浜松市の丸型ポスト
この7月1日に、浜松市を核とし周辺12市町村(浜松市、浜北市、天竜市、引佐町、春野町、雄踏町、三ヶ日町、細江町、佐久間町、水窪町、舞阪町、竜山村)が合併し、新・浜松市が誕生しました。
人口78万人超と、静岡市よりも多く、面積的にも静岡市を抜きました(それでもNo.2だそうです)クラスター(ぶどうの房)型都市を標榜し、県内第二の政令指定都市を目指しています。
旧浜松市内といえば・・・浜名湖うなぎ、楽器の街、凧合戦などで知られてます、それに秋葉山や天竜川などの名所が加わるわけですな、そんな浜松市内にはその広大さゆえ、多くの丸型クンが残っていました!
@旧天竜市 天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅前 |
A旧浜北市小林 セボン正明堂 |
探訪のスタートは天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅です、改札を抜け駅舎から出て左側に@の丸型クンが立っています、天竜二俣駅は旧天竜市の玄関口で、天竜浜名湖鉄道の本社もここにあります、今は珍しい転車台や扇形の車両庫(きかんしゃトーマスの世界ですな・・・)も残されています、駅舎も木造でノスタルジックで雰囲気がいいです。
旧天竜市は林業の街、山深くに集落が点在しているので、集配局が5局もありますが、丸型クンが残っているのはここだけでした。
今回は折りたたみ式自転車を持参をし、ポタリングでポストを回りました、天竜二俣駅を出発し、国道152号を南下、途中の遠州芝本駅の南で左へとそれ50分かけて、旧浜北市の小林駅の近くにあるAに到着しました、ここのポストも丸型庇付ポストです、県内で2基目の発見です!残念な事に全体を赤く塗りつぶされているので、せっかくの庇付独特のデザインが目立っていません…。
B旧浜北市貴布祢 市役所入口交差点 |
C旧浜北市小松 高井商店 |
Aからさらに南下をし、旧浜北市街地へと入ります、浜北駅にほど近い「市役所入口」交差点の角にBの丸型クンがありました、現在の浜北市役所は浜松市が政令指定都市になったあかつきには区役所になる予定だそうです。
Bより南の浜北駅入口交差点を右折し、さらに文化センター前の信号を左折、1kmほど先の橋を渡ったら川沿いの道を左へと入って行くと、浜名小学校に程近い高井商店さんの前にCがありました、浜北局内の丸型クンはすべて、色が完全に塗りつぶされタイプでした。
D西ヶ崎町 西ヶ崎駅前・青木タバコ店 |
E笠井 笠井防災倉庫前 |
Cから少しもどり、右折をして橋を渡ります、住宅街の狭い道をとにかく直進します、広めの道に突き当たったら左へ、磐田信用金庫の先の交差点を右折します、100mほど南に行けば旧浜松市へと入ります、500mほど行くと左手に遠州鉄道の西ヶ崎駅へと入り込む道がありますので、曲がるとDの丸型クンがありました、駅舎まで数10メートルといった具合なので、駅前の丸ポストと言ってもいいでしょう。
本道にもどり、南へすぐのJAの角を左折します、2kmほど走ります、途中で雨がパラパラと降って来ました、まいったな…と思いましたが、昨日のような猛暑ではなく、過ごしやすい気候だからガマンしよう、笠井小学校から先は、一方通行になり進入禁止ですが、自転車なので堂々と入って行けます、100mほど先の角を左折するとEの丸型クンがあります、なんと!ここも庇付です!!静岡県内に残る250基の丸ポストうち、3基が全国的にも珍しい庇付丸ポストなのです!この数は全国に誇れるのでは?!
ところでこの庇付は興津や浜北の庇付とは、デザインが若干違います、わかりますか?他の2基は胴体に「便郵」と書いてあるのに、ここのポストは取集め口の扉に書いてあるのです。(カソールを当ててもらうとZoom upします)
F笠井交差点 |
G恒武町 タナベ写真店 |
Eから東へ進むと笠井街道とぶつかります、その笠井交差点にFの丸型クンが立っていました!ここから北へ向かったところにも丸型クンが立っているとの情報なので、行って見たのですが見当たりません…近所の人に尋ねてみたところ、残念な事に撤去されてしまったそうです…(ーー;)
気を取り直して笠井街道を南へ、笠井警察の交差点を左折し、100mほど行った、タナベ写真店さんの前にGの丸型クンがありました、D〜Gの4基の取集め担当局は積志局となります。
H上石田町 デイリーヤマザキ上石田店 |
I小池 JA遠州中央 小池支店 |
Gから笠井街道へと戻り南下、恒武町の変則交差点は直進するように進みます、ヤマト運輸の営業所の先の右側にあるデイリーヤマザキの駐車場にHの丸型クンがあります、ここのポストからは浜松東局が取集め担当局です。
道を直進し東名高速道の高架をくぐったら、右折をし高速道に沿った狭い道(一方通行なので対向車の心配はありません)を西へ、ここからは2kmと距離があります、旧天竜市から南下して来て、2時間半も自転車をこぎっぱなし、いくらトレーニングで鍛えているとは言え、脚にかなり来ています、それよりサドルのすわり心地が悪くて、お尻が痛い!ガマンをして小池町のJAまでたどり着き、Iの丸型クンを写真に納めましたが、流石に疲れてしまいました、時間的にも十二時近かったので、近くに食べ物屋が無いか見回しましたが、見当たらないので、しばらくポストの前に座り込んで休憩・・・郵便を出しに来たおじいさんが、怪訝そうな顔をして見ていきましたが、そんな事お構いなしって感じでした ハァ〜(+△+;)〜〜ッ…
J下石田町 報徳商店 |
K薬新町 天竜公民館前 |
なんだかんだで20分ほどIの丸型クンの前で休んで、もと来た道を戻ります、地元の人ならショートカットコースとかを使って、もう少し要領のいい回り方が出来るんだろうけど、同じ道を行ったり来たりしてしまうので、時間がかかります・・・、先ほど曲がった角まで戻ったら、道を突っ切てから右折をし、すぐの路地を左へと曲がります、広めの道に突き当たったら左へ、下石田北の信号のもう1つ先の信号を右折し、しばらく行った左側の報徳商店さんの前にJの丸型クンがありました、報徳商店さんはなんともレトロな店構えなので、バックにしてみました。
Jから南下し、2つ目の信号を左折した先の篠ヶ瀬町にも、丸型クンがあるとの情報だったので行ってみたのでしたが、店の前に立っているのは角型クン…またも遅かりしでしたOh┐(+ o +)┌No!
仕方がないのでUターンをし、先ほど曲がってきた交差点を直進したら、川沿いの道を右折します、やがて国道1号線にぶつかるので、ここを渡って旧東海道へと行きたいのですが・・・変則交差点なので、自転車ではどう渡れば良いのか・・・しかたなく一旦、東方向へ行き歩道橋で国道1号線を越え、旧東海道へと抜けました、旧東海道に入ってすぐの天竜公民館の前にKの丸型クンが立っていました。
L薬師町 金客堂 |
M早出町 かきこや生鮮市場 早出店 |
ここからしばらく旧東海道を走ります、広重も「東海道五十三次」の中で描いた、松並木もまばらに残り、当時のなごりを感じます、国道1号線の高架をくぐった先の和田小学校の前にある金客堂さんというお茶屋さんの前にLがありました、松の木をバックに写してみました。
さらに1kmほど行った浜松アリーナの近くににも、丸型クンがあるとの情報でしたが・・・すぐ近くのコンビニの前に角型クンが立っていたので、やな予感がしたのですが・・・やはりありません!これで3基目です・・・店の前に丸くコンクリートで塗り固められた箇所がありました、おそらく丸型クンが立っていた痕跡でしょう・・・消え行く物のはかなさを覚えます…う〜(ーへー)〜ん
浜松アリーナの角を曲がり北へと向かいます、途中マクドの駐車場を経由して自動車街通りに出ます、すぐ先に宮竹の交差点があるので、道を渡り左手の天竜浜松線を進みます、ロードサイドショップが建ち並んでいる一角です、時間を見れば午後の1時半…さっきから水分補給でスポーツドリンクを飲み続けているせいか、腹はそれ程減ってはいないが、とりあえず栄養補給をと休憩を思い、ファミレスで遅めの昼食を食べながら、地図を眺めて次の計画を練ります、今日中に郊外にある2基の丸型クンまで足を伸ばして、旧浜松市内のすべての丸型クンを回ってしまおうと思っていたのですが…考えが甘かった!時間的にも体力的にも郊外まで行くのは無理!と言う事で市街地に近い丸型クンだけを回って今日は帰る事にしました。
次に向かうは早出町です、イトーヨーカドーの南側の角を左折し、あとは1.5kmほど進みます、途中道が狭くなりますがそのまま直進し、その次の角を右折するとMの丸型クンが立っていました、H〜Mまでの6基は浜松東局が集配担当局となります。
N曳馬5丁目 稲川商店 ・ |
O西山町 写真提供:航空自衛隊浜松基地 |
Mから北へ、2つ目の早出町の信号を左折します、橋を渡り、遠州鉄道の線路を越え、300mほど行った右の角の稲川商店さんの前にNが立っていました、雑貨店のようですが、看板には切手が一番真っ先に書いてあります、郵便局員としてはうれしい限りです、このポストは浜松局内唯一の丸ポストとなります。
さて旧浜松市内の残る丸ポストはあと1基、それは西山町にある航空自衛隊浜松基地の中にあるそうなので、はたして探訪できるかどうか?・・・メールで問い合わせてみたところ、添付ファイルつきでお返事をいただきました!わざわざありがとうございました!<(_ _)> そこで2005.11.10旧春野、引佐町内の丸ポストを訪ねた帰り道に、浜松基地に立ち寄り、南基地側の門の前におられた守衛さんに、丸ポストを見せてもらえませんか?と訊いたら、無いと思うとの返事・・・、結局、基地内には立ち入る事がかなわず、確認はできませんでした・・・、そう言えば事前に連絡して下さいとメールに書いてあったな・・・、アポ無しだったからかな?失敗した〜〜〜ッ!!(ーー;) とりあえず7月に確認のメールを送ったところ、あるとの返事でしたので、写真はそのまま掲載しておきます。
探訪後記
日本で2番目の広さとなった浜松市、そのうちの旧天竜市、浜北市、浜松市を探訪してきました、自転車を使ったポタリングでのポスめぐに初挑戦ですが・・・イヤ本当に疲れました!バイクで回る感覚で計画を立てたのが大間違い!もう少し密集してると思ったら、広い範囲に点在しているので、意外に時間がかかってしまい、郊外の2基は後回しとなりました、浜名湖沿岸の地区の丸ポストを探訪する時に回る事にしよう、それにしても3基も撤去されていたのはショックでしたが、貴重な庇付丸ポストを2基も探訪でき、満足の行く探訪でした。 探訪日2005.6.29
P旧細江町気賀 細江総合事務所 |
Q旧三ヶ日町宇志 総合福祉センター |
浜松市はこの7月に、浜名湖周辺の12市町村が合併しました、今まで紹介した、旧浜松市、浜北市、天竜市以外には旧細江町、三ヶ日町、春野町、引佐町にあります。
まずは旧細江町の丸ポストから紹介しましょう、湖西市内の丸型クンを探訪した後、東海道線で一つ西側の新所原駅に、そこで天竜浜名湖鉄道に乗り換えます、最近ポスめぐのたびこの天浜線を利用します、旧国鉄の二俣線です、沿線には木造のレトロな駅舎が多く、旅情をかき立ててくれます、気賀駅まで行き、北側にある駅舎の方に行かずに、南側にある階段を降りると、細江総合事務所(旧細江町役場)前に出ます、まさに駅の真裏なんですね、この役場へのアクセスのために、裏に出る階段を設置したんでしょうね、その旧役場の玄関前にQの丸型クンがあります、ポストの後に写っているケータイのアンテナマークみたいなオブジェは、みをつくしといい、水路などに立てる標識だそうです、旧細江町の町章はこのみをつくしをデザインしてあったそうです。
天浜線で三ケ日駅まで戻ります、時刻表で調べたところ、天浜線は1時間に1本のローカル線なので、この回り方の方が時間的にを有効なんですね、三ケ日駅から北東へと15分ほど歩いた総合福祉センターにQの丸型クンが立っています、この隣には図書館もあり、旧三ケ日町は町外れに公共施設あったわけですな。 探訪日2005.7.24
R旧春野町気田 大草商店 |
S旧引佐町渋川 マルオカ商店 |
さて、残る旧春野町と、引佐町内への丸ポスト探訪へとようやく行く事ができました、まずはロードマップとにらめっこをし、走行ルートを考える・・・春野へは、掛川から森町を経由し、秋葉街道に沿って上っていくのがわかりやすい、森町の大鳥居の交差点までは、森町の丸ポスト探訪で走っているので道はわかる!大鳥居の交差点をアクティー森とは反対方向へ曲がれば秋葉街道だ、途中道が狭い箇所もあったが、壁掛けポストを2つほど発見、道沿いは、なかなか風情の在る田舎の風景が広がっていました、国道362号線にぶつかったら北上、気田(キタ━━━━(゚ ∀゚ )━━━━!!じゃありません、「けた」と読みます)の集落へと入って行くと、道沿いにRの丸型クンが立っていました、周りは商店街のようですが、ここもやはりシャッターが閉まったままのお店が多いです。
次は引佐町内へと向かいます、国土362号を旧天竜市方面へと下ります、この道沿いでも、壁掛けクンを2つ発見!山中の集落は壁掛けクンの宝庫だな!二俣の町中を通り過ぎたら、浜北方面へ向かう国道152号と別れ、そのまま国道362号を走り、宮口の交差点で県道68号線へと曲がります、そのまままっすぐ行けば、丸ポストの在る渋川まで至るのですが・・・途中で工事中で通行止め、警備の人に訊いてみたら、5キロほどの大回りになるけど、案内板の通りに走れば行けますとの事だが・・・、とんでもなく狭いワインディングロード!やっとの事で本道に戻ったのもつかの間、本道もやはり狭いワインディングロードが続きます、渋川の集落に入ったら農協の角を右折し、渋川のバス停の先を左折するとSの丸型クンが立っていました!ここも商店街のようです、ここのお店は開いている所が多かったです、このあと浜松市に向かい、浜松基地内の丸ポストを訪ねたのですが・・・、上に書いた通り、基地の方に「丸ポストの事はわからない」と言われてしまい、探訪はできませんでしたが、とりあえずこれにて静岡県内の丸ポスト(所在が知れている物)はコンプリートできました! 探訪日2005.11.10