【手動型磁気天秤】


  MSB−MKTは、今や世界各国の教育用実験室
 研究用試験室にて使用されています磁気天秤です。
  エバンス法に基づいた独自設計により、従来の
 測定方法を越えた様々な特徴を備えております。


         特 徴

      ◆簡便で迅速な測定、試料管を磁気天秤に挿入すると直ちに測定値を表示します
      ◆反磁性体、常磁性体の幅広い試料の磁化率測定に応用できます
      ◆固体、液体、気体いずれの試料も測定できます
      ◆感度及び精度は従来の測定法と同等です
      ◆価格はグイー法天秤と比較しても極めて安くなっています
      ◆読みとられた実測値は、単純な式にて質量磁化率が計算できます
      ◆必要な試料量は標準サイズの試料管で約200mg、細目サイズの試料管では
       50mgでも正確な測定値が得られます
      ◆装置本体は、小型で軽量で実験室の片隅に設置できます。


          質量磁化率及び有効磁気モーメント

        装置の表示値から次式により質量磁化率が求められます。                                      
            Xg   ={C・l・(R−Ro)} / 10(E-9)・m
               C :装置の校正定数   
                l :試料管中の試料の高さ(cm)
                    m :試料の重さ(g)
                     R :試料管を挿入した時の表示値
                     Ro :空試料管を挿入した時の表示値
        又次式より有効磁気モーメントが計算出来ます。
           μeff=2.828(Xa・T)(E1/2)  
              Xa :常磁性原子の原子当たりの磁化率   
                      T :絶対温度
              Xa=Xg・分子量+反磁性成分の補正値総計


           測定例

                                                    実測値             文献値
         化合物       試料量                                                  
                       m(g)   L (cm)    R    10(E6)χg 誤差    10(E6)χg
                                                                        
        MnSO4  4H2O   0.3431    3.8    595x10    +66.38   +1.8%    +65.20
        CoCl2  6H2O   0.1743    2.5    280x10    +40.72   -0.2%    +40.81
        HgCo(SCN)4   0.4016    3.8     1733     +16.72   +1.7%    +16.44
        CuSO4 5H2O    0.2018    1.7      665      +5.89   -1.9%     +6.00
        Empty Tube                       -34                       
        H2O(liq.)     0.2950    3.6      -92      -0.713  +1.0%     -0.720


           種々の応用例

          ●遷移・希土類・アクチニド元素による錯体形成時の金属酸化状態の推定。
       ●立体化学情報:正平面体Ni(+2)錯体は反磁性体、四面体Ni(+2)錯体は
        二個の不対電子を持つ常磁性体となる。
       ●配位結合力に関する情報:遷移金属錯体はリガンドの配位場力に応じて
         High-spin又はLow-spinを持つ。
         磁気モーメントの計算により、不対電子数は配位場力が推定出来る。
       ●ダイマー及びポリマー中での反強磁性の相互作用:ダイマー及びポリマー錯体
         における隣近の金属原子又はイオン間に起こる(例、酢酸銅)。
       ●リガンドによる錯形成:多くの遷移金属はリガンドの錯形成によって磁性を
         変化させる。正平面体Ni錯体はベンゼン、クロロフォルムのような非配位
         溶媒に溶かせると反磁性に、ピリジンのような配位溶媒に溶かせると常磁性になる。
       ●希土類化合物の純度の決定−純Y2O3は反磁性体ですが、ランタニド元素
        (エルビウム、ジスプロシウム等)の混合により常磁性を示す。
       ●空気中の不安定物質の測定ー空気中に曝される時に、分解する化合物に最適である。
         試料管の先端を共栓又はストッパーをつけて封管して測定出来る。
       ●液体の測定ー液体試料が容易に測定でき、磁気滴定が可能である。 
       ●反磁性マトリックス中の少量の強・常磁性元素の定量分析。
       ●ヘモグロビン化合物類の酸化状態の測定。


           一般的仕様

       サイズ      :135Hx220Wx300Dmm     重さ :3.3Kg
       添付試料管  :標準サイズ3本、校正試料      電源  :AC/DCアダプター
         (オプションとして細目サイズ試料管があります)

手動型の場合ゼロバランスの調整が必要となる時があります。

詳細は《こちら》をご覧下さい。


その他のモデルの種類・特徴及び価格
高感度小型磁気天秤
MSB-AUTO
●磁化率を自動測定
●マイコン接続可能
価格はお問合せ下さい


     


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E-mail

輸入販売総代理店:株式会社 豊田マイクロシステム

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