Gibson ES−5N 1951

ギブソン社のエレクトリック・ギターへの取組は早く、戦前にはピックアップ付きのアーチトップ・アコースティック・ギターが発売されていました。
当時エレクトリック・ギターと言うとソリッドボディのラップスティールギターと、普通に抱えて弾く「スパニッシュ・スタイル」のアコースティックギターしかなく、ラップスティールギターと区別するためギブソンは「エレクトリック・スパニッシュ」ギターとして頭文字を取ってESシリーズと名付けました。
ES−5はESシリーズの最高機種として開発されました。「ESシリーズのL-5」という意味でES-5と名付けられました。誕生は1949年。

その時の仕様は

・メイプル+ウォルナット+メイプル+ウォルナット+メイプルの5プライ構造のネック
・エボニー指板 ・メイプル+マホガニー+メイプルの3プライ板によるボディ
・P−90ピックアップ3個搭載。それぞれにボリュームとトーンが着いている。


その後ピックアップを選択するスイッチが着き、名前をES−5スイッチマスターと改める。

ピックアップがハムバッキング・ピックアップに変わる。

音の特徴

メイプルを多用しているため、ブライトな音が特徴。一般にフルアコースティックはジャズ・ギターだと思われているため、甘くトローンとした音を想像しがちですが、ワイルドと言えるほどに倍音成分をたっぷり含んでいて、若き日のB.B.King等のブルーズプレーヤーに愛されました。

ES-5N 1951 について

写真のモデルはナチュラル・フィニッシュなのでES−5Nというのが正式な型名。1951年製。



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