《 ナチュさんの記録  》 〜2005年・右股関節人工置換〜


    決断するまで
私は、現在45才です。
生後まもなく、足のくびれが左右対称でない事を保健婦さんに指摘された母が、埼玉の大きな病院に私を連れて行き、ギブスを装着するようになったようです。
そんな事はひとつも覚えてない私。
でも、小学校の頃から体育は苦手でした。
すぐに、疲れを感じる足に疑問を抱く事もなく成長しました。
やがて結婚し、福島へ。
子供3人にも恵まれました。

今から10年位前でしょうか、股関節に痛みを感じるようになり整形外科を受診。
結果、先天性臼蓋形成不全で骨の一部が欠損しているとの診断でした。
その時点では自骨の手術も可能だったのですが、3人の子供達が1番手がかかる時期。
やはり、我慢をしてしまいました。
5年も経つと時折、痛み止めを服用するようになり、少しずつ悪化していたようです。
そして、2004年の秋、セカンドオピニオンである現在の主治医と相談し、手術を決意。
その前の医者には、年齢も若くまだ早いと言われ続けましたが人生何が起きるか分からないし、確実にあと何年生きられるという保障もない、ならば「痛い・・・」と連呼しているより笑顔が多い母・妻でいたいと思ったのが決断の理由です。


    入院まで
2/23(水) 自己血貯血 400cc・造血注射
       貯血はスムーズに終了。点滴に2.5時間。
       手術説明(家族同伴)
       術前後担当のT医師より丁寧な説明を受ける。
       入院期間1〜1.5ヶ月予定。

2/25(金) 造血注射

2/28(月) 造血注射

3/2(水)  自己血貯血 400cc・造血注射
       貯血はスムーズに終了。点滴に2.5時間。
       尿検査・採血・止血検査・心電図・肺活量検査・肺レントゲン
       各種の検査の結果、オペしてもOKな体との事。

3/4(金)  造血注射

3/7(月)  造血注射


    入院・手術〜離床まで
3/9(水)  【入院】
       問診・アレルギーテスト
       これといってする事なし。
       娘(小5)の手紙を読んでは(泣)の世界。
       かなり、マイナー気味。

3/10(木) 麻酔科担当からの説明・リハビリ担当 術前検査
       全身麻酔になるとの事。
       リハビリ担当のK先生に関節の開き具合等調べてもらう。
       入浴・PM9:00  浣腸・点滴
       剃毛はしないで済む。
       入浴もこれで暫く入れないので、ゆっくり温まる。
       浣腸してから就寝。

3/11(金) 食事全て抜き、点滴・各種
       朝から点滴のみ。時間が過ぎるのが遅く感じる。
       PM2:00頃から手術の準備始まる。
       全裸になり、T字帯のみの姿。
       全身麻酔にて意識なくなる。
       PM3:00 手術開始
       PM5:30 手術終了
       気が付くと病室に戻っていて、
       オペ担当のW医師の声がかすかに聞こえる。
       夜になって水分摂取許可出る。
       寝返りが打てない為か腰とお尻が酷く痛む。
       辛く長い一夜。
       化膿止め点滴。 痛み止め点滴3/13までやってもらう。
       フットポンプ(24時間)・外転枕使用。
       ドレーン管・尿フォーレ管挿入
       3/18までベッドから離れられず、かなりきつかった。
       寝返りも外転枕を使用しているので、看護師さん2人ががり。
       電動ベッドだったので、自分で角度調整が自由に出来たのは良かった。
       座位を続けていると尾?骨が痛くなり、
       ドーナッツ型の座布団を買ってきてもらう。
       同室の方は70〜80代のお年寄りばかり。
       45才の私は「若い、若い」と言われ続けた。

3/14(月) 消毒・ドレーン管抜去
       術後初の傷口の消毒、
       自分ではどんな傷跡なのか見えないので分からず。(13cm)
       ドレーン管抜去で少しスッキリ。

3/15(火) 体拭き ケアさんに体を拭いてもらう。
       気分が少しさっぱりした。

3/16(水) 化膿止め点滴終了・消毒
       点滴用の挿入口が手から取られ少しずつ解放されているような・・・
       嬉しい。

3/18(金) 股関節レントゲン・尿フォーレ管抜去・シャンプーしてもらう
       いよいよ、離床。(オペ1週間後)
       尿フォーレも抜去され、体についていた全ての管が外された。
       レントゲン撮影の後、車椅子に挑戦。
       1週間のベッド生活で大分、足が萎えている。
       術足に力入らず、こんなんで歩けるようになるのか不安〜。


    リハビリ(3/19〜3/31)
3/19(土) ベッドにてリハビリ(プーリー使用)・体拭き・消毒〜1日おき
       車椅子にも慣れてきた。
       プーリーを使ってのリハビリ開始。
       けっこう、足が上がっている。あまり、傷みは感じない。

3/23(水) リハビリ開始
       毎日PM3:00より1時間 全荷重でみっちりしごかれる?
       術足をかばってしまうので、バランスが傾いてしまう。
       筋力もなさすぎ!と先生の談。
       腹筋もつけないと腰に負担がくるとの指摘をされる。
       日頃、運動などしない私だが、この時間は真剣にリハビリ集中!

3/25(金) 抜糸(オペ2週間後)
       抜糸して更にすっきりした。(痛かったけど・・・)
       これで、プール浴がOKになる・・・が生理になった為延期となる。
       股関節レントゲン・シャンプーしてもらう
       レントゲン撮影も支障なく出来た。

3/26(土) 16日ぶりにシャワー!(介助付き)
       気持ちいい〜、さっぱり〜、介助付きだったので気を使ったけど・・・
       こんなに気持ちがいいものなのね〜。

3/29(火) シャワー(介助付き)

3/31(木) プール浴開始
       3/24から生理だった為、今日からプール浴開始。
       温水の中で運動。けっこう汗かく。


    リハビリ(4/1〜退院まで)
4/1(金)  自力シャワー
       シャワー室が狭いので、1人でさっぱりしてきた。

4/5(火)  シャワー

4/8(金)  尿検査・採血・心電図・股関節レントゲン・シャワー

4/12(火) シャワー

4/15(金) PMより外泊
       久しぶりの我が家。浦島太郎状態の私。
       何だか違和感を感じる。足どりも悪い。

4/16(土) 自宅
       浴室用のマイ椅子を買って正解。
       家事などしないのに疲れた。

4/17(日) PM病院に戻る
       あっという間の3日間、病院に戻ってホッとした私って??

4/18(月) シャワー

4/20(水) 【退院】
       43日間に渡る病院生活が終了。
       同室の方々の「無理せず頑張れ」に苦笑い。
       お世話になりました!


    手術を終えて
リハビリも最初から全荷重、退院前から杖なし歩行も練習しました。
術足を庇うのでバランスが悪く、ただ歩く事の難しさを痛感しました。
それでも、リハビリの担当医から及第点をもらって退院。
家庭に戻ると無理したくないのに無理してしまう・・・という状況がどうしても出てきて、術足を気遣う余裕がなかなか取れない毎日。
術足の違和感はまだ消えないし、人工を入れてない左足の痛みもあります。
いずれは、この左も・・・?と思うと気が重くなりますが、とりあえず新しい股関節を大事にして、決断した理由を実行していきたいと思っています。


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