
| 東光禅寺の創建は建仁年間(1201〜1203)と伝えられる。 創建当時は鎌倉獅子ヶ谷(現大塔宮)にあり、薬師如来を本尊として医王山東光寺と称した。 開基は鎌倉幕府開幕の功臣畠山重忠公で、公安5年(1282年)、鎌倉臨済宗大本山建長寺第六世・同円覚寺第五世勅諡大興禅師(葦航道然)を請じて開山とした。 鎌倉での旧位置は大塔宮護良親王が幽閉された土牢のすぐ前にあリ、親王は東光禅寺書院で写経中に足利直義に害された、と伝える。 本尊の薬師如来像(横浜市指定有形文化財)は重忠公の念持仏とされ、脇士として日光菩薩、月光菩薩を従えた薬師三尊形をなし、十二神将を従者として伴っている。 更に、重忠公愛用の馬具(鐙・轡)(横浜市指定有形文化財)が伝わり、 またここ釜利谷付近には重忠公・重保公親子の供養塔などがあり、重忠公の自領があったか、一族の誰かが住していたと思われる。 この由緒ある禅寺にふさわしく、静かな山間の地にふさわしい趣をもって佇んでいる。 |
![]() |
リンク