HDD換装―その2

2004年5月3日(月・祝)

ゴールデンウィークは、毎年パソコンをアップグレイドする季節です。昨年は、マザーボード、CPU、ケース、キーボードと大幅な改造を行いました( こちら 参照)。理由は、デジカメで動画を撮影するようになってから、編集にある程度のマシンパワーを必要とするからでした。そして今回は、扱うファイルサイズが大きくなった当然の結果として、ハードディスクを交換することになりました。

前回、ハードディスクの交換を行ったのは 4年前 ですが、2年前の Windows XP 導入 でOS自体の容量が増えたこと(導入に必要なハードディスク空き容量は、Windoes98が195MB、WindowsXPが1.5GB!)と、WindowsXPに対応した新しいソフト自体の容量も大きいことで、必要とするハードディスク容量の環境が変わってしまいました。そして今年に入ってからは、ハードディスクの容量不足を示す吹き出しが、頻繁にタスクトレイに表示されるようになりました。

吹き出し

しばらくは、ファイルを整理したり、使用していないプログラムをアンインストールしたりして空き容量を増やすことで凌いできましたが、それにも限界があります。また、ハードディスクの読み取り速度にも問題があります。ブートディスクの WesternDegital WD Caviar WD205BA は、他の2台の古いハードディスクと一緒に使っているため、ATA/66の速度が活かし切れず転送速度は決して速いとはいえません。WindowsXP自体の読み込み容量が大きい(導入に必要な推奨メモリ容量は、Windoes98が24MB以上、WindowsXPが128MB以上)ことと、ADSLの常時接続を導入してからは、ウイルス対策ソフトやファイヤウォールソフトも必要になったことから、デスクトップ画面の表示までに随分待たされるようになりました。今回の換装では、この点も改善したいものです。

さて、購入にあたって考慮した事項は、まず容量は、200GB程度が容量当たりの価格が一番安いようです。そして、読み取り速度を考えると、回転速度は7,200回転でキャッシュは8MB。転送速度については、マザーボードがATA/100までしか対応していないので、最近注目のシリアルATAは対象外としました。そうすると、選択対象となる機種は、 Seagate Barracuda 7200.7 Plus - ST3200822A HITACHI HDS722525VLAT80/200 Western Digital WD Caviar WD2000JB Maxtor DiamondMaxPlus9 6Y200P0 の4機種です。

ソフマップ・ギガストア横浜店 の店頭で、価格が一番安かったことと、100GBディスクを採用している(全容量が同じでも単位ディスクあたりの容量が大きい方が、記録密度が高く読み取りが速い)ことから、Seagate Barracuda 7200.7 Plus - ST3200822A(それにしても長い名前)を14,280円(税込み)で購入しました。前回、WD Caviar WD205BA(20GB)を\18,700で購入したことを考えると、容量は10倍、価格は4,000円安というのが4年間の技術革新ということでしょうか。

余談ですが、同じ4年の間に、IBMとQuantumという2大メーカーが、それぞれHITACHIとMaxtorに吸収されてハードディスク市場から姿を消しています。

Barracudaを接続する BIOS認識画面

インストールは、これまで使用していたWD Caviarの中身を、ハードディスク複製ソフトでそっくりコピーする方法も考えられまが、今まで何回かのハードディスク換装でそうしてきたように、ここはスッキリとBarracudaにWindowsXPを新規インストールすることにします。手順は、1)Barracudaをブート・マスター、FujutsuとQuantumそれにCDドライブを他のIDEチャンネルに接続 2)BarracudaにWindowsXPをインストール 3)FujutsuとQuantumのデータをBarracudaにコピー 4)FujutsuとQuantumに替えて、WD Caviarを接続 5)WD CaviarのデータをBarracudaにコピー 6)WD Caviarをフォーマットしてバックアップ用HDにする という具合です。

とりあえずは、WD Caviarの結線をBarracudaにつなぎ換えて、パソコンを起動します。BIOSの設定では無事、Barracudaを認識してくれました。

Windowsセットアップ

CDから起動して、WindowsXPのセットアップを開始します。すると、BIOSでは認識されていた200GBのうち130GBしか認識しないようです。まあ、今まで5GBのパーティションにWindowsをインストールしていたことを考えて、今回のブート用には20GBのパーティションを作成、フォーマットしてセットアップを続行しました。

FujutsuとQuantum

この後、新規インストールしたWindowsXPを起動して、別に20GBのパーティションを作成、フォーマットし、 Fujutsu MPB3021AT Quantum Fireball ST 2.1GB の全データをコピー、無事に2台は役目を終えました。

しかし、各種ドライバーのインストールや設定など、OS全てのセットアップには時間がかかるもの。連休中とはいえ電子メールのチェックなどでは、もう一度WD Caviarから起動して当面の作業をする必要があります。さらに、セットアップを効率化しようと WindowsセキュリティアップデートCD  を取り寄せておいたですが、これを使用したところアップデートが途中で停止するばかりか、Windowsも起動しなくなり、セットアップを最初からやり直すことになりました。仕方がないので、時間はかかりましたが、ウィルス対策ソフトとファイアウォールソフトをインストール後、インターネットの接続を設定して、全てのアップデートをマイクロソフトのサイトから行いました。

プライマリIDEのマスタにBarracuda、セカンダリIDEのマスタにCD-Rドライブ、スレイブにWD Caviarを接続して、各種のプログラムのインストールや全ての設定が終了し、再び元通りに使用できるようになるまでには、結局1週間かかりました。

最後に気になるのは、これでどの程度、PCを更新した効果があったのかということですが? HDBENCH で比較すると次のようになります。

Western Degital
WD Caviar WD205BA
Seagate Barracuda
7200.7 Plus
ST3200822A
ALL 28530 45993
Integer 66458 66456
Float 110363 111000
MemoryR 66610 66533
MemoryW 27431 27065
MemoryRW 54642 54233
DirectDraw 59 59
Rectangle 61550 61357
Text 25000 23964
Ellipse 8440 5200
BitBlt 905 888
Read 15905 61760
Write 19385 59569
Copy 3625 23685

ハードディスクのパフォーマンスは、かなり向上してますね(ビデオの性能が落ちてるのはなぜかしら?)。体感的にも、Windowsや容量の大きなビデオファイルの起動時間が短縮されました。

4年前にWD Caviar WD205BAに換装した時にも、そのスピード向上に驚いたものでしたが、こうしてまた新しいパーツに更新しなければ満足できないことを考えると、マイクロソフトとパーツメーカーの販売戦略に乗せられているのかも知れません。

ところで、DDR-DRAMへのメモリの交換も考えていたのですが、4月に入ってから国際市場でのメモリの需給逼迫を受けて、突然値段が倍になってしまい、今回は見送りとなりました。

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