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川辺 美和(TOSS福岡・福岡女教師ネットサークル「翔び梅」)
子どもの言葉が増え始める2歳は、第1次反抗期の始まりである。
だだをこねて反抗する子どもに、ついイライラしてしまう。
そんなとき、できれば子どもの機嫌をそこねずにやりすごす方法である。
子どもは、忙しいときに限ってだだをこねる。
「だめ」というと、なおさら反抗する。
できれば子どもの機嫌を損ねずに対応したい。
そんなときに、ちょっとした言葉かけできりぬけられる。
1.子どもの言葉をそのまま繰り返す。
「〜したくない」には、子どもの言葉をそのままくり返してみせる。
それだけで、子どものご機嫌が治ったり、ごまかせることがある。
「靴、はきたくない!」 → ×「はかないとだめでしょ。」
○「靴、はきたくないのね。そお、はきたくないのね。」
(と言いながら履かせる。)
「ご飯食べない!」 → ×「食べないとだめでしょ。」
○「ご飯食べたくないのね。そお、食べたくないのね。」
(と言いながら食べさせる。)
「保育園行きたくない!」 → ×「行かないとだめでしょ。」
○「保育園、行きたくないのね。○○ちゃんは行きたくないのね。」
(と言いながら連れていく。)
2.肯定文の言葉かけをする。
「〜したい」に対しては、子どもの発言を否定しない。
今はダメでも、「あとで」「明日」「いつか」と、先の話をして、肯定してみせる。
そして、話をどんどんそらしていく。
「テレビ、見たい!」 → ×「今はだめよ。」
○「ご飯食べたら見ましょうね。ご飯食べたら何見ようか。ビデオにしようか。…」
「電車のご本買って!」 → ×「今日はだめよ。」
○「来週来たときに買ってあげましょうね。○○ちゃんは、何の本が欲しいの?
電車の本?どんな電車が好きかな。…」
「遊びに行きたい!」 → ×「今日はだめよ。」
○「いつか遊びに行こうね。どこに行きたいかな。海かな、山かな?…」
3.子どもが楽しみにできることを、未来のご褒美にする(最終手段)。
「おうち帰りたくない!」 →×「帰らなきゃだめでしょ。言うこと聞きなさい。」
○「おうち帰ったらビデオみようかな。」
○「おうち帰ったらチョコレート食べようかな。」
人前などで、すぐに言うことを聞かせたいときに、この最終手段を使います。
この場合、「○○したら」、「明日は」など、ご褒美は未来のことにします。
2歳児はおうちに帰り着いた頃には、すっかり忘れていたりします。
一番大切なのは、難しいことですが、親が余裕を持って見守ることだと思います。
「今、自分の子どもは反抗期なんだ。成長したなあ。」と思うだけでも、気持ちに余裕ができます。
それでもイライラするときは、親が疲れているとき。
たっぷり睡眠時間を確保しましょう。