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製鉄産業等で使われる燒結鉱粉末中のFeO%を前処理なく簡単に、 迅速に測定できる磁気天秤が開発されました。英国SSL社では、 同社独自(エバンス法)の磁気天秤 MSB-MKIを改造し、燒結鉱粉末 にも適応できる磁場調節に基づき、磁化率測定から試料中のFeO% を正確に決定できる事が可能になりました。本磁気天秤の小型で 軽量という固有の特徴を保有させながら パソコンに接続する端子 (9 ピン)も装備していますので、校正試料による検量線作成、 標準試料による補正やデータ管理等が容易に実行できます。 |
特 徴
◆この改造型磁気天秤は本来は主として常磁性体に対応していたMSB-MKIモデル
を燒結鉱中の一般的FeO%(1.0%-10.0%)が測定できるように 磁場強度その他を
調整した改造モデルです。
◆試料粉末を試料管の一定高さに最密充填し、磁気天秤に挿入すれば数秒で測定は
終了します。
◆従来、この目的に使われていた磁気天秤(フェデラル法)は、大型で重い電磁石を
使用していたのに対して、この磁気天秤は小型で軽量(3Kg)で場所を取りません。
◆故障なく長期間安定して使えます。
◆特別な保守点検の必要は全くありません。
◆化学分析法と比較しても前処理なく、操作性、高速性で遙かに簡便な方法です。
◆価格も従来の磁気天秤、原子吸光光度計に比べ格安です。
測定原理
本磁気天秤で使用されているエバンス法は、英国で開発された独自の磁気天秤
測定法で、現在全世界で使われている磁気天秤の大半はこの方法に基づきます。
従来の磁気天秤の測定方法は大型の永久磁石又は電磁石を用い、その磁場にて
生ずる試料の質量変化を測定していました。一方エバンス法では従来方法とは
全く対照的に2個対の小型永久磁石を天秤棹の左右両端に懸架して測定します。
一端の磁石間には測定試料管を入れ、他端の磁石には電磁コイルを装備し、又
天秤棹の中央支点では、測定試料の磁性に対応する変位をゼロバランスさせる
光学センサーを装備し、その変位がゼロバランスするに要するコイルの電流値を
電圧降下として測定します。この独自の磁化率測定方法が磁気天秤を大変小型化
し、又測定を簡便化させた大きな要因になっています。
測定例
┌─────────┬───────────┬────────────┐
│ │ 磁気天秤測定FeO% │ 化学分析測定FeO% │
├─────────┼───────────┼────────────┤
│ 焼結鉱試料1 │ 4.78% │ 4.79% │
│ 焼結鉱試料2 │ 4.98% │ 5.05% │
│ 焼結鉱試料3 │ 6.05% │ 6.10% │
│ 焼結鉱試料4 │ 7.05% │ 7.40% │
│ 焼結鉱試料5 │ 8.05% │ 8.38% │
│ 標準燒結鉱 │ 5.05% │ 5.95% │
└─────────┴───────────┴────────────┘
一般的仕様
FeO濃度の測定範囲 :1.0%-10.0%(他の領域はオプション)
測定時間 :数秒
FeO分析精度 :0.3%以下(FeO%)
再現性 :0.1%以下(FeO%)
サイズ :高さ13.5cmx幅30.0cmx縦22.0cm
重さ :3kg
電源 :100VAC/DCアダプター
使用可能試料管 :太目サイズ試料管(外径0.500cm, 内径0.4cm)。
パソコンとの接続 :アナログ/デジタル(9ピン端子)コンバーターを介して
パソコンに接続。データ処理ソフト標準装備。
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輸入販売総代理店:株式会社 豊田マイクロシステム
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