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7月26日(土)
奥多摩駅より2台の車で国道411号を丹波に向かう。丹波の集落手前で411号を右に折れ橋を渡ってローラー滑り台への道を登って行くとなんとか遺跡の駐車場あり、そこに車を1台デポ。もう1台の車でさらに国道411号を丹波川ぞいに登り花魁淵のあたりで右の一之瀬林道に入る。しばらく林道を行くと大常木谷の大きな切れ込みが見えて来る。そのあたりの駐車スペースに駐車。そこからのりっぱな踏み後をたどって一之瀬川に下る。一之瀬川に出て大常木谷出会いまではしばらく川を下降するのだが、水が少しにごっていて渡渉しずらい。一度左岸に渡渉したら、次ぎに右岸に渡渉できないのでやむなく左岸を強引にへつって進む。ややシビアなへつり3回で大常木谷に出会う。
水量が減らない中、大常木谷の遡行を開始したけれど、上の写真のように、渡渉できずにシビアな側をへつって突破することを続けなければならなかった。ようやく、イドブック記載の8mのナメ滝が見える所まで来た。ナメ滝はナイアガラの滝のごとく川幅一杯に肥大し、ゴーゴーという音と水しぶきは50m手前にいる我々に雨のように降り注いでいた。
協議の上、撤退することにした。しかし、水流が激しく今来た登路を下るのは困難だった。右のややもろい岩の側壁を登ること3ピッチで岩岳に向かう尾根に出る。4人寝転べる平地をみつけてビバークした。夜半から雨、頭上に張ったタープに貯まった雨水のおかげでふんだんに水を使えるビバークとなった。
7月27日(日)
4時30分起床。岩岳主稜といえるやせた尾根(藪はほとんどない)を登ること3時間で大常木林道に出る。林道を下り、国道411号に出て丹波まで歩き車を回収した。
遡行のまとめ
6月から7月にかけての雨で大常木谷は増水、2級の楽しい沢は濁流のゴルジュを行く5級の沢となっていた。ロープなんか使わない程度の楽しい沢で1泊して、夜は焚き火と宴会と花火なんて思ってナメていたから。やや水が濁っていたり、簡単に歩いて通過出来るところがシビアなヘツリに変わっていたりした兆候を見落としていた。30mロープのみ、ハーケンとハンマーは無しといった2級の沢用の装備で遡行出来る状態でないと気がつくのが遅かった。その判断の遅さで、側壁(登れる側壁でよかった)に逃げワンビバークで帰るはめになってしまった。反省すべき所が多い撤退行となりました。 メンバー=M、S、K、A
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