HDD換装

2000年5月4日(木・祝)

最初に、この「換装」という言葉、一般には馴染みのないものらしいですね。手元の国語辞典にも載っていません。もちろん、「交換」と「装備・装置」が合わさってできた言葉なのでしょうけど、PC雑誌では普通に使用されています。

僕は、最初から違和感がありませんでした。中学生時代に戦車のプラモデル作りに熱中していた頃、大戦中のモノクロ写真集を見ていると、「写真の車両では、オリジナルの40mm対戦車砲が歩兵支援のために75mm留弾砲に"換装"されている」なんて説明が書いてありましたから。

こうして考えると、大戦プラモデルマニア→ガンダムファン→パソコン評論家という流れがあるんでしょうかねえ。

ハードディスクを購入するのは、これで3台目です。最初のは、IBM Aptiva に増設した Quantum Fireball ST 2.1GB です。Aptivaのオリジナルには540MBのハードディスクが装備されていて、これを圧縮して使っていたら突然ファイルが見えなくなりました。直前に、パソコンの動作がぎこちないという前兆はあったと思います。結局、インターネットの接続中に、容量オーバーになってしまったようです。

自作キットを購入した時には、Fujutsu MPB3021AT 2.1GB がついていました。今まで、Fujutsu をプライマリに、Quantum をセカンダリにして、合計4.1GBで使用してきました。

本来は、ビジネスソフトを使用している限りこの容量でも支障はないのですが、仮想CDドライブソフトを利用して複数の電子辞書を同時に使用できる作業環境を作るために、CD-ROMの内容をハードディスクにコピーしている関係で、空容量が不足ぎみになっています。そして、今回換装を思いついた直接の理由は、CD-Rを購入しためハードディスク上に編集スペースが必要になったからです。

事前のPC雑誌の記事も参考にして、容量20GB、回転速度7,200rpm、キャッシュメモリ2MBの条件で選ぶことにしました。候補は、 Maxter DiamondMax Plus 6800、 Seagate Barracuda ATA II ST320420A、 Quantum Fireball Plus LM、 WesternDegital WD Caviar WD205BA の4機種。 DOSVパラダイス横浜店では、Maxterは雑誌での性能診断(ベンチマークテスト)でもダントツの性能ということで、予想はしていましたが評判もよく売り切れ。Quantumは発売直後ということで、まだ入荷していませんでした。結局、選択肢はSeagateかWesternDegitalに。いつものように値段の安い方ということで、WesternDegital(\18,700)になりました。

インストールは、パーテーションを5GBずつ4分割し、フォーマットするところから始まりました。20GB前部をフォーマットすると、結構時間がかかります。元のハードディスクの内容を新しいハードディスクの起動ドライブにコピーして、一定のDOSコマンドから起動すると、今までの環境をそのまま再現できるらしいのですが、今回はOSから改めてインストールしなおすことにしました。

Fujutsu と Quantum の内容を、全てDドライブにバックアップコピーして、CドライブにOSとアプリケーションソフトをインストールし直すという作業です。せっかくCD-Rを購入したのですから、初期設定の段階でリカバリー用のイメージCDを作成しておけばいいのですが、毎回そのまま日常的な作業に入ってしまうので、リカバリーCDを作成できずにいます。

今回も、ドライバファイルやソフトのCDを何枚も出し入れしながら、1日がかりの作業になりました。

さて、気になるパフォーマンスですが、ベンチマークでハードディスク関係の数値が向上しているのは当然ですが、体感的にも「へえ」と思うほどスピードアップしました。とにかく、Windowsの起動と終了が速くなりました。クリーンインストールし直したせいもあるでしょうが、これは快適。変な例えですが、BIOSの画面が表示されなくなりました。つまり、CRTのモニタがウォームアップする間にBIOS画面を通過して、Windowsの旗から表示されます。

今回のハードディスクの換装は、容量拡大を目指したものだったのですが、スピードアップにこれほど効果があるとは思いませんでした。多くの人がハードディスクの選択において、その「容量」にばかり目をむけがちであるが、回転数がシステムの性能向上に寄与する部分も大きいのである...という趣旨のことが、 こちらのMaxterのサイトにも書かれています。

そして、WesternDegitalのもう一つの特徴は、その静粛性です。回転音が低いことに加えて、データを読み書きする時の「カリカリ」っていう音が、「コトコト」という感じの低い音でほとんど気になりません。

しかし、ドライブ数がまたふえちゃいました。

それにしても、不要なTMPファイルをこまめに削除したり、アプリケーションソフトをインストールする時にカスタムセットアップでオプションを外したりするのは、ハードディスクの容量が十分あるのでもう必要ないのですが、悲しい癖になっているのでしょうがないですね。

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