| 私は現在47歳です。先天性股関節脱臼の為、3,4歳位の2年間ギブスをしていました。
その後20歳で結婚し、3人の子供に恵まれて何事も無く生活していました。 30歳を過ぎた頃でしょうか? 年に1、2度脚が痛くなりきっと筋肉痛なのかもと自己判断しては病院にも行かず40歳過ぎまで過ごしていました。 ある日を境に42歳頃から毎日のように痛み出し、これは何だかへんだと思い大学病院へ駆け込みました。 もうその時は末期状態で自骨の手術は不可でした。 初めて自分が両側変形性股関節症だと言う事を知りました。 それからはプールへ行ったり東洋医学の達人を紹介して貰ったり色々試してみましたが、やっぱりこの痛みを取るには人工でもいいから手術するしか方法がない事を自分なりに判断しました。 |
| 病院、主治医、選びは本当に大変です。
現に私はとても無知な人で、整形ならどこでも大丈夫ではないかなどと思っていたぐらいですから! 私の場合たまたま主人の妹が看護師をしていたので、元Kリハビリテーション病院の院長M先生を知っていて、定期的に専門医として埼玉県にあるS外科で診察をしていたので、そこで手術予約をしました。 |
| 手術経過の前に、手術に対してとても不安な思いがかなりあったのですが、1週間前から入院したのでもう既に手術が済んでリハビリに励んでいる方達から沢山の情報を教えて貰って、これはかなり助かりました。
申し遅れましたが昨年の3月24日(日)に左側の人工置換術をしていますので、今回は二度目で右側を人工置換術にした時の記録です。 入院期間 3月11日(月)〜5月14日(火)(他病院より長い) 手術日 3月18日(月) 朝10時より点滴開始。点滴をしたまま4時頃より手術室へ入り、手術台に乗せられ全身麻酔をする。 病室へ戻って来たのが5時50分頃で、麻酔が効いていたのではっきり解かったのは9時頃でしょうか? それから、こちらの病院は携帯電話使用可能で、家族等は7時頃帰ったので、携帯から電話やメールをした。 それからまた眠りについたようで、気がつくと脚のダルさや少々痛みがあり一晩中眠ることができなかった。 熱はお蔭様で7度台ですんだ。 |
| ギャッジアップ15度
ベッドサイド訓練 朝体全体を拭いて貰う(毎日)検温 朝点滴2本 晩点滴1本 寝たまま歯磨きをする 20日(水)からシャンピニオンリフレッシュ(臭い消し)を飲み始める 21日(木)下剤を飲む ドレーン(傷口に穴を開けて出血を吸う管の事)が外れた。 22日(金)から傷口の消毒を始める 23日(土) 血圧計が取れる この週は手術直後だったので2、3日は大変でしたが、その後は寝ている事にかなり慣れてきた。 手術経験者はみんなこうして大変な経験をしていたのだ。 主人 友人等にメールをして時間を楽しんだ。及び読書(週刊誌も含む) |
| ギャッジアップ 30度 体位交換
ベッドサイド訓練 朝体全体を拭いて貰う(毎日)検温 朝 昼 晩 薬になる 25日(月) 排便 生理になる 血液検査 28日(木)から寝巻きからTシャツに着せて貰う 28日(木) 排便 この週に生理になり最悪でした。寝巻きからTシャツに変えてもらってラッキーでした。 血液検査の時何回かやり直しで最悪。 看護師さんともかなりなれて冗談も言えるようになった。 楽しくて明るい人が多い。 相変わらず携帯で電話やメールは欠かせない。 |
| ギャッジアップ 60度
ベッドサイド訓練(患肢の軽い運動) 朝体全体を拭いて貰う(毎日) 検温 2日(火) やっと尿管のバルンが外れた。(かなり長い) 3日(水) 寝たままの状態でお風呂 ソフトクリームを食べた 4日(木) 排便 ソフトクリームを食べた 6日(土) ソフトクリームを食べた 排便 この週で感激した事は寝たままの状態でお風呂に入ることが出来た事である。 病院のお向かいにある老人養護施設のお風呂を水曜日に借りているらしい! 完成したばかりでとても綺麗だ。 お隣のベッドのSさんのご主人様が、近くのミニストップで買ってきてくれたソフトクリームの美味しさは忘れられない。 |
| ギャッジアップ 90度 レントゲン
車椅子 起立訓練 1/3荷重 自分のことはなるべく自分でやるようにする 3週目からの一日の過程 8時 朝食 9時 リハビリ室へ(40分位行なう) リハビリメニュー(ホットパック、平行棒歩行、正座、ハイハイ歩き、足の前上げ後上げ、先生による屈曲の訓練、等) 12時 昼食 1時30分 リハビリ室へ(40分位行なう) 3時 やっと股関節の患者さん達とロビーで談話(この時間帯にお風呂等を済ませる) 5時 夕食 7時 股関節の患者さんと談話及び消灯の為の準備など 9時 消灯、就寝 この週からやっと離床になりとても感激でした。 まずは自力でトイレに行った。 だんだんと人間らしい生活になったような気がする。 すでに退院して行ったHさんの事であるが、この方の事に少し触れたいと思う。 このHさん、実は体重が90kgあり何箇所かの病院へ出向き診察をしたのだが、どちらの病院も体重を減らしたらまた診察に来なさいと言われて、それは落ち込んでいて、この病院もきっと同じ事を言われるに違いないと半分は諦めて診察に来た人である。 M先生のところに診察に来て、「あなたのように体重のある人を手術するのは初めてである。そして痛くて耐えられないかもしれない」「いいでしょう手術しましょう」と言われて感激のあまり手術に望んだ人である。 痛みも取れて喜んで退院して行った人なのです。 今度会うのが楽しみです。どうしているかな? |
| 1/2荷重 両松葉 外転運動
日課は3週とほぼ同じ リハビリメニューの追加 〔エアロバイク10分、座り立ち20回(棒に捕まって)、横上げ、後斜め上げ、ゴムバンドを使って筋トレ〕 この週になるとかなりリハビリも楽しくできるようになる。 しかしかなり疲れるようになる。 夜はぐっすり睡眠。 離床してから2週もたつと股関節患者さん達とかなり意気投合。 これまでの自分の脚の歴史を語り始める人も多い。 それにしても毎日楽しい3食昼寝付きとはこの事か! 21日遠方からKさんがご主人と一緒にお見舞いに来てくれました。とても感激でした。その節はありがとうございました。 |
| 2/3荷重、片松葉、外出・外泊許可
日課はいままでとほぼ同じ さらにリハビリメニュー追加 腰上げ20回、腹筋20回を2セット (院の実際の階段を使用して15段ある階段を2往復) リハビリが追加になってから午前 午後とも1時間以上かかるようになった。 院の近くにあるミニストップへ買い物に出かける。(これもリハビリの一環) ファッションセンターしまむらでTシャツトレーニングウエアーなどを買う。 家族とバーミヤンで食事をする。 23日1時ごろネットで知り合った皆さんがお見舞いに来て下さいました。 またまた感激その節はありがとうございました。 |
| 全荷重、レントゲン、T杖歩行
リハビリはいままでと同じ 3〜4日は外泊をする 5日 近くにあるミニストップへ外出 |
| 退院後の応用運動
いままでのリハビリメニューを全部行なう。 5月14日(火)無事杖無しで退院。 |
| 人工股関節にすると必ず入れ替えの事が頭に残りどうしようと何度も悩みましたが、今は昔と違い医療も人工の材質もかなり進歩している事を聞いていたので、決心が付きました。
私自身も20年、30年先は生きている保障もなく、先を考えるのではなくこれから20年を自分らしい楽しい人生にして行こう!人生は一度きりなのである、と素直に思えるようになった。 今はあれほど痛みがあった脚が嘘のように消え、毎日とても充実した日々を送っている。 |