07月01日(金)曇り時々雨昼食は中華で「メバルの老酒菜」にした。副菜には「コンニャクの酢味噌和えサラダ」と「煮豆」を選択する。蒸したメバルの上に、筍と人参を細切りにして老酒入りのスープで煮たあんがかけてあった。更に、その上に、さらし赤玉葱の薄切りがトッピングされている。メバルの身が柔らかく、生きの良さを感じないが、まあまあの味だった。新メニューに期待した割に大した事が無い。だが、それは何時もの事だった。
2時間半残業して仕事場を出る。灰色の車に乗ってそのままスポーツジムに向かった。今日はスクールが無いし、仲間とテニスする筈が残業のせいで出来なくなったのが忌々しい。何時もの様にストレッチング、筋トレ、ランニング、再びストレッチングとメニューをこなした。iPodで、軽快な音楽を聞きながら、30分ほど走り続けると、体温が上昇して大量の汗が流れ出して気持ち良い。全てをやり終えてから裸足になって体重と体脂肪率を測定しサーバーに記録する。ジムを出ると灰色の車で自宅に戻った。
07月02日(土)曇り時々晴れ
早朝に目を覚ますと、シリアルとヨーグルトで簡単な朝食を取り、1泊分の荷物と礼服一式を持って家を出た。黄色のクルマの幌を降ろし、NAVIに行き先をセットすると地下駐車場を出る。曇っているが雨は振っていなかった。近くのICから有料道路に入る。50年前なら高速だったかもしれないが、現代の車の性能ではジョギングしている程度の制限速度で、南に向かって走った。ロールバーを設置する為に、リアのウィンドデフレクターを外したので、盛大に風が巻き込む。内装も幾つか外した為に、低級音も聞こえた。高額な高級車を自分で改造して、低級にしたのだから世話はない。思わず苦笑いが浮かんだ。
2時間半ほどのドライブで、日本列島の中央よりもむしろ日本海側に近い目的地に辿り着く。コンビニでお握りを買って景色の良い林檎畑の中で朝食にする。少し歩いて、今日の主役である祖母の墓まで行った。裏山の斜面を切り開いて棚田が出来ている、その中腹に尾根部分に墓場があった。村の集落や、対面の山が見渡せる見晴しの良い場所で、気持ちが良い。
寺に戻ると、他の出席者が到着していた。寺の中で礼服に着替える。曇っているとは言え、暑いこの時期に黒いズボン、黒いネクタイは随分と鬱陶しかった。親族が集まり、お茶を飲み、キュウリの浅漬を食べていると時間になる。皆で本堂に移り、七回忌の法要が始まった。坊さんの読経と法話を合わせて1時間程で法要が終る。その後は皆で墓まで移動して、納骨式を行なった。杉の根っこに持ち上げれ、傾いていた墓は、基礎から作り直されて立派になっている。坊さんが納骨に先だって、墓に読経を奉じた。以前の墓から一度拾い集めた祖父と祖母の遺骨を再度、新しい墓に収め直す。皆で線香を手向けて納骨式も終った。皆は車に便乗して寺に戻る。
その後は、大広間で会食になった。久し振りに再会した親族同士で昔話に花が咲く。高齢化が進み、食も細り、車で集まっているので酒も減らず、用意された料理や酒は無駄に余った。綺麗に作られた刺身、丁寧に揚げられた天婦羅が、ゴミにわるのは心が痛む。大量の大根の煮付けや、山盛りのきゃらぶきの佃煮もほとんど手をつけられないままだった。酒が入らないので、それ程大騒ぎにはならないまま、1時間半ほどで会食が終る。集まった親族は、来た時と同じ様に、三々五々散会した。七回忌の行事が全て終る。
片付けを終えると、両親、兄弟家族で一緒に近くの温泉に向かった。今夜は温泉旅館に投宿する。荷物を部屋に入れると、早速、外湯巡りと散策に出掛けた。硫黄の匂いが漂う温泉街をぶらぶら歩く。休前日だが人影は少なかった。絵地図を頼りに道祖神や神社仏閣を訪ね歩き、外湯に浸かると旅の気分も高まる。外湯を出た所の酒屋で缶ビールを買い、喉を潤しながら、気ままな一人歩きを続けた。旅館に戻ってきて、内湯に入り、もう1度汗を流す。冷房の効いた部屋で飲む風呂上がりのビールは最高だった。
食事の時間になって仲居が部屋に呼びに来る。食事の部屋に行くと8人分のお膳が用意されていた。梅酒の食前酒から会食が始まる。お品書きには、15品目
ほどの項目が並んでいた。食べ終わる頃を見計らって順繰りに次の皿が出てくる。一皿の量が少ないので、丁度良い加減の満腹度だった。ビールと地酒の冷酒を飲みながら、平らげていく。出汁の良い香りが際立つ汁椀に沈んだ柔らかく上品な鶏つくねが美味かった。また、信州牛の石焼ステーキをポン酢で食べるのは、肉の香りと味わいが印象深い。大きな鉢にたっぷりと盛られた茹でアスパラに味噌マヨネーズを少し付けて食べるのも堪らなかった。刻んだ蕨を混ぜ込んだ飯で最後をまとめあげ、さくらんぼとメロンのデザートでサッパリと締めくくる。
2時間ほど掛けて食べ終ると、部屋に戻ってから、再び内湯に入りにいった。食事前とは、男湯と女湯が入れ替わっている。今度は、少し洗い場も風呂自体も広くて、小さいながらも露天風呂が付いていた。少し温めの露天風呂に浸かって足を伸ばし、高い塀で切り取られた小さな空を見上げると、暗い空に星が煌いている。車の音など聞えず、湯口からの水音だけが響く静かな温泉宿の夜が更けていった。
07月03日(日)曇り時々晴れ
朝、目を覚ますと、もう外は明るい。朝市には少し寝坊してしまった。タオルをぶら下げて内湯に入る。硫黄臭い温泉に浸かり汗を流すと気持ちが良かった。風呂から上がると朝食が待っている。ご飯と味噌汁に焼き鮭、焼き海苔といった普通の旅館の朝飯がお膳に並んでいた。温泉卵や蕨の煮物など、高温の源泉を、そのまま利用して煮炊きされたメニューが、いかにも温泉宿らしい。根曲がり竹の味噌汁が美味くて、ついお代りして吸った。飯も2杯食べてしまう。朝に温泉に入ったせいか、良く腹が減っていた。
朝食を終えて、少し休んだ後で、早々に帰って行くことにした両親を見送る。その後で、もう一度外湯に浸かりに行った。ぶらぶら歩きをしながら、もう誰も居ない貸し切り状態の外湯を2箇所巡ってから、出発の準備の為に、宿に戻る。荷物を纏めて、一晩過した部屋を出ると、黄色のクルマのトランクに荷物を積み込み、走り出した。荒れた路面では後ろの方から低級音が盛大に聞え、気にし出すと、結構鬱陶しい。
ICから有料道路に上がった。途中で、霧が視界を覆う区間があったが、そこを一瞬で通り抜けると再び厚い雲が空を覆っている。雨が振り出していないのが救いだった。一度も幌を上げることなく自宅まで帰り着く事が出来る。スーパーに寄って少し買い物をしてから部屋に戻った。
夕方、細かい雨が霧のように漂う中、電車に乗って街に出る。今夜は、5月以来の日本酒の会が開かれる予定になっていた。駅から約24分歩いて店に入る。今夜は集まりが悪いようで、何時もより人が少ないが店も小さくなったので丁度具合が良かった。新聞紙で銘柄隠しされた15本の一升瓶から少しずつぐい飲みに注いで味見をしていく。肴には、マカロニサラダ、鰹のタタキ、マグロの刺身、イカの卵詰めなどが用意されていた。どれも流石に美味い。
皆の酔いが回るに連れて狭い店内は賑やかになっていった。何時の間にか人も増えて、店内は満員状態になっている。ついには、ビールケースが持ち込まれて椅子代わりに使われるほどだった。最後の競りで好みの酒を、一本競り落とす。会がお開きになった後は、一軒隣の店でビールを数杯飲んでから駅に向かった。自宅に戻って布団に倒れ込むとたちまち意識を失い、夢の世界へと旅立つ。
07月04日(月)曇り
ランチメニューは「ワンタンメン」にした。小鉢は付かない。定食に比べると損している感が強かった。それでもたまにラーメン類を食べたくなる時がある。前の晩に日本酒を飲んだ次の昼、つまり今日だった。今週の漬物がキュウリの浅漬けになったのが嬉しい。多目に取ってトレイに乗せた。スープに酢をたらそうと考えていたが、うっかり忘れる。昼飯を終えると、歯を磨いてから自分の机に突っ伏して昼寝に入った。15分程度仮眠したのだが、頭の中の霧は晴れない。
仕事に一段落を付けて事務所を後にした。その足でジムに向かう。週末の温泉旅行と飲み会と1日中続くデスクワークとで鈍った体にジムでのトレーニングは欠かせなかった。先ずストレッチングで筋肉を伸ばしてから筋トレに勤しむ。下肢、体幹、上体を合わせて6種目の筋トレを終える頃には、全身から薄っすらと汗が滲み出した。ペットボトルから、アミノ酸入りのスポーツドリンクで水分を補給する。iPodで音楽を聞きながら約30分間走った。Tシャツが濡れて、肌に貼り付く。後から後から吹き出る汗を、タオルで拭いながらストレッチングを終えた。サウナで約10分間座ってから出ると、風呂に入る前と比べて体重が500gほど減っている。最も一時的な変化なので、晩飯を食べれば元通りなのは判っていた。
07月05日(火)曇り
昨夜から今朝まで雨が降っていたらしい。入梅してから降水量が少なく、西日本で渇水の心配が出たかと思えば、今度は短期間に嫌というほど大量に降って、水害を起こした。北九州だけは水不足が続いている。最近の天候の変化は酷く乱暴にみえた。どこか、犯罪の極悪化と呼応しているように思えるのは、気のせいだけとは言えない。何となく1999年の時のような世紀末的な人心が荒廃を思わせた。
昼食は「鯖の塩焼き」を選ぶ。副菜は「根菜の和風マヨ和え」と「ヒジキと大豆の煮物」を取る。麦飯、里芋の味噌汁、キュウリの浅漬、お茶でトレイの上は一杯になった。鯖の脂っこさと塩辛さを、大根卸しが中和してくれるが、いかんせん、量が少ない。もっと大根卸しを付けて欲しいと思わずにいられなかった。
灰色の車でスポーツジムに向かう。普段より駐車場が混んでいた。ジムフロアにも、見慣れぬ顔が増えている。夏のキャンペーンで新会員が増えた様だった。ジムが潰れられるのは困るが、空いている方が嬉しいという矛盾する思考に陥るのは身勝手だからだろう。ストレッチングの後、ランニングマシンに向かった。iPodから流れる音楽を聞きながら、走り始める。数分で電池が切れた。中古で購入したiPodなので電池が弱っているらしい。電池交換は、アップル社で行なうのが基本だが、高価なので市販の交換用電池の購入を考えた。仕方なく音楽無しで30分間我慢して走り続ける。止めど無く溢れ、滴り落ちる汗をタオルで拭いながらマシンを降りた。充分なストレッチング後に、混雑したフロアから立ち去る。
風呂で髪と体を洗い、サウナに約10分間座って、汗を流すと、やっとスッキリした気分になった。外に出ると、弱い小糠雨が降っている。ほぼ16年、14万キロをともにした灰色の車のステアリングを握り、水溜りを踏んで走り出した。
07月06日(水)雨後曇り
昼食は、「鯵の胡麻焼き・香味野菜添え」にした。副菜に「ほうれん草の浸し」と「切干大根の煮物」を選ぶ。豆腐の味噌汁と麦飯とキュウリの浅漬と煎茶で昼の定食にした。鯵の胡麻焼きの上には、キュウリの薄切りと茗荷の薄切りを塩で揉んで、鰹節の糸削りと混ぜ合わせたものが乗っている。それが、香味野菜の正体だった。やや塩気が強過ぎるものの、思ったより美味い。これなら悪くなかった。全部平らげると職場に戻って歯を磨き、しばし仮眠を取る。
定時に仕事場を出て、その足で直ぐにスポーツジムに向かった。ストレッチング、筋トレ、ランニング、ストレッチングと何時ものメニューをこなす。風呂場で軽く汗を流して、ジムを出ると、ジムの駐車場で、カロリーメイトを2本食べた。これから2時間テニスをやるためのエネルギーを補充する。
灰色の車でテニスコートに向かった。先に来ていた1名とアップを始める。後からもう2人加わって合計4名になった。アップをした後、ダブルスの練習試合に入る。まずまずの調子で、サービスゲームがキープ出来た。1試合勝ったところで、先に帰る。もう一名も帰って、残った二人はシングルスを始めた。自宅を通り過ぎて、テニスクラブに向かう。ストリングスの切れたラケットを預け、明日までに張るよう依頼して家に戻った。
07月07日(木)曇り後一時雨
何時もより早い時間に起きて、部屋を出た。黄色のクルマを目覚めさせて地下駐車場から外に連れ出す。幹線道路を南に向かった。久し振りに、サーキットの門を潜る。駐車場には既に多くの車が集まっていた。ドイツ製の高性能オープンカーの隣が空いていたので停める。同じ黄色だったが色味では優っているように思えた。満足して車を離れる。
40分程度の座学の後、ジムカーナ場に移動した。楕円のコースが2箇所設置されている。36台の車が4組に分かれて交互に走った。加速距離が短いので、メリハリを付けるのが難しい。最初の内はアクセルを全開まで踏んでいなかったのと、視線を先に送るのを忘れていたことに気付いて、直すと、リズムが掴めてきた。ただ速度が遅いせいかテールを振り出す感覚がほとんど掴めずに終る。ショートコースに移動した。
午後からはサーキットの周回走行になる。昼食は、カロリーメイトを4本良く噛み砕いて食べ、スポーツドリンクを飲んで終りにした。走行が始まる。ラップタイム計測器を、計測準備状態にして走り始めるが、作動しなかった。走りながら、計測器に気を取られて集中力が散漫になっていたのだろうか、3速に入れたつもりでクラッチを戻した途端に、一気にスピンしてコースアウトする。周囲で廻る景色を見ながら、1速に入れたことを直感した。何かにぶつかる心配がないのを確信した後、エンジンブローの恐れに戦慄する。ランオフエリアの草地の上でクルマが完全に停止した後、祈るようにエンジンスタートボタンを押し込むと一発でエンジンが目覚めたのに、思わず安堵の溜息を漏らした。
大量の土と草をコース上に撒き散らしたので清掃車が入る。その間にホイールハウスとバンパーに詰った土と草を取り除いた。再スタートする。慎重に走ってみると、どこにも問題はなかった。スクールの進行を妨げた自責の念にと共に、慣れから操作が雑になっていたことを自戒する。次の走行からは計測器の設定を直し、計測可能になった。先ずは、うに色のクルマと同じタイムを目標にして、目標タイムに揃えて走る。次の走行時には、前回よりも1秒早いタイムを目標にして、タイムを揃えた。当初は3回の計測で、うに色のクルマの時よりも2秒早いタイムまで安定して出す予定だったが、計測器の設定ミスで果たせずに終る。
走行終了間際に雨が振り出した。走行が終って荷物を積み込んだ後だったので難を逃れる。まだ走行していたグループには災難だった。最後にタイム計測表が配られ、講師からの総評の後、解散する。スタッフ達と近くのファミレスで食事をしながら2時間ほど話し込んでから帰路に着いた。帰る前に昨夜テニスクラブに預けたラケットを受取る。
家に戻ってしばらく経つと、運送屋が修理に出していたiPodを届けにきて小さな箱を置いて帰った。箱を開けると、中からは新品のiPodが出てくる。傷一つない美しい鏡面仕上げのステンレスがまぶしいほどだった。早速iMacG5に繋いでライブラリを転送する。
07月08日(金)曇り後雨
昼食は「タイ風カレー」を選択した。副菜の小皿に「クリームコロッケ」が乗っている。麦飯にカレーを多目に盛ってもらった。キュウリの浅漬けと福神漬けとラッキョウの酢漬けを少しずつ小皿に取り分ける。最後にお茶を取って昼飯とした。辛味調味料の小袋を4つ取るのも忘れない。全てをトレイに乗せて、席に着いた。カレーには、茄子とピーマンとベビーコーンと牛肉が入っている。ココナツ風味でマイルド過ぎるので辛味調味料を加えて辛さを演出した。
定時に仕事場を出る。灰色の車に乗って、そのまま自宅に帰った。軽く腹ごしらえをして、直ぐに近くのテニスクラブに向かう。テニスのナイターレッスンで汗を流した。今夜は二人しか生徒が居ない。みっちりボレーの練習が出来たので、少しきっかけをつかめた気がした。グリップの修正が効果的に思える。
自宅に戻ってシャワーを浴び、着替えて荷物を持つと、駅に向かって歩いた。電車に乗って南に4駅移動する。駅前のロータリーで夜行バスに乗った。今日はほぼ満員で全ての座席が埋まっているが、一番前の席なので気にならない。缶ビールを開けて飲み、耳栓をして外界の騒音を遮断し、シートを思いっきり倒すと目を閉じた。心地良い車体の揺れと共に直ぐに意識が遠のいていった。
07月09日(土)曇り後雨
早朝の車内放送で目を覚ますと、ちょうど目的地に着くところだった。直ぐに準備を済ませて、真っ先にバスを降りる。更に電車を乗り継いで相棒の住む街に辿り着いた。駅前のハンバーガーショップで、相棒と待ち合わせて朝飯を済ませる。駅近くのレンタカー屋で、N社の小型車を1台予約してあった。良く売れている車だが、乗ってみると頼りない操縦感で、やはり所詮こんなものかと思う。ナビに目的地をセットして西に向かった。
2時間半ほどの走行で、白鷺城の異名を持つ美しい城に辿り着く。雨が激しくなってきたので、城の前に建つショッピングビルの展望レストランで昼食を取りながらの城見物と洒落込んでみた。ホテルが経営しているレストランで、味はなかなか良い。白い壁が優美で均整の取れたスタイルの城が、緑豊富な周囲の環境から抜け出るように美しく見えた。周りに高い建物がなく、緑の中に優雅に浮かぶ城が周囲を睥睨する様を余さず見渡せる。美しい景色を眺めながら、1時間程かけてゆっくりと食事を楽しむことが出来た。
食事を終えると、テニスコートに向かう。雨が降り続いているが、屋内のコートなので心配はなかった。駐車場に車を停めてコート内に入って行くと、綺麗な砂入り人工芝のコートが4面取られている。着替えてアップを始めた。2時間ほどアップと練習をしてからゲームに入る。主催者が適当に見繕って試合を組んでくれるので、何も気にせずに純粋に初めて会う人とのゲームを楽しめた。こんなイベントも悪くない。
夕方になり、テニスを終いにして、近くのスーパー銭湯に移動した。風呂から上がると、今度は焼き肉屋に移動する。移動は全て車だった。90分で1800円という焼き肉と握り寿司の食べ放題の店で、プラス1000円で飲み放題にも出来る。勿論、飲み放題も付けた。食べ放題だが、内臓系の肉が豊富で、味の方も予想を上回る。次から次へと肉を焼いて、腹一杯になるまで生ビールと共に肉の味を楽しんだ。
食べ終ると、テニスコートの近くに戻り、フェリー埠頭の直ぐ前に建つ港湾関係者向けの宿泊施設に投宿する。質素な部屋だが寝具類は清潔で悪くなかった。ただ寝るだけだから設備はどうでも構わない。風呂とトイレが共同なので、いちいち部屋を出てトイレまで歩いて行くのが面倒だが、一人3000円という価格では文句は言えなかった。浴衣に着替えて布団に潜り込むと直ぐに眠りに落ちる。
07月10日(日)曇り後雨
朝、港から出ていくフェリーの音で目を覚ました。入出港のアナウンスが流れたり、汽笛が鳴ったりと、埠頭の朝は意外に騒がしい。顔を洗って、歯を磨き、身支度を整えると、友人達と共に宿を出た。車で直ぐ近くの喫茶店に入って朝食にする。モーニングセットが500円だった。コーヒーとサンドイッチに小さなオムレツとサラダとルビーグレープフルーツの一切れが付いている。値段の割にはコーヒーやサンドイッチの味も良かった。関西はモーニングまで侮り難い品質を保っている。
ちょっと寄り道して買い物をしてからテニスコートに到着した。24人がくじ引きで4チームに分かれてチーム対抗戦を行なう。上手い具合に男性と女性が、ちょうど12人づつ集まっていた。男ダブ、女ダブ、ミックスの3試合で対戦して勝敗を決める。しばらくアップしてから対戦に入った。
最初の対戦は男ダブで戦う。ペアの男はなかなかのテクニシャンだった。良い具合にコンビが決まって、6ー3で勝った。しかし、女ダブとミックスが負けて1ー2で負けてしまう。次の対戦は、男ダブと女ダブが負けて、ミックスを始める前に既に勝敗が決まってしまった。気楽な状態でミックスに挑む。思ったよりコンビが上手くいってあっさり勝てた。しかし、対戦は1ー2で、またも負けた。個人的には2勝なので、気分は悪くない。ここで、昼食休憩に入った。主催者がお握り2個とバナナ1本と缶の烏龍茶を配布する。この買出しや分配の準備は、かなりの手間であるのは間違いなかった。
午後の対戦は、再び男ダブで戦う。今度ペアを組む男はやや気が弱いのが珠に傷だった。5ー2のリードからズルズルとゲームを取られ、気が付けば6ー5で負けている。女ダブが負け、ミックスが勝ったので、やはり対戦は1ー2で敗れた。男ダブが勝てる試合を落とさなければ2ー1の勝利だったのは間違いない。精神的な弱さが出た試合だった。
4チームの総当り戦が終ったところで、まだ組んでいないミックスの組合せで、対戦を行なった。相棒と組んで1勝して、残りの一人と組んで敗れる。結局、3勝2敗だった。もう少しの粘りがあれば、4勝1敗に出来たのが惜しい。知り合いと少し乱打をした後、残った時間で男ダブを1試合した。これは意外にも、6ー1で楽に勝って、今日の成績は4勝2敗になる。
シャワーを浴びて出ると表彰式になった。1位から4位までの各チームに、全て賞品が用意されている。4位チームの賞品は駄菓子の詰め合わせだった。外は雨が降っている。時間の読み違えで晩飯の予約まで、大分時間が余ってしまった。しばらくロビーで時間を潰した後、市内のお好み焼き屋に移動する。
有名なお好み焼き屋らしく、店内は多くの客で一杯だった。15名が3テーブルに別れる。各テーブルの中央には鉄板が作り付けられてあった。この店名物のたこ焼き、どろ焼き、ねぎ焼きなどを注文する。この鉄板の上で、お好み焼きを作るのかと思っていると、既にほぼ出来上がった状態で運ばれてきた。どうやら鉄板は保温の役目がメインらしい。一番驚いたのは、名物のたこ焼きだった。お好み焼きのような形の物体が運ばれて来て、そのまんま鉄板の上に乗せられる。外見は、どう見てもお好み焼きだが、これがたこ焼きだと言う。卵入りのふわっとした生地の中には、蛸の切り身やコンニャクなどが入っていた。出汁に浸けて食べるので、むしろ明石焼きに近い。ところが、外観の無愛想さと裏腹に出汁を浸けて食べてみると、これが実に美味かった。ふわっとした生地とこりっとした
蛸の食感の対比と、卵の香りと出汁の味のハーモニーが絶妙としか言い様がなく、食べ出すと余りの美味さに箸が止められない。生ビールとお好み焼きと会話をたっぷり楽しんで店を後にした。店の前で記念写真を撮ると、各自はそれぞれの方向に帰っていく。相棒の運転で東に向かった。楽しいイベントの終りは何時も少し物悲しい。
07月11日(月)雨後曇り
相棒の家で目覚めると、先ず駅前までレンタカーを返しに行った。帰り道は、雨の中を駅前の駐輪場から出した相棒の自転車で走って帰る。小雨だったので、濡れるほどではなかった。帰ると相棒が作った朝食が待っている。クリームチーズと、スモークサーモンを挟んだベーグルサンドだった。コーヒーを飲みながらベーグルサンドを平らげる。実に美味かった。朝食を終えると荷物をまとめて家を出る。
新幹線に乗り込む前に、駅構内のレストランで昼食にした。平日の昼なので、サラリーマンの姿が多い。本マグロ丼を注文した。720円だが、立派なマグロ丼に、冷たい、または、暖かいうどんと、コーヒーか紅茶が付く。関西のマグロ丼の飯は、酢飯ではなく、かつ暖かかった。飯の中に切り海苔や切り昆布の佃煮が入っている。これがまた美味かった。さらにグラスのランチ生ビールが200円と格安で飲める。店自体が、キリンのビアケラーなので不味い筈がなかった。思わず4杯もお代りする。お陰で新幹線の中では充分睡眠をとることが出来た。
新幹線を乗り継いで、北関東に辿り着く。洗濯機を回して溜まった洗濯物を片付けた。夕方になってからジムに向かう。週末の合宿と移動で、強張った筋肉をほぐす為に、先ずストレッチングで筋肉を伸ばした。それから筋トレに勤しむ。6種目の筋トレを終える頃には、全身から汗が滲み出していた。アミノ酸入りのスポーツドリンクで水分を補給する。iPodで音楽を聞きながら約30分間走った。Tシャツが濡れて、肌に貼り付き、マシンにまで汗が飛び散る。汗を拭き取ってからマシンを降りた。その後も吹き出る汗を、タオルで拭いながらストレッチングをする。サウナで約10分間座ってから出ると、風呂に入る前と比べて体重が600gほど減っていた。旅行とイベントで、楽しく過した週末が終る。後は自宅に帰って一人眠るだけだった。
07月12日(火)曇り後雨
昼食は「冷し柚子めかぶそば」にした。柚子を練り込んだという少し黄色っぽい中華ソバ風の麺の上に、めかぶの千切りと鶏肉と温泉卵1個が乗せられ、柚子風味の冷たい出汁がかけてある。副菜は何もないので定食と比べると少し損している気がした。刻みネギを多目に取って乗せる。白菜の浅漬けも多目に取った。ソバと具をざくっと混ぜて一口すすると、柚子の香りが爽やかで悪くない。ソバの食感は腰がなくて今一つだった。しかし、社食にそこまで期待するのは、無理かもしれない。ボリュームが少なく、やや物足りない感じが残ったが、実際は適量だった。
灰色の車でスポーツジムに向かう。ストレッチングの後、ランニングマシンで走った。iPodで音楽を聞きながら、約40分走り続ける。タオルで、頻繁に汗を拭いながら走るが、それでも汗が流れ、マシンに飛び散った。クールダウンでウォーキングしながら、マシンに付いた汗を、雑巾で拭う。さらに流れ続ける汗をタオルで吸い取りながらマシンを降りた。充分なストレッチングをした後に、フロアから立ち去る。
風呂場で髪と体を洗い、サウナに約10分間座って汗を流した。サウナのテレビは今日も退屈な野球中継を映している。サウナを出ると、冷たい水シャワーを浴びてスッキリした。着替えて外に出ると、雨が降り出している。灰色の車まで小走りして、乗り込んだ。ほとんど濡れることはない。エンジンをかけ、太目のグリップの皮巻きステアリングを握って、ワイパーを動かしながら走り出した。
07月13日(水)雨後曇り
昼食は、「黒むつの薬味おろし」を選んだ。副菜に「細切り昆布煮」と「ヒジキと大豆の煮物」を取る。揚げとネギの味噌汁と麦飯と白菜の浅漬と煎茶で昼の定食にした。黒むつは、白身魚で淡白な味わいだが、鮮度が悪いのか、ちょっと臭みが感じられる。それを隠す為か、たっぷりの大根卸しと万能ネギと生姜味で煮込んであった。細切り昆布の煮物は、やや塩辛い。佃煮の1歩手前ぐらいの味付けだった。それに対してヒジキと大豆は薄味に仕上げてある。煮過ぎて大豆の味と香りが飛び気味だが、仕方なかった。良く噛んで全て平らげる。食べ終ると食器を片付けてから、職場に戻って歯を磨き、しばし仮眠を取った。
定時に事務所を飛び出て、真っ直ぐにスポーツジムに行く。ストレッチングからスタートして、6種目の筋トレ、30分のランニング、最後のストレッチングと、プログラムされたメニューをこなした。風呂場で髪と体を洗い、サウナで10分間我慢し、水シャワーを浴びて体を引き締めると、ジムを出る。自宅に戻る途中でスーパーに寄って、カロリーメイトとスポーツドリンクの2Lペットボトルを3本買い込んだ。もう一軒スーパーに寄って、低脂肪乳、茄子、ピーマン、長ネギ、生姜、ニンニクなどを購入する。灰色の車を駐車場に入れると両手に重たいスーパーの買い物袋を下げて部屋に帰った。
TVで旅番組を眺めながら晩飯にする。今週は半分が北海道の旅で半分が沖縄の旅の特集だった。沖縄の石垣島と、その周辺の島や海を映し出した映像に目が強く吸い寄せられる。こうした景色の中で暮したいという思いが益々強くなった。TVの使用周波数帯が、8月頭から切り替わるのを受けて、アンテナなど受信設備の改修を行なったらしいが、その影響かTV映像が非常に見苦しい。折角の美しい自然がノイズだらけになってしまった。この集合住宅の、低レベルな電気工事に怒りが湧いてくる。
07月14日(木)雨後曇り
ランチメニューは「鯖の生姜煮」にした。副菜は、「細切り昆布と大豆の煮物」と「小松菜と高野豆腐の胡麻和え」を選ぶ。トレイの上は上記の3皿と麦飯、味噌汁、白菜の浅漬、胡麻塩の小袋、煎茶の湯呑み、箸で一杯になった。煮魚は味付けが安定していて安心して食べられる。煮物の大豆は珍しく柔らか過ぎず、歯応えが残っていて、豆の味と香りもあった。今日の取り合わせは総じて成功の部類だろう。
自宅に戻る途中でスーパーに寄って朝食シリアル、缶ビール、卵、ラム肉、ヨーグルト、中国の黒酢などを買い込んだ。灰色の車を駐車場に入れると、片手でスーパーの買い物袋を下げて、部屋に上がる。ドアを開けても熱気でうだることはなかった。まだ梅雨寒が続いている。ニンニクとラム肉と茄子とピーマンで、
炒め物を作った。冷たい缶ビールを飲みながら、全部平らげる。ちょっとした片付けやメールチェックなどをしていると瞬く間に深夜を回った。Macの電源を切って布団に潜り込む。
07月15日(金)曇り後一時雨
昼食は「かじきの薬味味噌焼き」を選択した。副菜は「大学芋のマヨネーズ掛け」と「春菊とエノキ茸の酢の物」が乗っている。麦飯、大根の味噌汁、白菜の浅漬けとラッキョウの酢漬け、煎茶の湯呑みで昼定食が完成した。大学芋はくたっとし、春菊とエノキ茸はクタクタに茹でられて香りが飛んで、感心出来ない。大量生産の作り置きだからという諦めの声もあった。しかし、何とか我慢出来るレベルまで仕上がっている時もある。投げ出すべきではなかった。
定時に仕事場を出る。灰色の車で、自宅に帰った。軽食で腹ごしらえをしてから、近くのテニスクラブに向かう。ナイターレッスンには今週も二人しか生徒が来なかった。みっちりボレーの練習をしたが、体から遠い球への対応が、上手く出来ない。ラケットを少し引いてから振り出して当ててやると生きた球が打てるのだが、ラケットを最初から球の飛来線上に差し出してしまっていた。それでは当てるだけの返球になってしまい、ラケットが弾かれて安定もしないし、何とか返しても叩かれるだけになる。練習を重ねると、少しきっかけをつかめた気がした。
クラブを出ると、そのままスポーツジムに向かう。ストレッチングをしてから、筋トレ、バイク漕ぎと、メニューをこなした。最後にストレッチングをして、筋肉を良く伸ばしてやると、心地良い疲れと共に週末の開放感が全身をやんわりと包んでくれる。風呂場でシャワーを浴び、サウナで汗を絞り出すと気分は最高だった。着替えてジムを出る。自宅に戻る途中で灰色の車の空っぽのタンクを満たしてやった。43Lほど入ったので、残り2Lほどだったことが判る。危うくガス欠で止まる所だった。
07月16日(土)曇り後一時雨
シリアルとヨーグルト、ミニチーズ、低脂肪乳などの朝食を摂ると、テニスコートに向かう。やや雲行きが怪しいが、しばらく天気は持ちそうだった。町営のテニスコート2面を使って、練習とゲームを楽しむ。13時までに6ゲーム先取の練習試合を3つ出来た。結果は、1勝2敗の負け越しで、技術は少し向上したものの勝負弱さは全く変わらない。技術が試合向けに整備されていないと言った方が良かった。この夏は、勝負弱さの克服を課題に練習すると心に決める。
仲間と蕎麦を食べてから、一度自宅に戻った。地下駐車場に降りて、うに色のクルマに使っていたタイヤとホイールを4本梱包する。灰色の車のリアシートを倒して積み込み、近くの運送屋に持って行った。宅配便で、タイヤを4本送っても2千円掛からないのは、かなり安い気がする。タイヤを預けてしまうと、一つ荷物を降ろした気分になった。
運送屋を出ると、そのままスポーツジムに向かう。ストレッチングをしてから、40分間のランニングを終えると、面白い様に汗が出てTシャツが濡れて肌に貼り付いて気持ち悪かった。最後にストレッチングをして、全身の筋肉を良く伸ばしてやる。その間も流れ続ける汗を何度もタオルで拭わないといけなかった。ロッカールームで濡れたTシャツを剥ぎ取る様に脱ぎ捨てると、開放感が気持ち良い。風呂場でシャワーを浴び、サウナで汗を絞り出した。風呂を出る前に最後に浴びる水シャワーが、堪らない。新しいTシャツに着替えてサッパリした気分でジムを出た。
07月17日(日)曇り
早朝、目覚ましで起き出すと、準備を整え、黄色のクルマに荷物を積み込んで発進する。iPodの音楽をFMで飛ばしてカーステレオで聞きながら走った。近くのICから有料道路に入る。早朝割引で、料金が半額になる時間帯だった。南に向かって約30分ほど走ったところICで一般道路に降りる。別の有料道路に乗り換える為に、しばらく一般道路を西に向かって走った。再び有料道路に入って日本列島のほぼ中央に当る目的地に向かう。3連休の中日の午前中なので、比較的スムーズに目的地のICに辿り着いた。
ICを降りて直ぐのところにある100円ショップに入って、ステンレスの皿、スプーン、割り箸など、今日使うものを購入する。太陽は雲に隠れているが、随分と蒸し暑い日だった。街を通り抜け、弁当販売やケータリングサービスを生業とする、友人の事業所に向かう。一度だけ来た事があるので、大体の所在地は覚えていた。やがて見覚えのある景色の中に、それは見つかる。しかし、敷地の隣にプレハブのガレージと広い従業員用駐車場が新設されていた。流麗なボディを身にまとったイタリア製の小型車が、数台停められている。黄色いクルマを、その駐車場に停めた。
仲間と久し振りに再会する。とは言え、5月の山梨での集会以来だから、そう遠い昔ではなかった。もう今日は車移動はしない。まだ昼だが缶ビールを開けて飲み始めた。沖縄土産の海ぶどうが肴に出されたのを皮切りに、作り置きの煮玉子が出てくる。更に七輪で炭火が起され、ウサギの肉が焼かれ始めた。夜中まで続く長い宴が始まる。10名程度の静かなスタートが切られた。時間が経つに連れて、人が徐々に集まる。車に用品を取り付ける者、宴の準備を始める者、特に何もせずぶらぶらする者、各人が、好きなように思い思いの行動を楽しんでいた。
やがて、夏の長い1日が終わり、辺りが暗くなってくると、炭火の周りで宴が佳境に突入する。酒の空き瓶、空き缶が次々に増えていくに連れて、40人以上も集まったメンバー達の話しが盛り上がっていった。丸焼きにされた子羊が、バラバラに解体されて原形を留めなくなった頃、何時の間にか日付が変わる。気が付けば、周りから少しづつ人が減っていった。帰った者、眠りに付いた者の姿が消えている。腹は一杯で、酒も入らなくなった。睡魔も背後に迫って来ている。寝場所として開放された従業員の休憩所に上がって、寝袋を広げた。包まるには暑いので寝袋を敷いた上に体を横たえる。まだ静かな田舎の夜に、たちまち意識が遠のいていった。
07月18日(月)雨後曇り
目が覚めると外は明るい。激しく喉が乾いていて、ペットボトルのスポーツドリンクを、がぶ飲みした。昨夜寝る前に枕元に用意しておいたのは正解だろう。8畳ほどの休憩所の中には、数えていないが、およそ10人以上が雑魚寝していた。昨夜のBBQの臭いが部屋に充満している。エアコンが動いているが、それ以上に人が発熱しているのか、じとっと汗ばむ暑さを感じた。おまけに鼾が煩い。仕方なく、寝袋を持って部屋の外に出た。外は、涼しい爽やかな風が吹いて、気持ち良い。ペットボトルのスポーツドリンクを飲み干すと折り畳みの椅子を広げて座った。
しばらくすると、少しづつ人が起きて降りてくる。早速、昨夜のBBQの片付けが始まり、ガレージでは作業も開始された。爽やかな朝の光の中で、気だるい片付け作業が続く。コンロ代わりのU字溝や、焼き網や、七輪などを洗い、水で流した。ゴミをまとめて、袋に詰めていく。ガレージでは、ETCを取り付ける作業が始まっていた。電源の取り回しに問題が出て、思ったよりも時間が掛かっている。集会の場所を提供した弁当屋は、昼の出荷作業を進めていた。昼弁当の出荷が終る頃、やっとETCの作業も終わり、この場に残った全員で温泉に向かう。
カラフルなクルマ達が、一斉に移動を始めた。少し遅れて後に続く。田舎道を走って、少し上って行くと山の中腹に温泉施設があった。規模は小さいが、客もそれほど多くなくて、混み合う感じはない。露天風呂からは、眼下の谷に広がる田園風景と向かいの山並の眺望が素晴らしかった。風も爽やかで気持ちが良い。いかにも高原の露天風呂といった風情だった。昨夜の子羊の脂臭さがやっと取れて、すっきりする。風呂を後にして、クルマ10数台程度になった集団は、蕎麦を求めて出発した。
一度、谷に降り、再び清流に沿って別の山を登って行くと、森林の中に目的の蕎麦屋がある。25名ほどで広間を占領した。黒大豆の豆腐、黒大豆のおから、ウコッケイの卵を使った卵焼きなどをつまみながら、蕎麦が打たれるのを待つ。やがて出された挽きたて、打ちたて、茹でたての蕎麦は想像通りに美味かった。しばらく蕎麦湯や蕎麦茶で余韻を楽しんでから、満足して店を出る。ここで、一旦解散になった。弁当屋に戻る集団に入りたかったが、そこで再び宴が始まると帰れなくなる。しばらく考えたが市内で少し買い物をするに留めて、帰路に着いた。
有料道路に入って速度を増す。いくつか峠を越えて平野に入る所から天候が悪化した。激しい雷雨が襲いかかる。仕方なくサービスエリアに避難して、黄色のクルマの幌を閉じた。土砂降りの酷い雨の中を走る。真っ黒な雲と、灰色の大地の間を、凄まじい音と共に白い光が駆け抜けた。自然の力を見せつける荒々しいショーがあちこちで繰り広げられている。雨の区域を通り過ぎたかと思うと、また滝つぼの中に突入した。そんなことを繰り返しながら、北関東の自宅に戻る。
荷物を降ろし、部屋のドアを開けると淀んだ熱気が押し寄せた。窓を開けると雷鳴と共に涼しい風が吹き込んで、熱気をさらって出ていく。しかし、しばらく経つと、ここにもとんでもなく強力な雨雲が流れて、桶の底をひっくり返したような雨を降らせた。屋根をものともせず雨が吹き込んでくる。慌ててベランダの窓を閉めた。持ち帰った荷物を適当に片付けて、軽い晩飯を摂ると、布団に倒れ込む。旅の疲れで、直ぐに深い眠りが訪れた。
07月19日(火)曇り
昼食は「かじきの照焼き」にした。副菜は「鶏肉とほうれん草の和風マヨネーズ和え」と「切干大根煮」が付いている。かじきには茹でた菜の花が添えられていた。大根の浅漬け、ラッキョウの甘酢漬け、麦飯と茄子の味噌汁でヘルシーメニューが完成する。今日の料理の味は社食にしてはまずまずだった。
灰色の車でスポーツジムに向かう。何時もより妙に冷房が効いて、涼しかった。ストレッチングの後に、ランニングマシンで走る。iPodで小田和正の新譜を聞きながら、約40分走り続けた。頻繁にタオルで汗を拭うのだが、それでも少しはマシンに飛び散る。クールダウンのウォーキングの間に、マシンに付いた汗を備え付けの雑巾で拭った。充分なストレッチングをして、フロアを出る。
風呂場で髪と体を洗い、サウナに約10分間座って汗を流した。サウナのテレビを眺めて退屈を紛らす。サウナを出ると、冷たい水シャワーをたっぷり浴びて体をしゃっきりとさせた。着替えて外に出ると、風が涼しい。灰色の車を走らせて自宅に向かう。今夜は、週末の飲食過多とバランスを取るために、酒を控え、カロリー摂取も控えめにした。Macを立ち上げて、メールの確認を済ませると、エアベッドの上に敷いた布団の上に体を横たえる。たちまち意識が遠のいた。
07月20日(水)曇り後晴れ
本日の昼食は、「赤魚の煮付け」を選んだ。副菜に「豆とブロッコリーの豆乳サラダ」と「山芋とナメコの三杯酢」を取る。油揚げと人参という、変った具の味噌汁と麦飯と大根の浅漬と煎茶で昼の定食にした。赤魚は比較的身が締まっていて、味も普通に美味い。豆とブロッコリーも歯応えが残されていて、まずまず悪くなかった。山芋とナメコのヌルヌル系の組み合せもいける。この社食としては良い方の出来だった。
定時を30分過ぎてから事務所を飛び出す。直ぐにスポーツジムに行った。ストレッチングをしてから、6種目の筋トレを行なうと、もう時間がない。30分の開始遅れで、ランニングが出来なくなった。最後のストレッチングを終えると、そのままジムを出る。
ジムから5分も掛からずにテニスコートに着いた。5名集まって練習を始める。ショートストロークと、ボレーと、ストロークラリーをそれぞれストレートで行なった。ボレー&ストロークを少し練習してから、ゲームを始める。3試合すると、ちょうどコート使用終了時間になった。途中で、小さな羽虫が大量に発生して、コートのナイター照明周辺を覆い尽くすように群がる。照明下部に設置された高電圧殺虫装置の働きで無数の羽虫が音を立てて焼かれるが、まさに焼け石に水とは、このことだった。コート上でも羽虫が視界を邪魔し、首筋や口中に入ろうとするのを避けながらプレーする羽目になる。
ジムにて風呂に入ってから自宅に戻った。ビデオで旅番組を眺めながら晩飯にする。今週は千葉周辺の旅の特集だった。新鮮な海の幸が、これでもかと大量に美味そうに映し出される。集合住宅の共同受信設備の改修が上手くいっていないらしく、相変わらず、TV映像がノイズ混じりで非常に見苦しかった。明日には再度改修が入るらしいが、これまでの低レベルな電気工事の経験から、余り期待出来そうにない。ケーブルTVへの切換えを誘導する為の策略だろうかと勘ぐることも出来た。
07月21日(木)曇り時々晴れ
ランチメニューは「鮭の白味噌焼き」にした。副菜は「大学芋」と「インゲン生姜浸し」が付いている。鮭の切り身の上には、玉葱とシメジを味噌味で炒めたものが乗せられていた。トレイの上に上記の皿と麦飯とジャガイモの味噌汁と大根の浅漬と胡麻塩の小袋と煎茶の湯呑みを置くとほとんどスペースが残らない。今日の昼食も違和感なく食べられる味のものばかりで穏やかな気分を保ったまま良く咀嚼して食べられた。
自宅に戻ってから、水シャワーを浴びて汗を流し、着替えて外に出る。蒸し暑い、真夏の夕暮れだった。電車に乗って街に出る。駅前のホテルのレストランに室課の30人ほどが集まって、飲み会が開かれることになっていた。席に着くと、始まるのを待つ。やがて予定の時間を少し過ぎたころ、ボスの挨拶から飲み会が始まった。2時間の呑み放題で、生ビールを飲む。料理は少な目だった。途中のチーム対抗ダーツ大会の賞品でもらった茹でカニが一番美味い。1次会が終ると、直ぐに電車で自宅に戻り、眠りに落ちる。
07月22日(金)曇り時々晴れ
早朝に起きてシャワーを浴びる。軽く腹ごしらえをした。迎えの車が来る予定の時間に荷物を持って外に出る。コンビニの駐車場で、到着したワゴン車に乗り込み、週末の旅行が始まった。近くのICから、有料道路に入って目的地に向かう。
おおよそ予定した時間通りに、山小屋風のロッジに周りを囲まれた高原のテニスコートに到着した。部屋に荷物を置いて、準備を整えるとコートに集合する。午前中のメニューはアップを兼ねた基礎練習だった。ショートストローク、ボレー&ボレー、ストローク、ボレー&ストローク、ペアスマッシュまでこなすと、昼になる。ホテルの大食堂で牛丼の昼食を食べ、少しロビーのソファーで昼寝をした。
午後はペアボレーの練習から入る。次は球出しからダブルス形式の練習だった。それが終ると、いよいよサービスからのダブルス形式の練習をする。最後は、メンバーを交代しながら、4ゲームだけの練習試合を回していると夕方になった。一人で20分ほど周囲のレタス畑の中をランニングして、今日の練習を終わりにする。4階建てのホテルの最上階にある展望風呂に入った。正面には山が見え、眼下にはテニスコートが見えて眺望が気持ちが良い。
晩飯は、大食堂での洋風コースだった。ポタージュスープ、野菜サラダ、白身魚のホイル焼き、カボチャのグラタン、野沢菜などが並び、メインディッシュはビーフステーキとボリュームがある。更に1テーブル10人辺り2枚の焼きたてピザが出た。ここの食事は悪くない。ビールを飲みながら全部平らげた。食後のコーヒーと小さなケーキまで付く。
晩飯後は、1階の大部屋に40人近くが集まって、宴会が始まった。宴会の出し物は、5グループほどに分かれて、1グループずつ、小さな提灯の灯りだけで裏山の遊歩道を歩く肝試しが準備されている。裏山は真の闇に包まれていて足元しか見えないので、意外にスリリングだった。その後は、花火で遊ぶ。夏の夜の楽しみを充分味わった。鼾対策で耳栓をしてから布団に潜り込むと、酔いだけでなく、昼間のテニス疲れもあいまって、たちまち意識が遠ざかる。
07月23日(土)霧雨後曇り時々晴れ
朝起きて外を見ると霧雨が降っているのに驚いた。週間予報では天気が続く筈だったが、やはり山の天気は変り易い。しかし降水量も少なく、影響が出るほどでは無かった。大食堂で、野菜サラダ、ソーセージ、スクランブルエッグ、牛乳、味噌汁、ヒジキの煮物、インゲン胡麻和えなどの和洋折衷バイキングスタイルの朝食を適当に組み合わせて食べる。
準備をしてコートに集まった。午前中はショット別の練習になる。苦手ショットのボレーを選択したので午前中の3時間は、とにかくボレーを沢山打つことになった。最初の1時間は、ファーストボレーの感覚でガットにボールを乗せて、出来るだけ深く運ぶ練習を繰り返す。球出しの球を、とにかく深く打ち返した。次は、肩口の高さのハイボレーをしっかり厚い当りで打ち込む練習をする。その次の1時間は、踏み込み足でボールを押し出すイメージを感じる練習に変った。ラケットを固定したまま、軸足から踏み込み足への、体重移動だけでボールを捉えて送り出す感覚を養う。午前中最後の1時間は、ボレー対ストロークでボレー練習を30分、残り30分をスマッシュに費やした。昼飯はカレーライスと野菜サラダが用意されている。レタスとキュウリとパプリカが刻んであるだけだが、大層美味かった。サラダだけで充分楽しめる。
午後からは、またクラス別練習に戻った。バックのローボレーが、ちょん切りになる悪い癖が直らない。サービスからのダブルス形式の練習を5時まで使ってみっちりと繰り返した。最後に40分ほど乱打をして今日の練習を終わりにする。風呂に入った後の麦酒が最高に美味く感じられた。晩飯は、今日も大食堂での洋食のコースになる。コンソメスープ、野菜サラダ、茄子のグラタン、野沢菜、チキンのトマトシチュー、コーヒー、プチケーキと、今夜も腹一杯になった。
夕食後は、今夜も宴会になる。乾き物を食べながらビールを飲み、テニスや車のことを語り合った。途中で、昨夜の残りの花火で遊んでから再び飲み続ける。日付が変わってから約一時間後に散会した。歯磨きをして、耳栓を装着し、布団に潜り込むと、最早朝まで眠りを邪魔するものはない。深い熟睡をむさぼった。
07月24日(日)曇り時々晴れ
早朝目覚めて、朝練に出るか迷うが、もうしばらく眠る方を選ぶ。早めに寝床から出て朝風呂に入った。スッキリした気分になって大食堂に向かい、和洋折衷バイキングの朝飯を食べる。野菜サラダのプチトマトとパプリカ、それに味噌汁が非常に美味かった。この合宿の大きな楽しみの一つは、宿の野菜サラダにあると言っても過言ではない。
荷物を纏め、身支度を整えてコートに出た。今日は最終日で、午前中しかコートが使えない。練習試合をすることになっていた。シングルスを選択している。最初の試合は、苦手の左利きだが相手の調子が悪く、サービスが良く決まったので、4ゲームを先取した。ここで相手が気持ちを変え、強烈なサービスを入れて来る。リターンが返らないか、甘く浮いて、たちまち1ゲーム返された。ここで、相手からプレッシャーが掛かり、金縛りにあったかのように体の動きが自然で無くなる。トスが乱れ、サービスのリズムが崩れて、ダブルフォールトの山を築いた。完全に形勢逆転し、もう戻す事は出来ない。結局4ー6で敗退し、金星はならなかった。
次の相手は、かなり疲れていて気力も失われているらしい。ダブルフォールトを含め、ミスも多かった。サービスのリズムを取り戻すと、2ー2から4ゲームを連取して6ー2で勝利する。相手を考えると金星と言っても良かった。試合後、相手がリタイヤしたので3試合目は無くなり、ダブルスに変更される。空いたコートで乱打をしてから、残った時間で4ゲームほどダブルスを楽しんだ。そこで時間が来て、コート整備と片付けに入る。大食堂でミートソーススパゲティと野菜サラダの昼食を終えると、全ての日程が終った。風呂に入って汗を流し、解散する。夢のように楽しい3日間があっという間に過ぎて、祭りの後の寂しさに包まれた。また来年の夏もここに来ると心に決める。
07月25日(月)曇り後雨
昼食のメインは「鯖の薬味ソース」にした。副菜は「くらげの酢の物」と「金平ゴボウ」を選ぶ。麦飯と玉葱とニラの味噌汁をトレイに乗せた。煎茶の湯呑みと胡麻塩の小袋を追加し、好物のキュウリの浅漬けを多めに取る。今日のランチの完成だった。薬味ソースは、ニンニクが効いているので美味いのだが、食後の歯磨きが必要となる。念入りに歯を磨いてから、机に突っ伏して昼寝した。
仕事を切り上げると、すぐスポーツジムに向かう。ストレッチングをしながら周囲を見まわすと、随分と新しい顔が増えていた。ジムの会員勧誘活動が上手くいっているらしい。ジムフロアが今より混み合うのは好ましく無いが、まだ我慢出来る範囲だった。経営が好調なのは会員としても悪くない。筋トレを済ませてランニングマシンに乗った。ヘッドホンで音楽を聞きながら30分間走って汗を絞り出す。合宿で散々飲み食いした余分なエネルギーを消費することをイメージしながら走った。ストレッチングを終えて、体重計に載ってみると意外に体重が増えていない。というよりむしろごく僅かに減っていた。ランニングで体が軽く感じたのは錯覚ではなかったと悟る。
07月26日(火)雨
昼食は「煮穴子の冷やし梅そば」にした。副菜は、付いていない。そばの上に小さ目の穴子が丸々1本と刻みオクラと卵焼きと裏漉しした梅干しと刻みネギが乗せられていた。冷した鰹出汁が掛けてある。小袋に入ったおろしワサビと刻み海苔も付いていた。煎茶の湯呑みとキュウリの浅漬けを追加して、今日の昼飯が完成した。トッピングの組み合わせも悪くなく、意外にいける。夏に相応しい爽やかな味に仕上っていた。
台風が近付き雨が降る中、灰色の車でスポーツジムに向かう。ストレッチングの後、ランニングマシンに近付くと、珍しく満員だった。仕方なくエアロバイクに切換え、雑誌を読みながら、約30分の間、ペダルを漕ぎ続ける。充分にストレッチングをして、体重と体脂肪率を記録してからフロアを出た。
風呂場で髪と体を洗い、サウナに約10分間座って汗を流す。サウナのTVは野球中継だった。それでも退屈凌ぎにはなる。サウナを出て、冷たい水シャワーで汗を抑え、気持ちをスッキリさせた。着替えて外に出ると、雨は小降りになっている。灰色の車に乗って自宅に向かった。今夜も週末の飲食過多のバランスを取るために、カロリー摂取を控えめにする。Macを立ち上げて、メールの確認を済ませると、布団の上に体を横たえた。まるで布団に吸い込まれるように眠りの世界に落ちていく。
07月27日(水)曇り後晴れ
昼食は「鰆の西京漬焼き」にした。副菜に「空豆とシメジの胡麻ドレッシング和え」と「ヒジキの煮物」を取る。豆腐の味噌汁と麦飯とキュウリの浅漬と煎茶で昼の定食が完成した。今日の取り合わせも、比較的悪くない。茹でた空豆と胡麻ドレッシングが、意外なマッチングを見せていた。鰆は西京味噌で少し塩辛いが、麦飯と一緒に噛み締めるとちょうど良い。最後にお茶を飲んで昼飯を終えた。炎天下を歩いて仕事場に戻り、歯を磨いてから、机に突っ伏して仮眠を取る。
定時に事務所を出た。直ぐにスポーツジムに行く。ストレッチング、6種目の筋トレ、エアロバイクと、メニュー通りの運動を続けた。最後のストレッチングを終えると、シャワーで体の汗を流し、着替えてからジムを出る。アミノ酸系の粉末ドリンクの素を購入しジムの駐車場でペットボトルの冷水に溶かした。腹にカロリーメイトのブロックを2本入れておく。
ジムから約5分間でテニスコートに着いた。全部で5名集まって練習を始める。ショートストロークと、ボレーと、ストロークラリーをそれぞれストレートで行なった。ボレー&ストロークを少し練習してから、ゲームを始める。4ゲーム先取にして5試合すると、丁度コート使用終了時間になった。サービスの調子が良いのでゲームがキープ出来る。週末までこの調子が維持できれば言うこと無かった。
07月28日(木)晴れ
ランチメニューは「鯖のおろし煮」にした。副菜は「胡瓜と鶏肉の胡麻マヨ和え」と「ジャガイモとツナの煮物」を選ぶ。たっぷりの大根卸しと共に煮られた鯖は、脂が程好く抜けてサッパリと食べられた。七味唐辛子を振って、パンチを効せてやる。胡瓜の漬物と、麦飯と、ナメコと玉葱の赤だしと、お茶で、昼の定食がトレイの上に完成した。胡瓜と鶏肉を胡麻マヨで和えた小鉢も、食べてみるとなかなかいける。全体に悪くない選択だった。良く咀嚼して食べ尽くす。
自宅に戻る途中でスーパーに寄って買い物をした。豆腐、ヨーグルト、朝食シリアル、缶ビール、納豆、カツオの刺身を一軒目で買い込む。特売の卵が売切れていたのは誤算だった。二軒目で納豆、生姜、菓子、チーズなどを購入し、家に帰る。カツオの刺身と冷奴とモズク酢と納豆という居酒屋の肴のようなメニューで晩飯にした。缶チュウハイをロックグラスに注いで飲みながら、全部平らげる。
Macを立ち上げて、自分のウェブサイトに新しいページを追加した。黄色のクルマに関する情報を簡単に記しておく。iMac G5は高速に動作するが、内部が高熱になる様で、室温が高い今の時期は、盛大にファンの回る音を響かせた。オフィスでは、さほど気にならないかも知れないが、静かな部屋の中では、かなりの騒音と言えなくも無い。エアコンをしばらく点けて室温を下げると、ファンの音がしなくなった。かなり環境温度に左右されるらしい。CPUの発熱は地球環境にとって、大いなる問題だった。全く無駄なエネルギー浪費なのだから始末に負えない。
07月29日(金)晴れ
ランチは「カジキの味噌マヨ焼き」を選ぶ。副菜は「コンニャクの酢味噌和え」と「大豆と筍の煮物」を取った。カジキの切り身は、少し固い仕上りになっていたが、味噌とマヨネーズでマイルドさとコクが加えられていて、悪くない。全部平らげて食堂を出ると、事務所に戻り、歯を磨いた。昼休みの残り15分を、机に突っ伏して眠って過す。
仕事場を出ると一度自宅に戻って、軽く腹ごしらえをしてから、近くのテニスクラブに向かった。今夜はレッスン生が7名と珍しく多い。球出しからのボレー練習とストローク練習の後、ダブルスのゲーム形式の練習をやった。昼間の暑さに比べると、湿度は高いそれほど苦痛になるほどの暑さではない。汗の量も、プレーに支障が出る程では無かった。ただサービスの調子が今一つで、その原因はトスの乱れにある。トスを安定させる方法を知りたかった。トスさえ安定して上げられるようになれば、サービスも安定するのは、間違いないだろう。
テニスクラブを出ると、その足でジムに向かった。今夜のジムは、少し何時もより人が少ないように感じられる。ストレッチングと筋トレの後、ランニングを始めようとマシンに向かったが、全て使用中だった。仕方なくエアロバイクを30分漕いで終わりにする。風呂とサウナでサッパリしてからジムを出た。黄色のクルマの幌を降ろして、夜風を爽やかに感じながら、自宅に戻る。楽しい週末が始まる最初の夜だった。
07月30日(土)曇り後一時雨
何時もより早い時間に目覚めた。部屋の中が暑い。水シャワーを浴びて体を冷やして、軽い朝食を取り、身支度を整えると、自宅を出る。黄色のクルマの幌を降ろして南に進路を取った。一時間程のドライブで、サーキット場に到着する。ピットを一つ占領し、荷物を降ろし、ダッシュボードのナビモニターを外すと、替わりにラップタイムカウンターを取り付けた。車の準備が終ると、サンダルをレーシングシューズに履き換える。プラクティスのスタート時間を待った。
プラクティスの後、ガソリンを満タンにする。時間になり、130分間の耐久レースが始まった。ルマン式のスタートにてこずって順位を落としたが、徐々に遅い車を追い抜いて前に出る。暑いせいか、タイヤが良く滑る感じがした。なかなか良いリズムが作れず、少し無理をすると車体が安定しないで遅くなる。車は水温も上がらず調子良かったが、ドライバーの腕の方に問題が有った。規定で義務付けられている3回目のピットインで、3位争いをしていることを知る。残り15分程度しっかり走ろうとコースに出て、数周したところで、突然加速しなくなった。明かに、ガス欠の症状に間違いない。このまま走るのは、遅いだけではなく、危険でさえあった。数周で再度ピットインして携行缶からガソリンを補充する。コースに戻ったが、順位は下位まで落ちていた。コントロールタワーで、
チェッカーフラッグが振られてレースが終る。黄色のクルマでの初めての耐久レースで、燃費が把握出来てないのと、予想以上に燃費が悪い事が敗因だった。
午後からは、スプリントレースが始まる。予選は、上手くアタック出来ず、8位スタートになった。最初のヒートで、6位にポジションを上げる。次のヒートでは6位をキープするのがやっとだった。ファイナルヒートのラスト2周で再びガス欠になり、また順位を下げてしまう。20Lの携行缶のガソリンを全て入れたのに、トータルで30周ほどのレースを走り切れなかった。後で燃費を計算してみると、3.5km/Lを切っている。
表彰式が終ると、仲間と3名で、近くの温泉施設に向かった。汗臭い体を洗い流し、サウナでさらに汗を絞る。風呂から上がると、また車に乗り、ファミレスを探して入り、晩飯にした。車の話しやレースの話しをしていると、瞬く間に時間が過ぎて、日付が変わる時刻が近付く。仲間と解散し、夜の幹線道路を走り、自宅に戻った。
07月31日(日)曇り時々晴れ
朝目覚めて、朝食を摂る。身支度を整えてラケットバッグを背負って家を出た。黄色のクルマで約30分走り、近くのテニスコートに着く。既にテニス仲間が集まっていた。コートのドアが開いたので、アップを始める。今日はここで、クラブ対抗戦という団体戦が開催されることになっていた。時間になり、各コートで試合が開始される。
市内のクラブやサークルが集まって対戦するお祭りのような大会なのだが、今年は、参加団体が少なく、非常にレベルが高かった。1回戦の相手から、かなり強豪で厳しい戦いになる。今が伸び盛りの期待の若者と高い身長から繰り出す速いサービスが特徴の青年のペアを出した。一進一退の良い勝負だったが、相手のサービスをどうしても崩せない。リターン力の強化が必要だった。結局1ブレイク差の6ー8で惜敗する。
次は、シングルスの対戦だった。今日のメンバーで最もテニス経験が豊富でレベルが高い選手を送り出すが、相手もレベルが高かった。特にサービスが良く、なかなか攻略の糸口が見えて来ない。お互いに、力を出し尽くし、息の詰るような素晴らしいプレーの応酬が見られた。結局相手のサービスをブレイク出来ず、善戦空しく4ー8で負けてしまう。これで負けが確定した。それでも最後のダブルスの試合に入る。
相手の片方は、知っている男だった。互角の戦いになり、互いに1歩も譲らず4ー4と競り合う。ここで相方のサービスが乱れ始め、4ー5とされた。相手のサービスが冴えて4ー6となると流れは完全に傾き、そのまま4ー8で敗れてしまう。サービスとリターンの強化に加え、さらなる戦略の工夫も必要だった。
女子チームも1回で負けてしまったので、別の会場で1回戦を勝ち残った仲間の応援に行くことにする。会場に到着すると2回戦が始まっていた。応援するが相手も経験豊富で強い。ダブルス2つは、どうしてもリードすることが出来ずに敗れた。シングルス1つを取ったが、1ー2で2回戦敗退が決まる。会場を出ると、皆でレストランに向かい、遅い昼食を摂った。
夜は自転車に乗って街に出る。今日団体戦を戦った仲間で集まって、打ち上げをやることになっていた。小さな居酒屋に仲間が6名集まって反省会を始める。塩煮込み、唐揚げ、シュウマイなどを肴にしながら、最初は、ビールを飲んだ。次に色々な焼酎を頼んで、呑み比べてみる。芋焼酎でも味に色々な違いが有って面白かった。5時間近く呑んで語ってから店を出る。自宅に戻ると布団に倒れ込むようにして、直ぐに意識を失った。