SG Special

Gibson SG Special 1965

1960年代のSGスペシャルは、テールピースがブリッジも兼ねるコンビネーションブリッジか、そのコンビネーションブリッジをブリッジのみとして使い、板バネ式バイブローラで弦を止めるかの2種類でリリースされています。レス・ポールのようなチューン・オー・マチックとテールピースの組み合わせは、改造品か再生産となります。

バイブローラですが、使うと必ず(と言っていいほど)チューニングが狂うため、その多くは取り外されています。うちにあるのは最初からバイブローラが取り付けられていなかったもので、バイブローラをはずした穴がありません。

ょうが、弾きにくさと付き合うのもまたオールド楽器の楽しみの一部でして、まぁ病人と言われればその通りです。そのマイナス点を差し引いてもなお、現行モデルで味わえない何かのために、オールド楽器を手にするわけです。

 これは例えば日本で外車に乗ってる人なら分かっていただける感覚ではないでしょうか。目的地に移動するための手段としては日本車がコスト面含めて最高でしょうが、運転自体が目的のドライブはその車種独特のエンジン音、振動、サスペンションの感覚等が必須なようなものです。(分かった風に書いていますが、私は車に乗れません。でも車の模型は大好きです。)

改造なしにチューン・オー・マチックとテールピースの組み合わせを実現するパーツがあります。シャーラーから出ている456というブリッジ(http://www.schaller-guitarparts.de/1216.htm)です。(図)

楽器店に行くたびに探していたのですが、お目にかかったことがありません。そうしているうち入手できる通販サイトを見つけました。STEWMAC.COMという楽器パーツ通販サイトです。アメリカのサイトですが、利用方法は日本語でも書かれてあり、全然難しくありません。

レス・ポールやSGのジュニアやスペシャル、ファイアーバードといった限られたオールド楽器を所有していて、なおかつそれをちゃんと弾こうという人口が日本では少ないでしょうから、このパーツがどこの楽器店でも見られるということはまずないと思います。このページはそんな人のために作られました。

5日で到着したのでセットします。ルックスはゴテゴテしてしまいました。

変化した点は以下の通り。

ハイフレットでの鼻詰まりは若干解消しましたが、SGの限界か、レス・ポールのように伸びる高音とは行きませんでした。

弦の張りは柔らかくなって、ハイフレットでのチョーキングも簡単になりました。

ボディ側が重くなったので、ストラップで下げてもヘッドが下がらなくなりました。

アンプを通した音の変化は感じませんでした。

さらに翌週もう一度弾いてみると、ハイフレットが改善されていました。弾き込むと鳴りが変わる、ということが製造後36年も経つギターに起こるとは予想していませんでした。

ブリッジをバダスに替えてみました。


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