
● シェーディング(テクニック)
シェーディングとは影や色を表現するための技法ものですが、
「線を消すための作業」と考えることもできます。
私たちの身の回りにあるものを観察してみてください。
線があるでしょうか。
たとえば、机の上に本が置いてあったとしましょう。
机と本の境目に黒い線がありますか?
そう、どんなに目をこらしても、どんなに近づいて見ても、本
の色と机の色の間は、本の色と机の色なのです。
ですから、この事実を描くためには先ほど描いた輪郭の線を消
していかなくてはならないわけです。
そのまま消してしまうと、何も書いていない元の画用紙になっ
てしまいますね。
では、見ている景色を頭の中でモノクロにしてみましょう。
もし、本が赤で机がベージュであれば、それは濃いグレーと明
るいグレーになります。
そこで、本には高い筆圧でシェーディングを入れて、机には軽
くシェーディングを入れて、輪郭の線は消していくわけです。
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| <図1> | <図2> | |
