はこべ(繁縷)


ハコベは春の七草の一つで、お正月の七草粥に使われます。鳥の餌としてのイメージもありますが、日本人には古来から馴染み深い野草です。
1月初め、大寒の頃から、道端や空き地など、どこにでも元気に生育している、若草色のハコベが見られます。
一見すると10枚に見えるハコベの花弁は、一枚が深く切れ込んだ5弁花です。
上左:ミドリハコベ⇒雌しべは3裂、雄しべが多い
上右:コハコベ⇒雌しべは3裂、雄しべが少ない
下左:ウシハコベ⇒雌しべが5裂、葉は大きめ、脈が目立つ
下右:イヌコハコベ⇒花弁がない 
帰化植物のイヌコハコベは、さいきん都会地周辺に広がってきています。ハコベの花をみつけたら、是非ルーペで覗いてみてください。(都心でハコベの花が見られるのは3月頃)
中間型があって区別出来ない事もあり、全部をひっくるめて、一般には「ハコベ」と呼ばれています。       Feb.2005    

ミドリハコベ(雄しべが多い)ミドリハコベ(雄しべが多い) コハコベ(雄しべが少ない)コハコベ(雄しべが少ない) ウシハコベ(雌しべが5裂)ウシハコベ(雌しべが5裂) イヌコハコベ(花弁がない)イヌコハコベ(花弁がない)
 はこべのティータイムサンド 
Recipe(4人分)
<材料>サンドイッチ用食パン(12枚切り)、マーガリン適宜、マスタード適宜、
      きゅうり1本(半分に切って、薄くスライスし、塩少々をふりかけて、少しおく)
      薄切りハム2〜4枚、スライスチーズ2枚と焼き海苔1/2枚
      花の咲く前の柔らかいハコベ適量
<作り方>
1.サンドイッチ用食パンは2枚1組にしてマーガりンとマスタードを塗ります。
2.薄切りハムを挟んだものを2組、焼き海苔とスライスチーズを挟んだものを2組作り、塩をふっておいた、
 きゅうりの水気をよくふき取って、2組作ります。
3.各セットを6等分に切り分けて、お皿に美しく並べて、花の咲く前の、ごく柔らかいハコベを摘んで添えます。

※きゅうりに軽い塩をふって水気を拭き取ることで、パリパリした食感になります。
 具の少ない、軽いサンドイッチです。
 紅茶などと一緒に、午後のティーブレイクにいかがでしょうか。
 ハコベも一緒にお召し上がりください。 
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― Memo ―
都会のハコベは車の排気ガスやペットの排泄物などで汚れているので、摘んで食べることはできません。
すずめによって、種子が運ばれたのでしょうか、我が家のベランダの植木鉢の中に、いつの間にか生えたハコベを利用しました。
ここではハコベを使ってみましたが、セルフィーユ(=チャービル)を添えるのが、よいと思います。

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