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専門家会議が豊洲問題で対策案
2008年6月1日(日) 東京新聞
東京都中央卸売市場築地市場(中央区)の移転が予定される豊洲地区(江東区)の土壌汚染対策を検討する都の専門家会議(座長・平田健正和歌山大教授)は(五月)三十一日、予定地の地中深い場所に遮水壁を設置するなど、徹底した地下水管理を行った上で市場を建設する対策案を示した。地下水の流れにより有害物質が地中で拡散するのを防ぐ。最終提案は七月中にまとめる。
都が市場予定地内の約四千百カ所で行った汚染調査では、土壌でベンゼンが0・8%、シアン化合物が2・2%、地下水でベンゼンが13・6%、シアン化合物が23・4%の地点で基準を超え、汚染が広がっていた。
同会議は、地下二bまでの全土壌を入れ替え、より深い土壌の有害物質も環境基準以下に処理するよう提案。さらに、地下水管理の徹底が必要とした。
提案では、環境基準以下を目標に地下水を浄化し、市場敷地の周囲や建物周辺の地下を遮水壁で囲う。地下水の水面より上を砕石層でふさぎ、水位の上昇を防ぐ。観測井戸を設けて水位や水質の変化を監視し、大雨などで水位が上昇すれば地下水をくみ上げ、浄化処理して下水道に放流するなどの対策を、将来にわたって続ける。
対策を行っても、ベンゼンやシアン化合物がガスとなって地表のすき間から上昇する可能性は完全には否定できないが、ごく微量なので「健康リスク上、問題ない」と結論づけた。
【2008年6月1日】
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上記対策案について私が思うこと
中村 直人
微量とはいえ、ベンゼンとシアン化合物がガスとなって上昇する可能性がある以上、築地市場はその名声を損ないます。
また、「徹底した地下水管理を行った上で」の“徹底”というのが曲者です。
具体的な解決策がないと、この言葉はよく使われます。
私も営業をしていたころ、クレーム処理で、明確な解決法がないときによく使いました。「徹底的な手洗いを実施する」とか、「温度管理を徹底する」とか‥‥。
人間はそんなにいつも徹底していられるのでしょうか?
【2008年6月21日】
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