帰敬式受式・蓮如上人御祥月法要 本山団体参拝のご報告
57名で上山、36名が受式

得法寺では、さる5月14日(日)に「帰敬式受式・蓮如上人御祥月法要 本山団体参拝」を実施。
今回の団体参拝は、得法寺門信徒会が主催、教化3団体(仏教壮年会・得法寺婦人会・あそか婦人クラブ)の協賛で、
教団の基幹運動スローガン「ともに いのち かがやく 世界へ」のもと、具体的な行動のひとつとして「帰敬式受式 本山
参拝」を企画。「全員聞法・全員伝道」を願いに、自らが教えを聞き、教えに生きる門信徒になるためには、まず自らが仏
弟子となることをが大切!「法名は生きている時に!」と啓発。
当日は、「蓮如上人御祥月法要」も勤修されることもあり、一般参拝の方も含めて申し込み者は60名に。
残念ながら、都合で3名の方が急遽参加できなくなったが、36名の方が帰敬式(おかみそり)を受けられ、仏さまの教えのも
とに、それぞれ新しく名前をいただいて、それぞれ新しいくらしをはじめることとなった。
心配された雨も上がり、絶好の参拝日和となった。
バス2台に分乗して、一路本山へ。




10時からの蓮如上人御祥月法要に参拝後、
総御堂前の白州で記念写真撮影。昼食は京都東急ホテルにて、御正忌報恩講と同じお弁当をいただいた。
阿弥陀さまのご尊前で、「み教えを大切にし、この人生を精いっぱい生き抜く」ことを誓い、
法名をいただく生涯ただ一度の大切な儀式である帰敬式には、当寺の36名を含め90名近い受式者となり、
本山職員も驚いていた。

帰敬式において全受式者を代表して戸賀町の藤野良治さん(得法寺門信徒会 委員)が
「帰敬文(門徒としての誓い)」を拝読された。

帰敬式の後、参拝会館2階「読経所」にて、法名拝受・ご法話聴聞。

さらに、本願寺では、平成17年〜平成20年頃までの間、御影堂の修復工事の為、
隣接する書院等の拝観を中止しているが、
今回特別に桃山文化の香る国宝の書院・飛雲閣を拝観させていただいた。

今回のご縁を機に、阿弥陀さまの限りない智慧と慈悲に育まれ、
生かされて生きる身の幸せを慶び、「お念仏」とともに歩んでまいりたいものです。
蓮如上人御祥月法要に参拝、帰敬式を受式して
戸賀町 藤野良治
今年、27回忌を勤める亡母に、生前「法名は生きているうちに戴くもの」と教えられながらも
日々の仕事や生活に忙しく追われ、いつしか頭の片隅に追いやられていました。
今回、「ご本山にお参りし、一緒に法名を戴きましょうか」との妻の誘いもあり、
「この歳になって法名をもらっていないのは、自分達だけかも」と思い、
風薫る晴天の5月14日、得法寺門信徒の皆様とともに帰敬式を受式し、法名を戴きました。
当日の午前、ご本山の総御堂にて『蓮如上人御祥月法要』に参拝しました。
私はご本山の本格的な法要にお参りするのは初めてであり、大きな感銘を受けました。
燦然たるご本尊、壮大な佛花、多数の僧侶による朗々たる読経、
笙(しょう)、篳篥(ひちりき)に代表される荘重(そうちょう)にして華麗なる雅楽に、
知らず識らずに引き込まれる思いでした。
また、ご法要準備の際、本山僧侶職員により御内陣仏具等の位置決めに細心の注意が払われ、
何回も見直しをされてお荘厳を整えておられたことも印象的で、
改めてお荘厳の大切さを知らされたことでした。
後日ご住職に承(うけたま)わったところ、
「お荘厳は、ご本尊・阿弥陀如来を美しくお飾りすること。
正しく、そして心を込めてお飾りすることにより、
如来さまのお心に触れさせていただくのですよ」
と教えていただきました。
午後からの『帰敬式』は、総御堂中央・結界内に場所を移して行われました。
生涯にただ1度の「おかみそり」。
尊前にて受式者84名(内得法寺門徒の方37名)全員が「三帰依文」をお唱えしたあと、
合掌して順番をお待ちするなか、私の頭に静かに三回おかみそりが当てられました。
私にとって、この時の感触と感動は一生忘れられるものではないでしょう。
当日の受式者全員の「おかみそり」儀式が終り、
次に米原市の林さんが84名の法名を一括拝受され、続いて全受式者を代表して、
私が帰敬文(ききょうもん)【仏さまに対する受式者の誓いの言葉】の朗読を行いました。
当初「このような大役を私如きが…」と固辞しましたが、
ご住職のお薦めもありお引受けいたしました。
お受けした以上、失敗は許されませんので、実は家で密かに何度もリハーサルを行い、
帰敬式前夜は、妻の前で朗読し、早さ・文節の間の取り方をチェックしてもらい本番に臨みました。
足の痺(しび)れも心配でしたが、本山の方から「帰敬文朗読。」の声があった時、
私の緊張はピークでした。この帰敬式に先立って、本山にてリハーサルを行い、
担当本山職員から細かいご指導を受けました。マイクも私の口の高さ、
向きに合わす周到な準備と心配りをしていただき、
お蔭様で私なりになんとか大役を勤めさせていただくことが出来たように思います。
ご住職をはじめご教示頂いた方々に、心よりお礼申し上げます。
私は、もとより凡人であります。
しかしこれからは、こうして折角ご法名を頂戴し、
仏さまのお弟子にさせて頂いたご法縁を活かすべく、
お念仏を人生の依りどころとし、名実ともに門徒としての自覚を新たに、
仕事・家庭・友人を大切にし、地域社会の活動にも出来る限り関わっていきたいと思います。
今はまだ“信仰”“信心”につきましても、難しいことは判りません。
この法名受式を機に、仏法を聴聞させていただき、
阿弥陀さまのみ教えに照らされ、
この人生は浄土に向けてお念仏一筋と愚直(ぐちょく)に歩んでいきたいと思います。
合 掌