことはない。4ゲーム先取の短い試合をメンバーを入れ替えながら夕方まで楽しむことにした。風呂で汗と土埃をさっと洗い流すと、食堂に向かう。
宿がオープンしてから10周年とのことで、各自に一本づつビールが振舞われた。ビールを飲みながら、宿が用意した、心づくしの晩飯を食べる。久し振りに再会した仲間達と歓談しながら晩飯を食べ終えると、今度は部屋に戻って、持ち込んだ酒で宴会を始めた。しばらくすると、じんわりと睡魔が意識を押し包み、暗闇に引き摺り込もうとする。逆らう抵抗力は早起きとアルコールで奪われていた。布団に入るとたちまち意識を失う。
04月30日(土)晴れ
朝目覚めて、朝練習に出掛けようとしたが、適当な相手がいなかったので、ジョギングに切替えた。靴を履くと宿の前の道を川に沿って上流に向かって走る。木立ちの間を、しばらく走ると神社の入口の石段と、小さなダムが見えてきた。ダムの上に向かって山道を上がって行く。ダムの上からの眺めをしばらく満喫した後で、宿に帰ることにした。
宿の食堂で、干物や卵などの朝食を取るとコートに向かう。昨日と同じようにアップをしてから4ゲーム先取の短い試合を午前中一杯闘った。宿に戻って昼食にする。メニューは定番のカレーライスだった。少し昼寝をしてから、午後の試合に向かう。
午後からは、紅白の2チームに別れて、ダブルスの対抗戦を行うことになっていた。対戦相手はテニス部員だったが、調子が出てないようで、8ー4で勝利を収める。対抗戦は赤組の勝ちだった。勝利に貢献したことに満足する。その後は、夕方まで適当な相手と、練習試合を楽しんで過した。早めに宿に戻り、風呂でざっと埃を洗い流す。荷物をまとめて黄色いクルマに積め込むと、次の目的地を目指して走り始めた。
高速を使って1時間程度走ると、小舟信仰の仲間が集まる温泉地のホテルに到着する。広い駐車場には、すでに沢山の小舟が集まっていた。懐かしいうに色のクルマと同型・同色のクルマが何台も来ている。小舟達からは少し離れた空きスペースに、黄色いクルマを停めた。荷物を持ってホテルに向かう。宴会が始まる時間まで少し余裕があったので、ホテル自慢の温泉に入ることが出来た。サウナで汗を流し、外の露天風呂で風を感じながら寛ぐ。気分は悪くなかった。
風呂から上がると丁度宴会の時間になる。一人用の座卓に食事が並べられた典型的な温泉旅館の宴席が、広い座敷に用意されていた。30名ほどの小舟仲間が集まり、幹事の発声から2時間の宴が始まる。料理が沢山あって思った以上に楽しめた。飲み放題のビールを、好きなだけ飲む。久し振りに再会した仲間達との会話も弾んだ。
もう一度温泉に浸かってから、幹事の部屋で2次会が始まる。缶ビールと缶チューハイを飲んでしばらく歓談を楽しんでいると、例によって睡魔が忍び寄って来た。逆らう力は残っていない。仕方なく席を外して布団に潜り込むとたちまち意識が飛んで行った。