TECHNOCAT
「亜鉛少年」から2年半。ついに待望のフルアルバムが登場! サウンドはよりパワーアップ。さらに今話題のヴォーカロイドを導入。ノれる。踊れる。気が抜ける。愛と勇気と脱力の41分!
※今回、朗読テキストの紙は付きませんが、テキストへのリンクがCD盤面に記載されます。
このCDは、販売する場合と、イベントで無料で配布する場合があります。
さしあたって、次の予定です。
配布の場合、その場に居合わせないともらえません。
2008年7月13日 東京ポエケット……残念ながら販売
あと、住所を教えていただければお送りすこともヤブサカではないです(できればイベントに取りに来て)。
1.
人生ゲーム
テレビゲームらしき音と男のボヤキから始まるこのアルバム。それにしてもいったいいつの時代のゲームをやっているのか? 今時のゲームはもっと音がちゃんとしているはずである。
2.
メタボリック・ダンス
元は「不健康自慢平社員」というタイトルが付いていて、いつ再結成できるか未定のユニット「オルタナティブ3」のために作っていた。80年代ダンス風(と作者は思っている)。これでもリズムパターンは何度も試行錯誤した。
3.
結局最後は神頼み
ネタものみたいな作品。エスニックだかアコースティック風だかにしてある。楽器のソロっぽところがあるが、もちろん打ち込み。
4.
パリじゃん
元は歌ものとして前から考えていたもの。今回はそれをラップみたいにした。長調から単調、3拍子から4拍子と変化しているんだぞ。
しかしこれのどこが「パリ」なのか? いや、これが「パリ」なのである。
5. ザンパンマン
もちろん「アンパンマン」のパロディ。どんなに嫌でも子育てしていると避けては通れない。出てくるメロディが「アンパンマンのマーチ」に似ているがちょっと違うぞ。
2008年2月の「梅島ユーコトピア」でのオープンマイクで収録した「ザンパンマンコール」を使用。理想は子供達のキャッキャした声なのだが、大人声。これはこれでまあ面白い。あと冒頭と最後はうちの子(収録時2歳半)である。
6. 大車輪
朗読主体。狂った内容を真面目に読むという目的の作品。ここで言う「大車輪」とは、オカルトでは有名な「オルフィレウスの永久機関」のことである。
7.
俺の頭もよくしてくれ
アルバム中最も、内容にこだわりがある作品。ここからの3曲がヤマ場と言ったところ。内容はラーメン屋であるが、別にラーメン屋でなくても構わない。
曲のイメージは筋肉少女帯の名曲「サーチライト」。知っている人は雰囲気が似ていることに気がつくかもしれない。
8.
テクノキャット
サブタイトルを付けるなら「我が青春のYMO」である。我が青春はYMOの散開コンサートで始まった。アレンジの雰囲気をYMOっぽくして、またYMOへ
のオマージュをそこらじゅうに散りばめてある。「にゃ にゃ にゃ」は「テクノポリス」の「T E C H N O P O……」だし「ひもじい」は「ラ
イディーン」だ。あとは分かるかな?
9.バトルスターリン(Extended
Version)
元は「亜鉛少年」での曲を、「オルタナティブ3」用のロングバージョンにしたもの。サウンドの進化に仰天されたい。途中にソビエト国歌の
2番、スターリンが出てくるところを入れてある。国家の歌詞をどう朗読しているか比べてみるのも一興。この作品ではヴォーカロイド「鏡音リン・レン」を多
用。狂気のスターリンを「ダーダー」と称えるのも国歌を歌い上げてくれるのも皆ロボットということだ。途中の鐘の音はモスクワ近郊の修道院、セルギエフ
ポッサードのテープから拝借。狂騒がふと止んで響いてくるのは聖セルギエフの声ではなかったろうか。
10.ヘイ! ミスター
かつて私のクリスマス作品といえば「地獄に落ちろクリスマス」だったが、子供もいる今ではそうも言っていられない。クリスマスの頃、mp3に入れて、この曲を聞きながらイルミの町をぶらついてみた。意外とハマると自画自賛。
サンタをミスター呼ばわりしたのを聞いたのは佐野元春の曲だったか。曲のイメージはもちろんクリスマスの鈴の音なんだけど、ヴィヴァルディの「四季」の冬のところもある。
この録音をした時は風邪で喉が大変痛かった。録り直そうかとも思ったが、別に悪い声でも朗読でもなかったのと、「喉が痛くても伝えたいのだ」というような意思が伝わるかなあ、などと思ってそのままにしてある。
11.若い人がうらやましい
現在40歳。厄年である。本当は絶叫系を想定していたこの曲だけど、実際はボヤいている。しかしこれもまたよし。絶叫する元気はなーい。
12.君知るや南の国
今回、唯一、人様のテキスト。
子供が小さいもんでまだそんなに遠出ができない。うちの近所しか知らないのだった。我が子よ、はるか遠い南の国を知っているかい、というような詩を書いていたのだが、なんだかんだで成長が早く。録音時の気分と合わなかったりした。そこでもう、既存のテキストを使用。
しかし実はこのタイトル。高畠華宵の描くさる乙女の絵でもある。では「君とともに」の君とは、子供か? 華宵の乙女か?
13.発見の旅
アルバムを締めくくるのは、メキシコの女性画家、レメディオス・バロの作品「発見」から着想した詩。サウンドは最もこれが気に入っている。
→トップページへ