古いコインと思いで

大韓民国100,50、10ウオンコイン

私が初めて韓国へ行ったのは二十数年前だった。その後も何度か訪れたが、いずれも業務出張だったので殆ど首都ソウル周辺の旅行だった。しかし、ある時、幸運にもかねてから訪れてみたいと思っていた韓国の古都キョンジュ(慶州)で会議があり、3日ほど滞在する事が出来た。その時、時間の合間を使っていくつかの史跡に案内してもらった。韓国最大の寺、奈良の法隆寺もそれを模したとと言われている仏国寺、天馬塚や三稜、それにエミレの大きな鐘などが今も脳裏に浮かんでくる。懐かしく思い出だ。その時も多くの日本文化の源流が韓国にあるのを感じ、思いを深くした。また、仕事を通じて友人も多く出来、杯を酌み交わしながら親しく語り合う機会も多く持てた事は幸せだった。
韓国の通貨はウォンであるが、 空港に着き、僅かでもドルから交換するとびっくりする程の札束が渡され、どこへ入れて持ち運べばよいのか困った覚えがある。 korea100w.JPGkorea100wr.JPGkorea50w.JPGkorea50wr.JPG
korea10w.JPGkorea10wr.JPGさて、ここに載せたコインは、1979年の100ウォン、74年の50、70年の10ウォンコインである。
100ウォンコインは、70年から82年まで発行されたもので、表側は、豊臣秀吉の朝鮮出兵時、秀吉の水軍を破った朝鮮水軍の英雄李舜臣(イスンシン)の肖像、74年50ウォンコイン(72年から82年まで発行)は、稲の穂、70年10ウォンコイン(66年から70年までの発行)では仏国寺の多宝塔がそれぞれデザインされている。その他、表側には、ハングル文字で金額が刻まれている。他に4文字のハングル文字が100ウォンと10ウォンでは表側に、50ウォンでは裏側に書かれている。多分、韓国銀行と言う意味だろう。裏側は、金額と西暦の発行年が数字で描かれ、10ウォンコインでは英語でBank of Koreaの記載も見られる。
コインの材質は、100ウォンと50ウォンがキュプロニッケル。10ウォンがブラス(真鍮)製である。100ウォンコイン直径24ミリメーター、ギザあり、重量5.5グラム。50ウォンコイン直径21.5ミリメーター、ギザあり、重量4.2グラム。10ウォンコイン直径23ミリメーター、ギザあり、重量4.1グラム。

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