野原遺跡群は阿哲郡神郷町の野原丘陵に広がる旧石器〜縄文時代の遺跡。

 1976〜78年に中国山地沿いでは初の本格的な旧石器時代の遺跡発掘調査が行なわれた。
その結果幾層にも積み重なった火山灰にパックされた状態で、石器・礫・炭化物などが一定の範囲に集中して出土すると共に、時期の異なる石器文化を層位的に把握することが出来たと云う。

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ナイフ形石器 イフ形石器などの他に、削器・彫器・楔形石器などが出土しており、石材には在地産と共に隠岐島で産出する黒曜石などが使用されていた。

石器出土層位から22,000年前頃の石器と認められた。

黒曜石と水晶製作工程 15,000年前頃の石器類と見られるが、各々石器の接合関係から製作技法は、横剥ぎ技法を主体とする瀬戸内沿岸地域とは異なり、縦剥ぎ技法が主体であることが判明した。野原遺跡群で見つかった石器類は、これら石器をパックしていた火山灰が降り積もった年代や、石器形態・製作技法などから13,000〜25,000年前のモノと考えられている。

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