低電圧による誘電特性測定装置

モデルLDTR-1(オンライン用)

モデルLDTR-2(試験室用)

モデルCL-1,CL-2,CL-1a(各種試験セル)

概要

この装置は絶縁液体の誘電特性測定法に関して昨今新たに制定された新標準規格IEC61620 《詳細はここをクリック》に適合する世界唯一の装置です。 フランス国立研究所とIRLAB社との長年に亙る共同研究により開発され、今日までの様々な 問題点を解決したその特徴が注目されています。
    

モデルの特徴

★低電圧(±10V)、低周波数(0.5Hz)の矩形波を用い、絶縁液体の誘電特性を 示す誘電正接(tanδ)及び体積抵抗率の両方が同時に得られる。 ★試験液体の熱力学的平衡状態における分子/イオンの真の挙動を正確に測定する ★操作が極めて容易で,従来の様な高電圧(500〜1000V)の危険性もない。 ★高級絶縁液体を始めとして,幅広い絶縁性液体に適用出来る。 ★オンライン測定セルを使い製造ライン中にて品質管理にも適用出来る。
   

測定原理

試験液体が可能な限り熱力学的平衡状態に保たれたままの状態で、液体中に含まれる 荷電キャリアのオーム法則に従った伝導度 (抵抗率の逆数)を測定せんとするもので 又その時の試験セルのコンダクタンスGと、キャパシタンスCの測定から同時に誘電正接 (tanδ)も求める方法である。この測定条件を満たす為に、低電圧(±10V)、低周波数(0.5Hz) の交流矩形波電圧を印加する。荷電粒子の電極間の移動時間が半周期の印加時間より十分に 大きくなるように比較的広い電極ギャップ(3.5ミリ)が取られている。 正負各々の半周期毎にサンプリングされる電流値を平均化して、コンダクタンス (G=I/V)、 キャパシタンス(C=ε・S/L)を測定する。その時の誘電正接及び 体積抵抗率ρは次式に より求める。
        tanδ=G/ω・C,ρ=C/ε・G
(ω=2πf、fは周波数、εは液体の誘電率)

測定データ

試験液体誘電正接(f=50Hz,室温) 体積抵抗率(Ω・m)
ホワイトオイル
変圧器オイル
シリコンオイル
4.3x10ー7
9.8x10ー6
1.3x10ー6
3.7x1014
1.7x1013
1.0x1014

装置規格、その他

●印加電圧 :交流矩形波±10V(1%以内) ●測定キャパシタンス:10pF〜1000pF(1%以内) ●測定コンダクタンス:2x10ー6/Ω〜10ー14/Ω(2%以内) ●誘電正接(tan δ) :200〜10ー6(2%以内) ●試験セル(CL-1) :Co=23pF,可能試験温度=0〜100oC ●オプション試験セル:オンライン用試験セル(CL-2)はプロセス中でも、 又小型試験セル(CL-1a)は試験量20mlで測定可能


《ホームへ》《オンライン用測定装置》《試験室用測定装置》


E-mail

輸入販売総代理店:株式会社 豊田マイクロシステム

誘電特性測定装置に関するお問合せ・ご要望は上記 E-mail へ