《2番車〜4番車》center wheel & pinion 〜 third wheel & pinion 〜 second wheel & pinion

時計は、基本的に1番車(「車」は「くるま」と読む)から4番車までの4つの歯車で動いている(「ムーブメント」参照)。1番車は普通「香箱(車)」と呼ばれていて、ゼンマイを収めたケースに歯車がついた形をしている。香箱車のカナと噛み合っているのが2番車(長剣車)で、分針を動かす歯車であり、つまりは一時間に1回転する。その2番のカナと噛み合ってるのが仲介役の3番車で、そのカナと噛み合ってるのが秒針をまわす4番車である。その後、「ガンギ車」と呼ばれる歯車に達するのだが、この一連の歯車の噛み合わせを「輪列」と言う。
実は、この2番車は2重になっていて、2番車と同軸にもう一つ「筒車」という歯車が(半固定で)ついている。この筒車は、「日の裏車」という歯車を介して「短剣車」という歯車を動かし、この短剣車は12時間に1回転して時針を動かしている。構造上はパイプ状の軸が時針を動かし、その中を2番車の軸が通っていて分針を動かしている同軸構造である。
なお、車は、歯車=車のいちばん外側のギザギザのついた外周の部分、カナ=歯車の内側にあるもうひとつのギザギザ部分、軸=車の中心軸である「幹」の部分、ほぞ=軸の両端に位置する細くなっている部分の4点で構成されている。では、各車の支えはどうなっているかというと、右図のとおり、車の軸の一方は「地板」というムーブメントの土台部分、もう一方は「受」という支え板のようなパーツによって、上下から圧迫されるようにしてセットされている。車の軸の両サイドにある「ほぞ」という細い部分が、「受」や「地板」の「ほぞ穴」という部分にささって支えられているのだ。そして、車の軸を支えている「ほぞ穴」には一般にドーナツ型の小さい人工ルビーが使われているが、ルビーは硬度も高く、摩耗に強いので力のかかる車の軸を受けるのに適している。このルビーを「受石」と言う。受石の中心部、穴のあいている部分のまわりに「油溜り」という窪みがあり、分解掃除の時などはここに注油する。また、受石のセッティング位置は重要な意味をもっていて、上下の受石の距離が短すぎると軸が強く挟み込まれて車軸の上下間の遊びがなくなってしまいスムーズに動きません。この遊びのことを「あがき」といい、あがきが少なすぎると、衝撃などによって地板と受にひずみが生じた時などに車の回転を妨げますし、逆にあがきが多すぎると車が上下に遊ぶようになり、他の車やパーツにさわってしまい、そのために回転を妨げてしまう。微妙なものなのだ。
【パーソンズ】PERSON'S
セイコーが作るファッションブランド時計
【パテック】PATEK PHILIPPE
世界一高級な時計メーカー。アンティークの世界でも有名です。
1839年5月、二人のポーランド人の移民が会社を興しました。貴族であったアントーニ・パテックと時計職人のフランソワ・チャペックの二人で、オーダーメイドの時計を製造販売する会社です。
この3年後の1842年、フランス人の時計職人アドリアン・フィリップが「リューズによる巻き上げ、時刻合わせ」の機構を発明します。その2年後、パテックとフィリップはパリの展覧会で運命的な出会いをして意気投合、フィリップはパテックの会社に入社します。この年、初のミニッツリピーターを製作。ピアニストで作曲家のフランツ・リスト、作家のシャーロット・ブロンテやレフ・トルストイが同社製のポケットウォッチを購入しています。
1849年になるとアメリカのティファニーに時計を提供し始め、このころから各国王室にもオーダーメイドの時計を納品しています。その後経営者はスターン兄弟に代わりましたが、1932年からは社名も今の「パテック・フィリップ」社になり、現在に至っています。あのアインシュタインをはじめ数々の有名人が生涯の道具として同社の時計を買い求めましたが、今も世界中のモノにこだわる人たちは、生涯に一度は所有したい時計として必ずパテックの名を挙げます。
この歴史あるパテック・フィリップの代表作が「カラトラバ」。年代によっていろんなモデルがある「カラトラバ」ですが、お薦めはスモールセコンド付き日付なしの薄型シンプルモデルです。ケースは18金ゴールド(ピンクやイエローやホワイトがあります)、文字盤はエナメル、手巻きで非防水、お値段は130万円くらいからです。眺めているとあまりの美しさに時を忘れる時計ですね。
《バネ棒》
ベルトの端の円筒になった部分の中に入れて使用する。両端または片方の先端が中のバネで伸縮するようになっており、その機能を使ってベルトを時計本体に接続する部品。
【パネライ】PANERAI
1930年代にユニークなリューズ周りの仕組みで防水時計を作り始め、イタリア海軍に納入していた幻のブランド。今年バンドーム・グループの一員として復活した。13mmの厚みや直径44mmの大きさ、300m防水、チタンコーティングなど絶対目立つこと疑い無し。
【バーバリィ】Burberrys
シチズンが作る紳士ファッションブランド時計。
《パーペチュアル・カレンダー》Perpetual Calendar
時計の中に、西暦年・月・日・曜日の情報を持ち、月の大小やうるう年を自動的に補正して表示する機能を持った時計のこと。機械式なら複雑時計の仲間に入るからきわめて高価であるが、クォーツ時計なら数万円で買うことができる。
【ハミルトン】HAMILTON
1892年、ペンシルバニア州ランカスターに誕生して以来、常にアメリカの歴史とともに歩み続けてきたハミルトン。創設から60年代までの傑作を復刻したノスタルジックな「アメリカン・クラシック・シリーズ」。ミリタリー・ウオッチとしてのべーシックな機能がフィールド・ユースに最適な「カーキ・シリーズ」。どのモデルにも、アメリカならではの大量生産品の良さが良く出ている。一つは持っていたい。
【ハリー・ウィンストン】Harry Winston
ニューヨーク五番街に本店を構えるハリー・ウィンストン社は、極上の宝石のみを扱うというポリシーのもと、100年を超える伝統に培われた「究極の宝石店」として世界にその名を知られている。小さな宝石店を営んでいた父、ヤコブ・ウィンストンの後を継いだハリー・ウィンストン(1896〜1978)は、宝石に対する天性の勘と、クリエイターとしての類い稀な才能を発揮し、たった一代で世界に名だたる「ダイヤモンド帝国」を築き上げた。マリリン・モンローが、映画「紳士は金髪がお好き」(1953年)の中で、”ねえ、ハリー・ウィンストン、ダイヤモンドのこと、何でもいいから教えて…” と歌っているほど、ハリー・ウィンストンの名声は不動のものとなり、「キング・オブ・ダイヤモンド」の異名を持つほどになっている。
残念なのはHP上で時計が見れないこと。せっかく商品を持ちながら残念だ。この上は、東京と大阪にある直営店へ行って生で見るしかないだろう。それだけの苦労をする甲斐はあると思いますよ。ちなみに東京・銀座の直営店の住所と電話番号は、次のとおり。
東京都中央区銀座1−8−14 Tel: 03-3535-6441 Fax: 03-3535-6649
営業時間: 午前11時−午後6時半 定休日: 日曜、祝日
【バルカン】VULCAIN
1858年、スイス出身のモーリス・ディティシャイムが、ラ・ショー・ド・フォンに時計製造会社を設立。ディティシャイム自身時計職人としての才能に長け、ミニッツリピーターとパーペチュアルカレンダーを備えたコンプリケーション・ポケットウォッチを発表。次々にインターナショナル・グランプリ・アウォードを受賞した。1930年頃、つまりアール・デコの時代は、ご多分に漏れずジュエリータイプ ウォッチも生産していたが、1942年になってバルカンカンパニーの技術責任者ロバード・ディティシャイムがアラームウォッチの研究に着手。5年後の1947年、バルカンは「クリケット」を発表。以降、歴代アメリカ合衆国大統領(トルーマン、アイゼンハワー、ニクソン、ジョンソン)が相次いでクリケットを愛用したことから、クリケットは「大統領の時計」として知られるようになる。また、アンデスやヒマラヤ山頂の登山探検に「クリケット」が使用されたことから堅牢性を重視する航空機機長にも愛用され始める。1961年には、世界一の深海に潜水したダイバー、Hannes Keller教授との協力により、水面下でも聞こえるアラームや減圧ステージ表示を搭載した「クリケット・ノーティカル」を発表。
1961年、バルカンがスイスウォッチメーカー組合であるMSRグループに参加。これでバルカン、レビュー・トーメン、フェニックス、Buserの4つの伝統的なスイス ウォッチカンパニーが集結し、1986年からは「クリケット」がレビュー・トーメンブランドとして発売された。しかし、2000年、バルカン&スタジオ社はMSRグループから離脱。同時にスイスのル・ロクルのPMH SA(Production&Marketing Horloger)がクリケットアラームのムーブメントの全権と「バルカン」「クリケット」ブランドを入手し、2002年にバルカンが再生され、待望の「バルカン クリケット リストアラーム ウォッチ」が誕生して現在に至っている。
残念ながら同社のホームページは無い。輸入代理店は(株)フレンディア(〒113-0034 東京都文京区湯島2-17-12 サクセッサー91ビル3F TEL: 03-3817-0041 / FAX: 03-3817-8117。
【パルミジャーニ・フルリエ】PARMIGIANI FLEURIER
創業1996年と比較的新しいブランドだが、社長が凄い。その人の名はミッシェル・パルミジャーニ。本社はスイスのフルリエ。パルミジャーニ自身は、もともと神の手を持つ時計師と言われるぐらい、歴史的時計の修復再生に関しては天才的な才能を持っていたから、オリジナルブランドを持つのをみんなが待っていたのだ。
パルミジャーニの時計は、すべて熟練した時計師が最初から最後まで全てを担当して完成させるという方式をとり、責任の所在を明確にしている。オリジナルの8日巻手巻ムーブメントをはじめ、複雑機能のムーブメントも数種開発しており、極めて独創的な時計を世に送り出している。また、このメーカーが他社と大きく違うのは、時計作り以外に歴史的時計の修復再生部門を持っていることで、パルミジャーニ氏本人を含む4人の修復士が、日々博物館級の芸術時計の修復に取り組んでいる。
《パワー・リザーブ》Power Reserve Indicater
ゼンマイの巻き残量を表示する機能。手巻なら竜頭の動きの硬さで分かることもあるが、自動巻きやSEIKOのスプリングドライブは巻きの残量が把握できないので、あれば非常に便利な表示である。形は扇型か多く、残量は「日数」または「時間数」で表示される。また、特殊なものとして、独立のインジケーターは持たないけれど、ボタンを押すと秒針などがパワーリザーブ量を表示するクォーツ時計(SEIKO AGSなど)もある。
【バン・クリーフ&アーペル】Van Cleef & Arpels
「ヴァン・クリーフ&アーペル」の歴史は幾代も続く宝石商でダイヤモンド研磨工の血筋をひくジュリアン、ルイ、シャルルのアーペル3兄弟と義兄のアルフレツド・ヴァン・クリーフの活動的な4人の若者が、1906年、ヴァンドーム広場にあるつつましい店に彼らの名前をつけたことに始まる。いまでは一級の宝飾時計メーカーである。
残念ながら同社のホームページは無いが、商品群の一部なら
社団法人 日本時計輸入協会のホームページで見ることができる。
【バンダ】Banda
バンダは25年以上もの間、スイス品質の皮製時計ストラップメーカーとして、世界的に高い評価を得てきた。1970年代後半に創立されたバンダブレスレットは、バンダの子会社であり、スイスバンダの製造ユニットでもある。現在この製造ユニットは、一日あたり3000本の生産能力を有している。
BANDAのレンボルドストラップには、大変ユニークで他社をよせつけない”オールレザー ダブルインターフッキング エンドホールシステム (ADIES) という特徴がある。これは正確にゆとりをもたせ固着させ折り返すという特殊な製法により、取り付け部分の穴(ラグホール、又はプライマリーホールと呼ばれる)は作られているのである。(一部を除く)トップレザーにあるセコンドホールド(内側の穴)は、穴の端を強化し、倍の強度をもたせるために、インターフッキングの方向にプライマリーホールを包囲している(簡単に言うと、通常ベルトですと、表の革(トップレザー)に過重がかかるのだが、内側にゆとりを持たせたもう一つの穴を作ることにより、表の革(トップレザー)に過重がかからないようにして、倍の耐久性を実現したのだ。ショートトップレザーが裏に折られているのにも関わらず、裏返した側からでさえも、普通ではない特異な外観を強く押し出すよう製作されている。大変多くの手作業の工程(40行程以上)を含みながらバンダのレンボルドストラップは組み立てられている。
スイス時計業界では、名だたる有名ブランドとともに成長しており、また世界中のたくさんの時計製造会社とOEMプロジェクトを展開している。(日本国内では2社/2003年10月現在)
輸入販売元はBANDA JAPAN(〒103-0013東京都中央区日本橋人形町2-10-10-1103 TEL:03-5614-6300)。
【ハンティング・ワールド】Hunting World
1965年創業で、オーナーは探険家でもあるボブ・リー。ハンティング・ワールドの製品は、リーが何度も繰り返してきた実際の探険旅行から生まれたもので、装備として既製のアウトドア用品に不満を抱き、それを解消するために自分で設計した用品であるため、丈夫でしかも中のものに優しい造りになっている。ウォッチもそのコンセプトは共通しており、カジュアルな色使いのダイアルは特徴的である。
【バンビ】BAMBI
昭和5年(1930年)、東京文京区で館林商店として設立、当初は銀器や喫煙具の卸業であった。1963年、現社名に変更し現在に至っているが、今や資本金7億3400万円、従業員数2770名を誇る時計ベルトの大メーカーである。ともかくありとあらゆる種類のベルトを製作している。
【ピアジェ】PIAGET
1874年創業の最も古い時計メーカーのひとつ。18Kゴールドとプラチナを多用する時計メーカーであり、現在も熟練の時計職人による完全一貫生産を続ける数少ないメーカーです。薄型ムーブメントにこだわってきた技術力あふれるメーカーです。歴史もありますし、高価な時計が多いことから、第4位、あるいは5位に位置づけてもそれほど苦情は来ないと思っています(笑)「5大メーカー」と言ったら必ず登場するメーカーでしょう。
同社は、1874年に、ジョルジュ・エドワール・ピアジェが、ジュラ山脈の小さな村であるラ・コート・オ・フェにあるピアジェ家の農場に時計工房を開いたのが始まりです。懐中時計や高精度のムーブメントが得意であったことから、数々の有名時計ブランドの注文が入り、ピアジェの名前はヌーシャテルを超えて広く知れ渡りました。
1911年、ジョルジュ・エドワールの息子ティモテ・ピアジェが経営を引き継ぎ、この頃から腕時計の製造を始めています。1943年、創業者の孫ジェラルド・ピアジェとヴァランタン・ピアジェが、ピアジェを時計ブランドとして商標登録、ピアジェの名前が入った製品の製造開始です。
1957年、初の極薄手巻きムーブメント、なんと厚さ2mmのキャリバー9Pを発表。メンズの「エンペラドール」もこの年に発表されまして、以後ブランドを代表するウォッチとなっています。
1960年、世界で最も薄い自動巻ムーブメント(なんと2.3mm)、キャリバー12Pが発表され、ギネスブックに認定されました。そして、2004年に創業130周年を迎えています。すごく厚みのある歴史です。
【ピエール・クンツ】Pierre Kunz
天才時計師ピエール・クンツ氏が作る新進気鋭のブランドである。1959年ベルン生まれ。時計学校卒業後、ピゲで複雑時計の全行程をこなし、フランクミューラーからの注文も受けていた。クラシカルなデザインなのに新しさを感じさせる絶妙の作品が多い。
【ピエール・ラニエ】Pierre Lannier
1977年、フランスのストラスブルグにジャンポール・ブルガン氏により設立。1984年のバーゼルフェアに出展して以来、ヨーロッパを中心に注目を集め、1993年・1994年には毎年フランスで行われるカドラン・ドール賞(時計業界のオスカー賞)で金賞を受賞。現在ではフランス国内で生産量第1位となり、スポーツ選手の公式スポンサーになるなど、人気を集めている。ふくろう・イルカなどの動物シリーズを天然素材で描いた文字盤を持つ限定版モザイクシリーズ(裏蓋にエディションナンバー)が有名である。
残念ながら同社のホームページは無いが、商品群の一部なら
社団法人 日本時計輸入協会のホームページで見ることができる。
【ビクトリノックス】Victorinox
ビクトリノックスは1884年にスイス・シュビッツ州に産声をあげた。後に「スイスアーミーナイフ」として、世界的な名声を受ける基礎となる「ソルジャーナイフ」をスイス陸軍に納入したのが1891年。その後「オフィサーナイフ」を発明し1897年に公式に特許登録がなされた。つまりは由緒あるナイフメーカーである。だから、腕時計も切れ味鋭いデザインでシャープなイメージに仕上がっている。
残念ながら同社のホームページは無いが、商品群の一部なら
社団法人 日本時計輸入協会のホームページで見ることができる。
《ビッグ・デイト》Big Date
2桁の日付を2つの窓で表示する、一般の日付より3倍程度大きな日付表示をいう。アウトサイズ・デイトともいう。ランゲ・アンド・ゾーネ、ユリス・ナルダンやカルチェが有名。一般の日付表示の機構を知ってるとどういう仕掛か悩んでしまうが、実際はとてもシンプルな2枚重ねである。絵がWhat's New・Feb 22 2003にある。
《ひげゼンマイ》hairspring
螺旋状のひげゼンマイは、「テン輪」に振り子と同じ往復運動を生み出すために必要な重要な部品である。振り子運動を利用して時を一定の間隔に分割する原理は、17世紀オランダの物理学者ホイヘンスが発明し、「ひげゼンマイ付きテンプ」を備える時計を製作したが、等時性に問題を残していた。この問題に注目した天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲは1795年に、厳密な計算に基づく螺旋状の「ブレゲひげゼンマイ」を発明し、テンプの精度を飛躍的に向上させた。
天真に固定されている「ヒゲ」(ヒゲゼンマイ)はテンプの命である。ヒゲとは、左図のとおりリボンのような薄い金属帯がゼンマイのようにきれいに巻かれているスプリング状のもの。それは、香箱に入っている主ゼンマイよりも遥かに小さい。裏スケの時計で止まっている状態なら見ることができるものもある。
ヒゲの一方は「ヒゲ玉」というC字型をしたパーツに突き刺さっており、ヒゲ玉は天真に固定されている。ヒゲのもう一方は「ヒゲ持」というものに突き刺さっていて、ヒゲ持はテンプを支えている受(テンプ受)に固定されている。
テンプはヒゲゼンマイによって、「やわらかく固定されている」という状態である。仮に、テンプを右に回すような力が少しでも加われば、テンプは右に回り、ある程度回り切った後ヒゲのバネのような力によって元に戻される力が働く。ヒゲゼンマイの力を受けはじめたテンプは、今度はヒゲに引っ張られて左に回りはじめ、勢いあまって最初回りはじめた地点よりも少し左に回ってくる。そうするとまたヒゲに引っ張られて結局始めの地点に戻ってくるわけだ。このようにして、テンプは右に回されると右に回った後、元の位置に戻ってきて、左に回されると左に回った後に、元の位置に戻ってくるのである。(quote from WUR-JAPAN)
《美錠》尾錠(びじょう)
皮ベルトの止め金具を云う。私は「美錠」という書き方のが好き。
《日の裏車》
長剣車と短剣車の間に入って回転を伝える役目と、小鉄車から伝わる時刻合わせ時の回転を伝える役目をあわせもつ重要な歯車である。詳しくは長剣車の項を参照のこと。
【ヒルシュ】HIRSCH
1765年、ヨハン・フランツ・ヒルシュが皮職人として創業。当時は馬具や靴を作っていた。1945年、ハンス・ヒルシュがオーストリアにて時計のベルトメーカーを創業。基本精神は『品質において、妥協は決して有り得ない』。製造法や皮革プロセスの開発など100以上もの特許をもつブランド。なかでも裏材にかぶれ対策用の特殊コーティングを施したベルトや、原皮の選択と製法により防水性をたかめたベルトなど、実用性も兼ね備えたベルトもある。
【ピンキー&ダイアン】Pinky & Dianne
セイコーが作る今が旬のファッションブランド時計
【ビンセント・カラブレーゼ】Vincent Calabrese
ヴィンセント・カラブレーゼは、1個のムーブメントを最初から最後まで完全に手作りできる数少ない時計師としても知られており、プラチナ950を加工してムーブメントを仕上げる事ができるのも世界中で彼ただ一人なのです。また、「宙に浮いている」ように設計された独特のムーブメントや、オーナーのイニシャルやシンボル、動物モチーフ、さらにその国の地図など、彼自身が発明、製造したメカニズムに他では見られない独創的なデザインを特徴としています。
【ファニー・カンパニー】Fanny Company
HAWAIIのスポーツ&カジュアルランド。国産時計。
【ファーブル・ルーバ】Favre Leuba
1737年ジュネーブでルーバ家によって創業された最も古いスイス時計メーカーのひとつ。
【フィリップ・シャリオール】Philippe Charriol
ケーブル・ウオッチ「ケルティック」が代表作の高級時計メーカー。粋でおしゃれなプレステージ・ブランドとして・世界60か国以上で販売されている。三越百貨店などで人気の時計である。
《風防》
文字盤を覆うガラス等のこと。カレンダーを読みやすくするためその部分にレンズ加工を施したものや、肉眼では確認できないほどの小さなブランドロゴを刻印している有名ブランドもある。種類は以下のとおり。
(1)プラスチック = 傷付きやすく割れやすいが、周辺部のカーブなどアンティーク味を出して作るには不可欠な材料。
(2)ミネラルガラス = 普通のガラスのこと。プラスチックよりは傷がつきにくく透明度が高い。
(3)サファイアクリスタルガラス = ダイヤモンドの次に硬い硬度9を誇る。通常の使用ではほとんど傷はつかないが、絶対割れないという事ではないので、取扱には注意が必要である。なお、サファイアといっても勿論人工であり、これの赤いもの(レッド・サファイア)が時計の石に使われるルビーである。
懐中時計が作られた頃(1900年前後)は、プラスチックが一般的でなかったのでガラスで風防が作られていたが、20世紀に入り少したつとプラスチックが普及し始め、風防もプラスチック製へと変わっていった。その後人工サファイアガラスという硬く傷がつきにくいガラス現れて、今、最も多く使用されている。
【フェスティナ】Festina
1984年、LotusWatch社の成功に気を良くしたミゲル・ロドリゲスが、バルセロナで、1902年ショードフォンで創業したFESTINA社を復興した。その取り組みは成功し、現在ではツールド・フランスをはじめとする世界各国の自転車競技のオフィシャルタイマーとなっている。また、「FESTIMAがないじゃないか〜」というメールをいただいた異魔人さんの情報では、二輪ワールドGPで宇井陽一のマシンにロゴマークが入っているとのこと。
【フォルティス】FORTIS
1912年、スイス、グレンケンに設立され、1926年、ハーウッドとの共同開発による世界初の自動巻腕時計を発表し世界を震撼させた(それまでも懐中時計の自動巻はあったが腕時計は手巻しかなかった)。1990年代には、宇宙空間での活動に最も適した時計として世界中の機械式時計の中から選ばれ、ミール宇宙ステーション計画の標準装備器具の一つになった。米NASAがオメガ・スピードマスターを選択し、ソ連はフォルティスを選んだと言うわけだ。
宇宙飛行士の訓練では無重力状態に慣れるために水中での作業訓練もあるが、その時にはめる時計は当然ダイバーズウォッチになる。私の持っているダイバーズがこれで、ブラックダイアル、無反射コーティングサファイアクリスタルガラス、トリチュームインデックスとトリチュームベッタリ塗りの時針・分針、オレンジ蛍光秒針、200m防水、逆回転防止ベゼル、頑丈なブレスレット、反射防止塗装ステンレス等々、徹底した機能時計になっている。価格も安いので入門用機械式時計として推薦の一品。
【ブヘラ】Bucherer
1888年カール・フリードリッヒ・ブヘラがスイスのルツェルンに時計ショップを開いた。オリジナル時計の製作を始めたのは、1919年。ROLEXの販売代理店として契約したのは、30年代以降で、スイスではむしろ後発メーカーだったROLEXを現在の地位にまで育て上げたのはブヘラの大きな功績と言われている。今でも両者の絆は深く、ROLEXのスイス国内販売量の約75%はブヘラを通じて販売されているとのこと。さらに、独自の工房を持ち、オリジナルブランドの時計も製作している。
現在スイス国内に18店(ウィーンに1店舗)を持つ、世界屈指の名門時計及び宝飾ショップであり、ラインナップは、4万円台から170万円の永久カレンダーまである。
《フライ・バック》Fly Back
「フライ・バック」とは「瞬時に戻る」という意味で、クロノグラフ計測針が0復帰する(12時位置を指す)と同時に再計測を開始するシステムである。この機能によって連続した計測が最小の動作で可能となった。普通のクロノグラフで計測中に次の計測に移りたい場合は、「停止」→「リセット(計測針の0復帰)」→「開始」という3回のボタン操作を行わなくてはならないが、フライ・バック機能を備えるクロノグラフなら、リセット・ボタンを1回押すだけですべての針のリセットと計測の再開が瞬時に行える。元々海軍のパイロットが操作時間を節約するために開発された特殊な機能だが、複雑時計機能として注目を浴び、数多くのメーカーで取り入れられてきている。
【プライベート・レーベル】Private Label
セイコーが作るあまりにも有名なファッションブランド時計
【フリップ・ベネット】PHILIPPE VENET
これもセイコーが作るファッションブランド時計
【プーマ】PUMA
オリエント時計がOEMで作るスポーツメーカーブランド
【ブライトリング】BREITLING
パイロットウォッチメーカーとしてあまりにも有名なブライトリング。
ブライトリングの物語は1884年、スイスのジュラ山脈の麓にあるサンティミエという小さな村に始まります。ここに24歳のレオン・ブライトリングが小さな時計工房を開設しました。
まだライト兄弟が初飛行に成功する以前の時代。大空への憧れを抱き続けていた彼は、クロノグラフというストップウォッチ付きの時計を開発することで、大空に挑む男たちの計器をつくろうと考えたのです。当時のクロノグラフはまだ懐中時計でした。カーレース用の計器で成功を収めた彼は、1892年、あのラ・ショードフォンにあるモンブリランに工場を移転します。
1915年、レオンの息子であるガストンが父の長年の夢を実現て腕時計型のクロノグラフを開発します。さらに1934年には、レオンの孫であるウィリーが、クロノグラフのリセットボタン機構を開発。親子3代にわたっての情熱が、ついに現在のクロノグラフの原型を誕生させたのです。
1942年、「クロノマット」と名づけた回転計算尺を組み込んだクロノグラフを発表。これにより、各国空軍の公式サプライヤーとしての地位を不動のものにしていきます。
その10年後の1952年、世界初の航空計算尺付きクロノグラフ「ナビタイマー」を発表。あらゆる飛行計算が可能な航空計器として世界中のパイロットから人気を集め、ブライトリングを一躍有名にしました。
また1962年には、「ナビタイマー」の宇宙モデルである「コスモノート」を発表。宇宙飛行士スコット・カーペンターは「コスモノート」を腕に着用してオーロラ7号で地球を3周したのです。
1979年、パイロットで電子エンジニアのアーネスト・シュナイダーがブライトリングを継承。彼は日本のクォーツ攻勢を受けて元気を失っていたスイス時計産業に救世主ともいうべきモデルを発表します。それが1984年、イタリア空軍「フィレッツェ・トリコローリ」との共同開発から誕生した現代の「クロノマット」です。
1985年には「エアロスペース」を発表。チタンケースを使用し、革新的な機能を備えた計器として、世界のパイロットたちの注目を集め、1995年には「エマージェンシー」と名付けられた遭難時に国際航空遭難信号を発信する発信機を搭載した時計を発売しました。
歴史とは別にブライトリングについてお話ししておかないといけないことがあります。それは「100%クロノメーター化」です。全モデルに公認試験に通ったムーブメントを搭載するというプロジェクトに取り組んでいるのです。そのために、スイスのグレンヘンにブライトリング・クロノメトリーを設立。その技術の結晶として、2004年にブライトリングの代表作である「クロノマット」をすべてにおいて進化させた「クロノマット・エボリューション」を発表しています。
スイス国内で製造される時計で、クロノメーター認定を受けたムーブメントは全体の3%しかありません。それほど厳しいテストなのです。全モデルに公認クロノメーター・ムーブメントを搭載するというプロジェクトは、製品への誇りであります。
[プライベート・アイズ]PrivateEyes(shop)
ROLEX・OMEGAなどのアンティークが中心で、PATEK・IWC・ロンジンなどもある。
【フランク・ミューラー】FRANK MULLER
天才時計作家といわれる氏の名前を冠した高級時計。大きな数字やトノー型(樽型)ケースが特徴。写真で見るより実物のほうが迫力がある。私のような細い腕にはやや不向きかも。
【フランソワ・ポール・ジュルヌ】Francois Paul Journe
フランソワ・ポール・ジュルヌは14歳から時計製作を学び、その後アンティーク時計の修復でコレクターの間でその人ありといわれるようになった時計師である。1985年に独立して工房を構えた後は、特注時計の製作や一流ブランドからの注文に応じてムーブメントの開発制作を行ってきた。1999年、彼自身のコレクションを初めて発表し、モントル・ジュルヌ社として販売を開始。
フランソワ・ポール・ジュルヌの時計は Invenit et Fecit という言葉が添えられている。これは「発明し制作した」という意味のラテン語。フランソワ−ポール・ジュルヌが考案し制作したことの保証である。製品はすべてフランソワ−ポール・ジュルヌ独自のキャリバーを用い、製作も自社の工房内で行うなど、厳密なクラフトマンシップによって作られている時計である。
【ブランパン】BLANCPAIN
1735年創業のスイス屈指の老舗時計メーカーである。技術・デザイン・新しさのすべて世界の腕時計をリードしている。代表的なクラシックラインに加え、5年前からは21世紀に向けた新シリーズである2100シリーズを展開し始めた。昨年にはその一環としてトゥールビヨンも発表している。
【ブルガリ】BVLGARI
言わずと知れた宝石商が作る時計。しかしこれは素晴らしい高級品!
ブルガリはイタリア・ローマで1884年に創業した高級宝飾店だが、腕時計の製造を本格的に始めたのは1970年代後半のこと。最初の腕時計のシリーズ「ブルガリ・ブルガリ」が発売されたのが77年。宝飾品に比べ腕時計製造の歴史は浅いが、イタリア宝飾店ならではの洗練されたデザイン感覚を腕時計にも発揮、あっという間に時計のブランドとしても知られるようになった。女性ならずとも一つ欲しいと思わせるデザインはさすが!
【ブレゲ】Breguet
「ブレゲ」は、1747年1月10日生まれのアブラアム・ルイ・ブレゲの名前がそのままブランドになったもの。「時計界のレオナルド・ダ・ビンチ」など至上の賛美を一身に受けた天才時計師とだれもが認めるルイ・ブレゲは、スイス・ヌーシャテル生まれの時計職人で、時計の歴史を200年早めたと云われています。
ブレゲは、フランスで時計の開発を行い、永久カレンダー、音で時を知らせるミニッツリピーター、重力の影響によりゼンマイ時計が狂うのを防ぐトゥールビヨン機構など、いずれも複雑で革新的な技術を生み出しました。その他、耐衝撃装置、ブレゲヒゲと呼ばれるヒゲゼンマイなどにより、時計の信頼性向上に貢献する発明や、インデックス書体のブレゲ数字、途中に穴のあいたブレゲ針)、ギョーシェ模様といった現在の高級時計には当たり前のように採用されているものも、みんな彼が生み出したもの。大のつく天才なのです。
アメリカ独立戦争が勃発した年である1775年、パリのシテ島に自身の時計工房を開店。彼の顧客リストには、ナポレオン・ボナパルト、マリー・アントワネットといった歴史的超有名人が並んでいます。
特にマリー・アントワネットに関するエピソードは有名です。1783年、フランス王妃マリー・アントワネットはブレゲに最高の時計を作るように命じましたが、完成前にフランス革命によってマリー・アントワネットは処刑されてしまいました。しかし、その後もこの時計の開発は続けられ、ブレゲの死後も弟子達がその仕事を受け継ぎ、1827年、ようやっとこの時計は完成しました。こうして完成したのがブレゲNo.160「マリー・アントワネット」です。金色の懐中時計であります。 この時計はクリスタル製の透明な文字盤がはめこまれていて、内部機構を見て楽しめるようになっており、その内部機構にはブレゲの開発した最新鋭の技術が惜しみなく投じられていました。この時計、1983年にイスラエルの美術館から盗まれ行方不明となっていたのですが、2007年11月、約25年ぶりに発見されたことでまたまた有名になったのです。
2008年のバーゼル・フェアで、ブレゲ本人や美術館が保管していたデッサンと技術的な情報を元に、レプリカ(No.1160)が製作され、出展されました。出展されたレプリカは一点のみで、金はいくらでも出すから作ってくれというオファーがたくさんあったにもかかわらず、ブレゲ社は他のレプリカを作って販売する予定はない旨を発表しました。
【フレデリックコンスタン】FREDERIQUE CONSTANT
【ブローバ】Blova
1875年のニューヨーク(つまり123年前!)。ジョセフ・ブローバによって宝石店が開かれた。これが、ブローバの歴史の始まりだ。懐中時計から宝飾腕時計、続いて業界初の女性用腕時計の製造を手がけ、1950年代には時計の歴史に一石を投じる画期的製品、音叉時計アキュトロンを開発した。音叉の振動で時を刻むこの電気時計は、一日の誤差が2秒以内という・当時としては信じられないほどの精度を誇り、世界中が驚いたものである。
残念ながら同社のホームページは無いが、商品群の一部なら
社団法人 日本時計輸入協会のホームページで見ることができる。
《分解掃除》maintenance
2〜4年に1回行う必要があるメンテナンスのこと。錆から守り、精度を保ち、長持ちさせるために行うもの。修理ではない。機械式時計だけでなくクォーツでも必要である。分解掃除をしなかった場合、狂いが大きくなり、音が大きくなり、天芯などのパーツが錆び、最悪の場合止まってしまう。なお、費用は5千円〜数万円。一般的には、買った値段が高いほど、古くなるほど、多機能な時計(クロノなど)ほど高くなる。
[分解掃除の手順概要]
機能確認後、裏蓋を開けてムーブメントを取り出す
↓
針と文字盤を取り外した後、ムーブメントを分解する
↓
ムーブメントを磨き洗浄する
↓
元に戻すべく組立る
↓
注油し、その後狂いを調整する
↓
針と文字盤を取りつけてから裏蓋を閉める
《ベゼル》bezel
文字盤を取り巻く部分をいう。「ダイヤモンド・ベゼル」とか「24-hour rotatable graduated bezel 」などという使い方をする。
【ベダ&カンパニー】Bedat & Co
半世紀に渡ってスイス時計業界で活躍してきたシモーヌ・ベダ氏。その息子で幼い時から時計師となるべく専門教育を受けてきたクリスチャン・ベダ氏。このベダ母子によって1996年にジュネーブに創設されたのがベダ&カンパニーである。高い品質と、その品質から見ると驚くほど低い価格設定にこだわっている。
同社の純度検証刻印である「8」のようなマークは、ベダのBを二つ貼りあわせたデザインであり、その一方で砂時計をかたどっているようにも見える。高級感ある時計がリーズナブルな価格で手に入る魅力的なブランドである。
《ペラトン》
ペラトン式と呼ばれる自動巻の巻上げ機構は1950年代にIWCのアルバート・ペラトン氏によって開発された。Cal.85がその最初のムーブメントである。その後は85XXというCal.ナンバーを基本に派生機械がリリースされていく。70年代のクオーツショックを境にIWCの自社製キャリバーは影を潜め、80〜90年代にかけてはジャガールクルトやETAから自動巻機械の供給を受けた。しかし2000年のバーゼルフェアにおいて約30年ぶりに自社製自動巻ムーブメントのCal.5000を発表、ペラトン式が復活した。現行モデルではポルトギーゼなどに搭載されている。

ローターと連動した中央のカム(図4番)が、アーム先端の2つのビル・ローラー(図では2番と3番)のどちらかを押すことによって、図5番または図6番のアーム先端が歯車を引っ掛けて(引いて)回転させ、主ゼンマイを巻き上げる仕掛け。セイコー独自の巻上げ方式であるマジックレバーと発想は同じである。ご参照されたい。なお、オリエントがよく似たものを一部の自動巻きに搭載しているが、同社はセイコーのマジックレバーを使っているのでその亜流と解釈した方が良いかもしれない。また、ミシェル・パルミジャーニ設計によるショパールのL.U.C自動巻は、ペラトンを改良して採用している
【ベル アンド ロス】BELL & ROSS
1991年フランスにおいて、Bell&Rossという新しい時計会社が設立され、瞬く間に世界のトップブランドのひとつになった。Bell&Ross社のネーミングの由来は、アーティスティック部門の責任者ブルーノ・べラミッシュ と、ビジネスとして成立させる為に会社を動かしているカルロス・ロシロふたりの創設者の名前 から名づけられている。
テクノロジーが発達するにつれ時計業界ではエレクトロニクス技術を駆使して、望む機能を次つぎと実現させてきた。素材面でもスタイリッシュな時計を作ろうと思えばいくらでも自由に作れる時代だ。しかし、それを突き進めた先にあったのは均一化であり、工業製品のように時計から個性を奪う原因になった。その一方で伝統に重きを置く姿勢を守ることで、時計業界は新しい参入者を暗黙のうちに拒み続けてきた。ブランドは一朝一夕に確立させられはしないというボーズをとることで、ブランド名は信仰にさえなってきた。そこにベル&ロスが風穴を開けてみせた。誕生と同時にスターダムに駈け上ることなど99%実現不可能だと信じられてきた常識を破ってみせた。しかもクラシックなスタイルでやってのけたのだ。まだまだ腕時計にはやり残した分野があるとベル&ロスが証明してみせたのだ。「視認性と機能性をつきつめてデザインしたらこの形になった」 と、ブルーノ・べラミッシユはいともあっさりと語るだけである。
HPから請求できる
【ペルレ】Perrelet
1770年、自動巻時計を発明、その後もいくつもの発明を重ねるとともに、フランス産業見本市などで数々のゴールドメダルを受賞している。その2世紀以上にも渡り継承されてきた伝統に、現代の最先端テクノロジーを融合させて生まれた「ダブルローター自動巻時計」をメインアイテムとし、全ての製品に自動巻ムーブメントが搭載されている。ダブルローター自動巻時計は、文字盤上に美しく造形されたローターが揺れ動き、機能面だけでなく装飾面にもその技術が発揮されている。
残念ながら同社のホームページは無いが、商品群の一部なら
社団法人 日本時計輸入協会のホームページで見ることができる。
「ダブルローター」ってどんなもの?文章では分かりづらいが見れば一瞬で納得のスタイルである。ハガキ1枚でカタログをGETしよう。
宛先:〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-1 神田中央ビル9F
ユーロパッション株式会社 ペルレ・UK係
[宝石広場]
ROLEX・PATEK・CARTIER・BVLGARI・TUDOR・OMEGA等の新品・USED・アンティークを取り扱うSHOP。通販用のカタログを楽しもう。
宛先:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町28番3号 A2ビル FAX:03(5458)4345
注意:雑誌名を記入のこと(時計ビギンとかのこと)
【ボーグリ】Beogli
スイスのオルゴール付時計のメーカー。オルゴ−ルの付いたウォッチは18世紀の終わりに好んで作られたが、フランソワ・ボーグリによって再度日の目をみることとなった。曲によって種類が分かれる。
《防水機能》Water Resistant(or Water Proof)
防水能力には多段階あるが、概ね次の4種類に分類できる。
●非防水 = 防水機能なし。直接水に触れさせてはいけない。汗っかきの人は夏は身に着けない方がいい。
●日常生活防水= 3〜10気圧防水のこと。Water Resistantとだけの表記はこのレベル。日常の汗や水滴がつく程度なら大丈夫という防水機能。水泳や潜水はできない。
●BAR表記防水=「3〜20BAR」などという表記があるもの。水仕事やカーウォッシュ、園芸、炊事が可能。10BARなら軽い水泳程度のスポーツも可能。20BARなら酸素ボンベを使用しない素潜りにも適応。ちなみに「BAR」とは気圧の意。同じ意味だが「ATM」表記の場合もある。
●mまたはft表記防水=「200m防水」などと表記されたもの。その深さまでの水中で使うことができる。スキューバダイビングに使用可。
なお、上記は便宜的な(感覚的な)分類であり、正式にJISで決められた分類は次のとおり。
(1) JIS・1種潜水時計(空気(Scuba)飽和潜水防水)
(2) JIS・2種潜水時計(飽和潜水防水)
(3) JIS・1種防水時計(日常生活用防水)
(4) JIS・2種防水時計(日常生活用強化防水)
仕様としては、JIS1種潜水が200m、JIS2種潜水が100/300/600/1,000m、JIS1種防水が3気圧、JIS2種防水が5/10/20気圧という、防水基準仕様になっている。この「潜水時計」と「防水時計」の違いについては、例えばセイコーでは
潜水時計は防水機能を「メートル表示(m)」、防水時計は「気圧表示(BAR)」という形で、はっきり分けている。本来「ダイバーズ」と呼ぶべき時計は、もちろん前者(潜水時計)の方であるが、日常混在した使い方をされている。スイス製では「****ft=***m」の表示が文字盤にある時計なら、JISの「潜水時計」と同等と考えられる。
注意すべきは、「200m防水と20気圧防水は同じ防水能力ではない」ことである。水中は10m潜る毎に1気圧分の水圧がかかるので、潜水時計の200m防水と防水時計の20気圧防水は、一見同じ防水機能を持っているように思えるのだが、実際の防水機能は、圧倒的に「潜水時計」の方が上である。「防水時計」の防水表示は、「表示相当の圧力(水圧)に耐えられるよう作った」という、目安の意味である。だから「防水時計の20気圧防水」と言っても、実際に水深200m下での動作はほとんど不可能で、メーカーも動作保証はしていない。対して「潜水時計」は「表示深度までの潜水に耐える」という意味なので、実際に200mなら水深200mでの動作をメーカーが保証する。ちなみに、セイコーの場合、水中移動時の水圧増大にも対処するため、潜水時計は表示メートルでの水圧の1.25倍の水圧に耐える(200m防水表示なら25BARの水圧に耐える)ように作られているそうだ。スイス製でも、オメガのシーマスター・プロダイバーズ300mは、「水深300m下でのリューズ・プッシュボタンの操作を保証」だから、表示以上にそのスペックは高い。
防水機能は、基本的には「しっかり閉める」ことによって実現されているが、なかにはSinn社のように中にオイルを充填して水圧に耐えられるようにしたものもある。ロマンを感じさせてくれるという意味で他のどんな時計よりも男の道具であるかもしれない。
《防水皮ベルト》Waterproof leather bracelet
防水加工を謳った皮ベルトがあるが過信してはいけない。革ベルトの防水加工法は、1)製品ができてからエアースプレーを使って防水剤を吹きかける=簡単にできるが効果も薄い、2)製品ができてから防水剤に丸ごと漬け、十分浸透させてから乾燥させる、3)原皮の状態のときに防水剤を染み込ませておいた革と防水芯材を使う、の3種類がある。2)と3)の方法はコストも掛かる分効果も長持ちするが、それでも、半年くらいしかもたない。また、肌の弱い人はかぶれの原因になることもある。ダイバーズウォッチによく使われるサメ革なら(水中にいる生物の皮だから)防水性があるだろうという質問を時々いただくが、サメ革自体には他の革(牛やトカゲなど)と同じく防水機能は全くない。防水加工してあるだけである。いずれにしても革ベルトには防水性を期待しないほうが無難だ。
【ボヴェ】BOVET
'97のバーゼルフェアで復活した老舗ブランドで、元々は1822年に時計職人であったエドアール・ボヴェがフルリエ村で興したもの。当時中国王室にまで愛用された超高級時計であったが、復活した製品も懐中時計のイメージを残した18Kケース入りの数百万円以上の腕時計。確かに物凄く高級感がある。
【ボトム】votum
abアートを前身にもち、ブルー・アンドリュー氏を社長に抱くスイスの時計メーカー。ブルーダイアルで有名あるが、実はこのブルーダイアル、日本限定発売なのである。
【ボーム アンド メルシエ】Baume & Mercier
ここのところハンプトンシリーズが人気のスイス時計。クロノグラフのデザインが一押しなんですけどどうですか?
【ポール・スミス】Paul Smith
シチズンが作るファッションブランド時計
【ポールピコ】Paul Picot
ポール ピコ社は1976年に創業し、現在ジュラ山脈の麓ル・ヌワルモンに本社を構える高級時計メーカー。