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要約+請求の範囲: 電磁 クラッチ 、
出願人:富士重工
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特許【特開平05-209545】から以下の内容を紹介
電磁クラッチとCVT式の駆動制御概要
電子式変速制御概要
機械式変速制御概要
電磁クラッチ制御概要
(と慣性走行からアクセルONでの
クラッチ接続時ショック軽減方法<本特許>)
特許【特開平07-310571】から以下の内容を紹介
電磁クラッチ制御モード
励磁電流と伝達トルク関係
【書誌】
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開平5−209545
(43)【公開日】平成5年(1993)8月20日
(54)【発明の名称】車両用エンジンの制御装置
(51)【国際特許分類第5版】
F02D 29/00 G 9248-3G
B60K 41/02 8920-3D
F02P 5/15 F 9150-3G
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願平4−297840
(22)【出願日】平成4年(1992)10月9日
(31)【優先権主張番号】特願平3−292346
(32)【優先日】平3(1991)10月11日
(33)【優先権主張国】日本(JP)
(71)【出願人】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】富士重工業株式会社
【住所又は居所】東京都新宿区西新宿一丁目7番2号
(72)【発明者】
【氏名】岡安 真木
【住所又は居所】東京都新宿区西新宿一丁目7番2号
富士重工業株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】田中 浩
【住所又は居所】東京都新宿区西新宿一丁目7番2号
富士重工業株式会社内
(74)【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】小橋 信淳 (外1名)
図2 変速制御ユニット式(変速電子制御式)はi−CVTと呼ばれる物と思われる。

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図2において、
例えば電磁式の自動クラッチに無段変速機を組合わせた駆動系について説明すると、
エンジン1のクランク軸2が電磁クラッチ3のドライブメンバ4に連結する。
電磁クラッチ3は、ドライブメンバ4に電磁コイル5を有するドリブンメンバ6が対向配置し、
この電磁コイル5にスプリング7を介して電流を供給するクラッチコントロールユニット40等が連結して構成される。
【0011】
上記電磁クラッチ3のドリブンメンバ6は、
前後進切換装置9を介して無段変速機10のプライマリ軸11に連結し、
このプライマリ軸11のプライマリプーリ12とセカンダリ軸13のセカンダリプーリ14とにベルト15が巻装される。
セカンダリ軸13は、リダクションギヤ16を介してディファレンシャル装置17に連結し、
ディファレンシャル装置17から車軸18を介して左右の車輪19に伝動構成される。
【0012】
無段変速機10は、制御ユニット27からのライン圧信号と変速信号が入力する油圧制御回路28を有し、
この油圧制御回路28で各制御弁により所定のライン圧Psとプライマリ圧Ppを生じる。
そして、ライン圧Psを油路28aにより常にセカンダリプーリ14のシリンダ14aに供給して伝達トルクに応じたプーリ押付力を付与する。
また、走行条件によってプライマリ圧Ppを油路28bによりプライマリプーリ12のシリンダ12aに作用し、
ベルト15の巻付け径の比を変えて自動的に無段変速するように構成される。
【0013】
制御系について説明すると、
セレクトレバー側のシフト位置センサ20、
エンジン回転数センサ22、
スロットル開度センサ23、
プライマリプーリ回転数センサ24、
セカンダリプーリ回転数センサ25を有する。
そして、これらの各信号が制御ユニット27に入力し、
制御ユニット27からの変速信号とライン圧信号が油圧制御回路28に出力し、無段変速機10を変速制御する。
また、クラッチコントロールユニット40が出力して、電磁クラッチ3を接断制御するようになっている。
【0014】図1において、電子制御系について説明する。
先ず、無段変速制御系について説明すると、
変速制御部30とライン圧制御部31とを有する変速制御部30は、
実変速比算出部32でセンサ24のプライマリプーリ回転数Npとセンサ25のセカンダリプーリ回転数Nsにより実変速比iを算出する。
また目標変速比算出部33では、
目標プライマリプーリ回転数Npdが予め設定されてこれとセカンダリプーリ回転数Nsにより目標変速比isを算出し、
更にエンジンブレーキ用Dsレンジの場合は,目標変速比isを所定の変速比より低速段側に制限して定める。
そして変速速度算出部34では、これらの実変速比i、目標変速比isの偏差等により変速速度di/dtを求め、
これに応じた変速信号を変速制御弁35に出力して実変速比iを目標変速比isに追従制御する。
【0015】
ライン圧制御部31は、
センサ23のスロットル開度センサ22のエンジン回転数NeによりエンジントルクTを求め、
これと実変速比iにより目標ライン圧Psdを設定する。
そしてこの目標ライン圧Psdに応じたライン圧信号をライン圧制御弁36に出力して、
伝達トルクに応じライン圧制御するように構成される。
図1

【0016】
次いで、クラッチ制御系について説明すると、
シフト位置センサ20、
アクセルスイッチ21の信号、
セカンダリプーリ回転数Nsによる車速信号が入力するクラッチコントロールユニット40を有する。
このクラッチコントロールユニット40は、
クラッチ断判定部41、
半クラッチ判定部42、
クラッチ電流設定部43を有して、
ドライバのセレクト、アクセル操作と走行条件によりクラッチ切断、半クラッチ及びクラッチ接続をそれぞれ判断して、
電磁コイル5にクラッチ電流設定部43からの信号によりクラッチ電流を供給し、電磁クラッチ3を接断制御する。
【0017】
ここでクラッチ電流設定部43は、
停車及びアクセル開放の惰行時に設定車速V1以下になるとクラッチを切断し、
設定車速V2以上でクラッチを接続する。
クラッチ断判定部41は、停車及びアクセル開放の惰行時に設定車速V1以下になるとクラッチ切断と判定し、
設定車速V2以上ではクラッチ接続と判定する。
また半クラッチ判定部42は、滑らかにクラッチ係合するため半クラッチ状態を判定するように構成される。
【0018】そこで、上記無段変速機制御系とクラッチ制御系において、
惰行走行から再加速する際のショック低減制御について説明する。
先ず、
セカンダリプーリ回転数Nsの車速信号と
シフト位置センサ20、
アクセルスイッチ21の信号が入力するクラッチ断判定部41を有し、
設定車速V1 以下でアクセルスイッチのON信号が入力する場合に、
クラッチ断判定部41からの信号で惰行時再加速を検出する。
【0019】また、
変化速度算出部48では、スロットル開度θの変化速度dθ/dtを算出し、このスロットル変化速度dθ/dtと、
半クラッチ判定部42に入力するスロットル開度θ、
セカンダリプーリ回転数Nsにより判定された信号が惰行時再加速検出部47に入力し、
その出力信号がエンジントルク減少指示部49に入力する。
エンジントルク減少指示部49は惰行時再加速信号が入力すると、エンジントルクを低減するものとして、
例えば図4のように点火時期の遅角量Rを設定する。
即ち、遅角量Rを図3のように最初に大きく定めて時間の経過に応じて減少するように設定し、
図4のようにこの遅角量Rをスロットル開度θ等の要素で可変する。
そして、この遅角信号をエンジン1の点火時期制御手段50に出力するように構成される。
【0020】次に、
この実施例の作用について説明する。
先ず、Dレンジをセレクトしてアクセルを踏込むと、クラッチコントロールユニット40において
クラッチ切断から半クラッチ判断され、クラッチ電流設定部43により電磁クラッチ3が順次係合して半クラッチ状態になる。
そして設定車速V2になると、クラッチ接続判断されて電磁クラッチ3が完全に係合した状態に保持される。
一方、アクセル開放の減速時に設定車速V1以下に低下すると、
クラッチ切断判断されて電磁クラッチ3は切断してエンストが防止される。
こうして、電磁クラッチ3はドライバの操作や走行条件により自動的に切断または接続する。
【0021】また、
上述のように電磁クラッチ3が接続すると、エンジン動力が無段変速機10に入力し、
この無段変速機10による変速動力が車輪19の側に伝達して車両走行する。
このとき、無段変速機制御系のライン圧制御部31からのライン圧信号がライン圧制御弁36に出力して、ライン圧制御される。
また、変速制御部30ではDレンジであることから、目標変速比isが変速全域に設定される。
即ち、停車及び発進時には目標変速比isが最大変速比の低速段に設定され、
車速と共にプライマリプーリ回転数Npが上昇すると、目標変速比isが順次高速段側に設定されるようになる。
そしてこの目標変速比isと実変速比iによる変速速度の変速信号が変速制御弁35に出力することで、
プライマリ圧Ppが零の状態から増大してプライマリプーリ12に作用する。
そこで、ベルト15は順次プライマリプーリ12の側に移行して、自動的に最小変速比の高速段にアップシフト制御される。
また、走行中にアクセル開度が増大したり、減速時に車速低下すると、
目標変速比isが低速段側に設定されるようになり、こうして自動的にダウンシフト制御される。
【0022】
上述の変速制御による車両走行においてアクセル開放で減速する場合は、
最低変速ラインの所定の車速以下になると、無段変速機10が順次ダウンシフト制御されて低速段側に戻るようになる。
そして設定車速V1以下になると、
クラッチコントロールユニット40のクラッチ電流設定部43により電磁クラッチ3が自動的に切断して惰行走行になる。
そこでこの走行条件において図5のフローチャートが実行され、
ステップS1からステップS2を介してステップS3に進み、再加速の有無がチェックされ、
再加速の無い場合はそのまま終了して車両停車に至る。
【0023】
一方、アクセル踏込みにより再加速すると、
ステップS3からステップS4に進んでスロットル開度θ、スロットル変化速度dθ/dt、車速Nsを読込む。
そして、ステップS5でこれらのスロットル開度θ等の要素により遅角量Rを設定し、
ステップS6に進んでこの遅角量Rによりエンジン1の点火時期を遅角補正する。
また、このような惰行時再加速では、
クラッチコントロールユニット40のクラッチ電流設定部43で通常の発進時と同様に電磁クラッチ3が係合動作して
半クラッチ状態になり、エンジン動力が再び伝達される。
【0024】ところで、こ
の場合のエンジン1は上述のように点火時期が遅角補正されることで、
図6の実線のようにエンジントルク、エンジン回転数の立上がりが緩やかになり、
これに伴いクラッチトルクも実質的に緩やかに増大する。
そこで電磁クラッチ3が半クラッチから接続制御される過程では、
エンジンの吹き上がりが無く、少ない滑りで早期に係合し、
エンジン動力を無段変速機10以降の駆動系に徐々に入力して起振力を減少する。
このため、慣性マスの大きい駆動系では、
車輪駆動から回転変動の少ない状態で逆のエンジン駆動にスムースに移行し、
図5の実線のように車体ショックを低減するようになる。
この場合に、再加速時のスロットル開度θ等の大きさに応じて遅角補正されると共にエンジントルクを減少するので、
常にエンジン動力が滑らかに伝達される。
また、電磁クラッチ3の半クラッチ及び接続制御の進行に伴い、
遅角補正が減じてエンジントルクは円滑にスロットル開度θに応じたものに復帰する。
図7 通常ECVTと呼ばれる物と思われる。

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【0025】
図7において、本発明の他の実施例として、無段変速機に機械式無段変速機を用いた場合について説明する。
この実施例の油圧制御回路60では、
プライマリプーリ12にそのプーリ回転数に応じたピトー圧Ptを生じるピトー圧センサ61が設けられ、
変速比iを検出するセンサシュー62が設けられている。
またオイルポンプ63の吐出側のライン圧油路64がライン圧調整弁65に連通して所定のライン圧Psに調圧され、
このライン圧油路64がセカンダリプーリ14のシリンダ14aに常にライン圧Psを供給するように連通する。
ライン圧油路54は変速比制御弁66に連通し、ライン圧のオイルを流量制御して所定のプライマリ圧Ppを生じ、
このプライマリ圧Ppをプライマリ圧油路67によりプライマリプーリ12のシリンダ12aに供給するように連通する。
【0026】
更に、ライン圧調整弁65のドレン側の油路68は潤滑弁69に連通して一定の潤滑圧に設定され、
この潤滑圧の油路68がセレクト位置検出弁70と、セレクト位置に応じて作動するアクチュエータ71に連通する。
またライン圧油路64にはライン圧切換ソレノイド弁72が設けられ、
このソレノイド弁72が油路73によりライン圧調整弁65の低圧側に連通して構成される。
【0027】
ライン圧調整弁65は、
ピトー圧Ptとセンサシュー62の変速比iに対応したスプリング力が対向して作用し、
両者がバランスするようにライン圧Psを制御する。
ライン圧切換ソレノイド弁72は、ライン圧レベルを更に高低2段に切換制御して、
各走行条件での伝達トルクに見合ったプーリ押付け力を生じる。
そこで
アクセルスイッチ21、
シフト位置センサ20、
エンジン回転数センサ22、
スロットル開度センサ23、
車速に対応したセカンダリプーリ回転数センサ25の信号
が入力する制御ユニット27は、
ライン圧切換制御部74を有してDレンジの低中負荷運転、Dレンジの高負荷とDsレンジの運転を判断する。
そして低中負荷時には、ライン圧切換ソレノイド弁72を通電してライン圧をライン圧調整弁65の低圧側に作用し、
ライン圧レベルを全体的に低くしてプーリ押付け力の過多を防止する。
また高負荷時等では、ライン圧切換ソレノイド弁72を非通電してライン圧をカットし、
ライン圧レベルを全体的に高くしてベルトスリップを防止する。
【0028】
変速比制御弁66は、
ピトー圧Ptと、アクセルペダル55からのケーブル56により回転するシフトカム66aのスプリング66bの力とが対向して作用し、
両者の関係で流量制御してプライマリ圧Ppを生じる。
ここでスプリング66bの途中にはセンサシュー62と連結するモジュレータ機構66cが、
変速比iに応じてスプリング力を変化するように設けられ、低速段ではスプリング力を減じてエンジン回転数を低下し、
高速段へのアップシフトに応じてスプリング力を増してエンジン回転数を順次上昇するように補正する。
【0029】
セレクト位置検出装置70は、
セレクトレバー57の操作によりD,N,Rのレンジでは潤滑圧を用いて作動圧を生じ、
P,Dsのレンジではドレンする。
そして特にDsレンジの場合にアクチュエータ71を作動して、
変速比制御弁76のスプリング力を強制的に増大し、変速比iを低速段側に制限してエンジンブレーキ作用する。
【0030】
そこでこの実施例では、走行時のセレクト操作、走行条件等によりライン圧調整弁65、変速比制御弁66、ライン圧切換ソレノイド弁72等が作動し、無段変速機10のプーリ押付け力、変速比iを機械的に制御して無段変速制御される。
そしてこの機械的無段変速機の場合も、電磁クラッチ3の切断による惰行の際に再加速されると、
エンジントルクを減少するように制御され、車体ショックが有効に低減されるようになる。
特開平07-310571
図5

【0039】次に、電子式制御ユニット19による電磁式クラッチ5の制御について説明する。図5は、電磁式クラッチ5の制御モード分類をまとめて示した図であって、図示するように、エンジン回転数、レンジスイッチ、アクセルペダルが開放状態か踏込み状態か、そして車速によって、5種類の制御モードの中から該当するモードが選択される。なお、各モード間の移動の際に過渡モードが存在してショックの軽減等を図っている。
【0040】ここで各モードについて説明する。逆励磁モード60では、励磁コイル24に通常とは逆向きの電流を流し、クラッチトルクを極小値とする。これは、電流−トルク特性のヒステリシスを考慮したもので、逆向きの電流を流すことによって残留磁気を取り除いている。零モード61では、励磁電流を零とする。つまり通常のクラッチオフに相当するモードである。
【0041】またアクセルペダル13の開放状態で停止を含む極低速域では、ドラッグモード62となるが、このドラッグモード62では、ドラッグ電流が励磁コイル24に流れて、微少なドラッグトルクを生じ、無段変速機3におけるギヤのガタ詰め、ベルト部分の静摩擦トルクを低減させ、スムーズな発進を可能としている。また、このドラッグ電流は、車速が高くなるほど減少し、エンジン回転数が正常アイドル回転数以下に低下した場合にも、ドラッグ電流を減らす方向に補正される。直結モード63は、通常のクラッチオンに相当するモードであり、所定の励磁電流を励磁コイルに与え、クラッチの係合がロックアップされる。また、直結電流は、アクセル踏込み時よりアクセル開放時の方が低く設定され、アクセル開放時の直結電流は、エンジンブレーキが働く限界近くのクラッチトルクとなるよう直結電流を設定している。
【0042】また、発進モード64では、発進時に要求される伝達トルクに見合うように所定の演算式に基づいて励磁電流を制御する。
図4

図4(a)に示すように電磁式クラッチ5のトルク伝達力は、励磁コイル24の励磁電流にほぼ比例し、しかも図4(b)に示すように、励磁電流を一定に維持すれば、ドライブメンバ23とドリブンメンバ25とがスリップしても、回転速度の差(スリップ回転速度)に関係なく、トルク伝達力は一定となる。このように、電磁式クラッチ5のトルク伝達力は、励磁コイル24の励磁電流によって一義的に決まるようになっている。

以上 図、文面は
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